理論派保守part1

※ここで押さえた内容にステップ2以下で繰り返し立ち戻ることになります。

『正統の哲学 異端の思想―「人権」「平等」「民主」の禍毒 (単行本) 』(中川八洋:著)
西欧哲学の正統保守主義(真正自由主義)の系譜と、それに対立する邪悪な全体主義思想(自由を圧搾する偽りの思想)の系譜を峻別して分かり易く解説。
正統の思想・邪悪な異端の思想の各々の思想家と代表的著作の一覧表が大変参考になります。
<目次>
第1部 総論 真正自由主義離脱の代償 第一章:近代がうんだ「反・近代」―全体主義の源流フランス革命
第二章:「進歩」という狂信
第三章:真正自由主義―伝統主義、保守主義
第2部 各論 隷従の政治か、自由の政治か
第四章:「平等教」の教祖ルソー―全体主義と大量殺戮の起源
第五章:フランス革命―人類の「負の遺産」
第六章:「大衆」―全体主義の母胎
第七章:「人権」という狂信―全体主義への媚薬
第八章:迷信の「国民主権」、反・人民の「人民主権」
第九章:「進歩」の宗教、「進化」の神話
第十章:平等主義―自由抑圧の擬似宗教
終章:伝統・権威と自由の原理―保守する精神
文献リスト 「悪書」の過剰と「良書」の欠乏
『保守主義の哲学―知の巨星たちは何を語ったか (単行本)』(中川八洋:著)
ハイエクの思想を機軸に西欧哲学の正統保守主義(真正自由主義)の系譜と、それに対立する邪悪な全体主義思想の系譜を峻別して分かり易く解説。
エドマンド・バークを初めとする正統保守思想の概略をこの一冊でマスター可能。
後は本書で紹介されている興味の湧く各思想家の書に挑戦しましょう。
正統の憲法 バークの哲学  中川八洋著 中公叢書 (2002年)
米・英・仏・日(明治・昭和)の憲法をその来歴から「正統の憲法」と「異端の憲法(偽りの憲法)」に切り分けて論じた目から鱗の名著
<目次>
序: 正統の憲法、異端の憲法―祖先の叡智を保守する精神
第1章: 保守主義のアメリカ憲法―デモクラシーへの不信、人民への警戒
第2章: イギリス憲法の母胎―封建遺制と中世思想
第3章: フランス憲法、負の遺産―血に渇く神々を祀る宗教革命の教理
第4章: 「日本の知的遺産」明治憲法―自由と倫理が薫る英国型憲法
第5章: GHQ憲法のルーツ―スターリン憲法の汚染、ルソー主義の腐蝕
第6章: バーク保守主義の神髄―高貴なる自由、美しき道徳
あとがき: 「改革」の魔霊に憑かれた日本

※内容に関しては、
中川八洋『国民の憲法改正』抜粋
も参照のこと
国民の憲法改正―祖先の叡智日本の魂
第1部 正統の日本国憲法 中川草案
第2部 「国民の憲法」の絶対三条件―皇室、国防軍、家族 「世襲の共同体」日本の皇統―天皇への崇敬は悠久の日本の礎
美徳ある国民
名誉ある国家―道徳の主体としての国防軍 ほか
第3部 国家簒奪・大量殺戮の思想を排除する―根絶すべきフランス革命の教理 「国民主権」は暴政・革命に至る―「デモクラシーの制限と抑制」こそ憲法原理
「人権」という、テロルの教理―文明と人間を破壊した「フランス人権宣言」 ほか
第4部 亡国に至る三つの憲法改悪―一院制、首相公選、地方分権 参議院の再生―「法の支配」の番人
国の伝統と慣習の守護
中曽根「首相公選」論の正体―スターリン型独裁への中間段階 ほか

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2019年12月22日 15:23