理論派保守を目指そう!

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&include_cache(最速!理論派保守☆養成プログラム)
#center{護国活動並びに政治活動を行っていくうえで、保守思想に基づいた理論武装を目的として作成したページです。&br()本ページを活用して、左翼や売国奴が議論をしかけてきても面前で論破できる実力を身に着けましょう!} <目次> #contents ---- *■理論派保守を養成するための最速プログラム ---- 当ページでは、①&COLOR(CRIMSON){保守思想}、並びに、②関連する&COLOR(CRIMSON){政治思想全般(及び関連する経済思想・法思想)}、を一般の保守層の方々になるべく簡便に理解していただくことを目的に、 |BGCOLOR(khaki):(1)|BGCOLOR(khaki):&COLOR(CRIMSON){政治/経済/法学その他の理論/思想を概括的に把握するための工夫}として、&color(navy){&bold(){政治的スタンス5分類・8分類}}、及び&color(navy){&bold(){政治思想の諸概念・整理表}}を提示し、| |BGCOLOR(khaki):(2)|BGCOLOR(khaki):また、&COLOR(CRIMSON){西洋政治思想全般のガイドライン}として&color(navy){&bold(){中川八洋氏}}(筑波大学名誉教授)&color(navy){&bold(){の著作}}をまず紹介します。| |BGCOLOR(khaki):(3)|BGCOLOR(khaki):続けて、この中川氏の著作を杖としつつ、我々がマスターしておくべき&color(navy){&bold(){政治思想(及び関連する法思想等)の代表的著作}}を順次紹介し、| |BGCOLOR(khaki):(4)|BGCOLOR(khaki):最後に、様々なトピック毎の&color(navy){&bold(){各論へのリンク}}を提示します。| なお、そうした書籍の紹介よりも、&COLOR(CRIMSON){政治や経済・法学などの具体的なトピック}をまず一瞥したいという方は、&COLOR(CRIMSON){ページ末尾のリンク先一覧}へどうぞ。 **◆(1) 政治的スタンス5分類・8分類+円環図、政治思想の諸概念(整理表)の紹介 ---- △政治的スタンス5分類・8分類+円環図 &include_cache(政治的スタンス5分類・8分類+円環図) ⇒上図の詳しい説明は、[[政治の基礎知識]]、[[政治学の概念整理と、政治思想の対立軸]] 参照。 △政治思想の諸概念(整理表) &include_cache(政治思想・諸概念整理表) ⇒上表の詳しい説明は、[[■ステップ5■政治思想・政治理論 各論ページ>https://www65.atwiki.jp/kbt16s/pages/80.html#id_3bd992f9]]へ。 **◆(2) 中川八洋氏の著作を便法として使用する理由 ---- &include_cache(理論派保守step0) ※以下、ステップ毎の推薦図書&説明 ---- *■ステップ1■中川八洋氏の著作を読む→予めゴールの目星をつけておく ---- &include_cache(理論派保守step1) ---- *■ステップ2■政治思想の古典を読む→有益vs有害:4X3、プラス1 ---- ※ステップ1の中川氏の解説を手がかりに、西洋思想の古典に挑戦します。 **◇代表的な思想家(政治思想・法思想)と評価 |COLOR(WHITE):BGCOLOR(OLIVE):CENTER:№|COLOR(WHITE):BGCOLOR(OLIVE):CENTER:有益な思想家|COLOR(WHITE):BGCOLOR(OLIVE):CENTER:主著|COLOR(WHITE):BGCOLOR(OLIVE):CENTER:評価|COLOR(WHITE):BGCOLOR(OLIVE):CENTER:説明| |BGCOLOR(#CCCC99):1|BGCOLOR(#CCCC99):A.ハミルトン(1755?-1804、米)|『[[ザ・フェデラリスト>http://www.amazon.co.jp/dp/4003402413]]』(1788)(マジソン、ジェイと共著)|CENTER:COLOR(white):BGCOLOR(blue):有益度:S|アメリカ独立戦争でワシントンの副官として活躍。その後13邦に分立したままのアメリカを一つの連邦にまとめる合衆国憲法案の批准を訴える論説をJ.マジソン、J.ジェイと共にニューヨーク州の新聞に連載し合衆国発足に貢献。その論説集『ザ・フェデラリスト』は現在に至るまで合衆国憲法の最良のコンメンタール(注釈書)として揺ぎ無い地位を保ち続けている。| |BGCOLOR(#CCCC99):2|BGCOLOR(#CCCC99):E.バーク(1729-1797、英)|『[[フランス革命の省察>http://www.amazon.co.jp/dp/462204918X]]』(1790)|CENTER:COLOR(white):BGCOLOR(blue):有益度:S|当時英国領であったアイルランド出身のホイッグ党(自由党の前身)の有力下院議員。アメリカ独立戦争では植民地側に理があるとしてこれを支援したが、フランス革命が勃発すると逸早くその全体主義的・狂信的本質を見抜いて、これを糾弾する名著『フランス革命の省察』を著し英国のフランス革命反対の世論形成に大きく貢献した。| |BGCOLOR(#CCCC99):3|BGCOLOR(#CCCC99):F.A.ハイエク(1899-1992、オーストリア→英)|『[[隷従への道>http://www.amazon.co.jp/dp/4393621824]]』(1944)『[[自由の条件>http://www.amazon.co.jp/dp/4393621751]]』(1960)『[[法と立法と自由>http://www.amazon.co.jp/dp/4393621786]]』(1973-79)|CENTER:COLOR(white):BGCOLOR(blue):有益度:S|ノーベル経済学賞を受賞。しかし「隷従への道」執筆後は経済学に加えて法思想・政治思想の分野を総合した哲学者として晩年まで精力的に活躍。第二次世界大戦を挟んで膨張する一方の社会主義に警鐘を鳴らし、自由主義の価値を訴え続けた。1970年代末に始まる英国のサッチャー改革はハイエクの思想をバックボーンとして実行された。⇒[[リベラリズムと自由主義 ~ 自由の理論の二つの異なった系譜]]| |BGCOLOR(#CCCC99):4|BGCOLOR(#CCCC99):K.R.ポパー(1902-1994、オーストリア→英)|『[[開かれた社会とその敵>http://www.amazon.co.jp/dp/4624010531/]]』(1945)『[[歴史(法則)主義の貧困>http://www.amazon.co.jp/dp/4120004759/]]』(1957)|CENTER:COLOR(white):BGCOLOR(blue):有益度:S|ハイエクと共に、マルクス主義・全体主義の似非科学性を厳しく追及・糾弾し、相互批判に向けて開かれた自由な社会を擁護し続けた。なお上記の様にポパーの名著『The Poverty of Historicism』(歴史法則主義の貧困)は日本では左翼文化人の久野収によってワザと『歴史主義(historism)の貧困』と誤訳されている。| |COLOR(WHITE):BGCOLOR(OLIVE):CENTER:№|COLOR(WHITE):BGCOLOR(OLIVE):CENTER:有害な思想家|COLOR(WHITE):BGCOLOR(OLIVE):CENTER:主著|COLOR(WHITE):BGCOLOR(OLIVE):CENTER:評価|COLOR(WHITE):BGCOLOR(OLIVE):CENTER:説明| |BGCOLOR(#CCCC99):1|BGCOLOR(#CCCC99):T.ホッブズ(1588-1679、英)|『リヴァイアサン』(1651)|CENTER:COLOR(white):BGCOLOR(red):有害度:S|英国の清教徒革命(1640-60)期にスチュアート王朝もクロムウェルの共和制も双方とも擁護可能な御用理論として『リヴァイアサン』を著し、一旦社会契約を交わして国家を創立した後には、人民は国家に対する絶対的服従を要求される、とした。| |BGCOLOR(#CCCC99):2|BGCOLOR(#CCCC99):J-J.ルソー(1712-1778、スイス→仏)|『社会契約論』(1762)『人間不平等起源論』(1755)|CENTER:COLOR(white):BGCOLOR(red):有害度:S|社会契約を締結した人間は、その契約の結果形成される「一般意思」に完全に従属する(喜んで従う)、とする個人の自由意志を完全に滅失した集団主義的・全体主義的思想(Collectivism:集産主義と訳す)を唱えて、フランス革命やヘーゲル更にマルクスの思想に大きな影響を及ぼした。| |BGCOLOR(#CCCC99):3|BGCOLOR(#CCCC99):G.W.F.ヘーゲル(1770-1831、ドイツ)|『歴史哲学』(1840)、『法哲学』(1821)|CENTER:COLOR(white):BGCOLOR(red):有害度:S|ドイツ観念論の大成者。「歴史とは世界精神(世界を支配する絶対的な理性原理)の展開過程である」とする歴史法則主義を唱えて、マルクスの思想に多大な影響を与えた。| |BGCOLOR(#CCCC99):4|BGCOLOR(#CCCC99):K.H.マルクス(1818-1883、ドイツ)|『共産党宣言』(1848)、『資本論』(1867)|CENTER:COLOR(white):BGCOLOR(red):有害度:S|ヘーゲル左派から出発し、F.エンゲルスと出会って以降フランスなどで提唱されていた初期の社会主義(空想的社会主義)に接近。これに科学の装いを施し「共産主義社会の出現は歴史的必然である」とする科学的社会主義(マルクス主義)思想を打ち立て、さらにプロレタリア革命を実現するための実力行使を広く呼びかけた。⇒[[マルクス主義と天皇制ファシズム論]]| ※上記のように英語圏では常識である自由主義擁護の大思想家(ハミルトン・バーク・ハイエク・ポパー)の著作は、日本では殆ど紹介されず、学校でも全く教えられていない。 逆に下段の全体主義・共産主義を生み出した狂気の思想家達(ホッブズ・ルソー・ヘーゲル・マルクス)はまるで世界の偉人であるかのような大きな扱いを受けている。 **《1》自由を守る4人の有益な思想家と著作 ---- &include_cache(理論派保守step2-1) **《2》隷従への道を囁く3人の有害な思想家と著作 ---- &include_cache(理論派保守step2-2) **《3》有益だが見過ごせない問題点のある思想家と著作 ---- &include_cache(理論派保守step2-3) ---- *■ステップ3■理論派保守として乗り越えるべき壁→標準的な政治思想も押さえる ---- ※有益or有害の区別がついた所で、現実に日本で教えられている政治学・政治思想の内容を批判的に考察します。 **《1》現在の標準的な政治学の教科書を読む ---- &include_cache(理論派保守step3-1) **《2》西洋政治思想を毒するJ-J.ルソー対策として ---- &include_cache(理論派保守step3-2) **《3》日本の政治思想を毒する丸山眞男対策として ---- &include_cache(理論派保守step3-3) **《4》西洋思想の標準的知識を押さえる ---- &include_cache(理論派保守step3-4) ---- *■ステップ4■理論派保守の目標地点→憲法と法理論を押さえる ---- ※&color(green){&bold(){保守主義/自由主義の政治思想}}を&color(green){&bold(){左右の全体主義との違いを明確に認識しつつ押さえた後}}は、その応用編として、&color(green){&bold(){憲法論/法理論の理解へ}}と進みます。 **《1》法学基礎理論(基礎法学)をまず押さえる ---- &include_cache(理論派保守step4-1) **《2》次に様々なスタンスの憲法基本書を一瞥する ---- ※法学基礎理論を押さえた次は、&color(green){&bold(){保守主義の憲法論に入る前に、①芦部信喜(リベラル左派)、②佐藤幸治(中間派)、③阪本昌成(リベラル右派)といった日本の代表的な憲法論を一通り押さえて}}おきましょう。 &include_cache(理論派保守step4-2) **《3》最後に保守主義・自由主義の立場からの憲法構想を把握する ---- ※&color(green){&bold(){《1》法学基礎理論(基礎法学)をまず押さえる、というステップを踏まず}}にいきなりこの&color(green){&bold(){《3》へ進むと、自由主義と全体主義の違いが理解できず自覚のないまま「伝統」や「国体」を絶対視してしまう「右の全体主義」に陥る危険が高い}}ので注意しましょう。(左派憲法学を論破する上で《2》もきちんと押さえておく方と更に良い) &include_cache(理論派保守step4-3) ---- *■ステップ5■政治思想・政治理論 各論ページ ---- 理論派保守を目指す人のための読書ガイドを押さえたら、保守主義・自由主義・社会主義・ナショナリズム・デモクラシーなど政治思想・政治理論の各論に進みましょう。 下が政治思想・政治理論の各論ページとなります。 なお各論のうち最初に読むと便利なページは [[政治学の概念整理と、政治思想の対立軸]] です。 &include_cache(政治思想・諸概念整理表) ---- *■ご意見、情報提供 ---- 下記の各論ページの掲示板をご利用下さい。 なお各論のうち最初に読むと便利なページは [[政治学の概念整理と、政治思想の対立軸]]、及び、[[政治の基礎知識]] です。 #include_cache(政治理論・共通)

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