仮ページ13

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仮ページ13 - (2013/12/20 (金) 19:41:31) のソース

*(仮題)統計利用のガイドライン ~ 当サイト内容向上のために

最近「~(政治家・企業など)の正体」という内容の薄い新規ページが目立つが、統計利用のための基礎的な知識もないのに売国度Sとか、論外、といった極端な言葉を連発するのは当サイトの情報の信頼度を堕とすだけである。
以下の内容をよく読んで、安易な売国認定や新規ページ作成は慎んでもらいたいし、内容を理解できない場合は、今後の編集は遠慮してもらいたい。

 要点:売国/愛国政治家や問題企業の分布状況も、基本的には正規分布すると仮定してページ編集すると説得力が増す。

*■正規分布と偏差値

せいきぶんぷ【正規分布】normal distribution
連続確率分布の典型的な一例。ガイス分布ともいう。

&ref(http://www35.atwiki.jp/kolia?cmd=upload&act=open&pageid=1100&file=14_1zu2.gif)

ある標本集団のばらつきが、その平均値を境として前後同じ程度にばらついている状態。度数分布表を書くと、平均値を線対称軸とした釣鐘状になる。
自然界や人間社会の事象は、十分に標本数を多くとれば、正規分布に近づくものが多い。典型的には身長や体重の分布、試験の点数などが挙げられる。

正規分布においては、平均値からの乖離幅によって、その出現確率を算定することができる。すなわち、ある正規分布の標本集団の標準偏差をσとして、平均値をはさんで上下1σの範囲に入る確率は68.27%、上下2σの範囲なら95.45%、上下3σの範囲なら99.73%となる。

この原理は、ビジネスにおいては品質管理の分野で広く応用されており、シックス・シグマという経営手法もこの考え方に基づいている。 
http://kotobank.jp/word/%E6%AD%A3%E8%A6%8F%E5%88%86%E5%B8%83

http://www.geisya.or.jp/~mwm48961/statistics/stddiv1.htm
統計の基本となる最も重要な確率分布が正規分布.

標準偏差
http://www.cap.or.jp/~toukei/kandokoro/html/14/14_2migi.htm

一般に平均値には、単純平均
(X i ( i=1,2,3…n) :各データ、n:データ数) 
が多く使われている。平均値は通常μ(ミュー) と表示される。

標準偏差と分散 (表2)

 平均値だけでは、データがどのように分布しているかが分からなくなってしまうため、データの平均値のほか、データのばらつきの範囲を示す散布度を使用する場合が多い。
 データの散布度を示すものとして、データの平均値との差 (偏差) の2乗を平均し、これを変数と同じ次元で示すために平方根をとった標準偏差が最もよく用いられている。標準偏差は通常σ(シグマ)で表示される。また、平方根をとる前の値 (標準偏差の2乗) を分散といいσ2 と表示される。

標準偏差の意味

 標準偏差はデータの分布の広がり幅 (ばらつき) をみる一つの尺度である。平均値と標準偏差の値が分かれば、データがどの範囲にどのような割合で散らばっているか (分布) がある程度明らかになる。図2のような平均値μを中心に左右対称の釣り鐘型の分布 (正規分布) では、平均値 (μ) と標準偏差 (σ) 及び度数の間に次の関係が成り立っている。

μ(ミュー=平均値)±σ(シグマ=標準偏差)  0.6827(約2/3)
μ(ミュー=平均値)±2σ(シグマ=標準偏差) 0.9594(約19/20)
μ(ミュー=平均値)±3σ(シグマ=標準偏差) 0.9573

 単なる目分量で、やたらに「~は論外」「~は売国奴SSS+」みたいな極論を振り回すよりは、政治家全体・企業全体の中での度数分布を考えて、
 例えば、標準偏差-σまでを売国度C、-2σまでを売国度B、-3σまでを売国度A、-3σ以上を売国度S、とすると説得力が増す。

*■参考ページ

[[政党別愛国・売国分析]] ← 左ページは2009年に作成されたものだが、実はちゃんと上記の正規分布の考え方を踏まえて、自民党・民主党それぞれの議員の愛国・売国度の分布状況を検証しており、説得力が高い。

同ページより引用

&ref(http://www35.atwiki.jp/kolia?cmd=upload&act=open&pageid=303&file=%E8%87%AA%E6%B0%91%EF%BC%88%E8%A1%86%E9%99%A2%EF%BC%9A%E6%94%B9%EF%BC%89.bmp)

 ★ポイント★
 1.最頻値が愛国度:C、次が愛国度:B、つまり実態としては、正規分布とは言わないが、愛国度:B寄りのCを中央に両側
   に綺麗に裾を引いた山形の分布となっている。
 2.但し、愛国度:Cというのは「党議拘束に従う」程度のノンポリ候補で、本当に確りした愛国的政治理念・信条を持っ
   た者は愛国度:A-Sの58人と見ておいた方が無難。
 3.その一方で確信犯的な売国候補、つまり売国度:A-Sに分類される者も21人おり、その多数が有力議員であることにも
   留意が必要。(詳細は「売国議員リスト」参照)

&ref(http://www35.atwiki.jp/kolia?cmd=upload&act=open&pageid=303&file=%E6%B0%91%E4%B8%BB%EF%BC%88%E8%A1%86%E9%99%A2%EF%BC%9A%E6%94%B9%EF%BC%89.bmp)

 ★ポイント★
 1.最頻値が売国度:A、次が売国度:Bとなっており、左側(売国側)に大きく傾いた極めて歪(いびつ)な分布となっている。
 2.売国度:Sの度数だけでも全体の15%(売国度:S-Aで全体の45%)を占めており、確信犯的な売国的政治姿勢を持つ者が
   現職・元職・新人を問わずに多いことが分かる。
 3.その一方で、右側の愛国度:Aにも小さな山が出来ていおり、愛国度:Sと併せて全体の僅か6%弱だが、民主党にも強固
   な愛国派が存在することが伺える。
   (但しこの割合の少なさでは党内の政策決定に主張が通るはずもなく、「保守票狙いの客寄せ」「いずれ離党か地方首
   長転出が関の山」と見られても仕方がない)

*■まとめ
&BOLD(){統計利用の知識が欠落した状態での安易な売国認定は当サイトの信頼度を落すだけなので、そうしたページ編集を希望する者はもう少し勉強して出直すこと}

近日中に、そうした安直で内容の薄いページは整理します。(①「論外」などの内容空疎で統計論を無視した過剰な表現は廃止、②「反日企業リスト」は「問題企業リスト」に改めるetc.)

*■参考図書
[[高校数学でわかる統計学―本格的に理解するために >http://www.amazon.co.jp/dp/4062577577]]

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