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変更の難しい部分について


これまでに決まったことで、素材がすでにあったり、
企画の基本となる部分なので変えないほうがいいと思われる
部分をすべて挙げていきます。


企画内容

桃太郎をモチーフにしたADVを作る。
ギャルゲーで犬猿雉の家来が3人の女の子。
舞台は現代、学園。
桃太郎のモデルと言われる吉備津彦の伝承(オリジナル)が現代に関わってくる
ラブコメ基調、バトル要素を含む※

※本格的なバトル物でなく、要素として戦いが存在する


キャラクター

  • 主人公
男子学生。
主人公は昔話「桃太郎」のモデル吉備津彦の子孫。
吉備津彦は鬼退治をした。
ヒロインたちに囲まれる。

  • 家来達(3ヒロイン共通)
先祖は吉備津彦と一緒に鬼と戦った。

  • 高塚 夏希 (たかつか なつき)
転校生。
猿のモデルの子孫。
外見:wikiデザイン画参照
性格:かなりキツい性格。ツンデレ。バナナ好き。葛葉とは犬猿の仲。

  • 犬飼 葛葉 (いぬかい くずは)
女子学生。
犬のモデルの子孫。
外見:wikiデザイン画参照
性格:人懐っこい。人前でもかまわずべたべたする。主人公の家来だと公言する。

  • 鳥越 由宇 (とりごえ ゆう)
女子学生。
雉のモデルの子孫。
外見:wikiデザイン画参照
性格:シュール。感知能力が高い。

  • 宮内 夕菜 (みやうち ゆうな)
女子学生。
鬼。
主人公の幼馴染。
外見:wiki参照


その他年齢・目的などは登場人物にある通りだが、プロットに合わせて変更可能。



システム部分



ストーリー

メインライター離脱により、凍結中。プロットはゲーム進行プロットから











ゲーム進行についての今までの案

※wiki屋(´・ω・`) の想像による補完が入っているため内容は原著者のものとは違う可能性があります。


案1

+ ...
(1 ◆MnYje5TKQY)

あらすじ

平凡な学生の【主人公】はある日、神剣を手に入れる。
その時から【主人公】は突如現れた【猿】【犬】【雉】の3人の少女とともに
鬼と戦う毎日を送ることになる。
少女達が言うには、3人は「桃太郎」のお供の子孫で不思議な力を持つ道具を
受け継いでいる。【主人公】は桃太郎の子孫で、手に入れた神剣は鬼を封印する
ことも強大な魔物を復活させることも出来るため、現代の鬼に狙われることに
なると言うのだ。
少女達は家来として仕え、【主人公】の身を守ると言う。
突然のことに戸惑う【主人公】だが、日常に少しずつ侵食してゆく鬼達の悪行に
義憤を覚え成長していく。
鬼の大将【温羅】は邪悪の化身として町でさまざまな事件を起こしつつ、
【主人公】の持つ剣を狙い強大な魔物の復活を狙う。
【犬】【猿】【雉】とともに学園生活と鬼退治を続ける【主人公】だったが、
ついに【温羅】に剣が奪われ魔物が復活してしまう。
道具を奪われただの少女となってしまった3人とともに鬼から逃げのび、
【主人公】は新たな道具を入手して魔物と【温羅】を退治する。
鬼退治は終わり、少女達も日常に戻っていく。

構造

基本分岐なしの一本道。
途中でのルート選択はヒロイン個別話の選択など。
出会い(序盤) → 学園&鬼退治の生活(中盤) → 鬼封印(終盤)
中盤がラブコメのメイン舞台のはずだが、原案者からはコメディ分のプロットは
わずかにしか出ていない。

全体の文章量は300kb程度、1回のプレイでの量は200kb程度。

登場キャラクター

メインキャラクター
【主人公】
【犬】【猿】【雉】
【温羅】
サブキャラクター
【鬼少女】
【餓鬼】

特徴

  • 主人公とヒロインには通常ない能力がある。各自にアイテムが設定されており、
それを使うことで超常能力を使うことが出来る。
  • 舞台となる町には鬼達が湧き出しさまざまな悪行を行う。(表沙汰にはならない)
  • 主人公とお供の3人はセットで行動し、鬼を退治していく。
  • 鬼達とは何度も戦う。雑魚は無尽蔵に湧く。
  • 鬼の残酷さと脅威を表すため、主人公達の手の及ばない所で死者が出たりもする。
生死観や心の中の鬼など描写されるテーマは重めで、戦いに主眼をおいている。
  • 敵は人間ではない。目的に沿って最適な行動も取らない。絶対悪の象徴であり、
愉悦のために悪事を行う。
  • 3ヒロインの立場や目的はほぼ同一。本文テキストがなかったため、作中で
どのようにそれぞれ扱われるかは不明。





案2

+ ...
(トライター ◆46POcxaVgg)

あらすじ

幼馴染を失って以来無気力な毎日を送っていた【太郎】。
ある日一人暮らしの彼の家に突如【由宇】という少女が押しかけて世話を
焼くようになる。
同じ日に、同級生に知り合いがいない学園生活のなかで自分を認めろと日頃
しつこく絡んでくる【彦実】が発明品と称して【鬼】を紹介する。
さらに転校生の【夏希】や上級生の【葛葉】が現れ【太郎】に執着するようになり、
平板な生活は一転賑やかなものになる。
相手の都合を考えず話を聞かない面々に振り回される【太郎】だが、
かつての日々を思い出して元気を取り戻しかけていた。
だがやがて、3人の少女が【太郎】にこだわる理由が、家来として仕えるという
義務のためだったと知る。【太郎】の祖先は桃太郎のモデルに殺された人物で、
お供を連れ遠征に出た真に桃太郎と呼ばれるべき者だったが、英雄としての名声を
奪われた。3人が現れたのは、現代の今、再び鬼が【太郎】を狙っているため
祖先のように家来になるためと言う。
深く失望する【太郎】の前に現れたのは死んだはずの幼馴染【夕菜】だった。
信じられないが受け入れてしまう【太郎】。【葛葉】は【夕菜】を敵視し、
【由宇】もまた【太郎】に警告する。
こうして3人の家来と死んだはずの幼馴染、そして変人の【彦実】と過ごす
奇妙で騒がしい生活が始まった。
学校生活や夏祭りなど今まで失ってきた楽しい体験を通して、【太郎】は
少しずつ変化していく。3人の少女も義務と言うだけでなく、それぞれの
思惑を持って【太郎】と接していたのだ。
だが楽しい時間は長く続かなかった。【夕菜】の様子が日に日におかしくなり、
3人の言っていた”鬼”が【夕菜】であったことが判明する。
【彦実】が鬼退治の英雄となるため、自分自身で鬼を作り出し世間を恐怖に
陥れようとしていたのだ。【夕菜】は無理やり蘇らせられた死者だった。
破壊衝動に苛まれる【夕菜】は【彦実】の制御を離れて暴走を始める。
悲しむ【太郎】に3人の少女はそれぞれ別の解決方法を示す。
かつて祖先の桃太郎は鬼と恋におち、【彦実】の祖先に殺された。
【太郎】は何を選ぶのか、それとも選ばないのか。

構造

序盤は一本道、中盤は章ごとに選んだ選択肢で描写されるキャラクターが変わる。
選ばれたキャラクターにはフラグが立っていく。
終盤夕菜が鬼化する前後で最終の選択肢があり、キャラクターごとにその後の
ルートが変化する。
【由宇】→2人でどこか遠いところへ
【夏希】→鬼を”退治”する
【葛葉】→もしも鬼がいなかったらという平行世界へ
夕菜と彦実にも選択肢が割り振られており、別のルートが存在する。

中盤部分がメインのラブコメ部分。特別な舞台と服装を用意するイベント(海で水着、
体育祭で運動着など)が初期案では多いが、グラフィックの関係上抑え気味になる
予定だった。

文章総量は600kb程度、1回のプレイでの文章量は200kb程度。

登場キャラクター

メインキャラクター
【太郎】主人公
【由宇】雉
【夏希】猿
【葛葉】犬
【夕菜】幼馴染、鬼
【彦実】ライバル
サブキャラクター
【小鬼】マスコット

特徴

  • バトル物からの離脱、恋愛要素の拡大
  • メインヒロインを新キャラクターに変更
  • キャラクターに名前がつき、性格や動きなどもプロットに合わせて調整。
雉は便利な能力&解説役から押しかけ世話焼きに、猿は勘違い暴走にと要素が加わっている。
  • 3人のヒロインにそれぞれ担当する選択肢とEDを与える。
選択したヒロインによってストーリー自体が変わる。
  • 中盤では5人で5つの選択肢に分けられているため、主人公との1対1の関係が
重視されると思われる。
  • 敵キャラ、サブキャラの鬼少女と黒幕を身近な存在にし、メインキャラクターへと
格上げしている。内容は深まったが、ボリュームもその分増えている。
特にもう一人の桃太郎である彦実は外見設定もありヒロイン並の扱いになりかねない。
  • 選択肢が増えたことで文章量も増えている。
  • バトル要素縮小により、神器設定も小規模なものに留まっている。描写の予定はED
程度で、詳細が作中語られることはなかったと思われる。
  • 鬼は登場するが、マスコット的存在である。異能バトルの敵としては成立しない。
作中で語られる「鬼」とも違う。鬼はあくまで夕菜である。
  • 桃太郎と鬼の恋が主軸になっており、キャラクターの関係も太郎・夕菜の2人を
三者三様で邪魔する家来達という形になっていることと、日常の破壊者としての
変人ぶりが強く描写されているので3人の少女はキャラクターとしての魅力は高いが
ヒロイン力は減少しているように見える。個別シーンでメインを押しのけるように
大きな存在として描かれるか、あくまでサブヒロインの扱いになるかは残念ながら不明。
  • 終盤での彦実の扱いは不遇(場合によっては暴走した夕菜に殺される)だが、
(絶対悪の温羅と違い)徹底した悪役として描かれているわけではない。
  • 服装が多くポーズが少ないという素材指定のため、全身表現ではなく表情と会話が
メインの描写になる。











作中で使われる伝承について



資料1


昔話「桃太郎」

+ ...
あらすじ

昔々、ある所におじいさんとおばあさんが住んでいました。
おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃が流れてきました。
その桃を持ち帰って2人で桃を割ってみると、中から元気な男の子が
生まれたではありませんか!

赤ん坊は「桃太郎」と名付けられすくすく育ちました。
やがて成長した桃太郎は、人々を苦しめる鬼ヶ島の鬼を退治に出発しました。

もらったキビダンゴを分け与えて、道中イヌ、サル、キジを家来に従えました。
鬼ヶ島で鬼を退治した桃太郎は、鬼が村人たちから奪った財宝を持ち帰り、
おじいさん、おばあさんと幸せに暮らしました。


キーワード:おじいさんとおばあさん 桃 桃から生まれた
拾い子 鬼 鬼ヶ島 きびだんご 犬 猿 雉 財宝 日本一の桃太郎

鎌倉時代に成立?口承はもっと古い可能性も
虎皮に金棒の角の生えた鬼は江戸中期から
さまざまなバリエーションがある



資料2


伝承「吉備津彦命と温羅」

+ ...
あらすじ


第10代崇神天皇の御世。鬼ノ城(きのじょう)に住んで吉備国を荒らした温羅(うら)という鬼がいた。
温羅の討伐を命じられた孝霊天皇の第三皇子、彦五十狭芹彦命(ひこいさせりびこのみこと、後の
吉備津彦命)は犬飼健(いぬかいたける)・楽々森彦(ささもりひこ)・留玉臣(とめたまおみ)という
3人の家来と共に討伐に向かった。
祟りを鎮めるため、温羅は吉備津神社の釜の下に封じたとされる。
鳴釜神事の謂われともなっている。


キーワード:大和朝廷 吉備国 温羅 鬼ノ城 吉備津彦命
製鉄 渡来人 鳴釜 弓

昔話「桃太郎」の原型と言われる。
渡来人の製鉄技術で力をつけていた吉備と中央の大和の戦いが基にあると思われる。
家来が出ず、温羅と吉備津彦が妖術や変化で渡り合う形の伝承もある。



資料3


伝承「吉備津彦命の温羅討伐」

+ ...
(1 ◆MnYje5TKQY)

あらすじ

須佐之男神の時代、百済の元王子である温羅は魔物の封印された神器を追って
日本にやってきた。妖術を使い長い年月を生きて、たびたび魔物を蘇らせ操ろうと
してきたが、時々の英雄に退治されてきた。
そして家来3人とともに討伐にやってきた吉備津彦命が温羅自身を封印することで、
ついに脅威は去ったという。だがその魔物が封印された神器は未だにこの日本に
残っており、温羅の封印が解ければ再び恐怖が蘇ると考えられたため、古い家柄に
秘儀が残された。神器を守ることと、温羅の封印を守ることである。
魔物の名は八岐大蛇という。
神器は天叢雲剣と七支刀(元は1つの剣)、そして玉と鏡。


キーワード:温羅(おんら) 八岐大蛇 七支刀 天叢雲剣 玉 七子鏡

桃太郎の鬼退治に、日本神話の八岐大蛇、道教の三種の祭器、草薙剣の呪いなどを混ぜて、
古代日本ファンタジーの香りを出している。
伝奇要素が多く、アイテムも多い。鬼がさらに上の力として大蛇を求めたという
要素が話を大型化している。アクションやRPGには向く設定。
ヒロインに1つ特殊アイテムを設定しバトルを行うというのも
(ラブコメからは外れるが)キャラクターを動かす意味では分かりやすい。
主人公に集まる理由も行うべきこともすべて含まれている。
そのため、この伝承の枠を超えた話の広がりが感じづらい。



資料4


伝承「吉備津と温羅の恋」

+ ...
(トライター ◆46POcxaVgg)

あらすじ

昔々あるところに、吉備津という名家があった。その家の男が、疫病をもたらす鬼の温羅を退治する
と言う勅命を受けて離島へと旅立った。供をしたのが高塚家、犬飼家、鳥越家(ヒロインの祖先)である。
だが離島で吉備津が会ったのは鬼ではなく、流刑にあったやんごとなき女性であった。
彼女に同情した吉備津は助命嘆願を行うべく都に向かうが、道中で温羅ともども殺されてしまった。
殺したのは同じ吉備津の家の者であり、吉備津彦といった。
吉備津彦は鬼退治の功績で成り上がり、血族である島へ行った男の財産も奪い取った。
家来達はわずかな報酬のみで僻地に追いやられた。
吉備津彦の伝承は無名の吉備津の旅と混ぜられ、3人の家来を連れて鬼を退治すると言う
桃太郎の話となった。

キーワード:吉備津彦 無名の男 温羅との恋 家来の一族
2つの話 ニセ桃太郎 財宝 名誉

桃太郎→元伝承→逆転の構図と桃太郎とはかなり離れているので、桃太郎要素は薄れている。
元は血族ではなく、無名の若者で吉備津の一族全体が悪という設定であった。
桃太郎の話を「三家来を連れて行く話」と「鬼退治する話」に分割して、それぞれを
別の人物であるとしている。これによって鬼退治自体に悪を割り振り、バトル展開を遠ざけている。
また鬼退治を分離して新たに恋愛要素を入れたことで、恋愛もの度を上げている。
この構図を現代に持ってくることで、桃太郎と鬼の恋物語、3人のお邪魔虫、
鬼退治面を表す桃太郎によって悲劇になる、と言う想定が立つ。
鬼vs桃太郎の一団という構図にはおさまらず、さまざまな関係を描ける。
だが家来は大きな役割を果たしていないので扱いが一段低くなってしまっており、
描写によっては不要になるかもしれない不安は残る。
またさまざまな図が想像できる分、要素を消化するだけでもかなり尺を食ってしまうかもしれない。

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