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キビッツ関連以外のネタ

キャラクター

64 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/07/26(月) 01:09:13.21 ID:RO6x0qOc0
とりあえずキャラ設定だけ適当に作る→飽きて放置がないんじゃね?

ヒロイン1→見た目清楚な黒髪、日本風な美少女。家は主人公の隣で世話焼きのツンデレ風。
しかし、実は、うーん…極度の匂いフェチで主人公の下着を盗むのが趣味。

75 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/07/26(月) 01:17:58.76 ID:RO6x0qOc0
ヒロイン2→主人公の姉だが、背が低く、ロリ外見。しかし巨乳で甘えん坊。
小学校の頃、眠っている主人公に乳首を吸わせるのが大好きだったという過去を持つ。

そろそろ飽きてきたな。あとは頑張って。

80 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/07/26(月) 01:23:06.71 ID:SlcK5Jej0
ヒロイン2

目からビームが出るので、いつもカラーコンタクト(左右色違い;左右で出るビームが違うので)
をしている。
周囲からは「あれ何? オッドアイってやつ?」「うわーオタクじゃん、きめぇ」とか言われて
少し気にしてる。
でも、X-MENで好きキャラはウルヴァリン。

将来の夢は、かわいいお嫁さん。白いお家に子ヤギとかを飼いたい。

でも、よく考えたら、目からビームが絶え間なく出てたら、コンタクトつけれなくね?


舞台

高校生

18 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/07/26(月) 00:31:55.41 ID:4ag0n0R10
とりあえず主人公は高校2年生だ
これで年上同い年年下とすべて出しやすい
幼馴染キャラは同い年ではなく1歳年上にして3年だな
あとクラスメイトに元気っ娘を入れる。最初は友達感覚だが次第に恋愛に発展していく
それと同じクラスにお約束の悪友の男友達。こいつは元気っ娘に惚れてる設定で
後は男友達の妹を1年生で後輩キャラにする。後輩は大人しい感じで

未来

32 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/07/26(月) 00:49:25.59 ID:5BLAb58B0
舞台は科学技術がかなり進歩した未来
ヒロイン達は過去の大戦時に使用された大量殺戮兵器(肉体が徐々に溶ける光線を発する爆弾)により既に死んでいて、脳だけが培養液に浸かってる状態(半不死)、主人公はそんな脳を保管する倉庫の管理人。
ある時、半不死であるはずの脳達が何故か死亡するという事件が起こる、主人公が調べていくとどうやら原因は『脳達が自ら死を選択している(メンタル・ダイ)』ことが発覚する。
彼女たちは何故死を選択したのか、又その死を食い止めるべく主人公は『ブレインハッカー』と呼ばれる機械を駆使し彼女たちのキオクに侵入し原因を探ることとなった。

35 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/07/26(月) 00:55:01.14 ID:+Nw+Mtqw0
 >>32
ジョージ版ネクロノミコンで読んだんだけどさ、
感性(本能)って正に純然たる自分自身だろ?
しかし感性を知覚するには理性が必要じゃん?
じゃあ感性を監視してる理性は誰よ?ってわけ。
感性が自分自身なら理性は誰なんだ?と

脳内で主人公と患者の理性が、患者の本能と対話して
死を解決するって電波を受信した。

47 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/07/26(月) 01:01:48.40 ID:U5LykBkC0
 >>32
 >原因は『脳達が自ら死を選択している(メンタル・ダイ)』
脳が自分で死を選んで死ぬって無理じゃね、せめて長い間使っているうちにシステムと同期してコンピューターが不具合を多発しているとか
そんなのがいいんじゃない?
あとからだが蒸発するなら脳も蒸発するしどうやって脳だけ持ってきたのかもわからないな

厨二

66 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/07/26(月) 01:10:11.96 ID:SlcK5Jej0
 >>42

厨二設定

「自分が異世界から来た能力者であり
謎の声と会話したり、神的な存在に日課を報告したり
周囲の人間に異能と思われないように過ごしたりしている」

っていう、設定で日々の退屈な時間を過ごしている主人公。
妄想・想像はするけれど、自分に特殊な能力がないこと、
一般ピーポーなことは、そろそろいい歳なので理解してる。

しかし、ある日、謎の敵に襲われて、本当の能力が発現し
敵を撃退してしまう

みたいな感じだな

商人

207 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/07/26(月) 06:13:22.10 ID:fTeNr6pUQ
商人ゲーム作らね?
城下街でなんか商売したり物作ったり。
プログラムは任せろ。
絵とかゲームデザインは誰か頼む

211 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/07/26(月) 06:24:34.64 ID:3UOmu6aW0
 >>207
どんなの想定してんだ?
どの程度のゲームを作ることが出来るんだ?
とりあえずスレたてて募集してみろよ

214 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/07/26(月) 06:28:26.82 ID:fTeNr6pUQ
 >>211
いやもうADVでいいわ
絵さえ集まれば組み立て係に挙手するわ
トップ絵というかスタート画面さえできたらみんなのやる気も上がると思うんだが

粛正

314 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/07/26(月) 12:24:18.30 ID:xsWShpWG0
誰か作ってくれ・・・

ストーリー:
いじめっこをお仕置きする「粛正ゲーム」。
いじめられてた俺を助けてくれた友人が教えてくれた。
どんな方法や手段を使っても構わない、危険なゲーム―――
粛正されて生き残ったものはいない。生存率は0・・・・。
ゲームと言うが俺は違うと思う。これは復讐だ。
学校を卒業して数年後、友人が教えてくれた「粛正ゲーム」が幕を開ける――

「悪いことをしたらお仕置きしないと駄目って言うでしょう?」

おれのげーむ

449 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/07/26(月) 23:05:44.41 ID:pY9OFZV+0
暇すぎて勝手にゲーム作った。音楽は適当に作っといた。
しかもすぐ終わるよ(爆)

ttp://www.uproda.net/down/uproda118954.zip.html

タイトル
「おれのげーむ」


能力

58 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/07/26(月) 01:06:45.81 ID:a0x9iz8yO
自分や他者の血液を空気中に転送、武器や防具を生成することが可能
自分の血液の方がより優れた武器や防具が作れる


文章

83 名前: >>15 投稿日: 2010/07/26(月) 01:27:51.11 ID:Zy5oKiyI0
 >>18
夢を見た。
どうやらゲームが始まったらしい

時刻は朝の7時32分、シャツに袖を通しながらトーストを咀嚼する非常に健康的で
実に日本人的な生活を営む俺、16才
当たり前のように忙しないmorningを堪能する俺を、外人はきっと
「全くイエローはゆとりのねえライフを送ってんな、そんなんじゃ寿命が縮むぜ?」
なんて思うに違いない。いや多分偏見だけど

遠まわしに言った。時間に余裕が無い
余裕の無さはいかほどか、それは俺にベタ惚れ(もちろん俺view)な幼なじみとのイチャラヴ登校の可能性を失ってしまった程度であり、先刻
「何、あんたまだ着替えてすら無いの?ごめん流石に先に行くわ」
といった俺の遅刻フラグを濃密にするセリフを投げつけられたところである

ちからつきた

90 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2010/07/26(月) 01:42:00.47 ID:SlcK5Jej0
2010年 夏
ある地方都市

戦士(妄想)である主人公は「おっぱいおっぱい」言ってる同級生を尻目に
屋上で夕日を眺めながら、一日、学校の平和を守れたことを報告(妄想)していた。

「今日も一日平和だったな…」

平和だ。 何の変哲も無い、変わり映えのしない毎日。
戦うべき敵もなく、能力もない平凡な日々。

「しかし、いつか奴らがココを見つけてしまうか…」

“奴ら”なんていない。 小学校までの自分の頭の中だけにはいた“奴ら”。
俺の平和を脅かす敵。 倒すべき敵。 俺にしか倒せない敵。
俺だけの敵。

知っている。
そんなものはいない。

「くっ…刻印がうずきやがるっ……誰も、いないな……少しなら力を解放しても……いいやっ…ダメだっ…」

“力”なんてない。 小学校のときですら、持っていなかった。
俺の平和を守る力。 敵を倒すための力。 俺だけに扱える力。
俺の能力。

なんにもない。 ここにはなにもない。
そして俺も何も持っていない。 何もなさない。

―――なにもないと思っていた。 あいつら…侵略者が来るまでは。

短編

342 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/07/26(月) 16:47:21.54 ID:RDsLW4vB0
僕が展開を忘れないように書き溜めたものだから読みにくいのは勘弁
あとラストは迷ってて2種類あるんだ

初夏。主人公、スランプ解消のために別荘へ
荷物をおいて埃を被ったピアノの鍵盤を叩いてみる。弾けないこともないけど、調律おかしすぎ
気を紛らわしに立ち寄った喫茶店にピアノがおいてある。なんだかうずうず。他に客もいないし、マスターに確認をとってから弾いてみる。聴いてる人はいないと思ったのに拍手が
振り返ると少女が拍手してる
正直意外だった。話してみると、地元の子らしい。別荘地では珍しい
少女はピアノが気に入ったらしく、ねだってくる。気分がよくなったので適当に何曲か弾く
その後はおしゃべり。知り合いがやっているここの常連らしい。住んでるところ、今までの体験について訊かれる。地元から離れたことがないらしい
気づいたら日暮れ。少女は帰るらしい。主人公も帰る。喫茶店前でばいばい。また来ると約束

別荘に帰ってから自分のピアノを弾いてみる。やっぱり納得いかない。ピアノから離れ、ソファにもたれる。
昼間会った少女のことを思いだした。純朴な笑顔がまぶしかった。
せっかく出会ったんだから、少女のためになにかしよう。
そう思ってピアノを前にすると肩が少し軽くなった気がした

344 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/07/26(月) 16:48:11.08 ID:RDsLW4vB0
翌日、再び喫茶店に行くと少女が。今日もピアノをせがまれる
得意の曲を一通り弾く。少女はピアノに興味津々らしく、近くで聴いている。今日は他にギャラリーがいるから少し自重気味
マスターがでてきてコーヒーのサービス。喫茶店で昼食を摂る。ここでお互いに自己紹介。彼女は喫茶店の常連らしい
食事をしながらピアノについてくわしく訊かれる
午後は観光案内。少女と市内を見て回る
なかなか面白かった。日が暮れ始めたので夕飯に誘う
洒落たレストランに入る。少女は初めてらしく、緊張気味
味はなかなか。今度は少女のことを訊く。親は共働きであまりかまってくれないらしい
夕飯後は解散
夜、音のおかしいピアノをさわる。少女のことを考えながら即興で適当に弾いてみると、意外といい感じになった
夜も更けたので就寝

昼前、のんびりと起きる
朝食兼昼食を食べてからどうしようか思案。結局ピアノを弾いてみる
最近のことを考えながら弾く。調律がおかしいが、なかなかいい感じ
夕方、涼しくなったので散歩。少女と出会う
制服姿はまぶしく映る。お互い挨拶
しばらく一緒に川際を歩く
少女は学校であったことを楽しそうに語る。いよいよ夏休みらしい
少女と別れる。夕飯はこの前と違うファミレスに
夜、またピアノを弾く。気分転換なはずなのになにやってるんだろ。スランプとは思えないように弾ける
適当に弾いてから就寝

345 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/07/26(月) 16:49:25.19 ID:RDsLW4vB0
翌日、今まで弾けたスコアを譜面に書き起こしてみる。スランプなのになにやってるんだろ
回想
作曲の期限まであと数日、主人公は焦っていた。やばい、まったく書けない…
中身はCM用のピアノ曲。相手からイメージは教えてもらい、あとは創るだけだった。なのに作れない…
そんなこともあり、スランプ解消のために田舎にある別荘へ

学校が終わったら喫茶店に直行
残念なことに主人公はいなかった。コーヒーを頼んで宿題を片づけながら待ってみるが来ない。閉店になってしまい、断念

翌日、譜面はだいぶさまになってきた。今日もピアノを弾きながらスコアに書き起こし。調律の必要なピアノを弾きながら夢中になってたら夕暮れ。夕飯の準備に掛かる

今日は終業式。終わったら喫茶店に走る。いない
ため息を吐いていたらマスターがコーヒーをサービスしてくれた
ミルクと砂糖を沢山入れて待つ。お昼を食べながら待つ。夏休みの課題を片づけながら待つ
日暮れになってしまった。課題もほとんど片づいた
主人公のことを考えると、胸が締まる。寂しさとは少し違う
今日は解散。いつもより早めに切り上げた

一通り曲を作り上げてから喫茶店に行く。少女はいなかった
コーヒーと夕飯を頼んで食べる。食後、客も帰ったこともあり、マスターにピアノを弾いていいか訊く。許可をもらう。どうやら評判がいいらしい
持ってきたスコアを立てて弾いてみる。うん、いい出来だ
終わるとマスターがやってきた。タイトルを訊かれる。
まだ無名なことを伝えると驚かれた
主人公、明日帰ることを伝える

347 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/07/26(月) 16:50:09.47 ID:RDsLW4vB0
最終日、帰る前に喫茶店に寄った。入ると少女の姿が
久々に見ると、懐かしく思う。しばらく話していると、マスターがお茶請けをサービス。対価は昨日の曲を弾くこと
元々、曲は少女のために創ったようなもんだからちょうどいい。ピアノを弾く。
終わると少女が拍手。ほめられてしまった
主人公、ここに来た理由と、スランプが解決できそうなことで少女に感謝
んで、さっきの曲も少女のおかげ。こういうのって照れるな
少女に今日帰ることを伝える。ここにいた証として少女に譜面を渡す。まだ自分でも暗譜してない自作曲だ。

わたしのための曲とか、今日帰るってことに嬉しさと悲しみが混じり合って涙が出てきた
だめ、泣いちゃ
とりあえずトイレに逃げ込む
涙を拭って鏡の前で笑顔の練習。うん、笑えてる

349 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/07/26(月) 16:50:59.15 ID:RDsLW4vB0
ラスト。2種類あるんだけどどっちがいいか迷ってる


席に戻ってみると、すでに主人公はいなかった。そして譜面の入ったファイルの上に置かれたコースター。そこには筆記体で書かれたThank youの文字
また涙が出てきた。泣かないように我慢
コースターを手に取ってみる。主人公の姿を思い出す。少女はそっとコースターを抱きしめた。


ふと顔を上げたところで新幹線のアナウンスが最後の停車駅を伝える。これで夢はお仕舞い。降りたら現実が迎えてくれるはずだ。まだ手つかずの依頼が残ってる
とポケットの中の携帯電話が着信を伝える
取ると、聞き覚えのある少女の声が。ぎこちない会話をしているうちに駅に着いた。
実はコースターの裏に携帯電話の番号を書いておいたのだ。実に女々しい
夢から覚めたはずなのに、まだ夢は続くようだ。新しい道を歩いていける気がした

351 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/07/26(月) 16:52:03.67 ID:RDsLW4vB0

思わずコースターを持ってきてしまった。いいこと思いついた。コースターの裏に名前と自宅の電話番号を書き込む。もしかしたら電話してくれるかも
書いてからトイレを出る
主人公はマスターと会話してる。思い切ってコースターを手渡した。主人公は受け取ってくれた
でももう帰るらしい。もう少し一緒に居られたらよかったのに
マスターと一緒に笑顔で見送り

新幹線の中でもらったコースターを手に取る。荷物は宅配を頼んだから手持ちの鞄ひとつだけ
短い期間だったけど楽しかった
ふとコースターを裏返すとなにか書いてある
少女の名前と、電話番号?
いつの間に、と思いつつコースターをポケットにしまう
なんだかむしゃくしゃ。携帯の着信を確認するも受信はなし
気を紛らすために携帯を開いたり閉じたり
あー、もう。
なにかに負けた気分になりながらコースターをポケットの中で掴むと席を立った
客室を出て、デッキで携帯を開く。ゆっくりと番号を押した。
発信ボタンを押してスピーカー耳に当てる。呼び出し音が1回2回
「はい、少女です!」
スピーカーの向こうから少女の元気な声が聞こえた

ライティング

402 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/07/26(月) 20:57:41.54 ID:E7MOlDbB0
蒸し暑い日差しの中、僕は別荘に訪れた。
誰も帰ってこないはずのドアノブは、なぜか、濡れている。
そんなことにも気づかず、僕は部屋の中へと入っていった。
季節は、夏。僕はどうしてこんなところにいるのだろう。
それは、本当の、僕の音楽を見つけ出すためだ。
早速、別荘に設置してあるピアノの前に行く。
おぼついた手で、埃を被った蓋を開け、少し音を鳴らす。
(おかしい…………)
ドレミと順に弾いてみるが、どうも音程が狂っている。
「ドレミファソラシドォー」
声に出して弾いてみる、やっぱりおかしい。僕は絶対音感なのに。
と、次の瞬間、誰もいないはずなのに、拍手が聞こえてきた。
ピアノに指をあてたまま、振り返る。
そこには、少女がいた。
「すばらしい演奏だったわ」
「そうですか、ところで今夜あなたとベロシティー」
「けっこうです」
そういって、少女は部屋を出て行った。
それから僕の調子は、ずっとCマイナースケールだった。


どう?

411 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日: 2010/07/26(月) 21:35:24.76 ID:RDsLW4vB0
なんか僕のプロットがシナリオライターとしての指標に使われてる。うれしいwww
僕も書いてみた

 高橋由紀は荷物を降ろすと大きく息を吐いた。さすがに夏の炎天下の中を歩くのはしんどい。まだ7月も折り返していないのに関わらず、太陽は
容赦なく大地を焼いていた。
 久しぶりに訪れた別荘は前来たときよりも若干老化していたが、まだまだ別荘として使えそうだ。由紀はエアコンのスイッチを入れると、滴る汗を
タオルでぬぐった。
 改めてリビングを見渡すと埃まみれのピアノが鎮座している。由紀はふたを開けて鍵盤を叩いた。外れた諧調がむなしく響く。弾けないこともない
が、まともに使いたかったら調律しなおすしかないだろう。ピアノはそのままに由紀はソファに腰を下ろした。
 さてどうするかな。
 さすがにここまできてピアノを弾く気分にもなれない。荷物も整理するほど持ち込んではいない。
 そういや、来る途中に喫茶店があったよな。
 特にすることもないので、来る途中に見かけたいかにも個人経営的な喫茶店を冷やかすことにした。
「いらっしゃいませー」
 カウンター席に座り、アイスコーヒーを頼む。店内は落ち着いた雰囲気でBGMに古いジャズが流れている。出されたコーヒーを飲んでみるが、味も
悪くない。が、由紀にはものすごく気になるものがあった。店の奥に置かれているグランドピアノだ。決して安いものでもない。きっとオーナーが弾くの
だろうそのピアノは漆黒の輝きをもって存在感を放っていた。
 なんか気になるなあ。
 演奏家の職業病なのか、いい楽器というものには触ってみたくなってしまう。
「すいません、よかったらあのピアノ弾いてみてもいいですか?」
 お代わりを頼んだ折に店員に聞いてみる。
「ええ。今ならお客さんもいないですし、よかったらどうぞ」
 意外なほど簡単に許可がもらえた。由紀はピアノの前にある椅子に座り、ふたを開ける。息を吐き、目を閉じて鍵盤を叩いた。曲はショパンの幻想即興曲。
今では暗譜どころか目を瞑っても弾ける曲だ。
 一通り弾いたところで手を止める。すると、どこからか拍手がおきた。顔を上げると、そこには1人の少女が無邪気に手を叩いていた。

うーん下手だな。一発書きできない…


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