ルートB


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349 名無しさん@ピンキー sage 2007/07/25(水) 20:08:19 ID:h4UAI/ku
ルートB
柔沢『ごめんください』
円堂『いらっしゃい。これが胴着よ。早速着替えてちょうだい』
柔沢『わかった。それはそうと他の人にも挨拶はしておいたほうがいいんじゃないのか?』
円堂『ごめんなさい、言うのが遅れてたわ。他の者は食中毒で入院しているの。
    元気なのは私と昨日から入門した光ちゃんだけなのよ』
柔沢『そうか。なら三人で出来る"特訓"をすれば良いだけさ』
円堂『もう、こんな明るいうちから? まあいいわ。光ちゃんもいいわね』

――――――――最後の円堂さんの言葉は質問ではなく確認でした。




堕花妹「ってなるハズだったんだけどなぁ」

師範「ちぇえい!!」
総員「「「「「「「「ちぇえい!!」」」」」」」」
光はアイアンストマックを甘く見ていた。


円堂「柔沢君は受けや流しを強化すれば怪我を減らせると思うの」
柔沢「そうか。よろしく頼む」
大勢の門下生に囲まれての訓練の中、端のほうでマンツーマンで訓練する二人を見て
光は渋い顔を作った。マンツーマンの理由は、
「だって彼だけが素人だもの。ある程度上位の者が教えないとね」という事らしい。
師範を除き、円より強いものは皆入院してしまった。それは自分が原因だ。
策士、策に溺れる――――光は泣きたくなった。


350 名無しさん@ピンキー sage 2007/07/25(水) 20:27:55 ID:h4UAI/ku
斬島「ジュウ君、お祭りに行く準備しようよ!!」

堕花妹「だめだよ雪姫ちゃん、お祭りだなんて!!
     そんなの、そんなの・・・・



光ちゃん妄想劇場 #600292 Ver.2
斬島『ジャーン、どうかな、この浴衣!! 似合う?』
柔沢『ああ、可愛いぞ。・・・・雪姫、自分できれいに着付け出来るか?』
斬島『うん。あー、もしかして、ジュウ君我慢出来なくなったの?』
柔沢『ああ、すまんな。お前の姿を見たら抑えられなくなりそうなんだ』
斬島『んふふー、嬉しい事言ってくれるじゃないのー♥
    ・・・・今はまだ我慢出来てる様だけど、これを見ても冷静でいられるかなー!?』
堕花妹『あの、その、えと、どうかな?』
柔沢『・・・・光ーーーーーーーーっ!!』
堕花妹『あん♥』

                   そんなの、メチャメチャにされちゃう!!」



斬島「ジュウ君、28番のトーンとホワイト取って」
柔沢「ああ。・・・・なあ雪姫、最近の祭って自分で漫画書いて売るもんなのか?」
斬島「そうだよー。楽しみにしてる人達が日本中から集まってくるんだよ」
柔沢「日本中からか、それは凄いな」
斬島「いっぱい楽しもうね!!」
柔沢「ああ、そうだな」
緩みきった顔でぽてりこ・・・・と倒れた光を脇に寄せると、
雪姫とジュウはがりがりと漫画を描き続けた。


ジュウが"祭"の正体に気付くまで、あと三週間――――――――


351 名無しさん@ピンキー sage 2007/07/25(水) 20:41:51 ID:h4UAI/ku
いったいなんでこんなことになったんだろう。

光に電話で呼び出されたところは廃棄されたテナントビルの一室だった。
「ここは浮浪者も暴走族も寄ってこないの」
部屋に入ると扉が閉まり、顔の下半分を奇妙な形のマスクで覆った光が
扉を閉めてそう言った。

「だから、ずっと、誰にも、邪魔、されないの」
そこまで聞いたら急に体から力が抜けて崩れるように蹲ってしまった。


「ずっと、ずっと、一緒。

. お姉ちゃんにも、円さんにも、雪姫ちゃんにも、誰にも、誰にも邪魔させない。
. ずっと、二人だけ。他には、何にも、だあれも、要らない」


三日前に円堂の悲鳴が聞こえた気がした。
一昨日は雨の声が聞こえた気がした。
さっきは雪ひ
「駄ー目。他の事考えちゃ、駄目」


ああ、もう、どうでも、いい。この匂いと、この身体さえあれば、もうどうでもいいか。


――――――――新しい蝋燭に火を灯すと、光はジュウの上で動き続けた。


                           彼が、自分しか見えなくなるように――――――――
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