紅・異伝『宵闇』


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紅・異伝『宵闇』

  • 作者 伊南屋
  • 投下スレ 1スレ
  • レス番 533-535
  • 備考 紅



533 伊南屋 sage 2006/12/03(日) 21:37:36 ID:7YYS353k
 五月雨荘。そこは世間から隔絶された異空間。
 まるで、そこに住まう者を隠すかのように存在する、不可侵の領域。
 世と地続きであり、世と関係しない場所。
 なればこそ、そこでは背徳が侵されるのか。
 人の目の届かぬ、禁裏のような場所。ここはそういったものなのかもしれない。

紅・異伝『宵闇』

 紅真九郎は、幼女趣味ではない。それは真九郎自身が下した自己評価であり、事実として、幼い少女に劣情を持つ事はなかった。
 それは過去形で表される事実。即ち、かつては。の話。
 その、かつての自分。ほんの数週間前の自分が、今の自分を見たらなんと思うか。
 下劣、畜生、汚物。
 どんな悪口雑言でも足りない。
 殴り、蹴り、襤褸雑巾のようにしても足りない。
 自分は、守ると決めた少女を、この手で穢した。
「しんくろぉ……」
 仰向けに横たわる自分、その胸の上から声がした。
 目をやれば、蕩けたような表情の紫がいる。
「紫……」
 その頬に手を添えると、紫はその指先を、可憐な淡い唇に挟み、舌を這わせた。
 ぞくりとする感覚。
「ん……」
 微かな声を漏らし、紫が身体を上下させる。
 それに合わせ、真九郎の下半身に熱い快感が広がった。
 姿勢だけ見れば、跳び箱に失敗し、それでも箱を越えようともがく姿に見えなくもない。
 しかし、それは違う。
 一糸纏わぬ互いの身体は、性器で繋ながれている。
 紫が身体をくねらせる度、接合部からは粘着質な音が真九郎の耳に届いた。
「紫……苦しくないか」
「大……丈夫だ。はぁっ、しんく……ろ」
 言葉の中途。ぐい、と腰を押し上げる。真九郎の男根が紫の身体にねじ込まれ、狭すぎる膣道を押し開く。
「かはっ……! あぅあ……っ」
 悲鳴のような声。
 悲鳴では、ない。
 証に、奥深くを貫かれた紫の顔は淫らに崩れている。そこに痛みに耐えるような表情は見てとれない。
 長い黒髪を振り乱しているのは苦痛だからではない。
 自分の内の快楽に打ち震えているからだ。
 ただでさえ狭い紫の膣口が、きゅうっ、と切なく締まる。
 真九郎はきつく締め上げられる感覚に腰を震わせた。
「真九郎……きもち、い……いか?」
 途切れ途切れに紫が尋ねてくる。蕩けた瞳は真直ぐに真九郎を見つめてきた。
 真九郎は問いには答えず。紫の、わずかな膨らみもない、まさにまな板のように薄く平坦な胸を愛撫した。



534 伊南屋 sage 2006/12/03(日) 21:39:41 ID:7YYS353k
 膨らみはないので、乳房と身体の境目がない。故に性感帯としても未発達なその部分の中、唯一敏感な部位である乳首に触れる。
 既に堅く凝った乳首を指先で捏ね回し。時には摘み上げる。
「ひぁうっ!」
 軽く摘む度に紫の身体がびくびくと跳ねる。
 ここまで淫らで敏感な反応を見せる紫が、少し前までは痛みを訴え、泣き叫ぶだけだったとは思えない。
 そうしたのが自分であると分かっていながら、紫の変化に驚いてしまう。
 無理矢理に組み敷いて以来、何度も身体を重ね、その度に紫は淫欲に目覚めていった。
 今では自ら求め、こちらに快楽を与える程に。
 今も、先に色欲を訴えたのは紫からだった。
 その細い指を真九郎の股間に這わせ、欲しいと呟いた。
 真っ赤な顔に期待を浮かべる紫は、どうしようもなく真九郎の興奮を誘ったのだった。
 そうして気が付けば紫と繋がっていた。抱き合い淫蕩に耽る。
「しんくろぉ、しんくろぉっ!」
 紫が、一体何度目だろう身を痙攣させ、絶頂の近付きを報せてくる。
「イキそうなのか?」
「あ、ぁ……イク、イクぞ、しん……くろぉっ」
 淫部から伝わる痙攣は更に激しさを増し、真九郎も同時にと、絶頂を誘う。
 断続的に収縮を繰り返す紫の中に、欲望をぶちまけたくなる。
 真九郎はそのために、腰の突き上げを強めた。
「くぁっ……あぁ、ひゃ! しんくろぉ、しんくろ……う。もう……ひゃう!」
 びくん、と紫の身体が大きく仰け反る。全体を震わせ、絶頂した事を伝える。
 真九郎はそれを見届けると、堪えていたものを吐き出した。
 紫の膣中に盛大に白濁を注ぐ。びゅくびゅくと跳ねる肉幹を、あっと言う間に満杯になった膣中から逆流した精液が伝い、白く染める。
「あは……っ、ぅぁ」
 天を仰ぎ見るように身を沿った紫が快感に浸る。
 愛する男に満たされる悦楽に陶酔し、その幼い身体で真九郎の欲望を受け止めた事を悦んでいる。
 紫は身体が落ち着いたのか、視線を自らと、真九郎の下半身に向けた。
「たくさん出したな……真九郎」
 接合部から溢れる精液を指先で掬い取り、指先に絡めそれを舌で舐めとる。
 わざわざ見せびらかすように、ゆっくりと舌先で絡めとる。
 わざとらしく卑猥な音を立て啜る。
 そんな紫の仕草に、またどうしようもなく、自分の獣が哮るのを真九郎は感じた。
 自らの身の内で硬さを取り戻している真九郎に気付いた紫が、結合を解く。



535 伊南屋 sage 2006/12/03(日) 21:47:28 ID:7YYS353k
 栓が抜けた秘穴から、ごぽりと精液が零れ落ち、真九郎の幹を更に白くまぶす。
「ふふ……真九郎の、まだ硬いな」
 幹に、紫の小さな手が添えられた。真九郎の白濁液をローション代わりに、亀頭を撫で回す。
 紫の手が、亀頭を這う度にぬちゃりと淫らな水音がした。
「今度は直接口にくれ、真九郎を……」
 言って、紫は身を屈め真九郎のそこへ唇で触れた。
 薄いピンクの唇が開かれ、真九郎をそこへ受け入れる。
 浅く、小さな紫の咥内には亀頭までしか収まらない。
 それでも紫は真九郎に快感を与えようと細い舌で精一杯に舐る。
「うっ……」
 射精直後の性器は、はしたなく快感に打ち震えた。真九郎は声を上げ悶える。
「ひもふぃいいは?」
 口の中に真九郎を含んだまま紫が尋ねてくる。
 真九郎は頭を撫で、頷く事で応えた。
 紫が嬉しそうに表情を綻ばせる。
 その無邪気な表情と、行動のギャップに、紫の猥雑な痴態が引き立ち、一層真九郎を興奮させる。
 この分なら、遠からず絶頂を迎えそうだ。証拠に、すでに射精感が込み上げ始めており、下半身を疼かせている。
 紫は口に収まらない竿の部分を両手を使い扱き立て、時折睾丸へのマッサージを交えてくる。
 全て真九郎が教えた事だ。それを忠実に実行し、責め立てるように射精を促す。
「んちゅ……ちゅぴ、ちゅぱっ……んふぅ。ふむっ、ん」
 舌の動きも激しさを増し、紫の口の端では先の精液が泡立っている。
 真九郎は自身がどうしようもなく昂ぶっているのを感じていた。
 背徳を犯すスリルに全身を粟立つような悦楽が走る。
「紫……紫っ」
 限界だった。腰が跳ね、白濁を撒き散らす。急に押し上げられた肉棒にえずき、紫が口を離した。
 そこへ真九郎の精液が浴びせかけられる。紫はそれを恍惚の表情で受け止めた。
 頭頂、顔面、胸元、腹部、太股、脹脛。文字通り、紫の頭から爪先までが真九郎の粘液に白く染められる。
「あは……」
 紫が、笑った。
「たくさん、たくさん出たぞ真九郎……ぜんぶまっしろだ」
 紫が身体に振りかけられた精液を指先で伸ばし、自らに擦り込むようにした。
 矮躯が余すことなく子種汁を浴び、ぬらぬらとぬめる。
「しんくろおの、匂いでいっぱいだ」
 妖しく微笑む紫は、到底七歳とは思えない、魔性とも言える色香を発していた。
 再三、真九郎の雄が哮る。
 紫色の宵闇が近付いていた。
 狂宴はまだ、終わらない。
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