1スレ431


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

  • 作者 伊南屋
  • 投下スレ 1スレ
  • レス番 431-433
  • 備考 電波

431 伊南屋 sage 2006/11/01(水) 21:30:49 ID:COYqlhoF
 アパートの中。
「くっ……はぁ……」
 熱の籠もった吐息が、少女の唇から洩れる。快感に身を震わせる声と合わせ、律動する体は自然と喉を震わせる。
 洩れる吐息にこの部屋の主でもある男は官能を見て取り、ならばと更に繋がりを深め、最奥を抉る。
「ぅああっ……ん!」
 絞るような声を上げ、少女は体を跳ねさせる。子宮口を突かれ、強い圧迫感と刺激に軽い絶頂を感じる。
「ジュウ……っ」
 名を呼ばれ、男――柔沢ジュウは、動きを緩めた。
「……何だ?」
 優しい声音で訪ねる。その間も腰はゆるゆると動き、強すぎない程度に互いの快感をもたらす。
「好き……だよ」
 その言葉に微笑み、口付ける事で応える。
 ただ、内心では普段からこれ位甘えた態度を取ってくれても、と思う。
 しかし、それは言葉にせず胸に仕舞う。
 なんとなく、不意にしか見せないからこういった態度を嬉しく感じるのかも知れないと思ったからだ。
 目の前で熱に浮かされたように身をくねらせる少女――堕花光のそういう素直でない部分に愛しさを感じるのもまた確かな事なのだから。
「なに、考えてるの?」
 ふと掛けられた言葉に光を見る。朱に染めた顔に訝しげな表情を浮かべ見つめ返される。
「ニヤニヤして。なに考えてるの?」
「……お前が可愛いなって事」
 ジュウの言葉に光は更に顔を赤くする。
「な……っ! 何を言ってっ……!」
 こういう真っ直ぐな言葉に光は弱い。すぐにうろたえ言葉を詰まらせてしまう。
 それを知っていてジュウは、敢えて口にした。ちょっとした意地悪だ。
 クスクス笑うジュウを見て、光が恥ずかしそうに呟く。
「……いじわる」
「悪い」
 詫び、と言うべきか。ジュウは緩やかだった動きを再び激しいものへと移す。
 深く、光は身の内を抉られ嬌声を上げる。
「や……っ! んぁうっ、あぁん!」
 一突きする度、体の奥から零れるように声が出る。
 その声がまた艶めかしく、ジュウは自身が昂るのを感じる。
 理性が薄れゆくのを感じながら、ジュウはただ、目の前の光に目を奪われていた――。


「う~~……」
 光が睨んでいる。
「…………」
 ジュウは黙り込んでいる。
「三回もした……」
 光の言葉に、ジュウが身を小さくさせる。
「三回とも膣中に出した……」
 ジュウの身が更に縮まる。
「止めてっていったのに止めなかった……」
 光の言葉がジュウに突き刺さる。
「……けだもの」



432 伊南屋 sage 2006/11/01(水) 21:38:00 ID:COYqlhoF
「すいません」
 ジュウ、土下座。
 ――あれから。理性が飛んだジュウは、光が形容したように獣となった。
 抜かず三発。しかも了承なしだ。
 光は絶頂を迎えても休ませて貰えず、数回意識が飛んだ。
 今も光の秘裂からはジュウの精液が大量に逆流してきていた。
 それだけならまだしも。
「しかも……まだ大きいし」
 光が見るのはジュウの股間。正座する脚の付け根には、三度も出したにも関わらず、未だ硬さを保ったモノがある。
 淫液と精液にまみれたそれは、獲物を探すかのように、その亀頭を震わせ上下に揺れている。
 まさしく獣と言わざるを得なかった。
「本当にすまん」
 一応ジュウ自身、誠意を持って謝ってはいるのだが。股間がそれでは些か説得力に欠けた。
 しかし、光はジュウが真面目に謝っている事が分からない訳でもない。
 一度溜め息を吐くと。
「まぁ、今日は大丈夫な日だったし取り敢えず許すけど……」
 と言った。言って更に「ただし!」と付け加え。
「ただし! 今度したら許さないからね! それと今度のデートの時は私の好物だけでお弁当作ってくること! 分かった!?」
 と叫んだ。
 ジュウはようやく許して貰えた安堵に表情を緩め。
「分かった。約束する」
 そう答えた。
 ――余談ではあるが。この二人の場合。ジュウの方が料理スキルがあるので手作り弁当を作るのはもっぱらジュウだった。
 閑話休題。
「さて……」
 光が呟いた。
「取り敢えずソレ、なんとかしなきゃね」
 差したのはジュウの陰茎。この間にも収まる事はなく身を震わせていた。
「えと……口で良い? 流石に疲れちゃって……」
「ああ、頼む」
 その言葉を合図に光が、ジュウに身を寄せる。
「ぅわ……べとべと」
 淫液、精液でデコレートされたジュウの性器は指先で触れれば糸を引く程だった。
 ただ、それがローション代わりとなり、手淫をスムーズにした。
 光の掌がジュウを包む。にちゅ、と音がした。
 ゆっくりと、手が上下を始める。掌の動きに合わせ。にちゃにちゃと淫らな水音がする。
 包む手を根元へ移し、代わりに亀頭を光の唇が包んだ。
「んむっ……ちゅっ」
 すぐに糸を引かせながら光が唇を離す。
「スゴい……えっちな味がする」
 ジュウと自らの体液の混合物を舐めとり舌の上で弄びながらそう呟く。
「もっとするね」



433 伊南屋 sage 2006/11/01(水) 21:42:05 ID:COYqlhoF
 その言葉と同時、再び唇が亀頭を包む。そのままジュウの性器が飲み込まれていく。
 飲み込まれながら、光の舌先にジュウにまぶされた体液が舐め取られていく。
「ちゅっ……んむっ……じゅる」
 舌が絡められ、吸い付かれる。みるみるうちにジュウの幹を濡らすのは光の唾液だけになっていく。
 それに合わせるようにジュウ自身の快感も昂っていく。ジュウが光にまみれる度、幹は喜びに震えるように身びくびくと律動させる。
 唇に扱かれ、舌先はそれを補助するように蠢き微かに掠める歯ですら鋭い刺激となってジュウを追い立てる。
「ふむっ……ちゅぅっ……ちゅぱっ、じゅるっ、ちゅぅぅうっ」
 吸い立てる光に、ジュウは絶頂に導かれる。
「く……っ! 出るっ……」
 光の頭を抑え、喉奥までくわえ込ませる。そうして、光の口内にジュウは精を放った。
「んんっ……んぶっ、んくっんくっ」
 唇から溢れそうになる精液。四度目だというのに相も変わらず大量に放たれるそれを光は必死に嚥下していく。
「ん……ちゅぅっ……ちゅぱ」
 むしろ勢いが弱まれば、もっととねだるように強く吸い付く。
「くぉっ……!」
 絞るような光に、ジュウが身を震わせ。これが最後とばかりに精液を吐き出す。
 それを飲み下し。舌で幹に付いた精液をこそげとった所で光は唇を放した。
「なんで……っ、まだ、こんなに、でるのよ……っ」
 息荒く、途切れ途切れに光が言う。
「でもお前に美味そうに飲んでたじゃないか」
 先の光の吸い付きを思い出しジュウが返す。
「なっ……! あれはっ! なんていうか無意識に……」
「無意識、か? なら余計エロいな」
 かーっ。と顔を真っ赤にさせ光が黙り込む。
 返す言葉も無いのだろう。それでも何か言い返そうと口をぱくぱくさせている。
 その様子が微笑ましくて、ジュウは思わず笑ってしまう。
「な、何を笑って……っ!」
「なんでもない」
 そう言って光を抱き寄せる。
 互いの体は火照っていたが、暑苦しいというような事はなかった。むしろ、その温かさに安堵を感じる。
「今日はもう寝ようか」
「……うん」
「明日の朝飯は何が良い?」
「なんでもいい。ジュウが作ってくれるなら」
「そうか」
 横になった体。その腕の中。光の温もりを感じる。
「さっき言った弁当の話。明日にするか。朝から弁当作って、二人で出掛けよう」
「うん」



434 伊南屋 sage 2006/11/01(水) 21:43:28 ID:COYqlhoF
 徐々に、意識が靄がかる。それは光も同じようで、半分閉じたた瞼の向こうでやはり光も瞼を閉じかけていた。
 薄れいく視界の中、最後まで互いを見つめ合いながら二人は呟いた。
「……おやすみ」
 間を置かず、室内に響くのは二人の寝息だけになった。

 ただ緩やかな眠りに二人は沈み、朝になれば目を覚ます。
 そうして二人は日々を重ねる。
 幸せな恋人としての日々を――。

fin.
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。