2スレ570

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  • レス番 570
  • 備考 電波 小ネタ

570 名無しさん@ピンキー sage 2007/12/24(月) 08:50:33 ID:iDhl0ZIa
「ジュウ様、メリークリスマスです」
「・・・・ああ、たしかにそうだがな」
場所はジュウの住むマンションの一室。
「ジャーン!! どうかな、このミニスカサンタ。似合う?」
「ああ、似合ってるぞ。だがな」
冬休みに入り、ゆっくりとした朝を迎え、そろそろ朝食をと思い
居間に続く戸を開けたジュウの前に広がるのは、
「柔沢君、大皿借りてるわよ」
「好きに使ってくれてかまわん。ああ、いや、そうじゃなく」
煌びやかに装飾された部屋だった。
「何でこんな風になってんだ」
「ジュウ君、あんまし細かいこと考えてると禿げるよー」
「柔沢君はただでさえ染髪で頭皮を痛めてるんだから、気をつけたほうがいいわよ?」
「余計なお世話だ!! そもそも鍵はどうした、鍵は!! 確か寝る前に確認したはずだぞ!!」
「問題ありません。私が開けました」
「チェーンは!?」
「あたしが切ったよー。駄目だよー、あんな安物使ってちゃあ。防犯意識がダメダメよー!!」
ジュウは目を手で覆うと上を向き嘆息した。
「ああもう好きにしてくれ」
「いけませんジュウ様」
「なに?」
珍しく自分の従者きつい言葉に目をやると、三人とも少し怒ったようにこちらを見ている。
「パーティーはみんなで楽しむものです」
「『みんなで楽しむ』、なんかエロくねえ!?」
「まあ雪姫のたわごとはともかく、こういう催しは一緒に盛り上がるものよ」
ポカンとした表情を浮かべたジュウは、「それもそうだな」と少し楽しそうに笑った。
それを聞いた三人にも、内側から暖かいものが湧き出してくるのが分かった。








『どこもかしこも甘いぞ』

. そんなの、そんなの、生クリームプレイになっちゃう!!」

光は己の妄想に嵌まり込み自宅から出れないでいた。






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最終更新:2007年12月30日 16:34
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