4スレ 958

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958 :名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 02:24:52.16 ID:K7sb0x1t 「よお」 「やあ、柔沢」 「久し振りだな、伊吹」 「ここのところ、大会とか、練習試合が立て込んでてね……あ、アイスティーを一つ」 「主将も大変だな。俺はコーヒーで」 「いや、そうでもないよ。皆、優秀だし、 俺のことをしっかりサポートしてくれている」 「そうか……ところで最近、光とはどうなんだ?」 「どうもこうも、前から言っているが、俺と光さんは、なんでもないよ。まあ、以前のように仲良くはしているけどね」 「本当かよ? あんなにベタ惚れだったのに、全然信じらんねーよ」 「一度突き放したのは俺のほうだし、愛想をつかされちゃったんじゃないかな」 「ふーん……うまくいくと思うけどな、お前らなら」 「そうかな」 「そうだろ」 「……まあ、君はアレな感じだし、しょうがないのかな」 「? なんだ?」 「いや、光さんも、苦労するなと思って」 「はあ?」 「こっちの話だ……と、噂をすれば」 「ん?」 959 :名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 02:25:09.86 ID:K7sb0x1t 「柔沢ー!! なに伊吹さんに絡んでんのよーっ!」 「うぐぉっ!? ひ、光!?」 「あんた! いくら伊吹さんが良い人だからってたかってんじゃないわよ! あんたの血は何色!?」 「現在進行形で赤い血が流れてんだろうが! てか、いきなりなにすんだ!」 「善良な一般市民を、野獣の手から救いにきたのよ!」 「誰が野獣だ!」 「やあ、光さん。久し振りだね」 「あ、伊吹さん。大丈夫でしたか? こんな不良に絡まれて、可哀想に」 「はは、本当にね」 「てめ、伊吹!」 「ほら柔沢! あんたはこっち来なさい!」 「ああ!? どこ連れてく気だよ!?」 「あんた、この前あたしの傘壊したお詫びに、荷物持ちするって言ったでしょ」 「はあ!? 今からかよ!」 「当然! でなけりゃ、なんであたしがあんたを引きずって歩かなきゃならないのよ!」 「知るか!」 「いいから、ほらいくわよ」 「わかったから放せよ! 自分で歩ける」 「そんなこと言って、逃げる気でしょ! 騙されないわよ!」 「なんでだよ!」 ギャーギャーワーワー!! 「まったく……罪作りな男だよね、君は……」 「はあ……本当に、羨ましいよ、柔沢」 960 :名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 02:25:39.43 ID:K7sb0x1t 『………………わかりました』 『いえ、今、言わせてください』 『今、はっきりと返事をさせてください』 『………………』 『あなたのことは好きでしたけど』 『これから好きになる人に失礼だから』 『私は、もう二度と、あなたを好きになることは無いと思います』 『これからは以前みたいに』 『先輩と後輩として、仲良くしてください』 『私に恋を教えてくれて』 『ありがとうございました!』
958 :名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 02:24:52.16 ID:K7sb0x1t 「よお」 「やあ、柔沢」 「久し振りだな、伊吹」 「ここのところ、大会とか、練習試合が立て込んでてね……あ、アイスティーを一つ」 「主将も大変だな。俺はコーヒーで」 「いや、そうでもないよ。皆、優秀だし、 俺のことをしっかりサポートしてくれている」 「そうか……ところで最近、光とはどうなんだ?」 「どうもこうも、前から言っているが、俺と光さんは、なんでもないよ。まあ、以前のように仲良くはしているけどね」 「本当かよ? あんなにベタ惚れだったのに、全然信じらんねーよ」 「一度突き放したのは俺のほうだし、愛想をつかされちゃったんじゃないかな」 「ふーん……うまくいくと思うけどな、お前らなら」 「そうかな」 「そうだろ」 「……まあ、君はアレな感じだし、しょうがないのかな」 「? なんだ?」 「いや、光さんも、苦労するなと思って」 「はあ?」 「こっちの話だ……と、噂をすれば」 「ん?」 「柔沢ー!! なに伊吹さんに絡んでんのよーっ!」 「うぐぉっ!? ひ、光!?」 「あんた! いくら伊吹さんが良い人だからってたかってんじゃないわよ! あんたの血は何色!?」 「現在進行形で赤い血が流れてんだろうが! てか、いきなりなにすんだ!」 「善良な一般市民を、野獣の手から救いにきたのよ!」 「誰が野獣だ!」 「やあ、光さん。久し振りだね」 「あ、伊吹さん。大丈夫でしたか? こんな不良に絡まれて、可哀想に」 「はは、本当にね」 「てめ、伊吹!」 「ほら柔沢! あんたはこっち来なさい!」 「ああ!? どこ連れてく気だよ!?」 「あんた、この前あたしの傘壊したお詫びに、荷物持ちするって言ったでしょ」 「はあ!? 今からかよ!」 「当然! でなけりゃ、なんであたしがあんたを引きずって歩かなきゃならないのよ!」 「知るか!」 「いいから、ほらいくわよ」 「わかったから放せよ! 自分で歩ける」 「そんなこと言って、逃げる気でしょ! 騙されないわよ!」 「なんでだよ!」 ギャーギャーワーワー!! 「まったく……罪作りな男だよね、君は……」 「はあ……本当に、羨ましいよ、柔沢」 『………………わかりました』 『いえ、今、言わせてください』 『今、はっきりと返事をさせてください』 『………………』 『あなたのことは好きでしたけど』 『これから好きになる人に失礼だから』 『私は、もう二度と、あなたを好きになることは無いと思います』 『これからは以前みたいに』 『先輩と後輩として、仲良くしてください』 『私に恋を教えてくれて』 『ありがとうございました!』

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