2スレ873

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2スレ873 -作者 2スレ873 -投下スレ 2スレ -レス番 873-830 -備考 電波 小ネタ 873 名無しさん@ピンキー 2008/04/02(水) 00:15:35 ID:nkQxew/y 「どうして私はみんなに嫌われてるの??なんでこんな目に合わなきゃいけないの??」 少年A「おめぇ気持ち悪いんだよ!!」 少年B「そうだそうだ!!妖怪みたいな前髪してんじゃねぇよ(笑)」 少年C「貞子みてぇ(笑)」 一人の少女はよってたかって少年達にいじめられていた。 その少女は少年達が去った後、ベンチで泣きじゃくっていた。 「もうやだ。学校なんて行きたくないよ、なんで??なんで私ばっかり・・・」 そんな時、頭に何かが乗った。 (え??!また誰か来たの??) 恐る恐る顔を上げると、見知らぬ男の子が頭を撫でている。 (誰だろう??) 男の子は優しい笑顔で私を見てくれている。 (なんでだろう?どうしてか落ちつく) それから男の子にいろんなことを話した。男の子はその時なぜだからアニメや漫画の話をしてくれた。 嬉しかった。こんな私に楽しい話をしてくれた。 だいぶ時間が経って日も沈みだし、二人は家に帰ることになり、 少女「そういえばお名前はなぁに??」 男の子「俺は×××だよ」 それから何年経ち、とある公園で。 雨「・・・ということがあったんです。」 ジュウ「そんなことあったんだな」意外な表情を浮かべるジュウ 。 874 名無しさん@ピンキー 2008/04/02(水) 00:38:04 ID:nkQxew/y 雨「それから私はいろんなアニメや漫画を見て、今の雪姫や円のようにアニメや漫画好きなったんです」 ジュウ「へぇ。」 雨の顔はとても嬉しそうな表情をしていた。なぜだかジュウもその表情を見てなんとなく笑ってしまった。 ジュウ「そういえばその男の子とはどうなったんだ??」何気なく聞いた質問だったが、対する雨は。 雨「今でも会ってますよ」 内心ジュウとしては少し嫉妬心のようなものがあったが、あえて口に出さず、 ジュウ「そっか」 とそっけない返事をした。 ジュウ「んじゃ行くか。明日は円堂の誕生日プレゼント買いに行くんだっけ??」 雨「はい。ジュウ様に付き合っていただくなんて申し訳ないです」 ジュウ「まぁ暇だったし、それに・・・」少し顔を背けながら 雨「??」 ジュウ「いつかお前に買ってやるプレゼントの参考に・・・」ボソボソ言ったので雨に聞こえなかった。 雨「どうしました??」不思議な感じで聞いてくる雨。 ジュウ「な、なんでもねぇ。帰るぞ」 そそくさ歩き出すジュウ。 雨「はい。参りましょう」笑顔で後ろをついていく雨。 ジュウについていきながら雨は思った。 (ジュウ様が覚えていなくても私は忘れていませんよ) 875 名無しさん@ピンキー 2008/04/02(水) 00:45:02 ID:nkQxew/y あの日の夕方・・・・ 少女「そういえばお名前はなぁに??」 男の子「俺は柔沢ジュウだよ」 不良のジュウと奴隷の雨。 いつもと変わらず二人はいつもの道を帰っていく。 近くの電柱から覗く人影。 光「お姉ちゃん、またあんな金髪不良男児と帰ってる!!」「・・・・・・・・・・私も誘えばアイツと・・・・・・・・」 光の日々も続いていく。 【完】 .

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