歴史


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創世神話



この世界は、一本の輝く角より生まれたとされている。
この角は「自分以外に何もないのはとても寂しい」と、自分の周りを回る二つの玉を生み出す。
玉を生み出した彼は、満足してしばらくその玉を見ていた。でも、その玉はただただ彼の周りを回るだけだった。
彼はさらにさみしくなった。そこで、自分の体を切って自分と同じような「喋る」存在を生み出した。その存在は全部で5体おり、彼らはその角の特徴を一つずつもらった。
最初に生まれたのは、鱗を持つ生き物だった。それは燭竜と呼ばれ、全ての竜の父となった。
次に生れたのは、毛皮を持つ生き物だった。それは麒獣と呼ばれ、全ての獣の父となった。
3番目に生まれたのは、羽毛を持つ生き物だった。それは陰陽鶴(おんみょうかく)と呼ばれ、全ての鳥の母となった。
4番目に生まれたのは、水を好む生き物だった。それは沱夢魚(たーむる)と呼ばれ、全ての魚の母となった。
最後に生まれたのは、何も持たない生き物だった。だが、輝く角とは別の者を手に入れていた。それが言葉と魔法であった。それは囁鬼(じょうき)と呼ばれ、全ての悪魔の父となった。

彼は寂しくなくなった。何もなかった二つの玉に、5柱の子供とその眷族が暮らしているのを見ているのは楽しかった。
が、ある時、悪魔の一族が自分たちで世界を統治しようとした。言葉を持たない、他の種族を全部自分たちの手中に納めようとした。
それに他の種族たちは反発した。しかし、言葉を持たない彼らは連携が取れず、次第に土地を追われていった。

そんな時、ひと際まばゆい光が世界を覆った。
その姿は、一匹の羽毛ある龍であったとされている。
この龍は輝く角にこう言った。
「私はとても遠くから来ました。住む場所を追われ、とてもへとへとです。できれば貴方の下で暮らしたいのですが、いけないでしょうか?」
輝く角は喋れなかった。彼には言葉がなかったからである。
そのことに気づいた龍は輝く角に言葉を授けた。
輝く角は非常に喜び、龍を受け入れると言った。輝く角は玉の片方を指差し、そこに住むよう龍に言った。
龍は自らの眷属として、人間を生み出した。
気に入らないのは悪魔の一族だった。
ただでさえ狭いのに、これ以上他の者を住ませられるか。
彼らは、龍に執拗に攻撃を加えた。
龍はどうしようもなかった。なので、輝く角に相談した。
彼は、悪魔を退散させる方法と、彼の子供たちの力を人間に与えた。
人間たちは、もらった力に合わせて体を作り変え、他の種族とともに悪魔と戦った。
長い闘いは、勝利で終わり、悪魔たちは魔法を他の種族に教えることで赦された。

この戦いによって、世界は大きく乱れ、荒廃した。そのため、それを直す必要があった。
これを成すために、龍は輝く角と相談した。
その結果、二柱協力して三つの柱を作ることにした。
一つが天を支える柱で、名をガルーダ
一つが地を支える柱で、名をクジャタ
一つが海を支える柱で、名をバハムートと言った。
三柱のおかげで、世界は安定を得た。
彼らは世界が安定するのを見届けると、これまでに受けた傷をいやすため、世界を、6種族に任せて二つの玉の中心にて眠りに付いた。






ファースト・カタストロフ


人類はこれまでに二度の滅びを迎えているらしい。
その最初の滅びが起こったのは、今よりはるか昔であると考えられている。
はるか昔といっても、何年前という正確な年号は出てこない。というのも、かつての歴史の一切が失われて久しいからだ。
この滅びについてわかることも少ない。
何が原因で滅びたのか、また、何者が滅ぼしたのかがすべて、霞にかかっている。
一つわかることは、この滅びに前後して、太陽は灰色となり光を失い、ムルト(月)のみがあやしく輝いていた、ということだけだ。
これより以前の遺跡は見つかっておらず、そこから先の歴史をたどることはできない。






セカンド・カタストロフ


今から800年くらい前に起こったとされる文明消滅で、地形を大きく変えるほどの大変動だったらしいと、発掘された古文書に記されている。
その滅びを引き起こしたものがなんであるかは一切の謎であり、おかげで強大な力を誇っていた文明が滅びたことだけが、発掘される数々のレリクスから推測される。
また、この滅びについて、一部のアルフは何かを知っているかのようだが、彼らは固く口を閉ざしている。








現在


多くの国家がこの世界を分割統治しており、国家間の反応はさまざまである。

北には強大な大国、「ウォルドガン帝国」があり、他国に積極的に攻め入っている。
これに対抗するように、多くの国で国家間の条約締結を始めとした封じ込め作戦を行っている。
が、これといって目覚ましい成果は上がっていない。
また、各地でこれまで見られなかった異形の存在が見られるようになった。
この異形の存在は、帝国が作戦行動を行う前後に多くみられ、帝国との関係が注目されている。
一部上層部は、それら異形の存在を奈落と呼称し、それらの動向を注視している。