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神出五社
神出諸島における、5つの主要な社を指している。
この社は、各島に1社あり、島内の信仰を集めている。
これらは、今でこそ主要な神々をまつっている社とされているが、その裏には別の神の顔があるとされている。
この神の顔が拝めるのが、神出五社祭りであり、この五社祭りは10月の始めの週の土・日・月曜日に行われ、この三日間は島内の教育機関が休みとなる。以下に各神社とその祭神を記す。
地照神社 閂島
祭神:天照大御神
蛭子命
神出一宮と言われる神社で、歴史も最も古い由緒正しき社。
現在の祭神は、蛭子命と天照大御神の二神を主に祀っている。
創建された年代は詳しくわかっておらず、最も昔からある蛭子命を祀った社であることは間違いないようだ。
この社のある、閂島の山を挟んで反対側の海岸には、この社の本殿があり、そこには巨大な扉と閂がある。
これが、この島の名の由来で、この先は地獄につながっているとも言われている。
現在の神主は地照春彦。
月水神社 日ノ貴島
祭神:月詠命
久久能智神
月山神社と同じように、月詠命を祭っているとされる神社。
日ノ貴島のほぼ中心にあり、島に自生する変わった柑橘類の原木が御神木とされている。
一廉八幡神社(ひとかどはちまんさん) 古神島
祭神:誉田別命
賀茂別雷命
神出諸島の一番大きな島、古神島の門前にある神社。
神出五社の中で最大の規模を持っており、五社祭りとは別にやっている、春と秋の祭りが有名である。
境内には大きな榊が植わっており、推定樹齢が300年とも言われている。
この榊には秘密があるらしいが、それを知っているのは限られた人間だけらしい。
鋳輪守神社 鋳輪守(すわもり)島
祭神:天目一箇命
武甕槌命
満玉神社 締玉島
祭神:大綿津見命
高龗神(きふねさん)