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「もう間に合ってるよ、すまん」

「あー、実はついさっきペアを結成してだな…」

「もうペアできてるからスマソww」

「オレ、今回彼女と一緒に参加するから無理なんだ(キリッ」

「悪いな一樹。このチーム、二人用なんだ」



「orz」

意気揚々とペア探しを始めたのはいいもの…ことごとく断られている。
20人はあたったが、みんなぺアを決めてたり、どうなってるの…。
しかも一部草生やしてるヤツとリア充とス〇夫がいたし…リア充タヒね(殴

「頼みの綱の如月先生と上野先生にも断られるとはね…」

そう、いざと言うときの最終手段…先生にも断られたのだ。
理由を聞くと、二人とも『もうペアがいる』とのこと。
これは、やっぱり僕の行動が遅かったんだろうか。

さて、ペア探しを続けないといけないけど、一体誰を―――。

「天海さんと神皇さんはどうだろ…」

生徒会で忙しいだろうけど、参加しないということはないと思う。
もしかしたら二人もペアが決まってるかもしれないけど、行くだけ行ってみよう。
僕は少し駆け足で生徒会室へ向かった。



「あぁ、ゴメンけどもうペアは決まってるんだ。悪いね」

「ペア?もう決まってるけど…東くんはまだなのかしら?」



「orz」

二人とも決まっていた!
ななななんてこったい…冗談じゃなくやばいって。
このままじゃペアが見つからず参加不可に…。

ん、あそこにいるのは松戸教頭…よし、聞くだけ聞いてみよう!

「松戸教頭、実は話が――」

「無理だ」

「僕とペアを――って話す前から拒絶の意志が!?」

「実は聞こえていた」

そう言ってニヤリと笑みを浮かべる教頭。

「実は私もペアが決まっているのだよ、すまない」

「い、いえいえ!ペアができないのは僕の不注意ですので!」

教頭に謝られるなんて、とんでもない。

「代わりといってはなんだが、これをあげよう」

そう言って、一枚のカードを差し出してきた。

「えっと…このカードは?」

見た事ないカードだ…フレームが白いから、シンクロモンスターみたいだけど。

「あぁ、これは私が先日開発したカードでね…実験を頼みたいのだが」

「実験・・・?」

「難しいことはない、ただそのカードを使ってくれるだけでいい」

なるほど、それだけでおまけにカードももらえるなら、お得だな。

「いいですよ、受けます」

僕は二つ返事で了承した。

「そう言ってくれると思っていたよ」

僕は受け取ったカードをデッキへしまう。

「じゃあ、僕はこれで失礼しますね」

さて、ペア探しを続行しなければ。
そう言って、僕は生徒会室を後にする。

「さて、どこを探そう…」

まだ森の辺りは行ってないな…よし、行ってみよう。



「誰もいないなぁ…」

森の中に人がいると思ったのが間違いだったんだろうか。
となると長いは無用だし、寮に戻るかな…。
と、そのとき。

「おい」

「!?」

いきなり後ろから声をかけられる。
び、ビックリした…。

「って!蒼炎寺!?」

「・・・・・」

なんだか、いつもより顔色が悪い。
というか、どうしてコイツがこんな場所に…。

「……」

「え?」

小さくてよく聞こえない。

「あの女に負けたせいで、舎弟は全員いなくなった!
それに副会長とやらにも負けて、オレのプライドはズタズタだ!」

「ま、まぁまぁ…。だってあの二人、強いし…」

「あぁ!?オレが弱いってのか!?」

「い、いやそう言ってるわけじゃないけど」

なんで僕は下級生に逆ギレされてるんだろう。

「そもそも、なにもかもお前のせいだ!」

「・・・ひょ?」

思わぬ展開に、HAGAのような間抜けな声が出てしまう。

「そうだ、お前のせいだ!何もかも、お前のせいなんだ!」

「い、いやそれは流石に八つ当たりじゃ…」

「うるさい…うるさいうるさいうるさい!」

そう言って、蒼炎寺はデュエルディスクを構える。

「お前、オレとデュエルしろ!オレはムシャクシャしてるんだ!」

そうデュエルを強要してくる。
それによくわからないけど、なんだか様子がおかしい。
こっちの話も通じそうにないし、ここはデュエルを受けよう。

「いいよ、受けてたつ!」

いい加減リベンジしたいと思ってたところだし、ちょうどいい。
そう言って僕もデュエルディスクを構え、デュエルが始まる―――。





東一樹
『マジカ・ルギア+』

vs

蒼炎寺照
『ジェネティック・フォレスト』





「オレの先攻!ドローだ!」

蒼炎寺の先攻でデュエルが始まった…前回は負けたけど今回は、勝つ!

「モンスターとカードをセット、ターンエンドだ!」

「僕のターン、ドロー!《パープル・ガジェット》を召喚!」


《パープル・ガジェット》
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1600/守1500
このカードの召喚に成功したターンのエンドフェイズに、デッキから
「ブルー・ガジェット」1枚を手札に加えることができる。
「パープル・ガジェット」はフィールド上に一枚しか存在することができない。


「バトルフェイズ、パープル・ガジェットで伏せモンスターを攻撃!」

パープル・ガジェット ATK1600 vs 素早いモモンガ DEF 100

素早いモモンガを撃破!


「破壊されたモモンガの効果を発動だ」


《素早いモモンガ》
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻1000/守 100
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分は1000ライフポイント回復する。
さらに自分のデッキから「素早いモモンガ」を任意の数だけ
裏側守備表示で特殊召喚する事ができる。


「ライフを1000回復し、デッキから『素早いモモンガ』2体を特殊召喚だぜ」

蒼炎寺 4000→5000

素早いモモンガ…ライフを回復されてモンスターを展開させてしまった。

「カードを2枚伏せてエンドフェイズ、パープルの効果で『ブルー・ガジェット』を手札に加えるよ」

「オレのターンだ!」

この伏せカードがあれば、なんとか凌げるはず。

「素早いモモンガを反転召喚、《X-セイバー エアベルン》を召喚!」


《X-セイバー エアベルン》
チューナー(効果モンスター)
星3/地属性/獣族/攻1600/守 200
このカードが直接攻撃によって相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手の手札をランダムに1枚捨てる。


「チューナーモンスター・・・ということは」

「その通り、シンクロ召喚だ!
レベル2素早いモモンガに、レベル3X-セイバー エアベルンをチューニング!
唸れ、雷!荒ぶれ、烈風!駆け抜けろ、閃光!
その力を具現化せよ!シンクロ召喚!いでよ、サンダー・ユニコーン!

《サンダー・ユニコーン》
シンクロ・効果モンスター
星5/光属性/獣族/攻2200/守1800
獣族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に
相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで、
自分フィールド上に存在するモンスターの数×500ポイントダウンする。
この効果を発動するターン、このカード以外のモンスターは攻撃する事ができない。


これは、チームユニコーンのモンスター・・・!

「『サンダー・ユニコーン』の効果を発動!
相手モンスター1体の攻撃力を、エンドフェイズまでオレの
フィールドのモンスター1体につき、500ポイントダウンさせる!」

「うっ・・・場のモンスターはモモンガとユニコーン、攻撃力は1000下がる…」

パープル・ガジェット ATK1600 →ATK 600

「いくぜ!バトルフェイズ、サンダー・ユニコーンでパープル・ガジェットを攻撃、サンダー・スピアー!」

「通さないよ、罠カード《万能地雷グレイモヤ》を発動!」


《万能地雷グレイモヤ》
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する
攻撃力が一番高いモンスター1体を破壊する。


「攻撃力の1番高いモンスター、サンダー・ユニコーンを破壊!」

「残念だな!罠発動、《トラップ・スタン》!」


《トラップ・スタン》
通常罠
このターンこのカード以外のフィールド上の罠カードの効果を無効にする。


「グレイモヤの効果は無効だ!」

またそのカード…でも、これなら!

「なら、更に罠カード《機械部隊の防壁》を発動するよ!」


《機械部隊の防壁》
通常罠
自分フィールドの機械族モンスターが攻撃対象にされたときに発動できる。
そのモンスター1体の攻撃を無効にし、カードを一枚ドローする。


「攻撃を無効にして、カードを1枚ドロー」

「ちっ…カードを1枚伏せて、ターン終了だ!」

「僕のターン、ドロー!」

よし、このカードならいける!

「《ブルー・ガジェット》を召喚!」


《ブルー・ガジェット》
効果モンスター
星3/水/機械族/攻1200/守600
このカードの召喚に成功した時、デッキから「ホワイト・ガジェット」
1枚を手札に加えることができる。
このカードがリバースした時、フィールド上のモンスター1体を手札に戻す。


「召喚に成功したことで、デッキから『ホワイト・ガジェット』」を手札に。
そして、手札から魔法カード《融合》を発動!」


《融合》
通常魔法
手札・自分フィールド上から、融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を
エクストラデッキから特殊召喚する。


「手札の『ホワイト・ガジェット』と『魔法少女MAMI』と場の『パープル・ガジェット』を融合!
いけ、その姿を見せ付けるんだ!魔法武装女MAMIさんを融合召喚!

《魔法武装女MAMI》
融合・効果モンスター
星6/光属性/魔法使い族/攻2300/守1900
「魔法少女MAMI」+機械族モンスター×2
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えたとき、
自分の手札1枚につき、500ポイントのダメージを与える。
このカードが戦闘によって破壊され、墓地へ送られたとき、
自分の墓地の「魔法少女MAMI」1体を特殊召喚することができる。


「融合召喚か」

MAMIさんならそんなカード、敵じゃない!

「バトルフェイズ、MAMIさんでユニコーンを攻撃、ティロ・フィナーレ!」


魔法武装女MAMI ATK2300 vs サンダー・ユニコーン ATK2200

サンダー・ユニコーンを撃破!蒼炎寺に100のダメージ!

蒼炎寺 5000→4900


「MAMIさんの効果を発動!MAMIさんが相手に戦闘ダメージを
与えたとき、僕の手札1枚につき、500ポイントのダメージを与える!
僕の手札は3枚、よって1500ダメージを受けてもらうよ!」

蒼炎寺 4900→3400

「ちっ、一気に焼いてくるか!」

「続いてブルー・ガジェットで伏せモンスターを攻撃!」


ブルー・ガジェット 1200 ATK vs 素早いモモンガ DEF 100

素早いモモンガを撃破!


「モモンガが破壊されたことで、オレはライフを1000回復だ」

蒼炎寺 3400→4400

よし、モンスターを全滅させたぞ!

「僕はこれでターンエンド!」

「いくぜ!オレのターン!」

ドローしたカードを見た途端、蒼炎寺のテンションが上がる。
一体、なんのカードをを引いたんだ…。

「ハッハッハッ!魔法カード《ブラック・ホール》だ!」


《ブラック・ホール》
通常魔法(制限カード)
フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。


ホントにすごいカードだった!
まずい、蒼炎寺の場のモンスターは0だから僕だけが一方的に…。

「フィールドのモンスターをすべて破壊だ!
さらにオレは《ジェネティック・ワーウルフ》を召喚!」


《ジェネティック・ワーウルフ》
通常モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻2000/守 100
遺伝子操作により強化された人狼。
本来の優しき心は完全に破壊され、
闘う事でしか生きる事ができない体になってしまった。
その破壊力は計り知れない。


「バトルフェイズ、コイツで終わりだ!ジェネティック・ワーウルフでダイレクトアタック!」

「まだだよ!手札の《速攻のかかし》の効果を発動!」


《速攻のかかし》
効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 0/守 0
相手モンスターの直接攻撃宣言時、このカードを手札から捨てて発動する。
その攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。


「手札から捨てて、バトルフェイズを終了するよ」

「しぶといヤツだな、カードを1枚伏せてターンエンドだ」

なんとか凌いだけど…ここでなにか引かなければまずい!

「僕の・・・ターン!」

このカードは・・・よし、ちょうどいける!

「魔法カード《融合》を発動!
手札の『ホワイト・ガジェット』と『パープル・ガジェット』を融合!
こい、融合召喚!倒せ、フラッシュバック・ガジェット!


《フラッシュバック・ガジェット》
融合・効果モンスター
星7/光属性/機械族/攻2500/守2100
「パープル・ガジェット」+「ホワイト・ガジェット」
このカードの融合召喚は上記でしか行なうことはできず、融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの融合召喚成功時に魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送ったとき、墓地の『ガジェット』
と名のつくモンスター1枚を除外することで、このターンもう一度だけ続けて攻撃することができる。
このカードがフィールドから離れるとき、ゲームから除外される。


「また融合か・・・!」

このカードならジェネテイックなんかに負けはしない!

「バトルフェイズ、フラッシュバックでワーウルフを攻撃!キャノンライズ!」


フラッシュバック・ガジェット ATK2500 vs ジェネティック・ワーウルフ ATK2000

ジェネティック・ワーウルフを撃破!蒼炎寺に500のダメージ!

蒼炎寺 4400→3900


「まだだよ!フラッシュバックが戦闘でモンスターを破壊したとき、
墓地のガジェット1枚を除外することで、もう一度だけ攻撃することが出来る!」

「なに!?」

「いけ、フラッシュバック・ガジェット!セカンドキャノンライズ!」

蒼炎寺 3900→1400

蒼炎寺のライフは残り少し、あと一息だ!

「これで僕はターンエンド!」

「・・・オレのターンだぁ!」

ドローしたカードを見ると…再び蒼炎寺は笑みを浮かべる。

「墓地の『ブラック・ホール』を除外し、手札から《マジック・ストライカー》を特殊召喚!」


《マジック・ストライカー》
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻 600/守 200
このカードは自分の墓地に存在する魔法カード1枚を
ゲームから除外し、手札から特殊召喚する事ができる。
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。


「さらにオレは《ユニバード》を召喚!」


《ユニバード》
効果モンスター
星2/風属性/鳥獣族/攻 100/守 600
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体と
このカードをゲームから除外し、
その元々のレベルを合計した数値以下のレベルを持つ
シンクロモンスター1体を自分の墓地から選択して発動する。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。


「コイツは自身のモンスターとユニバードを除外することで、
そのレベル以下の墓地のシンクロモンスターを特殊召喚できる」

「墓地のシンクロモンスターを蘇生!?」

まずい、墓地にはあのカードが・・・!

「オレは『マジック・ストライカー』と『ユニバード』を除外し、
今こそ蘇れ!墓地から、『サンダー・ユニコーン』を特殊召喚!」
そして永続罠カード、《正統なる血統》を発動!」


《正統なる血統》
永続罠
自分の墓地に存在する通常モンスター1体を選択し、攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上に存在しなくなった時、このカードを破壊する。


「墓地のワーウルフを特殊召喚だぁ!さらにユニコーンの効果で、フラッシュバックの攻撃力を1000下げる!」

フラッシュバック・ガジェット ATK2500→1500

まずい、ガジェットの攻撃力をユニコーンが上回った!?

「バトルフェイズ、ユニコーンでダイレクトアタック!サンダー・スピアー!」


サンダー・ユニコーン ATK 2200 vs フラッシュバック・ガジェット ATK1500

フラッシュバック・ガジェットを撃破!一樹に700のダメージ!
フラッシュ・バック・ガジェットがフィールドから離れたため、ゲームから除外された。

一樹 4000→3300


「ふん、ターンエンドだ」

…圧倒的ピンチな状況だ。
僕の手札と場のカードは0、蒼炎寺にはワーウルフとユニコーンがいる。
ライフが僕のほうが多いけど、このままじゃ確実に負ける…!
このドローで、逆転のカードを呼び寄せるんだ!


「僕の…ターン!」

このカードは……よし、いけるぞ!

「僕は《ギア・サポーター》を召喚!」


《ギア・サポーター》
チューナー(効果モンスター)
星3/地属性/機械族/攻 100/守 900
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在する
レベル4以下の「ガジェット」と名のつくモンスター1体を
表側守備表示で特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚した効果モンスターの効果は無効化される。
このモンスターをシンクロ素材にしてシンクロ召喚を行なう場合、
シンクロモンスターの種族は機械族でなければならない。


「チューナーモンスター…」

「サポータの効果で、僕は墓地の《ホワイト・ガジェット》を特殊召喚!」

「レベル7のシンクロモンスターか・・・!」

教頭……もらったカード、ありがたく使わせてもらいます!

「レベル4ホワイト・ガジェットに、レベル3ギア・サポーターをチューニング!」


世界の悪夢を晴らすため、勇気と思いをドッキング!シンクロ召喚!進め、パワー・ツール・ドラゴン!


《パワー・ツール・ドラゴン》
シンクロ・効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2300/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。
自分のデッキから装備魔法カードを3枚選択し、
相手はその中からランダムに1枚選択する。
相手が選択したカード1枚を自分の手札に加え、
残りのカードをデッキに戻してシャッフルする。
また、装備魔法カードを装備したこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカードに装備された装備魔法カード1枚を墓地へ送る事ができる。


「パワー・ツール・ドラゴン…ケッ、ユニコーンより攻撃力は上か。
だが、ワーウルフとの攻撃力の差はわずかに100。次のターン、ワーウルフを強化すればいい」

「・・・それはどうかな?
僕は『パワー・ツール・ドラゴン』の効果を発動!
デッキから装備魔法を3枚選択、1枚をランダムに手札に加えます」

対象…『巨大化』『機械剣-マシーン・ソード-』『団結の力』

「1枚を手札に加え…装備魔法《機械剣-マシーン・ソード-》を発動!」


《機械剣-マシーン・ソード-》
装備魔法
装備モンスターの攻撃力は、墓地の機械族モンスター1体につき
300ポイントアップする。
このカードが破壊され、墓地へ送られたとき、墓地の機械族モンスターを
2枚除外する。2枚以下の場合はすべて除外する。


「墓地の機械族は6枚、よって攻撃力は1800ポイントアップ!」

パワー・ツール・ドラゴン ATK2300→ATK4100

「なっ…攻撃力4100だと!?」

「バトルフェイズ、パワー・ツールでワーウルフを攻撃!クラフティ・ブレイク!」


パワー・ツール・ドラゴン ATK4100 vs ジェネティック・ワーウルフ ATK2000

ジェネティック・ワーウルフを撃破!蒼炎寺に2100のダメージ!

蒼炎寺 1400→ 0





            DUEL END
           WINNER 東 一樹





「うん、楽しいデュエルだったよ!」

どうなるかと思ったけど、最後は松戸教頭にもらったカードが役にたった。
うん、あの時間も無駄じゃなかった…。

「う・・・」

そのとき、急に蒼炎寺が膝をついた。
頭を押さえ、小言で何かを呟いている。
よく分からないけど…なんだか少し辛そうだ。

「だ、大丈夫?」

「あ、あぁ…大丈夫だ」

蒼炎寺が立ち上がる。
気のせいか、顔色が良くなったように見える。

「んー…なんだかすっきりした!」

そう言う蒼炎寺はさっきみたいな怖い顔でなく、明るい表情が浮かんでいた。
まるで、デュエルする前とは別人みたいだ…。

「よくわからんが、お前のおかげみたいだな。ありがとよ」

「あ、ありがとう?」

自分でもよく分からないので、疑問系で返してしまう。
まぁ…デュエルのおかげってことかな?

「なんだか、悩んでたのが馬鹿らしいぜ。清々しい気分だ」

そう言って空を仰ぐ。
そこには雲ひとつない空が広がっていた。

「ま、困ってるのは変わらないんだがな」

少し困ったように頬を掻く。

「大変だね」

そう二人で話していると、

「あら…珍しすぎる組み合わせね」

森の奥から先輩が歩いてきた。
こんなところでなにを…ってこっちも同じか。

「お前は…月夜礼奈、だったか」

あ、そういえば蒼炎寺は前に先輩に負けてたっけ。
しかもそれが原因で舎弟がいなくなったとかいってたし、まずいんじゃ…。

「えぇ。どうやら、一樹君に負けちゃったみたいね」

「・・・あぁ。負けたな」

でも、そう言う蒼炎寺の顔は笑っていた。
よく分からないけど、特に気にしてないのかな?

ってそうだ!先輩がいたじゃないか!
最初に思いつくべきなのに、なんで忘れてたんだ?

「せ、先輩!」

「なにかしら」

「今度のタッグトーナメント、僕とペアを組んでくれませんきゃっ!?」

大事なところで噛んでしまった!

「タッグトーナメント…」

先輩は少し考えるような素振りを見せる。
まだペアの相手が決まってないといいんだけど…。

「丁度相手が決まってなかったし、構わないわ」

「ほ、本当ですか!?」

待ちに待った返事が聞けたので、思わず声が上擦ってしまう。

「こんな嘘は吐かないわ。よろしくね、一樹君」

「よ、よろしくおねがいしましゅ!」

また噛んでしまった!

でも、やった!先輩ならとても心強い!


「そうだ、その手があったか」

と、そのとき、蒼炎寺が何か思いついたような仕草をする。

「なにかいいアイデアでも浮かんだ?」

何気なくそう聞いてみる。

「月夜さん」

な、何故か急にかしこまって先輩の名前を呼ぶ。
今まで『お前』とかだったのに、ど、どうしたんだろう。

「なにかしら」

「オレを、アンタの子分にしてください!」

えっ

「ええぇぇぇぇぇぇ!?」

思わず声をあげてしまう。

「オレは、まだ未熟でした。
もっと強くならないといけません…そのために、オレを子分にしてください!」

よく分からないけど、それが蒼炎寺の答えみたいだ。

「そうね…」

先輩はなんて答えるんだろう…。

「私じゃなくて、一樹君の弟子になったらどうかしら」

「えぇっ!?」

予想外の答えに、マ〇オさんのような驚き方をしてしまう。
な、なんだってそんなことを?

「正直一樹君で手が一杯なのよ。それに、私から
よりも、一樹君から学ぶことのほうが多いと思うわ」

「え、それってどういう―――」

「分かりやした!お願いしやす、アニキ!」

言い切る前に蒼炎寺に言い寄られる。

「ちょ、いや…に、逃げる!」

僕は全力疾走でその場から離れる!

「アニキ~、待ってくだせぇ!」

それを追いかけてくる蒼炎寺。
それを可笑しそうに見守る先輩。



ペアはできたけど…僕の日常はどうなってしまうんだ!?



ちょっと展開が強引な感じがしますが、22話でした。
今回から蒼炎寺くんをギャグキャラとして採用します。
性格がぶっ壊れる可能性も…w

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