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『こちらいっすぃ。目的地周辺に到着したよ』

俺の名は村崎況屋、デュエルアカデミアで教諭をしている。
今日はロリロリハンターズの仲間と一緒に、小等部への潜入ミッションを行なっている。
だが、俺は直接潜入はしない、司令塔として動く。

と、いうことで俺は一人部屋の中で通信機を握っている。

「了解した。まだまべにめは到着していないようだ。先に行動をしていてくれ」

どうやら、東のほうがなんとか成功したようだな。
思わず、安堵の息を漏らす・・・しかし、

『了か――』

突如、音声が途切れる。

「お、おい!?どうしたいっすぃ、返事をしろ!」

しかし、通信機からはツーツーと機械音が聞こえるだけだ。

「一体どうしたというんだ…」

もしや・・・見つかったのか!?
そんな馬鹿な・・・いや、その可能性は有り得る。
それなら、その危険性を池谷にも伝えなければ…。

オレは急いで通信機を手に取り、池谷への連絡を取る。

『こちらまべにめ、どうしたバイオレット!』

まだ池谷は大丈夫だったみたいだ。
まずは、急いで状況を伝えなければ…!

「まべにめ!ついさきほど、いっすぃの通信が途絶えた!」

『なに!?』

やはり池谷も知らなかったようで、動揺したような声が聞こえた。

敵襲にあったのかもしれん、お前も気をつけ――」

グシャ!

突如大きな音がしたかと思うと、通信が途絶える。
音をした方を見ると、通信機を繋ぐ機材が壊されていた…非常に鋭利そうな鉈で。

「推理通り…やはり教諭が関与していたようね」

そこには…紅の―イフリートレッドの―制服に身を包んだ、一人の女生徒が立っていた。

「お前は確か…月夜礼奈、だったか。入学試験の成績ではトップクラスの成績
だったというのに、自らイフリートレッドを希望したとか・・・変わったヤツだな。
お前ほどの実力があれば、生徒会副会長と互角、もしくはそれ以上に渡り合えるだろうに」

しかし、なぜ彼女がここに?
彼女は生徒会でもなんでもないはず…だが…。

「お褒めに頂き光栄です。しかし、貴方がこのようなことをしていた、というのは紛れも無い事実」

獲物を機材から引き抜きながら、そう言い放つ。

「ぐっ…」

確かにそうだ。
これに関しては言い逃れもできまい。
この後の俺の処罰は・・・よくて解雇だろうか…。

「まぁ、条件次第ではこのことを見なかったことにしてくれても構いません」

「本当か!?」

「えぇ」

破格の条件…だが、その条件が鬼畜なのだろう。

「・・・いくらだ?」

幸い、俺の口座には今まで溜めてきた金がそこそこある。
余程膨大な金額を指定されない限り、大丈夫なはずだ…。

「いえ、お金には興味ありません。私が興味あるのは…これです」

そう言って腕を突き出す――デュエルディスクを装着した腕を。

「私とデュエルをして、その結果次第で黙認しましょう。悪くない条件でしょう?」

「・・・」

確かに、悪くない…どころか、まさしく破格の条件といえよう。
だが・・・こんな破格なはずがない、どこかに穴があるはずだ。
しかし、今までの会話の中に穴は見つけられない・・・これは一体…。

「あら、教諭ともあろう人が怖気づいてるんです?」

怖気づいてる…だと?

「ふん…いいだろう、格の違いを見せてやろう!」

上等だ、この女に教師の実力を見せ付けてやる!





月夜礼奈
『月下静翔』

vs

村崎況屋
『一つ目の魔人』





「私のターン、ドロー」

彼女の先攻でデュエルがはじまる。
私の手札には――『溶岩魔人ラヴァ・ゴーレム』と『所有者の刻印』、そして
『高等儀式術』に『サクリファイス』がある。


《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》
効果モンスター
星8/炎属性/悪魔族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
相手フィールド上に存在するモンスター2体をリリースし、
手札から相手フィールド上に特殊召喚する。
自分のスタンバイフェイズ毎に、自分は1000ポイントダメージを受ける。
このカードを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。

《所有者の刻印》
通常魔法
フィールド上に存在する全てのモンスターのコントロールは、
元々の持ち主に戻る。

《高等儀式術》
儀式魔法(制限カード)
手札の儀式モンスター1体を選択し、そのカードとレベルの合計が
同じになるように自分のデッキから通常モンスターを墓地へ送る。
選択した儀式モンスター1体を特殊召喚する。

《サクリファイス》
儀式・効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
「イリュージョンの儀式」により降臨。
1ターンに1度、相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、
装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備する事ができる。
このカードの攻撃力・守備力は、このカードの効果で装備したモンスターの
それぞれの数値になる。この効果でモンスターを装備している場合、
自分が受けた戦闘ダメージと同じダメージを相手ライフに与える。
また、このカードが戦闘によって破壊される場合、代わりにこのカードの効果で
装備したモンスターを破壊する。


先攻でないのが残念だが…十分な良手だ。
シュミレーションとしては

①相手がモンスターを複数枚展開した場合
→二体をリリースでラヴァを召喚、サクリでラヴァを奪う。

②相手がモンスターを複数展開した場合Ⅱ
→二体をリリースでラヴァを召喚、サクリでモンスターを奪う。
 その後、刻印を発動し、ラヴァのコントロールを得る。

③相手がモンスターを1体展開した場合
→サクリを召喚、そのモンスターを奪う。

なのが考えられる。
フフッ…完璧だ!

「魔法カード《天空の宝札》を発動」


《天空の宝札》
通常魔法
手札から天使族・光属性モンスター1体をゲームから除外し、
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚する事ができず、
バトルフェイズを行う事もできない。


「私は手札の『大天使クリスティア』を除外し、2枚ドロー」

「天使族デッキか…」

厄介なデッキだ…が、このターンは天空の宝札の効果で特殊召喚はできない。

仮にもう一枚クリスティアを持っていたとしても、このターンは安全だ。
次のターンの前に、一気に場を固めるまで…!

「さらに魔法カード《強欲で謙虚な壷》を発動」


《強欲で謙虚な壺》
通常魔法
自分のデッキの上からカードを3枚めくり、
その中から1枚を選択して手札に加え、
残りのカードをデッキに戻す。
「強欲で謙虚な壺」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン自分は特殊召喚する事ができない。


「デッキの上からカードを3枚めくり、1枚を手札に加えるわ」

「特殊召喚できないデメリットを重ねてきたか…」

なるほど…噂に聞くだけの実力はあるようだ。
だが、所詮は生徒。エリート教諭の私の敵では――


1枚目:奈落の落とし穴
2枚目:次元の裂け目
3枚目:次元幽閉


「なん・・・だと・・・?」

「私は『次元の裂け目』を選択。そして永続魔法《次元の裂け目》を発動」


《次元の裂け目》
永続魔法
墓地へ送られるモンスターは墓地へは行かずゲームから除外される。


次元の裂け目は墓地へ行くカードを除外するカード…。
つまり『コストで墓地へ送ることができない』状態になる。
オレの『高等儀式術』のカードが完全に腐ってしまう…!

「カードを2枚伏せ、ターンエンド」

確かに次元の裂け目は痛いが…逆転できないレベルではない!

「私のターン!ドロー!」

ドローカードは…『トーチ・ゴーレム』のカード。


《トーチ・ゴーレム》
効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守 300
このカードは通常召喚できない。
このカードを手札から出す場合、自分フィールド上に「トーチトークン」
(悪魔族・闇属性・星1・攻/守0)を2体攻撃表示で特殊召喚し、
相手フィールド上にこのカードを特殊召喚しなければならない。
このカードを特殊召喚する場合、このターン通常召喚はできない。


こちらにトークンを生み出す代わり、相手場にこのカードを召喚するカードだ。
だが…こっちには所有者の刻印のカードがある。
これで一気に3体のモンスターのコントロールを…

「ドローフェイズ終了時に永続罠発動、《奇跡の光臨》」


《奇跡の光臨》
永続罠
ゲームから除外されている自分の天使族モンスター1体を選択し、
自分フィールド上に特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。


「私は除外されている天使族モンスター1体を特殊召喚することができる」

「除外されている天使族モンスターだと?そんなもの―――!」

そうか、彼女は最初に天空の宝札であのカードを除外したじゃないか…!

「帰還対象は当然、《大天使クリスティア》のカード。おいでなさい」


《大天使クリスティア》
効果モンスター(準制限カード)
星8/光属性/天使族/攻2800/守2300
自分の墓地に存在する天使族モンスターが4体のみの場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚に成功した時、
自分の墓地に存在する天使族モンスター1体を手札に加える。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
お互いにモンスターを特殊召喚する事はできない。
このカードがフィールド上から墓地へ送られる場合、
墓地へ行かず持ち主のデッキの一番上に戻る。


「くっ…いきなり特殊召喚を封じてきたか・・・!」

「えぇ。相手があなたレベルともなると、流石に苦しいですから、
このデュエルは本気で行かせてもらいます」

本気過ぎだろう・・・開幕からこれは正直勝てないぞ…。
先攻ならなら手はあったんだが…。

「むぅ…モンスターをセット、ターンエンドだ」

「私のターン、ドロー」

最低限の策は打ったが、かなり危ういところだろう。
なんとか耐えてくれ…。

「手札から魔法カード《手札抹殺》を発動」


《手札抹殺》
通常魔法(制限カード)
お互いの手札を全て捨て、それぞれ自分のデッキから
捨てた枚数分のカードをドローする。


「互いに手札を全て捨て、その枚数分ドロー」


礼奈

月輪の解天使キルエル→除外
魂を喰らう者 バズー →除外
大天使クリスティア →除外
サイクロン     →墓地へ

村崎

溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム→除外
トーチ・ゴーレム    →除外
サクリファイス     →除外
高等儀式術       →墓地へ
所有者の刻印      →墓地へ


「さらに私はフィールドの『大天使クリスティア』を
リリースし、《天空戦士パーシアス》をアドバンス召喚するわ」


《天空戦士パーシアス》
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻2000/守1500
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分のフィールドにモンスターが
存在しない場合、このカードを手札から特殊召喚することができる。


「クリスティアがフィールドから墓地へ送られるとき、デッキの一番上に戻る。
この効果は次元の裂け目が発動されていても、適用されるわ」

「クリスティアを捨てて、そんなモンスターを召喚しただと…?」

一体なにを考えている…?

「私の墓地のモンスターは0、よって《月光の天使エアトス》を特殊召喚」


《月光の天使エアトス》
効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2500/守2000
自分の墓地にモンスターが存在しない場合、手札からこのカードを特殊召喚できる。
このカードと戦闘を行なったモンスターはダメージステップ終了時に除外される。
このカードが戦闘を行なう場合、相手モンスターはバトルステップの間、効果を無効化する。
「月光の天使エアトス」は自分フィールド上に1枚しか存在できない。
このカードが破壊されたとき、自分の手札をランダムに1枚除外する。


「なるほど、そのモンスターを召喚するためにアドバンス召喚を…」

だが、解せない。それだけのためにやるのはリスクが大きすぎる。
やはりなにかを狙っているのか・・・?

「バトルフェイズ、エアトスで伏せモンスターを攻撃、『フォビトゥン・ゴスペル』!」


月光の天使エアトス ATK2500 vs 魂を削る死霊 DEF200

魂を削る死霊を撃破!魂を削る死霊は戦闘では破壊されない!


「残念だな。いくら攻撃力が高くても、死霊の前には無駄なことだ」

「それはどうかしら?月光の天使エアトスの効果を発動。
このカードと戦闘を行なったモンスターはダメージステップ終了時に除外される」

「なに!?」

魂を削る死霊が次元の狭間に飲み込まれる…。

「これで、フィールドはがら空きね」

確かにがら空きだが…オレの手札にはさっきの手札抹殺でドローした『バトル・フェーダー』がある。


《バトルフェーダー》
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動する事ができる。
このカードを手札から特殊召喚し、バトルフェイズを終了する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。


これがあれば追撃のモンスターが出ようと、ライフが残る。
フフッ…なんの目的があってのことかは知らんが、クリスティアをリリースしたのが仇となったようだな…。

「追撃の永続罠、《奇跡の光臨》を発動。
除外された《月輪の解天使キルエル》を特殊召喚するわ」


《月輪の解天使キルエル》
効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2900/守2400
除外されたこのカードの特殊召喚に成功した時、自分の除外された
「月界の解天使キルエル」以外の天使族モンスター1体を特殊召喚する事ができる。


「キルエルの効果を発動。除外されたこのカードの特殊召喚に成功
したとき、除外された天使族モンスター1体を特殊召喚することができる」

「除外された天使族…ハッ!?」

まさか、またクリスティアを召喚するというのか!?

「その通り。あらわれなさい、《大天使クリスティア》」

くっ…さっきのアドバンス召喚は伏せモンスターを確実に除去するためだったか…。

「キルエルとクリスティアでダイレクトアタック、『ディメンジョン・クェーサー』!」


村崎 4000→1200→0



               DUEL END
              WINNER 月夜礼奈





「ぐぬぅ…まさか、私が負けるとは…」

最初に先攻さえ取っていれば…。
これで、私の教師人生はシマイ、か…。

「では、私はこれで失礼します」

…ひょ?

「お、おい待て!」

しかし、彼女は振り向かず、この場を立ち去っていった。

「一体どうなるんだ…」

突然現われた少女は、謎ばかりを残して去っていった。

俺の明日は・・・白か黒か、どっちなんだ?






ちょっとやっつけ感がありますが…色々忙しいんで勘弁してくださいww

  • サクリゴーレム…正直作ろうとおもったことはあるわw -- 紫 (2011-06-24 11:48:40)
  • イメージを合わせたらこうなった( -- 旅人 (2011-06-24 20:02:02)
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