静まり返った夜の校舎。
昼間の喧騒が嘘のような静けさの中で
冷たい風が絶えず吹きつける
世界は静寂に包まれていた
そこへ
「ふむ…ここがデュエルアカデミアか」
闇に覆われたカードが形を成し、アカデミアに男が降り立った。
男は黒に覆われた格好をしており、グラサンを装着している。
「まだこの世界にこの体が慣れない様だが…調査をするとしよう」
そう言って男は闇に消える―
-同日夜 校庭 銅像付近-
アカデミアで囁かれる学園の七不思議。
その一つ、動く校長の銅像の怪談の舞台、校庭。
そこには先ほどの男がうろうろとしていた。
「ふむ…この周辺か…」
なにか呟きながら、周囲を見渡している。
そして男が銅像に触れようとすると、
パァン!
突如銃声が鳴り響く。
銃弾は男の脳天をとらえていた…が、
「ふむ…なんの真似だね?」
銃弾を受けた男はカードとなって一度分裂し、再び元の形に戻る。
「私にそのような武器は通用しない、さっさとでてきたまえ」
そう男が言うと、物陰から仮面を付けたマントの人間が現われる。
その右手には拳銃が握られており、背中には刀がかけられている。
「君は何者だね?突然他人へ向けて発砲など、少々常識を欠いてるのではないのかね?」
「異形の者に対して、そんな常識は不要だ」
仮面が冷たく返す。
…その声には温かみが感じられず、無機質な音が響いた。
「・・・お前は何者だ?」
「私は…真実を知るもの、ミスターTとでも呼んでもらおうか」
「・・・」
「ふふふ、部外者の君には何を言っても無駄だろうが―」
「興味ないな」
話の続きをへし折り、仮面はそう一蹴する。
「興味があるのは―――――」
その言葉を口にした途端、男の顔が驚愕に染まる。
その表情は先ほど前とは異なり、警戒心を最大限に払っているように見える。
「会ったばかりだが…。君は真実に近づきすぎている、ここで消去させてもらおう」
そう言ってデュエルディスクを構える。
仮面もそれに応じるように、漆黒のデュエルディスクを構えた。
仮面
『無間地獄』
vs
ミスターT
『高等戦術』
『無間地獄』
vs
ミスターT
『高等戦術』
「先攻は君に譲ろうじゃないか」
「先攻、ドロー」
仮面のターンでデュエルがはじまる。
「モンスターをセット、カードを二枚伏せてターンエンド」
「私のターン、ドロー!【ライオウ】を召喚、ライオウで伏せモンスターを攻撃する!」
インフェルニティ・ネクロマンサー DEF2000 vs ライオウ ATK1900
ライオウの攻撃は弾かれた!ミスターTに100のダメージ!
ミスターT 4000→3900
(インフェルニティか…ふふふ、だが私のデッキの前には無力だ)
「カードを4枚セットして、ターンエンドだ」
「エンドフェイズに『インフェルニティ・リベンジャー』を捨て、
罠カード【サンダーブレイク】を発動、効果対象はライオウを選択」
罠カード【サンダーブレイク】を発動、効果対象はライオウを選択」
「くっ…ライオウを破壊されたか…」
「続けて罠カード【インフェル二ティ・インフェルノ】を発動。
手札の『インフェルニティ・デーモン』『インフェルニティ・エンジェル』を捨て、
デッキから『インフェルニティ・ビートル』『インフェルニティ・ネクロマンサー』を墓地へ送る」
手札の『インフェルニティ・デーモン』『インフェルニティ・エンジェル』を捨て、
デッキから『インフェルニティ・ビートル』『インフェルニティ・ネクロマンサー』を墓地へ送る」
「早速ハンドレスを作り出したか…」
「ドロー」
(しかし、この4枚の伏せカードを越えられるかな?)
「カードを伏せ、ネクロマンサーの効果を発動。墓地の【インフェルニティ・デーモン】を特殊召喚。
手札が0なので、特殊召喚したデーモンの効果発動。デッキから『インフェルニティ・ガン』を加える」
手札が0なので、特殊召喚したデーモンの効果発動。デッキから『インフェルニティ・ガン』を加える」
(ふふふ、流石インフェルニティ…だが、私の伏せカードの前には無力だ)
「【インフェルニティ・ガン】を発動。墓地の【インフェルニティ・ビートル】【インフェルニティ・ネクロマンサー】を特殊召喚。
ビートルをリリースし、ビートルの効果を発動。デッキから【インフェルニティ・ビートル】を二体特殊召喚」
ビートルをリリースし、ビートルの効果を発動。デッキから【インフェルニティ・ビートル】を二体特殊召喚」
「この流れ…もしや…」
「レベル3、インフェルニティ・ネクロマンサーとレベル4、インフェルニティ・デーモンに、レベル2、インフェルニティ・ビートルをチューニング。
永劫の地獄から解き放たれし神槍、三叉の穂先は何を貫かん。彷徨えし魂を捧げ、世界に終焉の時を!シンクロ召喚!三千世界を蹂躙せよ!【氷結界の龍 トリシューラ】!」
永劫の地獄から解き放たれし神槍、三叉の穂先は何を貫かん。彷徨えし魂を捧げ、世界に終焉の時を!シンクロ召喚!三千世界を蹂躙せよ!【氷結界の龍 トリシューラ】!」
「残念だが通すわけには行かない。ライフを半分支払い、カウンター罠【神の宣告】!
君のモンスター…氷結界の龍 トリシューラの特殊召喚を無効にし、破壊させてもらう」
君のモンスター…氷結界の龍 トリシューラの特殊召喚を無効にし、破壊させてもらう」
ミスターT 3900→1950
「なら、ネクロマンサーの効果を発動し、墓地から【インフェルニティ・デーモン】を特殊召喚。
特殊召喚したインフェルニティ・デーモンの効果を発動、デッキから『インフェルニティ・ミラージュ』を手札に加える」
特殊召喚したインフェルニティ・デーモンの効果を発動、デッキから『インフェルニティ・ミラージュ』を手札に加える」
(ふふふ、新たにシンクロ召喚をしようとしているようだが…無駄なことだ)
「【インフェルニティ・ミラージュ】を召喚」
「速攻魔法【月の書】を発動する。ミラージュは裏守備表示になってもらおう」
(私のデッキに隙はない…ふっふっふ)
「…レベル3、インフェルニティ・ネクロマンサーに、レベル2、インフェルニティ・ビートルをチューニング。
非情なる地獄の尖兵よ!集いし正義の名のもとに、我が道を阻む愚者に災厄を齎す使徒となれ!シンクロ召喚!起動せよ、【A・O・J カタストル】!」
非情なる地獄の尖兵よ!集いし正義の名のもとに、我が道を阻む愚者に災厄を齎す使徒となれ!シンクロ召喚!起動せよ、【A・O・J カタストル】!」
「無駄なことだ。罠カード【奈落の落とし穴】を発動する。
攻撃力1500以上のモンスター…A・O・J カタストルを破壊し、除外する」
攻撃力1500以上のモンスター…A・O・J カタストルを破壊し、除外する」
「ターンエンド」
「ふふふ、この程度なのかね?私のターン、ドロー!」
(エアーマン…いいカードだ)
「【E・HERO エアーマン】を召喚!効果により、デッキから『E・HERO アナザー・ネオス』を手札に加える」
「バトルフェイズ、エアーマンでミラージュを攻撃!」
インフェルニティ・ミラージュ DEF0 vs E・HERO エアーマン ATK1800
インフェルニティ・ミラージュ撃破!
「魔法カード【早すぎた解放】を発動する」
早すぎた解放 通常魔法
相手はカードを一枚ドローする。
自分のデッキからカードを一枚選択し、除外する。
この効果で除外したカードを、次の自分のスタンバイフェイズに手札に加える。
相手はカードを一枚ドローする。
自分のデッキからカードを一枚選択し、除外する。
この効果で除外したカードを、次の自分のスタンバイフェイズに手札に加える。
「私は『王宮の弾圧』を選択して除外する。君はカードをドローするがいい」
(これで次のターンに王宮の弾圧が加わる、守備は完璧だ)
「ターンエンドだ」
「ドロー。カードを二枚セットし、ターンエンド」。
「ふふふ…なにもできないようだな、私のターン!
『早すぎた解放』の効果で除外した【王宮の弾圧】を手札に加える」
『早すぎた解放』の効果で除外した【王宮の弾圧】を手札に加える」
(ふふふ、これで私の勝ちは揺るぎないものとなった)
「【E・HERO アナザー・ネオス】を召喚。バトルフェイズ、アナザー・ネオスでダイレクトアタック!」
謎の仮面 4000→2100
「さらにエアーマンでダイレクトアタック!」
謎の仮面 2100→300
「カードを一枚伏せて、ターンエンドだ」
(ふふふ…完璧だ。
私の伏せカードは先ほど加えた『王宮の弾圧』に『聖なるバリア-ミラーフォース-』だ。
更に私の手札には墓地対策の『D・D クロウ』、戦闘補助の『オネスト』が揃っている。
いくらインフェルニティといえど、この布陣を崩すことはできまい…私の勝ちだ!)
私の伏せカードは先ほど加えた『王宮の弾圧』に『聖なるバリア-ミラーフォース-』だ。
更に私の手札には墓地対策の『D・D クロウ』、戦闘補助の『オネスト』が揃っている。
いくらインフェルニティといえど、この布陣を崩すことはできまい…私の勝ちだ!)
「ドロー」
「おやおや…怖気づいてしまったかな?」
しかし仮面は何も答えない。
「引いたカードは…【インフェルニティ・エンジェル】、手札が0のときに引いたことで特殊召喚することができる」
インフェルニティ・エンジェル 闇 ☆×5 天使族 ATK/DEF 2100/900
自分の手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、このカードを相手に見せる事で自分フィールド上に特殊召喚する。
また、自分の手札が0枚の場合にこのカードが特殊召喚に成功した時、デッキからカードを一枚ドローする。
自分の手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、このカードを相手に見せる事で自分フィールド上に特殊召喚する。
また、自分の手札が0枚の場合にこのカードが特殊召喚に成功した時、デッキからカードを一枚ドローする。
(一気に展開に繋げれるかもしれないキーカード…だが)
「私が持っているのを忘れたのか?ライフを800払い、永続罠【王宮の弾圧】!
君のインフェルニティ・エンジェルの特殊召喚の効果を無効にし、破壊する!」
君のインフェルニティ・エンジェルの特殊召喚の効果を無効にし、破壊する!」
ミスターT 1950→1150
「速攻魔法発動、【サイクロン】。王宮の弾圧を破壊、よって効果は無効となる」
(くっ…弾圧が破壊されてしまったか…)
「よって効果続行、【インフェルニティ・エンジェル】を特殊召喚。
効果によってカードを一枚ドロー…引いたカードは【インフェルニティ・デーモン】、手札が0のときにドローしたので、手札から特殊召喚。
デーモンの効果を発動、デッキから『インフェルニティ・ミラージュ』を加える」
効果によってカードを一枚ドロー…引いたカードは【インフェルニティ・デーモン】、手札が0のときにドローしたので、手札から特殊召喚。
デーモンの効果を発動、デッキから『インフェルニティ・ミラージュ』を加える」
(エンジェルの効果でデーモンを引くだと!?そ、そんな馬鹿な話があってたまるものか!!)
「【インフェルニティ・ミラージュ】を召喚し、ミラージュの効果を発動。
効果対象は…墓地の『インフェルニティ・ビートル』を二枚選択する」
効果対象は…墓地の『インフェルニティ・ビートル』を二枚選択する」
(ふふふ、君の思い通りにはさせるわけにはいかないな)
「残念だが完全には通すわけにはいかない。手札の【D・Dクロウ】を墓地へ送り、効果発動!
対象の『インフェルニティ・ビートル』一体を除外する」
対象の『インフェルニティ・ビートル』一体を除外する」
(一体は特殊召喚されるが、これ以上はそう展開できないはず―)
「だけど、もう一体の【インフェルニティ・ビートル】は特殊召喚される。
永続罠カード【リビングデッドの呼び声】を発動。墓地の【インフェルニティ・ネクロマンサー】を特殊召喚。
ネクロマンサーの効果を発動、墓地の【インフェルニティ・リベンジャー】を特殊召喚」
永続罠カード【リビングデッドの呼び声】を発動。墓地の【インフェルニティ・ネクロマンサー】を特殊召喚。
ネクロマンサーの効果を発動、墓地の【インフェルニティ・リベンジャー】を特殊召喚」
「な、なんだと!?そんなカードを温存していたというのか!?」
(しまった、『D・Dクロウ』のタイミングを間違えたか!!)
「レベル3、インフェルニティ・ネクロマンサーとレベル4、インフェルニティ・デーモンに、レベル1、インフェルニティ・リベンジャーをチューニング。
地獄と煉獄がゼロへと鎖す時、無限の定めより死神は蘇る!シンクロ召喚!その目に映るのは生か死か。いでよ、【ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン】!」
地獄と煉獄がゼロへと鎖す時、無限の定めより死神は蘇る!シンクロ召喚!その目に映るのは生か死か。いでよ、【ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン】!」
(更に展開を狙うつもりのようだな…)
「ワンハンドレッド・アイ・ドラゴンの効果発動。墓地の『インフェルニティ・ミラージュ』を除外し、その効果を得る。
得たミラージュの効果を発動、このカード自身をリリースし、墓地の【インフェルニティ・ネクロマンサー】二体を特殊召喚」
得たミラージュの効果を発動、このカード自身をリリースし、墓地の【インフェルニティ・ネクロマンサー】二体を特殊召喚」
(随分まわっているようだが…私の勝利に変わりは無い)
「ネクロマンサーの効果発動、墓地の【インフェルニティ・ビートル】を特殊召喚。
レベル3、インフェルニティ・ネクロマンサーとレベル5、インフェルニティ・エンジェルに、レベル2、インフェルニティ・ビートルをチューニング。
天使と悪魔、零にて交わりし時、混沌の闇より死神は解き放たれる!シンクロ召喚!地獄の堕天使、【インフェルニティ・デス・エンジェル】!」
レベル3、インフェルニティ・ネクロマンサーとレベル5、インフェルニティ・エンジェルに、レベル2、インフェルニティ・ビートルをチューニング。
天使と悪魔、零にて交わりし時、混沌の闇より死神は解き放たれる!シンクロ召喚!地獄の堕天使、【インフェルニティ・デス・エンジェル】!」
インフェルニティ・デス・エンジェル 闇 ☆×10 天使族 ATK/DEF 2800/1000
<シンクロモンスター>
[チューナー+インフェルニティ・エンジェル+インフェルニティと名のつくチューナー以外のモンスター一体以上]
このカードはシンクロ召喚でしか特殊召喚できない。
自分の手札が0枚のとき、一ターンに一度だけ、相手の罠カードの発動と効果を無効にし、破壊することができる。
このカードが破壊され、墓地へ送られたとき、相手フィールド上のカード一枚を選択し、除外する。
<シンクロモンスター>
[チューナー+インフェルニティ・エンジェル+インフェルニティと名のつくチューナー以外のモンスター一体以上]
このカードはシンクロ召喚でしか特殊召喚できない。
自分の手札が0枚のとき、一ターンに一度だけ、相手の罠カードの発動と効果を無効にし、破壊することができる。
このカードが破壊され、墓地へ送られたとき、相手フィールド上のカード一枚を選択し、除外する。
「ネクロマンサーの効果を発動、墓地の【インフェルニティ・エンジェル】を特殊召喚。
効果によりカードを一枚ドロー…引いたカードをそのままセットし、
レベル3、インフェルニティ・ネクロマンサーとレベル5、インフェルニティ・エンジェルに、レベル2、インフェルニティ・ビートルをチューニング。
天使と悪魔、零にて交わりし時、混沌の闇より死神は解き放たれる!シンクロ召喚!地獄の堕天使、【インフェルニティ・デス・エンジェル】!」
効果によりカードを一枚ドロー…引いたカードをそのままセットし、
レベル3、インフェルニティ・ネクロマンサーとレベル5、インフェルニティ・エンジェルに、レベル2、インフェルニティ・ビートルをチューニング。
天使と悪魔、零にて交わりし時、混沌の闇より死神は解き放たれる!シンクロ召喚!地獄の堕天使、【インフェルニティ・デス・エンジェル】!」
「さ、最上級のシンクロモンスターを一瞬で二体も並べただと!?」
(くっ…流石にこれは計算外だ!)
「バトルフェイズ、デス・エンジェルでエアーマンを攻撃」
(だが…甘い!)
「ふっ…罠カード発動、【聖なるバリア-ミラーフォース-】!
残念だが、君の攻撃表示のモンスターをすべて破壊する!
これで君のデス・エンジェルは全滅d」
残念だが、君の攻撃表示のモンスターをすべて破壊する!
これで君のデス・エンジェルは全滅d」
「残念、デス・エンジェルの効果を発動。自分の手札が0枚のとき、一ターンに一度だけ、相手の罠カードの発動と効果を無効にし、破壊する」
「な、なんだと!?」
(そ、そんな効果があったというのか!?)
「攻撃は続行、『カオス・インフィニティ』!」
ミスターT 1150→150
(ぐっ…だが、私にはオネストがある、君がアナザー・ネオスを攻撃した瞬間、私の勝ちだ!)
「デス・エンジェルでアナザー・ネオスを攻撃」
「ふはははっ!残念だったな!ダメージ計算時に『オネスト』を発動!アナザー・ネオスはデス・エンジェルの攻撃力分、攻撃力をあげる!」
(これでアナザー・ネオスの攻撃力は4700、私の勝ちだ!)
「カウンター罠、【Infernity Barrier】を発動」
カウンター罠
自分フィールド上に「インフェルニティ」と名のついた
モンスターが表側攻撃表示で存在し、
自分の手札が0枚の場合に発動する事ができる。
相手が発動した効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
自分フィールド上に「インフェルニティ」と名のついた
モンスターが表側攻撃表示で存在し、
自分の手札が0枚の場合に発動する事ができる。
相手が発動した効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
「オネストの効果を無効にし、破壊する」
「な、なんだと!?」
「攻撃を続行。、『カオス・インフィニティ』!」
ミスターT 150→0
「その程度か」
そう一蹴し、冷たい視線を向ける。
「ふふふ…」
体がバラバラのカードになりながら、ミスターTは不適に笑う。
「今回は遅れをとったが…次はさらなる力で君を迎えよう。フフフッ…楽しみにしてくれたまえ」
そういって、闇に溶けていった。