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この世界に反逆を開始せよ ◆KKid85tGwY



「…………サ、サラリーマンじゃない! 刑事だ」

 松田桃太はやっとの思いで、それだけの台詞を吐き出した。
 それは別に、今の松田が言葉を喋るのに何らかの障害があるわけではない。
 ただそれを告げた相手である目前の男、空条承太郎に完全に気圧されていたからだ。
 別段、承太郎が松田を威圧しているわけではない。
 承太郎はただ静かに、松田を見下ろしているだけである。
 しかしそれだけで、承太郎からは受ける存在感は圧倒的なのだ。
 松田とて刑事。様々な犯罪者を見てきている。
 しかし承太郎の存在は、松田の経験に無い異質さを持っていた。
 それは松田が刑事としての経験を超えて、生物的な直感で感じ取ったものだ。
 承太郎は、自分には絶対に敵わない相手だと。
 しかし意識の深層の部分で感じ取っているため、松田はそれを自覚できていない。
 だから表面上では承太郎に反論できた松田だが、内実としては虚勢を張っている状態だ。
 初対面の、しかも得体の知れない男に対し、松田は身体を強張らせながらも警戒の視線を送る。

「刑事……ね。そいつは失礼したな」

 しかし承太郎はそんな松田を一瞥した後、特に気にした様子も無く横を素通りしていった。
 どうやら、危害を加えてくるつもりは無いことを察知して安堵する。
 そうなると、今度は承太郎の態度が気に障り出した。
 刑事の自分がこれだけ動揺しているにも関わらず、脅かした当の承太郎は平然としていることに
 松田は理不尽な憤りを覚える。

「お、お前は誰だ?」

 思わず口を付いて出た言葉。
 しかしそれは、我ながら要領の得ない質問だった。
 まだ動揺は完全には収まってはいないらしい。

「何者かもわからないヤツからイキナリ誰だと聞かれてもな……
まず自分から名乗るなりするのが、筋ってヤツじゃないか?」

 しかも軽くやり返される。
 一瞬ムッとするが、たしかに今のは松田の失策だった。
 とりあえずアイビーから与えられた指示を守るために、承太郎が役に立つ人間かどうか見定める必要がある。
 ここは穏当に承太郎との交渉を進めるべきだろう。

「……こ、こちらこそ失礼しました。僕は先ほども言った通り刑事の、松田桃太と言います」
「…………俺は空条承太郎だ」

 松田が自己紹介をすれば、承太郎も名前を告げる。
 どうやら印象ほど難しい相手では無いらしい。
 もっとも承太郎は相変わらず、松田にそっぽを向いて歩き続けている。

「…………何をしてるんです?」
「さっき、あんたがやっていたことだ。……ついでに、それの続きもな」
「……ぼ、僕がしていたこと?」

 承太郎の言葉が、松田にはすぐに思い当たらない。
 しかし承太郎が立ち止まった場所を見て気付いた。
 そこは先ほど松田が通り抜けた地図の境界。
 承太郎は思案顔で、境界にある空気の揺らぎを観察している。

(……そうか、この人も地図の端がどうなってるのか確かめに来たのか。
…………な、何だ? 今、あいつの顔から何か出てこなかったか!?)

 松田は地図の外を見続ける承太郎の顔から、もう1つ『別の顔』が浮かんだのが見える。
 慌てて目を凝らすが、その時にはもう見えなくなっていた。

(…………気のせい……だよな……)

 とりあえず自分の見間違いであると、結論付ける。
 だが承太郎に対する、底知れない畏怖の念は収まらない。
 大体、ただの一般人にしてはあまりにも落ち着きすぎている。
 刑事である自分はこれだけ承太郎を畏れているのに
 承太郎の方は、初対面の松田をほとんど意に介していないのはどういうことだ。
 地図の端を調べに来たのだから、殺し合いの現状を理解できているのだろうが
 その判断力と冷静さが、逆に不審に思えた。

 空条承太郎。
 この得体の知れない男を、アイビーに引き合わせても良いものか?





 空条承太郎がこの殺し合いの中で基本的な方針としているのは、許せぬ『悪』をブチのめすこと。
 当然、その『悪』の中には、この殺し合いを仕組んだ主催者も含まれている。
 そして主催者の思惑通り殺し合いを完遂するつもりなど毛頭ない。
 そうした所で、主催者が残った者を生きて帰すと言う保証も無いのだ。
 ならばどうするか?
 それは殺し合いの枠組みを打ち破る。
 つまりそこから脱出、もしくは殺し合いそのものを破壊することだ。

 そのために承太郎がまず行ったこと、それは首輪の回収。
 主催者が参加者を殺し合いに縛っている最も直接的な要因は、首輪である。
 この首輪を外すことが、殺し合いを打ち破る必要条件であることは間違いない。
 そのためにはまず首輪を解析して、解除方法を知る必要がある。
 しかしそこで、生きた参加者の首輪を使うことはできない。
 迂闊に分解することは爆発の危険が伴うからだ。
 首輪の解析をするには、すでに生きた参加者には巻かれていない首輪を用意する必要がある。
 だから承太郎は511キンダーハイムにあった死体から、相沢栄子と書かれた首輪を回収した。
 もっとも、いかに無類の精密動作性を誇るスタンド『スタープラチナ』を持つ承太郎と言えど
 今すぐに自分で、貴重な首輪を分解して解析するような真似はできない。
 例えば工学的な知識と技術を持つ、承太郎以上に首輪の解析に通じそうな者や
 分解せずとも首輪の内部が分かる、ジョセフ・ジョースターのような能力を持つ者が居ないとも限らない。
 そもそも首輪の内部構造も、承太郎が常識的にイメージする科学的な機械である保証すら無いのだ。
 破損部分から見えた首輪の内部は機械のようだったが、それだけでは全体の判断は不可能。
 首輪に関しては更に情報を集めてから、慎重に当たらなければならない。
 だから承太郎は一旦、首輪のことは後回しにして次の目的に向かう。
 511キンダーハイムを出た承太郎が、すぐに向かった方向。それは東。
 そこは地図上で、東端が近いからである。
 地図の端と外側を確認するために。
 境界線はどうなっているのか?
 そこから外側へ出られるのか?
 監視の装置や人員などは存在するのか?
 地図の外は見える形であるのか?
 それは普通に景色が続いているのか?
 全く地形が変わっているのか?
 さすがに、外に出ることは不可能だろうが
 それらを調べることは即ち、自分たちの居る地図上がどんな場所かを知ることに繋がる。
 それは後々、殺し合いの枠組みを打ち破るための貴重な情報になるだろう。

 辿り着いた地図の東端、そこには先客が居た。
 まだ若いサラリーマン風の男——松田桃太が、承太郎と同じく地図上の境界を調べていたらしい。
 承太郎の松田に対する第一印象は“やかましく落ち着きの無い男”だ。
 それでも一応、貴重な情報源であることは間違いない。
 危険は無さそうだが油断は出来ないので、とりあえず声を掛けて様子を窺う。
 無論、最低限の警戒は怠らない。松田が少しでも妙な素振りを見せたら、スタープラチナで攻撃できる用意はある。
 しかし松田は、予想以上の怯えを見せた。
 こんな状況では仕方ないのかもしれないが、承太郎としてはやり難い。
 本人が言うには刑事だそうだが、それならもう少し落ち着いたらどうなのか。
 子供の頃から見てきた刑事コロンボは、見た目はだらしなかったが
 何があっても取り乱したりはしなかった。刑事とはそうあるべきだろう。
 宥めてやろうかとも思ったが、面倒臭いのと柄では無いとの判断から止める。
 本人の言葉を借りれば、うっとーしいことは嫌いなのだ。
 そしてまず、松田を無視して地図の東端を調べることにする。
 そうしたら案の定、ある程度落ち着きを取り戻した松田の方から話し掛けて来た。
 とりあえず適当に返事をしながら、先に地図外の確認をする。松田との情報交換は後回しだ。
 肉眼とスタンドの両方で地図の外を見る。

 地図の内外の境界線上と思しき面には、空気が厚くなって層を為しているような揺らぎがある。
 そして向こう側だが、どうやら現在位置の山地がそのまま続いているようだ。
 問題は空気の層のせいで、スタープラチナの視力でも遠くが見えないことか。
 承太郎は一旦スタープラチナを引っ込める。
 そして空気の層に向けて一歩。右脚から踏み出した。
 空気の層の外に右脚を出す。首輪に反応は無い。
 腕も出す。首輪に反応は無い。
 顔から身体ごと空気の層に当たる。首輪に反応は無い。
 身体が首輪ごと空気の層を抜ける。まだ首輪に反応は無い。
 最後に残った左脚が空気の層を抜ける。首輪からブザーのようなものが鳴った。
 承太郎は手だけを地図内に戻す。ブザー音が鳴り止む。
 今度は背負っていたバックパックを降ろし、それだけを地図内に戻す。ブザーが鳴り出した。
 どうやら身体の一部だけでも残っていれば、首輪は反応しないらしい。
 半身になって足先だけを地図内に戻し、スタープラチナで地図外の景色を一望。
 しかしスタープラチナの超視覚で見通しても、地平線まで山地が続いているだけだった。
 監視装置どころか人工物すら見当たらない、無人の荒野。
 どれだけ目を凝らしても、主催者に繋がるような物は無かった

(どれだけ見渡しても、代わり映えしない景色しかねーな。
そうなると、ちと引っかかることがある。…………ここは地球上のどこだ?)

 地図を信じれば、会場には巨大なコロッセオやピラミッドなどの建造物が存在する。
 地図の信憑性は極めて高い。実際、511キンダーハイムがあったのだ。
 しかしそうなると、ここはドイツでは無いと言う結論になる。
 コロッセオやらピラミッドやらは、当然ドイツには存在しないし
 そんな巨大建築を盛り込んだ市街を作れる土地と、それに近い広大な山地もドイツの国土には無いものだ。
 いや、そもそも地球上にそんなことが可能な土地は存在するだろうか?
 元々は地図の通りの場所など、世界中のどこにも存在しない。つまり一から作る必要があった。
 しかしこれだけの規模の会場を作ろうとすれば莫大な費用、人員、時間が必要になる。
 それだけのことをしかも、秘密裏に用意しなくてはならない。
 こんな大それた真似、世界の誰が何処で可能なのか?
 承太郎の知る限り、それは不可能。
 しかし現に殺し合いは成立している。

 ならばここは『地球上では無いどこか』と言うことになる。

 可能性の例を上げるなら
 会場は宇宙空間に作られている。
 空間を湾曲するなどしている。
 ここは別の次元にある。
 仮想現実の世界に居る。
 などが考えられるだろう。

(これだけの大それた真似は、複数のスタンド能力を組み合わせても容易ではない。
しかし主催者には、それだけの真似が可能な力を持っていると言うことだ……。
俺たちを閉じ込める、1つの“世界”を構築できるほどのな…………)

 これまでの考察で判明したこと、それは承太郎の想像をすら絶する主催者の能力。
 そして首輪を外しても、主催者に反抗すれば
 元の世界に戻れる保証どころか、生存出来得る可能性すら低いことを示す。
 主催者の有する戦力は、この世界を構築するだけの能力に比例して高い物だと推測されるし
 これだけ徹底した真似をする主催者だ、叛意を持つ参加者に対する対応も甘い物では無いだろう。
 冷静に検討しても、主催者に反抗したところで勝算はかなり低い。ほとんど皆無だと言って良い。
 素直に殺し合いの完遂を目指す方が、はるかに成功率は高いはずだ。

(やれやれ…………これだけの真似が出来る力のあるヤツのやることが
便所のネズミもゲロをはくような、趣味の悪い殺し合いとはな。
ま、こうなったら今さら趣味の悪さは気にする必要はないか…………
もっと趣味が悪くなるんだからな……主催者の顔面の形の方が)

 主催者の力を悟り、承太郎の内から湧き上がる闘争心。
 それは激しい怒りを内包しながら、怒りだけには尽きない熱。
 承太郎自身にとっても、それは懐かしい感情だった。
 そう、今や名実共に最強のスタンド使いである承太郎には久しい感覚。
 それは承太郎にとって、10年前の記憶。DIOとの戦い。
 多くのスタンド使いを統べるDIOの能力、それは『時を止める』と言う強力無比な物だった。
 まともに戦っては絶対に勝てない相手。
 事実、花京院やジョセフなどの仲間は次々と倒されていった。
 しかし承太郎は、DIOに対し真っ向から立ち向かっていった。
 仲間がやられたと言う怒りも当然存在する。
 だが何より承太郎にとっては、強大な力を笠に着るDIOに対しては絶対に引き下がれい。
 学生だった当時の承太郎は、いわゆる不良のレッテルをはられていた。
 大きく前を開いた長ランを着て喧嘩を繰り返す様は、まるで周囲に己が無頼であると主張しているようだった。
 それは別段、承太郎が不良を気取りたかったわけではない。
 承太郎は既存の権威や常識に、無条件におもねることを良しとしない性格だ。
 むしろ権力や暴力で不当に人を抑えつけようとする者には、絶対に屈服しない
 反骨の気性の持ち主なのだ。
 だから承太郎は、絶対に弱者を虐げるような真似はしない。
 DIOとの戦いの時もそう。
 自ら“世界を支配する能力”を持つと称するほどの相手に立ち向かっていった時
 承太郎は自分のスタンド、スタープラチナの真の能力に覚醒できた。
 云わば承太郎は、自分よりはっきり強大な敵に立ち向かう時にこそ、その真価を発揮できる。
 しかし、それから10年を経て多少は丸くなり、DIOを倒して最強のスタンド使いとなった承太郎には
 もはや反逆するような相手も居なくなって久しかった。
 しかし今は違う。強大な力で自分たちを蹂躙しようとする、主催者が存在する。
 巨大な会場に閉じ込め、首輪で自分たちを縛る、未知数の主催者。
 だからこそ承太郎にとっては、絶対に屈服できない相手。
 承太郎に、かつて無い闘志が沸きあがる。

(俺が思うたしかなことは主催者! てめーのつらを見た瞬間、俺は多分……プッツンするだろうということだけだぜ。
てめーがどこの誰でどんな能力を持っていようと、『スタープラチナ』をブチかますだけだ)

 外を確認した後しばらく思考に浸っていた承太郎だが、それを一旦終えた。
 もっとも、本人にとっては長い思考も実際は数秒の物だったが。
 一通りの確認したいことは確かめ終えた承太郎は、最後の実験に移る。
 自身のスタンド『スタープラチナ』の全身を発現させたまま、地図内に戻る。
 しかしスタープラチナは地図外に置いたままだ。
 それでも首輪に反応は無い。
 どうやら本体が地図内に居る限り、スタンドだけを外に出しても問題は無いらしい。
 もっとも射程の短いスタープラチナには、ほとんど意味の無い話ではあるが。

「…………な、な」

 不意に震える声が聞こえてきた。
 承太郎はそう言えばこいつが居たなと、どこか他人事のように思い
 声の主、松田の方を見やった。
 松田は大きく口を開けて、身体を微かに震わせている。

「な……なんなんだ、そいつは!!?」
「!? ……見えているのか、スタンドが?」

 松田は明らかにスタープラチナを見ている。
 スタンドが見えるのはスタンド使いだけ。
 つまり松田はスタンド使いと言うことになるはずだ。

「スタンド? やっぱりそいつは人間じゃないんだな!?」
(…………だが、こいつのこの態度は妙に引っ掛かるぜ。
こいつはまるで『スタンドを知らない』様子だ。演技とも思えねぇ……)

 スタンドが見えていながら、スタンドを知らない。
 可能性として考えられるのは2つ。
 1つは無意識でのスタンド使い。
 スタンド使いでありながら、自分のスタンドの存在を認識していないタイプ。
 そういったスタンド使いも、稀にだが存在はする。
 しかし殺し合いの中で偶々出会った者が、そんな稀な人間だと考えるより
 2つ目の可能性の方が高いだろう。
 それを確かめるため、承太郎はスタープラチナを動かす。
 スタープラチナは、足下に有る石を拾った。

(石に触れたな。……俺は『石に触ろうとしなかった』にも関わらずだ)

 スタンドの特徴に『任意で物体を透過できる』と言うものがある。
 それはスタンド使いの実感に沿えば、『任意で物体に接触できる』と言い換えた方が近い。
 つまりスタンドは、自由に物をすり抜けたり触ったりするすることができるのだ。
 だから『スタンド使いは、同じスタンド使いにしか倒せない』などと言われる
 しかし今スタープラチナは、承太郎がすり抜けようとした石に触れた。
 先ほど触れた2つ目の可能性だと検証された。
 即ち『スタンドは制限を受けている』。
 それによってスタンドは完全に可視化された上、物体の透過も不可能にされているのだろう。
 とりあえず驚き戸惑っている松田——本当に肝の据わらない刑事だ——に、事情を説明することにした。
 見られた以上は、スタープラチナを隠す意味は無い。

「こいつは『スタンド』と言って、俺の精神のヴィジョンが具現化した物だ」
「…………精神の……ヴィジョン?」
「悪いがこれで納得しな。俺はうっとーしい説明は苦手でな」

 そう言ったが承太郎はもう少し詳しく説明できる知識もあるし、話を纏めるのも苦手では無い。
 ただ、そう言う事柄が面倒な性分であるだけだ。
 松田は納得したのかしてないのかも曖昧な表情で、何やら思案しているらしい。
 しかし急に顔をほころばせて、承太郎に詰め寄ってきた。

「そのスタンドを持っているってことは、……人より優れた力を持っているってことじゃないか!?」
「……それがどうかしたか?」
「お願いだ! アイビーに……アイビーに会いに行ってくれ」
「……アイビー?」

 まるで子供のように目を輝かして、意味の分からないことを言う松田。
 今度は承太郎が、それに困惑する番だった。





 松田は当初、承太郎を不審に思っていたが
 承太郎が特殊な能力を持っていると知り、その沈着さに合点が入った。
 要するに常人には無い能力を持っているから、生き残る自信があったのだ。
 そして承太郎と言う人物を観察している内に、感じ取れたこともある。
 1つは承太郎が、有事に対してある程度の経験と心得があること。
 そしてもう1つは、承太郎が地図の外に踏み込んだ時の眼光を見て直感した。
 それはキラ事件班の夜神総一郎局長やLに見たことのある光。
 承太郎から、強い正義感の光を見て取れた。
 沈着冷静で、特殊な能力を持ち、正義感が強い。
 承太郎こそまさに、アイビーの言っていた『役立つ人間』だった。

(ああアイビー、愛しのアイビー。こいつを連れて行ったら、きっと喜んでくれるよね……)

 松田は意気込む。
 承太郎を必ず、アイビーの下まで連れて行こうと。

 松田の見解は正しい。
 空条承太郎はたしかに、『役立つ人間』ではあるのだろう。
 だが松田はある誤解をしている。
 空条承太郎は決して、松田やアイビーに従順な人間では無いことを。
 しかし例えそれを知っていても、松田は今と同じことをせざるを得なかったであろう。
 アイビーへの忠誠と愛ゆえに。
 松田は自身の命令を忠実に守り、伏せの態勢を維持している巴も忘れ
 承太郎をポイズン・アイビーの元へ行かせるための説得にはいった。

【D-10/東端の山地:黎明】

【松田桃太@DEATH NOTE】
 [属性]:その他(Isi)
 [状態]:健康、アイビーのフェロモンにより魅了 (?)
 [装備]:背広と革靴
 [道具]:基本支給品一式、ジョーカーベノムガス噴霧器@バットマン、巴の笛@MW、松田桃太の遺言書
 [思考・状況]
 基本行動方針: 謎を解き、実験を辞めさせ、犯人を捕まえる。
 1:承太郎を説得して、アイビーの元へ行かせる。
 2:アイビーに従い、ゴッサムシティを目指す。
 3:アイビーに従い、役に立つ人物(L、月、バットマンなど)を集める。
 4:アイビーに従い、子ども達を助け、或いはアイビーの元へ連れて行く。
 5:アイビーの忠告に従い、ジョーカーに注意!
 [備考] おそらく、月がキラの捜査に加わってから、監禁されていた時期を除く、ヨツバキラとの対決時期までの何れかより参戦。
※松田桃太の遺言書
刑事としての習慣か、つい書いてしまった遺言書。
メモ用紙に短い定型文とL、夜神月・粧裕、そしてキラについて彼が知ることをだいたいまとめた手紙。
情報として役立つかはそれを読む人物による。

【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険】
 [属性]:正義(Hor)
 [状態]:健康 怒り
 [装備]:なし
 [持物]:基本支給品、不明支給品1〜3、511キンダーハイムの資料、コルト・ニューサービス@バットマン、首輪(相沢栄子)
 [方針/目的]
  基本方針:許せぬ「悪」をブチのめす
  1:なんだこいつは?
  2:仗助を見つけて合流する
  3:吉良吉影、DIOは見つけ次第殺す
  4:金髪の少女を警戒
 [備考]
  参戦時期は原作四部、少なくとも吉良吉影が殺人鬼だと知った以降。



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殺戮の黎明、岩におおわれた境界(はてし)ない 松田桃太 Forest Of The Red
空条承太郎







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