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宿敵◆asM5JTiUrc


ここはE-3に有るフロシャイム川崎支部。
正確には其れを模した建物だが、その建物の居間に当たる一室で二人の男が休んでいる。
二人は実験が始まってからすぐに遭遇したがそれぞれ殺し合いはおろか敵対する気も無い、主催者の言うとおりに行動するのは癪に障るとの理由で一緒に行動することにした。
そして他にも周りに参加者がいないか探し回ったのだが、これがまったく見つからない。
探し始めて一時間が経とうとした時に二人の内の一人が疲れたとの事でそのとき偶然発見した建物の中で休む事にしたのだった。
休み始めてから少し経ったとき二人のうち片方が喋り始める。

「そういえばまだ自己紹介お互いにしてなかったよね。
 君の名前はなんて言うの?」
「……そういう時は自分から名乗るものだろう」
「あ、ごめんごめん、そうだよね、じゃあまず私からいくね。
 コホン、我が名はフロシャイムが幹部ヴァンプ将軍なり!!」
「俺はパピヨンだ」
「えっと、パピヨン君だね」
「NON!パピ?ヨン?もっと愛を込めて!!」
「わっ!ちょっとびっくりするからいきなり怒鳴らないでよ、もう…」
「フン…」
「あ、そう言えばパピヨン君にはここに知り合いがいる?
 私の知り合いは天体戦士サンレッドとレッドさんの恋人の内田かよ子さん。
 レッドさんは正義の味方なんだけど対決の時ちっともヒーローらしく戦ってくれなくて。
 でも根は良い人なんだよね。じゃないとかよ子さんみたいな優しい良い娘とは付き合えないよ。
 はぁ~、二人とも無事ならいいのだけど」

あまり興味なさげにしていたパピヨンだったが急にヴァンプの話に耳を傾ける。
そしてそのまま考え込んだ後、今度は自分からヴァンプに話しかける。


「おいヴァンプ」
「え、なにパピヨン君」
「そのかよ子とかいうヤツは普通の職業の人間か?」
「かよ子さんは保険の外交員、普通の人だよ」
「…そうか、ではヴァンプ、お前の所属は悪の組織、サンレッドは正義の味方で良いんだな?」
「そうだけど、急にどうしたのパピヨン君?」
「仮説だが俺とお前は同じグループかもしれん」
「え!どういうことですか?」

驚いたヴァンプがパピヨンに尋ねる。
パピヨンは大げさに溜息を付いたあと少しめんどくさそうに説明を始めた。

「これは俺の仮説だが正義=Hor、悪=Set、その他=Isi。これを踏まえて説明するとだな
 俺とお前はSetの可能性が高い。
 第一俺は他人から悪人呼ばわりされてた時期もあったし多少心当たりが有る。お前は悪の組織の幹部だ。
 この仮説の場合俺たち二人はほぼ確実にSet。皆殺しグループだ。
 後は俺の宿敵、偽善者の武藤カズキと正義の味方のサンレッドがHor。
 残りは保険の外交員の内田かよ子とただの女学生の武藤まひろ。こいつらはIsi、だ」
「ふむふむなるほどねー」

感心したようにしきりに頷くヴァンプを見てパピヨンは少し呆れたような顔をしながら(といっても見えないが)話を続ける。

「この仮説は俺たちと似通った人間関係の者ばかりだったら多分この分け方で合っているだろうという希望的見地から導き出したものだ。
 大体がだ。正義や悪などで分けること自体俺から言わせればそれ自体がナンセンスだ。
 必ずしもこの仮説が正しいわけじゃない。そこを勘違いするな。断定するには情報が少なすぎる」
「それでもパピヨン君は凄いよ!人間関係だけでここまで分かるなんて!!」
「…まだ仮説だといっているだろう。
 今後の俺たちの行動は主催者打倒の仲間集めと支給品集めだな。
 お前もそれでいいだろう?」 
「うん!私もあの主催者は許せないよ!!主催者打倒一緒にがんばろう!オー!!」
「話に一段落したら腹が減ってきたな、飯にしよう」

パピヨンがナチュラルにヴァンプを無視しながら食料を出そうとするとヴァンプが待ったの声をかける。

「あ、だったら私が好いもの持ってるからちょっと待ってて」
「ほうこれは…」
「ジャーン!私の支給品の鳥のから揚げだよ!!美味しそうでしょ」

ヴァンプが取り出したのはタッパー一杯に入っている鳥のから揚げだった。
それも一つではなく三つもある。以外に重そうだった。

「確かに蝶・美味そうだな」
「それじゃあいただきまーす」
「ん?」
「あれ?」
「「これ不味くない」か」
「味が無いね」
「ああ…、味の無いから揚げがここまで不味いものだったとは…蝶・サイテーだ」
「う~ん、あ!そうだ!!こんな時こそ」

そう言うとヴァンプはどこからか割烹着を取り出しパピヨンと共に台所へと向かった。



☆☆☆ヴァンプ将軍のさっと一品のコーナー☆☆☆

皆さん今晩はヴァンプです。今日紹介する料理はこれ! 

『から揚げのオーロラソース和え』

まず用意するのはから揚げをお好きな量と中濃ソース、ケチャップ、マヨネーズ、あと出来れば市販で売っているデミグラスソース。
デミグラスソースは大きいスーパーのボトルサイズで売っているものがお勧め。
ボトルだったら料理に味を足したいときでもすぐに出せるでしょ。

作り方は簡単。まずケチャップ、マヨネーズ、中濃ソースを大体同じ分量で混ぜ合わせてオーロラソースを作ります。
この時ソースをあまり入れすぎないように注意してね。
隠し味として少しデミグラスソースをオーロラソースに入れてから揚げと混ぜ合わせて完成!
から揚げのオーロラソース和え!お味はどうパピヨン君?

「中々いけるな!蝶・サイコーだ!!」

から揚げに合うソースは他にも市販で売っているスイートチリソースやオイスターソースを効かせた中華風餡かけソースとかがお勧め!
色んなソースで食べ比べて自分に一番合ったものを探したりするのも悪くないかもね!



から揚げを食べた後二人は共にフロシャイムを後にする。
二人は共に知り合いの無事を祈る。
ヴァンプはサンレッドとかよ子を。
パピヨンは宿敵武藤カズキを。
しかし二人は知らない。
ヴァンプはパピヨンがカズキのことを殺したいほどだと言うことに。
パピヨンはヴァンプがサンレッドの事をそれほど憎んでいないことに。
そして二人が相手の無事を祈る理由が正反対だということをこの時はまだ誰も知らないのだ。
宿敵―――この言葉が互いに与えた誤解を知らぬままに二人は主催者打倒の旗を掲げるのであった。

「では行くか。我が宿敵サンレッド共々主催者を討ち果たしてくれるわ!!」
「ククク、待っていろ武藤カズキ!!そして主催者!!この俺が貴様らを地獄に送ってやる!!!!」
「「フハハハハハハハハハ」」



【E-3/市街地:深夜】
【蝶野攻爵(パピヨン)@武装錬金】
 [属性]:Set(悪)
 [状態]:満腹
 [装備]:蝶のマスク、蝶ステキな一張羅
 [道具]:基本支給品、不明支給品1~3
 [思考・状況]
 基本行動方針:主催者打倒の仲間集め
 1:仲間を集めて主催者の打倒
 2:武藤カズキとは殺し合いで決着をつける
 3:主催者や自衛の為強力な支給品を探す。核鉄優先
 [備考]参戦時期はヴィクター戦前くらいで

【ヴァンプ将軍@天体戦士サンレッド】
 [属性]:その他(Isi)
 [状態]:満腹、少し胸焼け
 [装備]:なし
 [道具]:基本支給品、から揚げの入ったタッパー×2、不明支給品2~3
 [思考・状況]
 基本行動方針:主催者打倒の仲間集め
 1:仲間を集めて主催者打倒。サンレッド、かよ子優先
 2:サンレッドと遭遇しだい対決。殺し合いはNG
 3:から揚げ食べ過ぎてちょっと気持ち悪い
[備考]から揚げはすべてオーロラ和えにしました

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実験開始 蝶野攻爵 ミッドナイトホラースクール
実験開始 ヴァンプ将軍








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