01~10

昔ジオシティーズの方のHPで日刊で短編小説書こうとして根気が切れてやめたやつ。
数年ぶりに読み返したらそこまで悪くなかったのでこっそり書いてた続きを追加してうpっとく。
※当時の改行を修正せずそのままコピペしたので読み辛い話があります。

2006.12.29【CHAPTER-0001】

はじめまして。
よろしくおねがいします。
私ですよ。
私ですか?
私の名前は秘密です。
著作権の問題が絡むからです。
誰もが知っているあの大企業にお金を取られてしまいます。
嘘です。
どの部分だと思いますか?
嘘ですよ。
嘘ってどの部分だと思いますか?
秘密です。
私は陰の多い女なのですよ。

私は学生です。
小学生か中学生か高校生か大学生かは皆さんのご想像にお任せします。
毎日が幸せです。
嘘です。
どの部分だと思いますか?
だから嘘ですよ。
学生の部分?
それとも幸せの部分?
秘密です。
私は狡獪な女なのですよ。

2006.12.30【CHAPTER-0002】

私なんですが、今、恋をしています。
相手は無機物です。
私がどんなにあの人を想ってもこの恋の終着は悲恋駅です。
何故なら私は有機物だからです。
有機物のくせに無機物に恋をするとは…あぁ嘆かわしい我が豚児…
と、お母さんは言います。

はぁ?

…ちょっと待て。

ヤバイ。

キレる。

キレそう。

殴りそう。

走りそう。

無断外泊しそう。

回転しそう。

落ち着け。
落ち着くんだ。
これくらいで動揺してたら本番でどうなる?
本番っというのは私が女流棋士で明日はいよいよ今まで目標にしてた黒澤多希子ニ段との試合だという状態を仮定した場合の本番で、
但しそこで問題なのが私は女流棋士ではなく和菓子製造技能士であって、
まぁそれも嘘なんだけど(これは私の和菓子好きが高じた嘘だといえよう)それよりオイオイオイ…
何が?
一体何がまろやかだって?
え?言ってない?

…なんだ、聞き間違いか。

有機物と無機物が相容れぬ存在だと決めたのは有機物だそうです。
なんて勝手なんだろう、有機物。
私は有機物で在りつつも有機物を否定し続け生きる。
自分の存在を否定し続け生きる。
無機物と有機物の恋愛が認められるその日まで、私は一切の和菓子を断つつもり。

2006.12.31【CHAPTER-0003】

基本的に私です。
ところで電車の中では戸袋に胃袋を引き込まれないように気をつけてください。
とくに五臓六腑が体外に露出している稀有な方は。

2007.01.01【CHAPTER-0004】

落ち込んでいても仕方がないが、落ち込まなくても仕方がないことに気づき絶望に平伏しているのは可愛い男の子だった。
可愛い男の子はその可愛さから女性には勿論、男性からも愛される日々を送っていた。

可愛い男の子はある日、その日がある日になるという事に気付いてしまった。
自分が今、何か行動を起こせばそれは「ある日」になり「物語」になり「批評」をされるという事に感づいてしまった。
責任重大だ。もし「自分はどうして生きているのだろう?」なんて考えてしまった暁には見ず知らずの大勢の他人に大爆笑されてしまうに違いない。
やらしい事を考えるなんて以ての外だ。
例え何も考えなくても「可愛い男の子は絶望に平伏している」なんて勝手な心情描写をされてしまう事だろう。
もう死ぬしかないのだろうか?人間がどうしようもない窮地に立たされたときに最終的に思いつく手段は自殺だ。
そして矢張り物語の究極解決はいつだって自殺で殺人だ。主人公が死に登場人物が死に世界が滅び語り手と読み手が哂う。
今日までに膨大な数蔓延る世の物語達の顛末である。

制服のままベッドに潜り込んだ可愛い男の子は、声にならない声で呟いた。

『神様仏様…これが有名作家の小説ではなく暇人の素人がホームページとかで公開している駄文の垂れ流しでありますように…。

可愛い男の子は可愛いお母さんに促され学校へと赴き女性からも男性からも愛される日々を送って70年後死んだ。

2007.01.02【CHAPTER-0005】

ウサギの物真似します。
ピョンピョン。
こんばんわ、私です。
私は自慢だけど凄く可愛いし服のセンスも良いし唄も上手いし甘えるのも得意な完璧な女の子です。
ただ一つ問題があり、私は自分以外のあらゆる生命を認識する能力が欠如しているのです。
そこで勘違いして欲しくないのが、完全に欠落しているわけではないという事です。
意識せねば他人の認識ができないという事なのです。
日常生活に於いて、無意識に他人を認識する事ができないという事なのです。
よく倦怠期の連れ合いに対して「空気みたいな存在」なんて言い回しがあるけれど、
そういう事なんですよ。
お医者様の話によるとこれは病気ではなく、先天的な感性だそうです。
それより海に行きましょうよ。
私と海に行きましょう。
漁師を見に海へ行きましょう。

私は根拠が好きです。
いつでもどこでも、まず根拠を探します。
彎曲した根拠を指先で弄び、瓦解していく様を思うと心が欣喜雀躍しちゃいます。
まぁ実際は見つけた根拠をノートに纏めるだけですけどね。

2007.01.03【CHAPTER-0006】

俺は姉貴に野菜ジュースを飲んで欲しかったんだ。
その一心だった。
なのに姉貴ときたら調整豆乳を飲み干しやがった。
それも風呂上りに…。
あられもない下着姿で、厚生労働省が許可する特定保険食品を飲み干しやがったんだ。
コレストロールを気にしているのだろうか。
間違えた、コレステロールだった。
俺はどうしても、何が何でも、姉貴に野菜ジュースを飲んで欲しかったんだ。
どうして姉貴は野菜ジュースを選んでくれなかったんだろう。
俺の哀しみはやがて怒りへと変化しつつあった。
姉弟なんだから遠慮することはないと思った。
俺は机の引き出しから威嚇用のモデルガンを持ち出すと姉貴の部屋へと赴いた。
ドアのノックなんてしてたまるか。俺は勢い良く姉貴の部屋をオープンした。

『狼藉者めぇぇぇっ!!!

姉貴は突如俺に向かって肉骨粉を投げつけてきた。
俺は俊敏な動作でそれをかわす。
姉貴は『なんだ、お前か…』と肩を撫で下ろすとカウチソファーに腰掛けた。

『して…何用かね?
『姉貴、俺はお前の弟で本当に良かったと思っている…。

俺は淡々と語り始める。
姉貴は黙って…俺の右手に備えられたモデルガンに気付いているか否かは不明だが…俺の顔をジッと見つめる。

『今思えば俺は姉貴に夢見すぎていたのかもしれない。

これは本心だ。
もう一度自分の言葉を反芻する。俺は今まで姉貴に夢見すぎていた。
全く以ってその通しであった。

今まで俺が姉貴に何かを望めば、それは99.9%以上の確率で思い通りになった。
例えば俺が『姉貴は今日ディオールの香水をつける』と望めばその通りになったし、
俺が『姉貴は今日センデロ・ルミノソに関して熱い論議を展開する』と望めば矢張りその通りになった。
面白いくらい、怖いくらい姉貴は俺の望み通りの行動をし続けてきた。
俺も実際それにえもいわれぬ高揚と恐怖を感じていた。
やがて俺の姉貴に対する望みはエスカレートしていった。
『姉貴は今日道端で1億円を拾ってくる』『姉貴は実はケネディを暗殺した真犯人だ』『姉貴は実は兄貴だ』…
勿論それらの望みは叶うはずがない。
規格外の望みだから…。瓜の蔓に茄子をならそうとしていたのだから…。
そして遂に今日、俺は姉貴に大それた非望を抱いてしまう。

『姉貴は、野菜ジュースを飲む』

…わかっていた。
姉貴が野菜ジュースを飲むはずがないなんてわかっていた。
なのに何故?
俺は、無意識下で決着をつけたがっていたのかもしれない。
どうしようもない現実を目の当たりにして、目を醒ましたかったのかもしれない。
そうだ、俺は望んでいたんだ。
『姉貴が俺の望みを叶えない』という状況を我知らず望んでいたのだ。

ふと姉貴の顔を見る。
姉貴は退屈そうな表情でかさついた下唇を指先でいじっていた。

『え…?

俺は一瞬理解が出来なかった。
俺の脳が『理解をする』という日常茶飯事的行動を咄嗟に取れなかったということだ。

何故ならそれは…俺が見たそれは、ありえない光景だったからだ。

俺の目…視覚はそれを確かに捉えた。そしてそれは視路を通じ脳まで伝達され知覚にまでは至った。
…だが、俺の脳は、きっとそれを門前払いしたのだ。そんなありえない情報は要りません、と。
だから俺は確かに見た。ありえないモノを見た。でもそれが何かわからない。思い出せない。
敢えて文章にするとこんな感じだ。

頭の中がまるで鈴木その子の顔面の様に真っ白になる。
胸の鼓動が煩わしいくらいに脈打つ。自分の顔が紅潮し発汗している事もわかる。
段々と落ち着きを取り戻した俺は目の前の光景を少しずつ咀嚼し、優しく…丁寧に…ゆっくりと脳で消化した。

『あ、姉貴…。
『だからなんだよ。

姉貴は、野菜ジュースを飲んでいた。
俺はモデルガンを投げ捨てると姉貴に接近し、その華奢な体を思い切り抱きしめた。
姉貴の口から漏れるトマトの香りが鼻腔をくすぐった。
俺は久しぶりに、姉貴の前で泣いた。

2007.01.04【CHAPTER-0007】

私ですけど個人的に今とても面白い事があったので終始ニヤけてますけど気にしないで下さい。
ところで私は無料ですよ、心配しないで下さいね。
昨日見知らぬおじいさんに『いくらですか?』って聞かれたんですよ。
それはそうとどうして私はいつも無意識にShiftキーを押しながらCaps Lockを押してしまうのでしょうか。
気付いたら押してるみたいなんですよ。
生きるのと赤子の手を捻るのってどっちが難しいですかね。
赤子の手を捻るなんて良心の呵責に耐えられず、私には絶対できません。
世の中に絶対なんてあるんですかね。
赤子の手を捻る行為が何かと連動していて、その何かが私が生きる上での重要な通過儀礼であれば、私は捻るのでしょう。
やっぱり絶対なんて絶対ないです。絶対を覆すのは簡単ですもんね。それこそ赤子でもできます。

私は個人的にとても面白い事を思い出しつつ、入り組んだ笑顔で歯を磨いてきます。

その時、奇跡が起きたんです。
私に八重歯が生えたんです。
これで彼氏の肩をあまがみできます。…まぁ彼氏は今居ないんですけど。
ちなみに前の彼氏は髪の毛の方向性の違いで別れました。
今でも、あの髪のボリュームであの固め方はないだろう…と思います。

2007.01.05【CHAPTER-0008】

無機質な鉄格子が目の前に、ある。
無気力な自分がここに、いる。
錆びた鉄に、そっと手のひらを添える。
今私は自分の実力以上の行動を試みようとしている。

頭の中でエマージャンシーコールが鳴り響く。
それは反響して私の頭を狂わせようとする。
うるさい…消えてしまえ。
消え去ってしまえ。
何に対してそう思っているのかはわからない。
自分自身に対してなのかもしれない。
私は外に出ねばならない。
外に…。
外…。
……………。
…外とは…どこの外だというのだろう。

外の外はどこなんだろう。
私が居る場所も、外だ。
ここの外は、どんな外なんだろうか…。
そんな時、ある関西弁が脳裏をかすめた。

『しもた』

しまったという意味だ…多分。
そう、私はしまったのだ。
自分が全裸な事に気がついたのだ。
自分が全裸な事を思い出したのではない。
私は自分が着衣をつけていないという状態に今の今まで何の関心もなかったのだ。
何故ならここには、私の妄想上の人物以外の誰かが来ることは一切ない。
完全に私のプライベート空間だ。
それにしてもこのまま外に出たら大惨事になる…。

1、私は服を探した
2、私は外に出るのを諦めた

2007.01.08【CHAPTER-0009】

冗談じゃない。こんな熱々のたこ焼きを丸呑みなんてできるはずがない。
一体何を考えているんだこの女は。妖艶な笑みでコチラを見つめる魔女、ビルエラ・ノク。
でもそこが好き。

『早く丸呑め。
『ノク様…お申し付け守ろうものなら食道が焼け爛れてしまいます。
『お前の食道など靴下にできる毛玉ほど興味ないわ。
『ノク様の靴下に毛玉なんて生えてません!
『何…?それは一体どういう意味だ?

しまった。墓穴を掘ってしまった。
このままでは自分がノク様の寝室に毎夜毎夜忍び込み、
美しいノク様の美しい靴下一足一足を、毛玉取り機で毛玉取りしているという事がバレてしまう。

『いっ…意味などありません。我が人生と同じく。
『フン、たこ焼きが冷めるまで下らない会話で時間稼ぎしようって魂胆かい?
『滅相もございません!
『ならば今すぐたこ焼きを丸呑まんか!

冗談じゃない。こんな熱々のたこ焼きを丸呑みなんでできるはずがない。
一体何を考えているんだこの男は。必死の形相でたこ焼きを口の中に詰め込む使い魔、ウィリニウス。
でもそこが好き。

『ノ…ノヒュひゃま…ウィヒニュウヒュめはみごひょはこやひを…まるひょひいたひまひた…。
『う、うむ…よかろう。下がるがいい。
『ははぁっ!

アイツが私に好意を寄せている事は確実だ。そうでなければ熱々のたこ焼きを丸呑みしろと言われ素直に従う筈がない。
果たして主従関係の成せる行動で説明がつくだろうか。いいや、つかない。好意無くしてできようがない。
何故?どうして?私のどこがいいの?こんなガサツで性格の悪い我がまま魔女のどこがいいの?
そう、アイツは私の言う事ならなんでも聞く。だからきっと、私が言えと言えば言ってくれるはずだ。
好きだと、言ってくれるはずだ。
………。
…やっぱり私ダメだなぁ。アイツの性格を利用して、命令して告白させようだなんて…。
でも私にアイツに告白する勇気なんてない。やっぱり…アイツに言わせるしかない…。

『出て来なさい、ウィリニウス!
『お呼びでしょうかノク様!
『呼んでなどおらぬ!すぐに散れ!
『かしこまりました!

やってしまった。どうして私はこう天の邪鬼なんだろうか…。

『出て来なさい、ウィリニウス!
『お呼びでしょうかノク様!
『呼んでなどおらん!すぐに散れ!
『かしこまりました!

ダメよ、勇気を出すのよ私!

『やっぱり呼んだ!すぐに戻れ!
『只今戻りましたノク様!
『やっぱり呼んでない!
『かしこまりました!
『呼んだから!
『はい!
『嘘!
『はい!
『いい加減にしろ!
『すいません!

ウィリニウスはいつもと同じ笑顔。
落ち着くんだ私。緊張などせずにいつものペースで命令すればいいだけだ…。

『ウィリニウス、本日中に四文字の言葉を用い私の心の琴線をビブラートさせよ!
『…よ、四文字の言葉と言いますと?
『三文字以下でも五文字以上でもない言葉という意味だ。私にこれ以上の説明をさせる気か?
『いえ、承知致しました!

これで良かったのだろうか…。ウィリニウスはあぁ見えてかなりのキレ者だ。
きっと私の気持ちを汲み取って、私の望み通りの言葉をくれるはず。

『好きだよ』…と。

でも、ウィリニウスは私の就寝間際に『おやすみ』とかいう始末…。
ホントに女心のわからないやつ。明日はもんじゃ焼きを丸呑みさせてやろう。

2007.01.08【CHAPTER-0010】

遅すぎる。この遅さは尋常じゃない。この遅さは常軌を逸している。

女は女のような男を待っていた。ナヨナヨして猫なで声で女々しい男を待っていた。
だが女のような男は約束の時間になっても一向に女の前にその姿を現すことは無かった。
女はやがて男のような声色で『クズが…』と呟き帰路につくことにした。

この粘着性はないよ。これはありえないよ。これはやばいよ。

その頃女のような男はガムテープで一人楽しく遊んでいた。
突然、女のような男の背後から男の声がした。

『私も混ぜなさいよ。

男の声の主は妙齢の女だった。妙齢の女は見たところ女のような男の姉だろうか。
女のような男は妙齢の女と一緒に、ガムテープとバウムクーヘンを床に並べゲラゲラと笑い転げた。
やがて陽が暮れ、女のような男が住まう閑静な住宅街は闇夜に包まれた。

女のような男は妙齢の女と幼さの残る女と性別不明の人物と男の中の男と食卓を囲んだ。
妙齢の女が女のような男の姉だという仮説が正しければ、幼さの残る女は女のような男の妹だろうか。
男の中の男は一家の大黒柱という雰囲気をプンプンに醸し出している。恐らく女のような男の父親だろう。
そこで問題なのが性別不明の人物だ。髪型はビートルズを彷彿とさせるマッシュルームカット。
胸があるのかただ太っているだけなのか判断がつかない体型が故、一目見ただけでは性別の判断がつかない。
だが消去法でいうと、きっとこの人物は女のような男の母親なんだろう。
女のような男の母親だと思われる性別不明の人物は女のような男に言った。

『億万長者を目指しなさい。

果たして夕餉時、自分の息子に突如こんな科白を投げかける母親が居るだろうか。
性別不明の人物に対する疑問符が一層頭の中をぐるぐる駆け巡る。

『うん、頑張るよママ!

女のような男は女のような声でそう答えた。
この発言で性別不明の人物が女のような男の母親であるという事が立証された。

女のような男は食事を済ませると女のような足取りで女の部屋のような部屋に入り女の携帯電話のような携帯電話を取り出した。
着信履歴を見た女のような男は目を見開き口をあんぐりと開けると時が止まったかのように全身を硬直させた。
それもそのはず、女のような男の女の携帯電話のような携帯電話にはある女からのメール着信が1分置きに入っていたからだ。
そのある女とは勿論、冒頭で女のような男と待ち合わせをしていた女だ。
女のような男はすぐに女のような男と待ち合わせをしていた女に電話をかけた。
だが女のような男と待ち合わせをしていた女が電話に出ることはなかった。
きっと怒っているのだろう…女のような男は女の服のような服を着ると女のような走り方で女のような男と待ち合わせをしていた女の家に向かった。

その頃女のような男と待ち合わせをしていた女はベッドの中で枕を濡らしていた。
女のような男と待ち合わせをしていた女は、女のような男とどうやら恋仲だったようだ。
だが今日の一件で女のような男のことが信じられなくなってしまったのだ。
女のような男と待ち合わせをしていた女は、もう二度と女のような男に連絡をしないとそう心に決めた。

その頃女のような男は歓楽街で男のような女に男のような声で逆ナンされ、
女のような男は女のような声で『別にいいけど高いよ?』と女のようなことを言っていた。

最終更新:2010年10月01日 14:13