棗 ありさ


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  • 名前:棗 ありさ(Arisa Natsume) 要じゃないです。
  • 性別:♀
  • 身長:154cm
  • 体重:49kg
  • クラス:3-K
  • 誕生日:9/21おとめ座 O型 18歳
  • テーマ:強がりの弱い子
  • 能力:《深緑支配-オール・グリーン-》
    植物の各部位を異常成長させたり、物質変化させ、操作する。
    また、力の源が高位精霊である《樹霊-エントワイフ-》であるため、それに付き従う位置である精霊を使役することも可能。
    ……と棗は把握しているが、すでに精霊たちは《樹霊-エントワイフ-》による支配意識ではなく、棗本人による使役に従う意志で動いているので、もう少し本当は活用できる。
  • 偏差値
    体力: 47
    精神: 72
    筋力: 45
    魔力: 86
    耐久: 46
    敏捷: 52
    器用: 56
    学力: 64
    魅力: 66

    ※一般生徒《ノーマル》の平均を50とする
    ※魔力は《能力》の強さ的な意味合いで捉えた

  • 過去:
    [転生]
    《樹霊-エントワイフ-》は《失われし存在-ミッシング・リンク-》であった。
    遠き過去、敬われるべき存在だった彼女は、人々の精霊信仰が失われる中、消え行くさだめにあった。
    しかし、忘却は完全なる消去は産まない。その力と魂は、悠久の時を、超え。転生体となって、ある胎児の中に宿る。
    生まれた赤子に名付けられしは、ありさ。少女は人と人との間に生まれながらにして、樹霊の子であった。
    [開花]
    すべての植物は、少女の思うがままに。幼きままにして、ありさは《能力者》として開花した。
    もちろん、その"力"は、はじめはごく弱く。小さな種を、その場で目覚めさせるくらいのもの。
    しかし、ありさが成長するに従って、《樹霊-エントワイフ-》もじわり過去の姿を、力を取り戻していく。
    小学校が終わる頃には、目覚めさせた種を、花に。花を終わらせて、実に。枯れようとも大きく伸ばして、根に。
    中等部にも慣れた頃、葉の構成要素を変えて、鋼鉄に。花びら一枚を、舞う蝶に。熟れた果実がはじければ、煙を撒いた。
    山吹のネクタイを結ぶ頃には、葉は風を喚びながら飛び交い、茨の茎は絡んで鞭の様を呈し、根はすべてを縛りに蠢いた。
    [孤立]
    ありさの両親は、あまりありさを構うことがなかった。共働きの慌ただしい家庭。兄弟もいないありさは、帰宅すれば誰もいないのが普通。
    だがそれは逆に、能力の成長を促した。ひとりの時間を埋めるように、花々に向かう。
    母親が愛している庭は、最初にありさが得た《フィールド》だった。ありさの力に応えて、花がざわめく。《樹霊-エントワイフ-》に応えて精霊も笑う。
    そんな日々が続けば、自己を特殊視するようになるのも、もうそう遅いことではなかった。
    友人は少なくなく、交流もあったが、心を許しきることは少なくなって。
    傍目にはそうは見えなくとも、ありさはひとりでいるようにいるように、自分を仕向けていく。
    ――それを許さぬ友人は無論、幾人かはいたのだが。
    [無関]
    ありさは自己を特殊視すると同時に、誰も特殊視しなくなった。自分が普通でなければ、誰も普通でなくともおかしくないと思っていた。
    奇特な行為も、珍しいやら面白いやら思えど、窘めることはなく。それを咎めることは、自分を咎めることにつながる気がしていた。
    そして他の行為に流されることもしなかった。まわりが制服を面倒がってネクタイを緩めても、ボタンを外しても、それで教師に何がしか言われる方が面倒であるとありさは考えていた。
    制服は整え、風紀に乱れもなく。授業もそれなりに受けてはいたので、成績も悪くはなかった。
    時折うたた寝を窘められることはあったりもしたようだが。眠くなるのは教師か、天候か、授業の並びが悪いのだ、と考えつつ、口には出さず。
    それらのせいか、ごくごく普通の、優良な生徒で学内には通っていたようである。時に男子生徒の話題に上るくらいには。
    [流現]
    能力を行使するうちに、《樹霊-エントワイフ-》は徐々にありさと協調《シンクロ》しつつあった。体の中の魂が共鳴するように、声を上げる。
    ひどい時は、稀に《樹霊-エントワイフ-》の存在が外に露呈するほどで。口を付く言葉は荒く、そして少女の声でもなくなる。
    最初に表に彼女が現れたのは、中等部のはじめ。今まで不意に頭に響くだけだった知らない女の声が、自分の口をついて出た。
    それはありさにとって恐怖だった。自らが《自分》でなくなっていく恐怖。
    ありさは《能力者》でいたかった。人間でいたかった。けれど、この体は《一般人-ノーマル-》には、もう戻らない。
    《機関》を知ったのは、恐怖に追われて、がむしゃらに調べ廻っていた、その頃だったようだ。
    いま、《樹霊-エントワイフ-》として自我を失う前に、それを手懐けて。
    《能力者》としての自分を認められ《機関》に入った上で《機関》の人間―すなわち、《能力者》―として生を全うすること。それが切なる望み。
    その為には強く在りたかった。緑の《癒し》の力も大地の《護り》の力も得ることができたが、それらは捨て、花々を攻撃の力に転じた。
    高等部は只管に、強化を、強化を。ひとつ何かを編み出せば、それを"技"に研鑽してゆく。

    ――そして、少女は《機関》の選抜試験に選ばれた。

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