「避難所」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
「避難所」(2010/09/14 (火) 04:47:17) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
*避難所
鯖落ち時に投下したいログやコメントはこちらに。
**ロヴィン落としそびれたもの/対優愛
***——裏庭>>16——&br()
&br()
貴女に汚らわしい場所などありません。&br()
&br()
[謝る優愛に即答を返す。&br()
火傷を負わせた要因に憎悪は向けれど、傷それ自体から目を背ける事はしない。]&br()
&br()
……ええ。&br()
我が主も無事で何よりです。&br()
呪いなど、それに比べたら……、&br()
&br()
[話をそらされたことには気付いた。>>17&br()
それでも何も言わずに微笑を浮かべる。それが主従の距離。知らず拳を少し握る。&br()
彼女の目が伏せられると、ひそかに寂しげな笑みを浮かべたけれど]&br()
&br()
&br()
…………え。&br()
&br()
[精一杯の笑みと、こぼれた涙に、目を瞬かせて。>>18&br()
告げられた言葉に、ひどく驚いて間抜けな声を出した。&br()
顔を覆う彼女に、一歩、もう一歩とゆっくりと近づいて]&br()
&br()
……喜んで。&br()
学園も、今世も、たとえ来世に至っても。&br()
共に、在ろう。……優愛。&br()
&br()
[それは、主従を超えた言葉。&br()
主の名を呼んで、そっとその肩を抱いた。&br()
布地ごしの身体の、その右手に乗せられる手の温かさを、愛おしく思い目を閉じた。&br()
あるいは、消えゆく声を悼むように>>21。今度は笑顔で見送ることが出来た。]&br()
&br()
Rovin(省略されました。すべてを表示するにはPerjury鯖復活を神に祈って下さい)&br()
&br()
——。&br()
さあ、復唱してみてくれないか。&br()
&br()
[鐘の音を聞きながら、彼女に満面の笑みを向けた**] &br()
&br()
&br()
***——その後の日常にて——&br()
&br()
優愛。制服を調達してきた。&br()
&br()
[彼女が覗く二階の窓から姿を見せる。>>22&br()
あまり似合わない制服を着て、光に包まれて宙に浮いていた。他人の目は気にしない。どうせ目を疑って気のせいだと思うだろうから。&br()
片手には、ビニルに包まれた女子用の制服。有無を言わさず手渡すと、笑みを浮かべて]&br()
&br()
では僕はこれで。&br()
貴女を煩わせる者が居たら——……、遠慮無く言ってくれ。&br()
&br()
[窓の外から教室を見渡した後、光は舞い上がった**]&br()&br()&br()
**ロヴィン落としそびれたもの/対総馬
***― Extra Disc：裏庭>>*8 ―&br()
……何の用だ。&br()
&br()
[南国の石像が見守る夜明け。彼はそこに現れた。&br()
眉を顰めて、歩み寄る総馬を警戒する]&br()
&br()
……！？&br()
&br()
[目映い光に、反射的に腕で顔を覆い、同時に鎌を持った右腕で《焔》を払いのける。&br()
その一瞬の間に、強襲する彼に押し倒された。鈍い音を立てて、鎌が地に落ちる。]&br()
&br()
く、あ っ……！&br()
&br()
[押し潰される喉から呻きが漏れる。苦しげに顔を歪めつつ彼を睨めつけた。暁光に白い顔が照らされる。&br()
首元に伸ばされる腕を掴むも、その力は弱い。抗うというより、逆に誘うようにも見えるほどに。無力な指が、彼の腕を掻く。]&br()
&br()
&br()
&br()
&br()
[しかし、しばし彼を睨んだ後。&br()
苦しげな表情を、無理矢理笑みに変えた。歪んだ口元からは長い犬歯が覗く]&br()
&br()
……は。&br()
あそぶ、だ と。&br()
&br()
[切れ切れの言葉なれど、その声はひどく力強く、低い]&br()
&br()
上等だ。&br()
&br()
[刹那、瞳が真紅に染まる。力在る視線で総馬を捉える。《力》そのものを灼く視線で、彼を深く覗き込んだ。&br()
首への力が少しでも弱まると、その腕を強く掴んで、揉み合いに持ち込む。&br()
彼への視線は決して逸らさない。腕を折るほどの勢いで強く掴み、臑を蹴り上げ、手に戻した鎌を振り上げて不死鳥を牽制する。獣が獲物をいたぶるように、じりじりと視線と膂力で彼を追い詰める。&br()
表情に浮かぶは肉食獣の笑み。やがて馬乗りに仕返すと、剥き出しの犬歯を見せつけるように、彼の顔を覗き込む。まるでくちづけでもするかのように。]&br()
&br()
丁度燃料が切れていた。&br()
——貴様の美酒を頂こう。&br()
&br()
[にたりと、笑みを浮かべた刹那。&br()
彼の白い首筋に牙を剥いた**]&br()
&br()&br()&br()&br()
----
***― むかーしむかし～諸悪の根源編～ ―
［土地を守る神であり、異界の門の番人でもあった桜の女神・櫻花之摩智比売（おうかのまちひめ）。&br()
“門”の上に植えられた彼女の化身である桜の木は、決して異界への道を開かぬよう、錠としての役割を千年以上にわたって果たしていた。
しかし、その大切な御神木を奪い去った男がいた。罪深きその男の名は「辰次」という。&br()
戯れに姿を現す事もあった女神は人に姿を見られぬよう、気をつけていたのだが…ある時、一人の男に見られてしまう。&br()
見られた事に気づいてすぐに姿を隠した女神に対し、男は無礼な言葉を投げつけた。&br()
『アンタみたいな別嬪が、異界の封印なんぞに使われてるのなんて勿体ねぇなぁ』
曰く、一目惚れだったと辰次は後に語る。
女神は男の言葉に耳を貸さない。異界の門が開けば、この世界に滅びが訪れる。&br()
二十年生きたか生きてないかの人間の戯言に付き合ってはいられない。&br()
しかし辰次は本気だった。&br()
三大秘石と呼ばれる秘宝を“借りて”、その力を以て桜神の代わりとなる封印術式を作り上げてしまったのだ。&br()
桜神と出会ってから、たった三ヶ月で。そして文字通り、その場所から桜神を“奪った”。
『この調子なら、五百年くらいは持つんじゃねーか？&br()
なぁ、絶対に幸せにするからさ。俺ン所に、来い！』
最初は耳を貸さなかった女神。しかし、男の熱意に遂に過ちを犯す。&br()
守護神を失った異界の門は一時的に開き、異形の者を何体かこの世界に呼び込んだ。］
&br()
&br()
&br()
『たとえ世界を敵に回してでも、手に入れるって決めたからなぁ。後悔なんざしてねぇ』
『ま、自分でもろくでなしだとは思うけどな。こんな奴が持ってる力が“光”ってのも皮肉な話だよな。』
『異形やら何やらがお前を狙ってるようだが、全て蹴散らしてやるぜ？』
『全ての人間を救うとか、俺には到底無理だな。惚れた女一人を守るので必死だよ、はは』
&br()
&br()
&br()
『おっと、おいでなすったか。んじゃ、始めようか…殺戮《ゲーム》ってヤツをな』
#comment()
*避難所
鯖落ち時に投下したいログやコメントはこちらに。
**ロヴィン落としそびれたもの/対優愛
***——裏庭>>16——&br()
&br()
貴女に汚らわしい場所などありません。&br()
&br()
[謝る優愛に即答を返す。&br()
火傷を負わせた要因に憎悪は向けれど、傷それ自体から目を背ける事はしない。]&br()
&br()
……ええ。&br()
我が主も無事で何よりです。&br()
呪いなど、それに比べたら……、&br()
&br()
[話をそらされたことには気付いた。>>17&br()
それでも何も言わずに微笑を浮かべる。それが主従の距離。知らず拳を少し握る。&br()
彼女の目が伏せられると、ひそかに寂しげな笑みを浮かべたけれど]&br()
&br()
&br()
…………え。&br()
&br()
[精一杯の笑みと、こぼれた涙に、目を瞬かせて。>>18&br()
告げられた言葉に、ひどく驚いて間抜けな声を出した。&br()
顔を覆う彼女に、一歩、もう一歩とゆっくりと近づいて]&br()
&br()
……喜んで。&br()
学園も、今世も、たとえ来世に至っても。&br()
共に、在ろう。……優愛。&br()
&br()
[それは、主従を超えた言葉。&br()
主の名を呼んで、そっとその肩を抱いた。&br()
布地ごしの身体の、その右手に乗せられる手の温かさを、愛おしく思い目を閉じた。&br()
あるいは、消えゆく声を悼むように>>21。今度は笑顔で見送ることが出来た。]&br()
&br()
Rovin(省略されました。すべてを表示するにはPerjury鯖復活を神に祈って下さい)&br()
&br()
——。&br()
さあ、復唱してみてくれないか。&br()
&br()
[鐘の音を聞きながら、彼女に満面の笑みを向けた**] &br()
&br()
&br()
***——その後の日常にて——&br()
&br()
優愛。制服を調達してきた。&br()
&br()
[彼女が覗く二階の窓から姿を見せる。>>22&br()
あまり似合わない制服を着て、光に包まれて宙に浮いていた。他人の目は気にしない。どうせ目を疑って気のせいだと思うだろうから。&br()
片手には、ビニルに包まれた女子用の制服。有無を言わさず手渡すと、笑みを浮かべて]&br()
&br()
では僕はこれで。&br()
貴女を煩わせる者が居たら——……、遠慮無く言ってくれ。&br()
&br()
[窓の外から教室を見渡した後、光は舞い上がった**]&br()&br()&br()
**ロヴィン落としそびれたもの/対総馬
***― Extra Disc：裏庭>>*8 ―&br()
……何の用だ。&br()
&br()
[南国の石像が見守る夜明け。彼はそこに現れた。&br()
眉を顰めて、歩み寄る総馬を警戒する]&br()
&br()
……！？&br()
&br()
[目映い光に、反射的に腕で顔を覆い、同時に鎌を持った右腕で《焔》を払いのける。&br()
その一瞬の間に、強襲する彼に押し倒された。鈍い音を立てて、鎌が地に落ちる。]&br()
&br()
く、あ っ……！&br()
&br()
[押し潰される喉から呻きが漏れる。苦しげに顔を歪めつつ彼を睨めつけた。暁光に白い顔が照らされる。&br()
首元に伸ばされる腕を掴むも、その力は弱い。抗うというより、逆に誘うようにも見えるほどに。無力な指が、彼の腕を掻く。]&br()
&br()
&br()
&br()
&br()
[しかし、しばし彼を睨んだ後。&br()
苦しげな表情を、無理矢理笑みに変えた。歪んだ口元からは長い犬歯が覗く]&br()
&br()
……は。&br()
あそぶ、だ と。&br()
&br()
[切れ切れの言葉なれど、その声はひどく力強く、低い]&br()
&br()
上等だ。&br()
&br()
[刹那、瞳が真紅に染まる。力在る視線で総馬を捉える。《力》そのものを灼く視線で、彼を深く覗き込んだ。&br()
首への力が少しでも弱まると、その腕を強く掴んで、揉み合いに持ち込む。&br()
彼への視線は決して逸らさない。腕を折るほどの勢いで強く掴み、臑を蹴り上げ、手に戻した鎌を振り上げて不死鳥を牽制する。獣が獲物をいたぶるように、じりじりと視線と膂力で彼を追い詰める。&br()
表情に浮かぶは肉食獣の笑み。やがて馬乗りに仕返すと、剥き出しの犬歯を見せつけるように、彼の顔を覗き込む。まるでくちづけでもするかのように。]&br()
&br()
丁度燃料が切れていた。&br()
——貴様の美酒を頂こう。&br()
&br()
[にたりと、笑みを浮かべた刹那。&br()
彼の白い首筋に牙を剥いた**]&br()
&br()&br()&br()&br()
----
#comment()
