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闇に輝く光◆DzuK1MKXmE



草木を揺らし、底冷えのする一陣の風が草原を吹き抜けた。

天上の月に薄い暗雲が陰りを落とし、微かな月明かりが眼下を照らす。

五十二の命が鎖に繋がれた血戦場で。



その男は──闇の中に在った。


顔を覆うフルフェイスの仮面や、全身に纏う漆黒の外套は、見る者に強烈な威圧感と畏怖を与える。
そう、彼こそがジェダイの予言にある「フォースにバランスをもたらす者」を体現した救世主として人々に期待されながら。
全てを裏切り、理力の暗黒面に堕ち、シスの暗黒卿として銀河共和国を崩壊させたジェダイの背信者だった。

その名はダース・ベイダー。

髑髏を連想させる死の仮面から不気味な呼吸音が漏れる。

手にした剣は闇色に染まり、その刃は幾多の生き血を啜る刻を待ち望んでいるようだった。


──刃が一閃。


草原を吹き荒ぶ一枚の木の葉が両断された。

その次なる餌食になる者は一体誰なのか?

髑髏の仮面が笑ったような気がした。










だが、どれほど濃い闇の中だろうとも、その身が一度は暗黒に堕ちたとしても。



希望は──光は在ったのだ。


それは暗黒皇帝が率いる銀河帝国と最後のジェダイ騎士ルーク・スカイウォーカーらが集う反乱軍の戦い。
森林惑星エンドア、その宙域に建造された第二デス・スター。
死の要塞デス・スター内部で繰り広げられた、息子ルーク・スカイウォーカーとの運命の戦い。
それを経て、死の際でベイダーは人の心を取り戻す。

見る者が見れば漆黒の衣を纏ったベイダーの姿は死神にも等しく。
その仮面の奥に正義の光が宿っているなどと誰が想像するだろうか。

再び風が吹き荒び、ベイダーの振るった刃が月光の輝きを帯びて闇を一閃する。


ベイダーはロワの言葉を思い出していた。

恐らく島にはロワ言葉を信じて殺し合いに乗った者達や、それら殺し合いを止めようとする者。
皆がそれぞれの思惑を胸に抱えながら、宵闇の中をひしめき合っているのだろう。

それならば、ベイダーが取る道は決まっていた。

「わしがジェダイとしてこの剣を振るう事が許されるのならば──」

弱きを守り、フォースの暗黒面に堕ちた者を打ち倒すために。

今一度この剣を振るう事を此処に誓おう。

「我に光のフォースの導きを──」


【C-6 草原/一日目/深夜】

【ダース・ベイダー@スターウォーズ】
【状態】健康、
【装備】宝刀・獅子王@喰霊-零-
【道具】基本支給品一式、ランダムアイテム×1
【思考】基本:弱きを守り、暗黒面に堕ちた(殺し合いに乗った)者を倒す。
  1:ジェダイ騎士として戦う。
[備考]
※参戦時期は第二デス・スターでルークと戦い人の心を取り戻した後。
※宝刀・獅子王で鵺の霊獣「乱紅蓮」が呼び出せるかは不明。(後の書き手氏にお任せします) 




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