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七転八刀」(2010/11/23 (火) 22:36:24) の最新版変更点

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**七転八刀――◆X8UEQnbu92 遠く、遥かな頂きから声が降ってきた。 何事かと空を見上げた錆白兵は知る。 これは、新たな戦の号砲であると。 「拙者にときめいてもらうでござる」 独語し、堕剣士の影が霞む。 目にも止まらぬ勢いで険しい山脈を駆け昇っていく。 この声はかなりの広範囲に届いているようだ。おそらく先ほどの黒い剣士も来るだろう。 剣を砕かれた今の錆白兵ではあの強者を相手取るのは甚だ不利。 それをわかっていて尚、剣士は目前にある熾烈な闘争の香りに引き寄せられる。 なんとなれば戦場こそが錆白兵の存在意義を証明できる唯一の聖地だからである。 十数分も走っただろうか、山脈の頂きへと到達した錆白兵の目前には広く開けた岩場が映っている。 慎重に身を隠し様子を伺うと、そこには一人の男と二人の女がいた。 青年は刀を佩き、手には何やら珍妙な筒のようなものを持っている。 その筒を口元に当て、大きく息を吸い込んで吐き出す寸前、青い髪の少女が慌てて男の手から筒を取り上げた。 遠めに見て何やら説教をしているようだ。男の表情が情けなくも弱々しい様相へと変化している。 もう一人の女は着物を纏い、興味なさげに少女と男のやり取りを眺めていた。 (仕掛けるか……? いや、あの着物の女人は相当腕が立つ……これ以上近づけば即座に悟られるでござる……) 数の上では三対一。 奇襲と言う利はあれど、初手で数を減らせなければ瞬きのうちに逆撃を受けるは必定だ。 今は待ちの一手と観察を続けることとした。 脚運びを吟味し、青髪の少女はそれほど脅威ではないと断定した。あれは剣士ではない。 着物の女は逆に相当腕が立つとわかる。 岩を背にして死角を減らし、いつ攻撃されても対応できるよう剣の柄に常時手をかけている。 だが先ほどの黒い剣士ほどではない。一対一なら十分討ち取る自信はあった。 懸念はなにやら面妖な気配を発するあの剣くらい。 最後、青年はどうにも測りきれない。 しかし容易ならざる敵手であるということだけは、今もって錆白兵が隙を見出せないことからも明白であった。 (ふむ……仕掛けるならば、まず狙うは着物の女人でござるな) 一手で彼女を無力化し、然る後に青年と対峙する。 その際彼女の剣を手にすることができれば勝ちの目は色濃くなる。 ゆくか、と思考を鋭く研ぎ澄まし、今まさに一歩目を踏み出そうとしたとき。 「むっ……!」 錆白兵の意思に拠らず状況は動く。 彼の、そして三人の前に新たな推参者が現れていた。 黄金の髪、黒の鎧、そして不可視の剣。 錆白兵自身が数刻前に剣を合わせた堕ちた騎士王が、純然たる殺意を伴って踏み込んできた。 男が誰何の声を上げる。 だが黒き騎士はそれに応えず、無言のままに見えざる剣を掲げ一足で男の間合に侵入した。 一閃――が、剣の軌跡が示すはずの、本来起こり得る結果は否定された。 不可視の剣は青年の首の皮一枚を浅く抉るに留まっている。 驚愕は騎士王のみならずその場にいた全員のもの。 あの剣速、あの剛力、あの角度。男の首は天高く舞っていなければ道理に合わない。 特に身を以て騎士王の一撃の重さを知る錆白兵に取り、その光景は甚だ筆舌に尽くしがたいものであった。 (なんと……! 拙者の剣を砕いたあの一閃を、いとも容易く防いだでござるか!) 錆白兵は我知らず拳を握り締める。 己の技巧の全てを以てしてあの騎士王には届かず、あまつさえ振るう剣を砕かれた。 だがあの青年はどうだ。 技の一つも繰り出さず、どころか刀を抜きもせず、錆白兵が一度は屈したあの剛剣を、避けるまでも無いと受け止めて見せた。 剣士としての矜持が激しく揺らぐのを感じる。 その動揺はやがて烈火の如き怒りとなって、錆白兵を包んでいく。 それは青年や騎士王に向けたものではない。 己が内面に向かう諸刃の刃だ。 (拙者は未だ未熟……ならば、壁を踏み越えてこそ拙者はもっと強く輝くことができるでござろう!) そして錆白兵は決意する。 あの男だけは必ず自身の手で討ち取る。 さすれば錆白兵は剣士としてまた一つ新たな階梯に昇ることとなる。 氷の瞳で戦況分析を続行する。 騎士王の一瞬の停滞を逃さず着物の女が剣を奔らせ、闇を固めた黒き鎧に一筋の傷が刻まれた。 そしてその瞬間またしても錆白兵は瞠目する。 どういうからくりによるものか、騎士王の纏う鎧が一瞬にして霧散した。 それが騎士王の意思でないことは彼女の表情を見ればわかる。 驚愕そして怒り。だがそれらは彼女の鉄の自制心によって一瞬にして押し込まれた。 再度、どこからともなく鎧が現出し彼女の身を包む。 それは錆白兵との戦いでも見せたもの。鎧を好きなときに好きなだけ生み出せる妖術の類か。 だがそれは、裏を返せば鎧が無ければ刃は通用する証左である。 あの男のように何の防御も無く鉄壁の守りを約束されたものではない。 身体能力は黒き騎士王が突出している。 二人を相手取って尚、守勢に回らず攻勢に出られるということが彼女の非凡さを表していると言えるだろう。 だが彼女が剣を交える者は尋常な剣士ではない。 攻撃が通じない者と、防御が通じない者。最強の矛と盾を体現する者達だ。 騎士王が迫り、男がここに来てようやく刀を抜く。 あざ笑うかのように不可視の剣は刀の壁をすり抜け男に吸い込まれ、やはり突破できず膠着する。 その一瞬の隙に着物の女が死角から剣を一閃。騎士王は今度は受けぬとばかり剣を翻し受け止める。 その瞬間、風が吹き荒れた。 驚かされたのは何度目か。 騎士王は愕然とその手の中の剣――刀身を晒した木刀を凝視していた。 風はその木刀から吹いている。どうやらあの木刀に風を纏わせ、光を屈折させ不可視としていたのだろう。 種が割れれば単純なもの。しかしこと剣戟に限れば絶大な益を与える魔技。 (どうやらあの女人の剣、あらゆる妖術を打ち消す業物と見ていいでござるな) つまり受けるのならば鍛え磨いた剣の技でなければならないということだ。 そしてそれは錆白兵に取り最も得意とするところでもある。 黒き騎士は圧倒的な速度、力、そして技。刃渡りを知ってしまえば不可視の剣は脅威ではない。 着物の女人は魔性を滅する技。体技自体はさほどでもない。 青年はこちらも体技においては錆白兵が圧する自信はあるが、やはりあの絶対的な防御を突破する策が見出せない。 騎士王はもはや無益と見たか剣に絡む風を操作し、光の屈折よりも切れ味を増すことを選んだ。 回転を上げ、男と着物の女どちらにも攻める機を与えないよう、嵐のような連撃を解き放つ。 地は抉れ岩は砕かれ木々は薙ぎ倒されていく。剣が通過した後には何も残さない、その気概をありありと感じる。 攻めあぐね、二人の剣士は防戦一方となる。 好機だ。今こそ錆白兵が介入する絶好の戦機。 さて誰に仕掛けるべきか。 青髪の少女は剣舞が始まった初期から岩場の陰に隠れ様子を伺っている。 あまりに次元の違う戦いに恐れをなしたか、震えているのが見て取れる。これはもう無視しても構わないだろう。 錆白兵が戦列に加わったとして、騎士は間違いなく敵と見る。 が、首尾よく騎士を討ち取れたとしてもそれでは戦況は青年達の集団へと傾くこととなる。 たった一人の錆白兵の活路は乱戦の中にしかない。 だが結果的にそこで仕掛けないで正解だった。 位置を入れ替え交錯する三人の剣士からさらに離れた一点、山脈に到る道から凄まじい殺気が放たれた。 遠めに見ていた錆白兵ですら感じ取れたその気は、騎士王の剣を受けていた男も当然察知していただろう。 だが対応することは叶わなかった。 何故なら彼が身を引けば、直進してくる殺気の固まりは岩場に潜む少女へと殺到していたはずだから。 騎士王の剣を弾き、瞬時にその殺気の源へと向き直る男。 鋼が噛み合う甲高い音が響いた。 (……!) その一瞬間に起こった全てを錆白兵は余すところ無く見届けた。 新たに乱入してきた銀髪の男は、ぞっとするほど美しい剣を突き出していた。 その剣先には青年がとっさに構えた掌に受け止められている。 青年が奇襲をあっさりと打ち破った、ように見える。 だがそれは正しくは無い。 青年の背から噴き出す赤い飛沫がそれを証明している。 その結果を導き出したのは黒き騎士王だ。 騎士王は青年に剣を弾かれた瞬間、背後から迫ってきた着物の女の斬撃をまともに受けていた。 そう、このとき彼女は着物の女からの攻撃を防がなかったのだ。 左腕を覆う篭手が一瞬にして弾け飛び、白磁の肌に赤い涙が零れ落ちる。 騎士王はその痛みを意に介さず、自身を抉る剣に自らの剣を押し当て、その軌跡を強引に押し流した。 攻撃を避けなかったのは、力を溜める為。千載一遇の機を決して逃さない為。そして敵の剣を望む位置に誘導するため。 結果、青年は仲間であるはずの着物の女の剣によって存分に斬り裂かれた。 そして、瞬きの間に誰もが飛び退る。 豪奢な意匠を施された剣を構える銀髪の男。 己が血潮で左腕をしとどに濡らす黒き騎士王。 そして刀を杖に何とか踏み止まっている青年と、彼を庇うようにその前に立っている着物の女。 (見えたでござる……!) 錆白兵は全てを見届けた。 無敵の壁を乗り越えた騎士王の剣、そのからくりを、堕剣士の本能が詳らかに嗅ぎ当てる。 着物の女の剣。 最強の矛は最強の盾を貫き通した。 ならばこそ、あの青年を屠るとすればあの剣を置いて他にない。 当然、青年と敵対する二人の剣士もそれを看破しただろう。 が、彼らは己以外の全てを塵殺せんがために剣を執っている。 迂闊に手を取り合うわけも無く、かといって先に青年に仕掛け隙を晒す訳にもいかず、奇妙な均衡が場に満ちていた。 三角形の位置関係。誰もが誰かが先に動くのを待っている。 そこに三度、闖入者が現れる。 黄金の剣を手にした若い女が、声を張り上げて戦場に分け入って来た。 発する言葉は停戦を意味するものであるが、当人達にそれを受け入れる謂れは無い。 黒き騎士王が飛燕の速さで女へと踊りかかっていく。 慌てて迎撃に移る女騎士。が、技量の違いは明白だった。 五合も打ち合わぬ内に女騎士の手から黄金の剣が弾き飛ばされた。 騎士王はその軌跡を追って跳躍する。 その手に聖剣が収まる刹那、銀髪の男が発した闘気が戦場を駆け抜けた。 渦を巻く斬撃の気流が騎士王に殺到し全身を斬り刻む。 寸前で黒い鎧を生み出し全身を守ったものの、黄金の剣は弾き飛ばされあらぬ場所へと落ちていく。 が、銀髪の男も無傷ではない。 いつの間にかその背後へ忍び寄っていた少年――鉢金と風防眼鏡、そして鮮やかな黄色の外套――が、無防備な背を斬り裂いていた。 銀髪の男が喀血しながらも何事か毒づく。 少年はそれに野生的な笑みで答え、さらに剣を叩きつけようとする。 しかし銀髪の男が突き出した掌から幾条もの糸が放たれ、その糸に絡め取られ少年は硬直した。 錆白兵の眼力はそれが気によって構成された幻糸であると看破していた。 怒りの声が発せられ、直後少年は自由を取り戻す。どうやら一瞬動きを止めるので精一杯のようだ。 だがそのときにはもう銀髪の男は目前に迫っており、振るわれた剣は少年の脇腹を貫いた。 負傷していたためか傷は浅い。少年が後方に跳ぶとさしたる抵抗も無く剣は抜けた。 睨み合う手負いの二人。 負傷し動けない青年。 全身に傷を負いながらも戦意の衰えない騎士王。 武器を失った女騎士。 未だ五体満足の着物の女。 黄金の剣と騎士王との間には、青年と着物の女がいる。 ならばこそ、今が好機。 錆白兵は音も無く走り出す。 狙いは着物の女――ではなく、主無き黄金の剣。 秘伝の歩方、爆縮地にて一息に距離を詰め、疾風の如く剣を攫う。 脚を止めず錆白兵は腰に差していた鉄剣を抜く。 疾走の勢いを乗せ、投擲。狙いは着物の女。 鉄剣は容易に弾かれた。のみならず、宙で粉微塵に砕かれた。 なんと素晴らしい剣か。ますます欲しくなろうと言うもの。 そして反対側から同時に騎士王も迫っていた。木刀を包んでいた風が破裂し、凄まじいまでの加速を与えている。 青年が無理を押して騎士王と対峙するのが見えた。 目論見通りの形となった。そして着物の女は投剣を弾いた衝撃で姿勢が崩れている。 黄金の剣を縦横に奔らせ、着物の女から剣を弾いた。 流れるようにその腹に蹴りを入れ押し退ける。 回転の勢いを利用して錆白兵は再び手にする剣を投げ放った。 その先にいるのは敵である騎士王だ。 黒き騎士がその剣に並々ならぬ執着を抱いていることはすぐに知れた。 だからこそ、剣を餌にすれば食いついてくるのは想像に難くない。 彼女の掌中に、黄金の剣は寸分違わず収まった。 すると予想通り騎士王が木刀を投げ捨て、全霊を以て黄金の剣を青年へと叩き付ける。 防がれ、しかし僅かにその肌を斬り裂いた。少しずつではあるが、確かに青年の領域を侵犯していく。 やはり油断できぬ敵手、と錆白兵は騎士王を高く評価した。 そしてその手には着物の女からもぎ取った魔剣が落ちて来て―― 斬。 錆白兵の振るった一刀は、抵抗も無く青年の身体を蹂躙した。 その瞬間、力が消失したか、騎士王の剣は青年の身体へと深く食い込んだ。 青年を斬り裂いた勢いのまま脚を止めず、錆白兵は騎士王の傍らを駆ける。 交差する一瞬、彼女の耳元へ向けて錆白兵は囁く。 「決着は、いずれ必ず」 返答を待たず、一気に走り抜ける。 森の入り口に到ったところで反転、場の様子を伺うと、驚いたことに青年はまだ生きていた。 騎士王が彼の身体から剣を抜こうとしているが、それに抵抗しているようだ。 携えていた刀を着物の女に投げ、何事か叫ぶ。 すると着物の女はするすると後退していき、隠れていた青髪の少女を連れて離脱していく。 銀髪の男があの強力な突き技を放った。 少年が命を散らすかと思ったが、寸前に女騎士が飛び込んできて少年を押し倒し難を逃れさせた。 彼女は騎士王が捨てた木刀を拾い、少年を連れて必死に逃げていく。 獲物を逃がしたと知った銀髪の男は、その場に残っているのが最も手強い騎士王だけだと知りこちらも撤退した。 そしてついに青年が力尽きたか、地に倒れ伏した。 騎士王が遺体から剣を抜くのを確認し、錆白兵も朝焼けに照らされ始めた森の中へと身を躍らせる。 さしあたっては、先ほど逃げていった女騎士と少年を追うことにした。 新たな魔剣を得て、数多い強敵達の技をしっかりとその眼に焼き付けて。 日本一の剣士は、更なる研鑽を経て研ぎ澄まされていく。 &color(red){【小川健太郎@ランスシリーズ  死亡】} 【E-6/森林/一日目/黎明】 【錆白兵@刀語】 【状態】健康、疲労(中・無感) 【装備】魔剣カオス 【道具】支給品 悪刀・鐚@刀語(電力残量55%) カリバーンの鞘 【思考】基本:優勝し、元の世界に戻って失敗作から脱却する 1:拙者にときめいてもらうでござる。 2:セイバーとはいずれ決着をつける。 【備考】 ※悪刀・鐚は活性化の性能が制限されているため、基本は疲労無視と痛覚遮断の効能しかありません。  ダメージを負うごとにそれを治癒しますが、その度合いによって電量を消費し、電力がカラになると鐚の全機能が停止します。 ※魔剣カオスは喋れない&見えない触手が出せない制限中。 ※セイバーの風王結界、ヒュンケルの闘魔傀儡掌を見切りました。効果の程もほぼ完璧に把握しています。  式の直死の魔眼については魔剣カオスの効果と勘違いしています。 【E-6/町の手前/一日目/黎明】 【セシリー・キャンベル@聖剣の刀鍛冶】 【状態】健康、疲労(中) 【装備】王刀『鋸』@刀語 【道具】支給品一式 、赤の携帯電話 【思考】基本:殺し合いをとめる。その為にもっと強くなる。 1:北東の町へ向かい、サトリの手当てをする 2:首輪の解除方法、脱出方法を探す。 3:出会った仲間には盗撮、盗聴の危険性を伝える。 4:グリフィスと決着をつける。 【サマルトリアの王子(サトリ)@ドラゴンクエストⅡ 】 【状態】疲労(大)、脇腹に裂傷、MP消費大 【装備】ダマスクスソード@テイルズオブファンタジア、チキンナイフ(逃げた回数三回)@FFV 【道具】支給品一式 【思考】基本:ローレシアの王子(ロラン)の敵を討つ。 1:他の参加者はどうでもいいが、ヒュンケルだけは許さない。 2:戦いはできるだけ避けるか適当にあしらう。どうしてもという時だけ戦う。 【E-7/森林/一日目/黎明】 【ヒュンケル@DRAGON QUEST-ダイの大冒険-】 【状態】体力消費(大)、背中、脇腹に裂傷 【装備】覇者の剣@DRAGON QUEST-ダイの大冒険- 【道具】支給品一式 【思考】基本:優勝する。 1:優勝する。 2:できるだけ女は手にかけたくない。 3:自分の未熟さを痛感。 4:サトリは次に会ったときは必ず倒す。 【G-5/診療所/一日目/黎明】 【龍咲 海@魔法騎士レイアース】 【状態】疲労(大) 魔力消費(大) 【装備】無し 【道具】支給品、ランダムアイテム 【思考】基本:光と風を捜す。 1:式と一緒に行動する。 2:身を守る剣が欲しい。 【両儀式@空の境界】 【状態】疲労(中) 【装備】村雨@ファイナルファンタジータクティクス 【道具】支給品、ランダムアイテム(個数内容ともに不明) 【思考】基本:元の世界へと帰る。 1:とりあえずここから帰る方法を探す。 2:健太郎に頼まれたので、刀の礼に海を護衛する。 【備考】 ※F-6 山脈に放置されたバーサーカーの斧剣@Fate/stay nightは真っ二つになりました。 【F-6/山頂/一日目/黎明】 【セイバー(オルタナティブ)@Fate/stay night】 【状態】疲労(大) 魔力消費(中)、左腕に深い裂傷 【装備】エクスカリバー@Fate/stay night、魔力で編みあげた鎧 【道具】支給品×2、ランダムアイテム×2、拡声器 【思考】基本:ロワの提示した万能の願望器を得、『聖杯のない冬木市』を実現させる。 1:敵を倒す。 2:両儀式、錆白兵を警戒。 【備考】 ※受肉した肉体なので、物理攻撃の無効化・霊体化などは出来ません。 ---- |BACK||NEXT| |040:[[彼・彼女の顔が思い浮かんだ]]|投下順|:[[]]| |040:[[彼・彼女の顔が思い浮かんだ]]|時系列順|:[[]]| |BACK|登場キャラ|NEXT| |040:[[彼・彼女の顔が思い浮かんだ]]|&color(red){小川健太郎}|&color(red){GAME OVER}| |027:[[彼女の理由]]|セイバー|:[[]]| |019:[[ロッキー]]|サトリ|:[[]]| |019:[[ロッキー]]|ヒュンケル|:[[]]| |019:[[ロッキー]]|海|:[[]]| |025:[[魔剣混沌]]|式|:[[]]| |039:[[聖剣の少女騎士]]|セシリー|:[[]]| |027:[[彼女の理由]]|錆白兵|:[[]]| ----
**七転八刀――◆X8UEQnbu92 遠く、遥かな頂きから声が降ってきた。 何事かと空を見上げた錆白兵は知る。 これは、新たな戦の号砲であると。 「拙者にときめいてもらうでござる」 独語し、堕剣士の影が霞む。 目にも止まらぬ勢いで険しい山脈を駆け昇っていく。 この声はかなりの広範囲に届いているようだ。おそらく先ほどの黒い剣士も来るだろう。 剣を砕かれた今の錆白兵ではあの強者を相手取るのは甚だ不利。 それをわかっていて尚、剣士は目前にある熾烈な闘争の香りに引き寄せられる。 なんとなれば戦場こそが錆白兵の存在意義を証明できる唯一の聖地だからである。 十数分も走っただろうか、山脈の頂きへと到達した錆白兵の目前には広く開けた岩場が映っている。 慎重に身を隠し様子を伺うと、そこには一人の男と二人の女がいた。 青年は刀を佩き、手には何やら珍妙な筒のようなものを持っている。 その筒を口元に当て、大きく息を吸い込んで吐き出す寸前、青い髪の少女が慌てて男の手から筒を取り上げた。 遠めに見て何やら説教をしているようだ。男の表情が情けなくも弱々しい様相へと変化している。 もう一人の女は着物を纏い、興味なさげに少女と男のやり取りを眺めていた。 (仕掛けるか……? いや、あの着物の女人は相当腕が立つ……これ以上近づけば即座に悟られるでござる……) 数の上では三対一。 奇襲と言う利はあれど、初手で数を減らせなければ瞬きのうちに逆撃を受けるは必定だ。 今は待ちの一手と観察を続けることとした。 脚運びを吟味し、青髪の少女はそれほど脅威ではないと断定した。あれは剣士ではない。 着物の女は逆に相当腕が立つとわかる。 岩を背にして死角を減らし、いつ攻撃されても対応できるよう剣の柄に常時手をかけている。 だが先ほどの黒い剣士ほどではない。一対一なら十分討ち取る自信はあった。 懸念はなにやら面妖な気配を発するあの剣くらい。 最後、青年はどうにも測りきれない。 しかし容易ならざる敵手であるということだけは、今もって錆白兵が隙を見出せないことからも明白であった。 (ふむ……仕掛けるならば、まず狙うは着物の女人でござるな) 一手で彼女を無力化し、然る後に青年と対峙する。 その際彼女の剣を手にすることができれば勝ちの目は色濃くなる。 ゆくか、と思考を鋭く研ぎ澄まし、今まさに一歩目を踏み出そうとしたとき。 「むっ……!」 錆白兵の意思に拠らず状況は動く。 彼の、そして三人の前に新たな推参者が現れていた。 黄金の髪、黒の鎧、そして不可視の剣。 錆白兵自身が数刻前に剣を合わせた堕ちた騎士王が、純然たる殺意を伴って踏み込んできた。 男が誰何の声を上げる。 だが黒き騎士はそれに応えず、無言のままに見えざる剣を掲げ一足で男の間合に侵入した。 一閃――が、剣の軌跡が示すはずの、本来起こり得る結果は否定された。 不可視の剣は青年の首の皮一枚を浅く抉るに留まっている。 驚愕は騎士王のみならずその場にいた全員のもの。 あの剣速、あの剛力、あの角度。男の首は天高く舞っていなければ道理に合わない。 特に身を以て騎士王の一撃の重さを知る錆白兵に取り、その光景は甚だ筆舌に尽くしがたいものであった。 (なんと……! 拙者の剣を砕いたあの一閃を、いとも容易く防いだでござるか!) 錆白兵は我知らず拳を握り締める。 己の技巧の全てを以てしてあの騎士王には届かず、あまつさえ振るう剣を砕かれた。 だがあの青年はどうだ。 技の一つも繰り出さず、どころか刀を抜きもせず、錆白兵が一度は屈したあの剛剣を、避けるまでも無いと受け止めて見せた。 剣士としての矜持が激しく揺らぐのを感じる。 その動揺はやがて烈火の如き怒りとなって、錆白兵を包んでいく。 それは青年や騎士王に向けたものではない。 己が内面に向かう諸刃の刃だ。 (拙者は未だ未熟……ならば、壁を踏み越えてこそ拙者はもっと強く輝くことができるでござろう!) そして錆白兵は決意する。 あの男だけは必ず自身の手で討ち取る。 さすれば錆白兵は剣士としてまた一つ新たな階梯に昇ることとなる。 氷の瞳で戦況分析を続行する。 騎士王の一瞬の停滞を逃さず着物の女が剣を奔らせ、闇を固めた黒き鎧に一筋の傷が刻まれた。 そしてその瞬間またしても錆白兵は瞠目する。 どういうからくりによるものか、騎士王の纏う鎧が一瞬にして霧散した。 それが騎士王の意思でないことは彼女の表情を見ればわかる。 驚愕そして怒り。だがそれらは彼女の鉄の自制心によって一瞬にして押し込まれた。 再度、どこからともなく鎧が現出し彼女の身を包む。 それは錆白兵との戦いでも見せたもの。鎧を好きなときに好きなだけ生み出せる妖術の類か。 だがそれは、裏を返せば鎧が無ければ刃は通用する証左である。 あの男のように何の防御も無く鉄壁の守りを約束されたものではない。 身体能力は黒き騎士王が突出している。 二人を相手取って尚、守勢に回らず攻勢に出られるということが彼女の非凡さを表していると言えるだろう。 だが彼女が剣を交える者は尋常な剣士ではない。 攻撃が通じない者と、防御が通じない者。最強の矛と盾を体現する者達だ。 騎士王が迫り、男がここに来てようやく刀を抜く。 あざ笑うかのように不可視の剣は刀の壁をすり抜け男に吸い込まれ、やはり突破できず膠着する。 その一瞬の隙に着物の女が死角から剣を一閃。騎士王は今度は受けぬとばかり剣を翻し受け止める。 その瞬間、風が吹き荒れた。 驚かされたのは何度目か。 騎士王は愕然とその手の中の剣――刀身を晒した木刀を凝視していた。 風はその木刀から吹いている。どうやらあの木刀に風を纏わせ、光を屈折させ不可視としていたのだろう。 種が割れれば単純なもの。しかしこと剣戟に限れば絶大な益を与える魔技。 (どうやらあの女人の剣、あらゆる妖術を打ち消す業物と見ていいでござるな) つまり受けるのならば鍛え磨いた剣の技でなければならないということだ。 そしてそれは錆白兵に取り最も得意とするところでもある。 黒き騎士は圧倒的な速度、力、そして技。刃渡りを知ってしまえば不可視の剣は脅威ではない。 着物の女人は魔性を滅する技。体技自体はさほどでもない。 青年はこちらも体技においては錆白兵が圧する自信はあるが、やはりあの絶対的な防御を突破する策が見出せない。 騎士王はもはや無益と見たか剣に絡む風を操作し、光の屈折よりも切れ味を増すことを選んだ。 回転を上げ、男と着物の女どちらにも攻める機を与えないよう、嵐のような連撃を解き放つ。 地は抉れ岩は砕かれ木々は薙ぎ倒されていく。剣が通過した後には何も残さない、その気概をありありと感じる。 攻めあぐね、二人の剣士は防戦一方となる。 好機だ。今こそ錆白兵が介入する絶好の戦機。 さて誰に仕掛けるべきか。 青髪の少女は剣舞が始まった初期から岩場の陰に隠れ様子を伺っている。 あまりに次元の違う戦いに恐れをなしたか、震えているのが見て取れる。これはもう無視しても構わないだろう。 錆白兵が戦列に加わったとして、騎士は間違いなく敵と見る。 が、首尾よく騎士を討ち取れたとしてもそれでは戦況は青年達の集団へと傾くこととなる。 たった一人の錆白兵の活路は乱戦の中にしかない。 だが結果的にそこで仕掛けないで正解だった。 位置を入れ替え交錯する三人の剣士からさらに離れた一点、山脈に到る道から凄まじい殺気が放たれた。 遠めに見ていた錆白兵ですら感じ取れたその気は、騎士王の剣を受けていた男も当然察知していただろう。 だが対応することは叶わなかった。 何故なら彼が身を引けば、直進してくる殺気の固まりは岩場に潜む少女へと殺到していたはずだから。 騎士王の剣を弾き、瞬時にその殺気の源へと向き直る男。 鋼が噛み合う甲高い音が響いた。 (……!) その一瞬間に起こった全てを錆白兵は余すところ無く見届けた。 新たに乱入してきた銀髪の男は、ぞっとするほど美しい剣を突き出していた。 その剣先には青年がとっさに構えた掌に受け止められている。 青年が奇襲をあっさりと打ち破った、ように見える。 だがそれは正しくは無い。 青年の背から噴き出す赤い飛沫がそれを証明している。 その結果を導き出したのは黒き騎士王だ。 騎士王は青年に剣を弾かれた瞬間、背後から迫ってきた着物の女の斬撃をまともに受けていた。 そう、このとき彼女は着物の女からの攻撃を防がなかったのだ。 左腕を覆う篭手が一瞬にして弾け飛び、白磁の肌に赤い涙が零れ落ちる。 騎士王はその痛みを意に介さず、自身を抉る剣に自らの剣を押し当て、その軌跡を強引に押し流した。 攻撃を避けなかったのは、力を溜める為。千載一遇の機を決して逃さない為。そして敵の剣を望む位置に誘導するため。 結果、青年は仲間であるはずの着物の女の剣によって存分に斬り裂かれた。 そして、瞬きの間に誰もが飛び退る。 豪奢な意匠を施された剣を構える銀髪の男。 己が血潮で左腕をしとどに濡らす黒き騎士王。 そして刀を杖に何とか踏み止まっている青年と、彼を庇うようにその前に立っている着物の女。 (見えたでござる……!) 錆白兵は全てを見届けた。 無敵の壁を乗り越えた騎士王の剣、そのからくりを、堕剣士の本能が詳らかに嗅ぎ当てる。 着物の女の剣。 最強の矛は最強の盾を貫き通した。 ならばこそ、あの青年を屠るとすればあの剣を置いて他にない。 当然、青年と敵対する二人の剣士もそれを看破しただろう。 が、彼らは己以外の全てを塵殺せんがために剣を執っている。 迂闊に手を取り合うわけも無く、かといって先に青年に仕掛け隙を晒す訳にもいかず、奇妙な均衡が場に満ちていた。 三角形の位置関係。誰もが誰かが先に動くのを待っている。 そこに三度、闖入者が現れる。 黄金の剣を手にした若い女が、声を張り上げて戦場に分け入って来た。 発する言葉は停戦を意味するものであるが、当人達にそれを受け入れる謂れは無い。 黒き騎士王が飛燕の速さで女へと踊りかかっていく。 慌てて迎撃に移る女騎士。が、技量の違いは明白だった。 五合も打ち合わぬ内に女騎士の手から黄金の剣が弾き飛ばされた。 騎士王はその軌跡を追って跳躍する。 その手に聖剣が収まる刹那、銀髪の男が発した闘気が戦場を駆け抜けた。 渦を巻く斬撃の気流が騎士王に殺到し全身を斬り刻む。 寸前で黒い鎧を生み出し全身を守ったものの、黄金の剣は弾き飛ばされあらぬ場所へと落ちていく。 が、銀髪の男も無傷ではない。 いつの間にかその背後へ忍び寄っていた少年――鉢金と風防眼鏡、そして鮮やかな黄色の外套――が、無防備な背を斬り裂いていた。 銀髪の男が喀血しながらも何事か毒づく。 少年はそれに野生的な笑みで答え、さらに剣を叩きつけようとする。 しかし銀髪の男が突き出した掌から幾条もの糸が放たれ、その糸に絡め取られ少年は硬直した。 錆白兵の眼力はそれが気によって構成された幻糸であると看破していた。 怒りの声が発せられ、直後少年は自由を取り戻す。どうやら一瞬動きを止めるので精一杯のようだ。 だがそのときにはもう銀髪の男は目前に迫っており、振るわれた剣は少年の脇腹を貫いた。 負傷していたためか傷は浅い。少年が後方に跳ぶとさしたる抵抗も無く剣は抜けた。 睨み合う手負いの二人。 負傷し動けない青年。 全身に傷を負いながらも戦意の衰えない騎士王。 武器を失った女騎士。 未だ五体満足の着物の女。 黄金の剣と騎士王との間には、青年と着物の女がいる。 ならばこそ、今が好機。 錆白兵は音も無く走り出す。 狙いは着物の女――ではなく、主無き黄金の剣。 秘伝の歩方、爆縮地にて一息に距離を詰め、疾風の如く剣を攫う。 脚を止めず錆白兵は腰に差していた鉄剣を抜く。 疾走の勢いを乗せ、投擲。狙いは着物の女。 鉄剣は容易に弾かれた。のみならず、宙で粉微塵に砕かれた。 なんと素晴らしい剣か。ますます欲しくなろうと言うもの。 そして反対側から同時に騎士王も迫っていた。木刀を包んでいた風が破裂し、凄まじいまでの加速を与えている。 青年が無理を押して騎士王と対峙するのが見えた。 目論見通りの形となった。そして着物の女は投剣を弾いた衝撃で姿勢が崩れている。 黄金の剣を縦横に奔らせ、着物の女から剣を弾いた。 流れるようにその腹に蹴りを入れ押し退ける。 回転の勢いを利用して錆白兵は再び手にする剣を投げ放った。 その先にいるのは敵である騎士王だ。 黒き騎士がその剣に並々ならぬ執着を抱いていることはすぐに知れた。 だからこそ、剣を餌にすれば食いついてくるのは想像に難くない。 彼女の掌中に、黄金の剣は寸分違わず収まった。 すると予想通り騎士王が木刀を投げ捨て、全霊を以て黄金の剣を青年へと叩き付ける。 防がれ、しかし僅かにその肌を斬り裂いた。少しずつではあるが、確かに青年の領域を侵犯していく。 やはり油断できぬ敵手、と錆白兵は騎士王を高く評価した。 そしてその手には着物の女からもぎ取った魔剣が落ちて来て―― 斬。 錆白兵の振るった一刀は、抵抗も無く青年の身体を蹂躙した。 その瞬間、力が消失したか、騎士王の剣は青年の身体へと深く食い込んだ。 青年を斬り裂いた勢いのまま脚を止めず、錆白兵は騎士王の傍らを駆ける。 交差する一瞬、彼女の耳元へ向けて錆白兵は囁く。 「決着は、いずれ必ず」 返答を待たず、一気に走り抜ける。 森の入り口に到ったところで反転、場の様子を伺うと、驚いたことに青年はまだ生きていた。 騎士王が彼の身体から剣を抜こうとしているが、それに抵抗しているようだ。 携えていた刀を着物の女に投げ、何事か叫ぶ。 すると着物の女はするすると後退していき、隠れていた青髪の少女を連れて離脱していく。 銀髪の男があの強力な突き技を放った。 少年が命を散らすかと思ったが、寸前に女騎士が飛び込んできて少年を押し倒し難を逃れさせた。 彼女は騎士王が捨てた木刀を拾い、少年を連れて必死に逃げていく。 獲物を逃がしたと知った銀髪の男は、その場に残っているのが最も手強い騎士王だけだと知りこちらも撤退した。 そしてついに青年が力尽きたか、地に倒れ伏した。 騎士王が遺体から剣を抜くのを確認し、錆白兵も朝焼けに照らされ始めた森の中へと身を躍らせる。 さしあたっては、先ほど逃げていった女騎士と少年を追うことにした。 新たな魔剣を得て、数多い強敵達の技をしっかりとその眼に焼き付けて。 日本一の剣士は、更なる研鑽を経て研ぎ澄まされていく。 &color(red){【小川健太郎@ランスシリーズ  死亡】} 【E-6/森林/一日目/黎明】 【錆白兵@刀語】 【状態】健康、疲労(中・無感) 【装備】魔剣カオス 【道具】支給品 悪刀・鐚@刀語(電力残量55%) カリバーンの鞘 【思考】基本:優勝し、元の世界に戻って失敗作から脱却する 1:拙者にときめいてもらうでござる。 2:セイバーとはいずれ決着をつける。 【備考】 ※悪刀・鐚は活性化の性能が制限されているため、基本は疲労無視と痛覚遮断の効能しかありません。  ダメージを負うごとにそれを治癒しますが、その度合いによって電量を消費し、電力がカラになると鐚の全機能が停止します。 ※魔剣カオスは喋れない&見えない触手が出せない制限中。 ※セイバーの風王結界、ヒュンケルの闘魔傀儡掌を見切りました。効果の程もほぼ完璧に把握しています。  式の直死の魔眼については魔剣カオスの効果と勘違いしています。 【E-6/町の手前/一日目/黎明】 【セシリー・キャンベル@聖剣の刀鍛冶】 【状態】健康、疲労(中) 【装備】王刀『鋸』@刀語 【道具】支給品一式 、赤の携帯電話 【思考】基本:殺し合いをとめる。その為にもっと強くなる。 1:北東の町へ向かい、サトリの手当てをする 2:首輪の解除方法、脱出方法を探す。 3:出会った仲間には盗撮、盗聴の危険性を伝える。 4:グリフィスと決着をつける。 【サマルトリアの王子(サトリ)@ドラゴンクエストⅡ 】 【状態】疲労(大)、脇腹に裂傷、MP消費大 【装備】ダマスクスソード@テイルズオブファンタジア、チキンナイフ(逃げた回数三回)@FFV 【道具】支給品一式 【思考】基本:ローレシアの王子(ロラン)の敵を討つ。 1:他の参加者はどうでもいいが、ヒュンケルだけは許さない。 2:戦いはできるだけ避けるか適当にあしらう。どうしてもという時だけ戦う。 【E-7/森林/一日目/黎明】 【ヒュンケル@DRAGON QUEST-ダイの大冒険-】 【状態】体力消費(大)、背中、脇腹に裂傷 【装備】覇者の剣@DRAGON QUEST-ダイの大冒険- 【道具】支給品一式 【思考】基本:優勝する。 1:優勝する。 2:できるだけ女は手にかけたくない。 3:自分の未熟さを痛感。 4:サトリは次に会ったときは必ず倒す。 【G-5/診療所/一日目/黎明】 【龍咲 海@魔法騎士レイアース】 【状態】疲労(大) 魔力消費(大) 【装備】無し 【道具】支給品、ランダムアイテム 【思考】基本:光と風を捜す。 1:式と一緒に行動する。 2:身を守る剣が欲しい。 【両儀式@空の境界】 【状態】疲労(中) 【装備】村雨@ファイナルファンタジータクティクス 【道具】支給品、ランダムアイテム(個数内容ともに不明) 【思考】基本:元の世界へと帰る。 1:とりあえずここから帰る方法を探す。 2:健太郎に頼まれたので、刀の礼に海を護衛する。 【備考】 ※F-6 山脈に放置されたバーサーカーの斧剣@Fate/stay nightは真っ二つになりました。 【F-6/山頂/一日目/黎明】 【セイバー(オルタナティブ)@Fate/stay night】 【状態】疲労(大) 魔力消費(中)、左腕に深い裂傷 【装備】エクスカリバー@Fate/stay night、魔力で編みあげた鎧 【道具】支給品×2、ランダムアイテム×2、拡声器 【思考】基本:ロワの提示した万能の願望器を得、『聖杯のない冬木市』を実現させる。 1:敵を倒す。 2:両儀式、錆白兵を警戒。 【備考】 ※受肉した肉体なので、物理攻撃の無効化・霊体化などは出来ません。 ---- |BACK||NEXT| |040:[[彼・彼女の顔が思い浮かんだ]]|投下順|042:[[受け継ぐ者へ(前編)]]| |040:[[彼・彼女の顔が思い浮かんだ]]|時系列順|042:[[受け継ぐ者へ(前編)]]| |BACK|登場キャラ|NEXT| |040:[[彼・彼女の顔が思い浮かんだ]]|&color(red){小川健太郎}|&color(red){GAME OVER}| |027:[[彼女の理由]]|セイバー|:[[]]| |019:[[ロッキー]]|サトリ|:[[]]| |019:[[ロッキー]]|ヒュンケル|:[[]]| |019:[[ロッキー]]|海|:[[]]| |025:[[魔剣混沌]]|式|:[[]]| |039:[[聖剣の少女騎士]]|セシリー|:[[]]| |027:[[彼女の理由]]|錆白兵|:[[]]| ----

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