2010/10/02関東内科カンファランス Case 1. 83yo F 粟粒結核 細菌性肺炎の診断でCMZ, PIPC,
MEPMを言ったが全く治らず転院。第8病日に診断がつき、第40病日に死亡。 pearl: 老人のARDSでは粟粒結核を鑑別に入れよう。 Case 2.
78yo M MSSA菌血症、化膿性脊椎炎+IE pearl: Staph.
aureusの血培陽性はコンタミではない!90%が真の菌血症で25%がvegetationあり。 Case 3. ~40yo F Sneddon's
Syndrome s/o memo:antiphospholipid antibodies
negativeの再発性多発性全身梗塞もAPS類縁疾患概念に含まれる。 血栓性イベントにはwarfarin, APS post strokeならPT-INR
3~4くらいまであげる。「静脈性血栓症にはアスピリン」は必ずしも正しくない。 クリオグロブリン血症とpolyarteritis
nodosaはHBV慢性肝炎で合併しやすい
APSにおける各々の自己抗体と病態とのつながりは不明な点が多い。APSの流産はmicroemboliよりはplacental vasculitisが本態かも。
pearl: 膠原病科におけるPNは感染症科におけるTBだ。いつも鑑別に残り、忘れると痛い目に遭う。 神経所見のミニ講座: Chorea/Ballism
--- Athetosis --- Dystonia 素早い運動------>遅い運動 筋トーヌス低------->高
この四つの所見は同じ患者でinterchangeable.
最終更新:2010年10月02日 22:43