内科

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DKA 糖尿病性ケトアシドーシス

糖尿病による代謝異常が極端に現れた症例
TCAサイクルによる糖新生、それに伴うアシドーシス
インスリンの不足==0.1E/kg/h で補充
水分の補給

HONK 高浸透圧性非ケトン性昏睡

合併症、インスリンの不足・中止による高血糖に伴い、体内の水分が血中に移動し高血糖と脱水が加速された状態。
血中の浸透圧が上昇
Osm= 2x(Na+K)(mEq/l)+血糖値/18+BUN(mg/dl)/2.8
  • 1.血糖値 500-1,500mg/dl
  • 2.浸透圧330mOsm以上
  • 3.血中ケトン体わずかに上昇
  • 4.pH7.3以上(アシドーシスは軽度)
  • 5.HCO3 20mEq/l 以上
  • 6.中等度の意識障害

ケトアシドーシスがあっても軽度

治療方法

脱水の補正とインスリン投与
  • 補液
DKAよりも脱水が多く、水分欠乏量は体重の10-15%
細胞外液の輸液が基本(Na>155mEaで0.45%NaCl考慮)
14-20ml/kg/h の輸液 水分バランスをみながら調節
  • インスリン
0.15-0.2E/kg の速効型をワンショット
0.1E/kg/hで持続
  • 電解質
低カリウムに注意(インスリン・グルコース療法)
脳浮腫に注意

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最終更新:2007年07月03日 12:51