ヤーコン~yacon~

Data

注目の栄養成分
フラクトオリゴ糖、食物繊維、カテキン、テルペン類
エネルギー
54kcal/100g
旬な時期
10月~12月
保存方法
土つきのまま新聞紙に包んで、冷蔵庫で3~4日。

<=フラクトオリゴ糖を最も多く含む野菜=>

 近年、健康野菜として注目されているヤーコンは、南米アンデス高地原産のキク科の根菜。インカ帝国の時代から果物のような野菜として親しまれていた。
 サツマイモに似ているが、味や歯ざわりは梨に類似、生のサラダや炒め物として食べられる。
 主成分は前述の前から2つ。特にフラクトオリゴ糖の含有量は作物の中で一番で、これは腸内のビフィズス菌を増やして腸の機能を整えてくれる。食物繊維もこれを相乗し、便秘改善にはもってこいの食物である。他の成分に、カテキン、テルペン類、ミネラル類を多く含む。

<=葉はお茶に=>

 ヤーコンの葉には、血糖値の上昇を抑えるインスリンに似た効果がある。これが知られるようになってからは、ヤーコンの葉が糖尿病や高血圧の予防としてお茶にして飲まれるようになった。
また血液中の中性脂肪やコレステロール、肝臓の中性脂肪が低下する効能も発表されダイエット効果も期待される。

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最終更新:2010年06月08日 21:08