000h - W_ID - Wifi チップ ID (R)
0-15 |
チップ ID (1440h = NDS, C340h = NDS-lite) |
DSとDSライトは互換性があるが、未使用ポートの使われ方が違う。
DSは 0xFFFF になるが、DSライトは0x0000になる。
004h - W_MODE_RST - Wifi ハードウェアモード / リセット (R/W)
0-11 |
未知 |
12-14 |
常に0 |
15 |
リセット |
このレジスタの下位数ビットによってハードウェアモードを指定する。
上位ビットによって何か重要なことが行われるかもしれない。
The bottom few bits of this register specify a hardware mode, which seems to have little effect on the hardware itself, but may do something important
The top bit of this register, when set, wipes out a good deal of the settings associated with Wifi, including a number of settings that exist just below the surface and are hard to access.
006h - W_MODE_WEP - Wifi ソフトウェアモード / Wep モード (R/W)
0-2 |
WiFiソフトウェアモード指定 (ハードウェアに関連しているところもあるかも知れないが、今のところ見つかっていない) |
3-5 |
WEPモード指定 0=WEPを使わない, 1=64bit WEP (48bit キー), and 3=128bit WEP (2と4もあるが、標準的なものではない) |
6 |
未知 |
8-15 |
常に0 |
010h - W_IF - Wifi 割り込み要求フラグ (R/W)
0 |
受信完了時 (パケット受信と、RX fifo にデータが入れられた時) |
1 |
送信完了時 (パケットが送信完了した時) |
2 |
受信カウントアップ (パケットを受けた時) (RX fifo にデータが入れられた時には動作しない) |
3 |
送信エラー (送信ヘッダが異常、もしくは他のエラー) |
4 |
統計カウントオーバーフロー (値が増加した時のみ) |
5 |
Ack統計カウントオーバーフロー (値が増加した時のみ) |
6 |
受信開始 (パケットを受信開始し始める瞬間) |
7 |
送信開始 (パケットを送信し始める瞬間) |
8 |
? |
9 |
? ...Port 05Ch 参照 |
10 |
? |
11 |
RF ウェイクアップ (RF システムが起動した時) |
12 |
? |
13 |
? |
14 |
ビーコン(標識信号)タイムスロット (セーフゾーンにビーコンを送信し終わった時) |
15 |
プレビーコンタイムスロット (ビーコンを送信し始める前) (タイミングが正しく設定されている時) |
各ビットに '1' を書き込むことで解除する。
012h - W_IE - Wifi 割り込み有効フラグ (R/W)
0-15 |
有効フラグ。 W_IFと同じビット位置で設定する (0=無効, 1=有効) |
MACアドレス
- 018h - W_MACADDR_0 - MAC Address (R/W)
- 01Ah - W_MACADDR_1 - MAC Address (R/W)
- 01Ch - W_MACADDR_2 - MAC Address (R/W)
48bit MAC アドレス ファームウェア[036h]によって初期化されていなければならない。
- 020h - W_BSSID_0 - BSSID (R/W)
- 022h - W_BSSID_1 - BSSID (R/W)
- 024h - W_BSSID_2 - BSSID (R/W)
48bit BSSID(Basic Service Set Identifier) はここに入れる。
(BSSID = 48ビットの数値。通常は、そのネットワークのアクセスポイントのMACアドレスと同じもの。)
032h - W_WEP_CNT - WEP エンジン有効 (R/W)
0-14 |
未知 |
15 |
WEP エンジン有効 (0=無効, 1=有効) |
[例 I - bit15 有効/無効 送信/受信 パケットの WEP 処理]
[例 II - bit15 有効 WEP processing on packets which bear the WEP flag in the 802.11 ヘッダ]
044h - W_RANDOM - 乱数ジェネレータ (R)
乱数ジェネレータは33MHzの頻度でアップデートされる。
X = (X AND 1) XOR (X ROL 1) ;(11bit 幅でローテーション)
ランダムシーケンスは、再始動時に 5FDh 個の違う値を作る。
ランダムレジスタからの読み込み時、以前にラッチした値がCPUに渡される。
そして、現在の乱数がラッチされる。
数千回に1回、ラッチが通常より4サイクル早く行われる。
そのため次の読み込みは、4サイクル古いものが使われる。
最終更新:2007年12月09日 22:38