台湾
Taiwan
1 基本情報
1.1 地理・経済情勢
- 人口:2300万人
- 首都:台北(262万人)
- GDP
(その他、基本情報は後日一覧表から一括で転記)
1.2 年表
年 代 |
出 来 事 |
備 考 |
1885 |
劉銘傅将軍(清)が市にある井戸水を、ろ過消毒して、公衆の飲料水として供給 |
台北市の水道のはじまり |
1896 |
下関条約による日本への割譲後に、コレラ、赤痢などの水系感染症対策として、当時、台湾総督府民政長官であった後藤新平が、内務省の招きで来日していたバルトン、その教え子である浜野弥四郎を招聘 |
|
1899 |
淡水で台湾発の水道が創設 |
|
浜野は、基隆、台北、台中、台南市などの水道を整備 |
99年、バルトン急逝 |
1908 |
台北においては、新店渓を水源とする近代水道が創設された |
|
1977年 |
市政庁の一部局として台北首都圏全域に給水 |
|
※1)、3)
2 水資源と水利用
2.1 水資源
1)水資源の80%を地表水,20%を地下水でまかなっている。北部地区は大きなダムを有するが南部では水不足なため,大口径送水管(φ3000)を布設。
2.2 水利用
(農業用・工業用・家庭用の配分、廃水の再利用など、水の使われ方の特徴、等)
2.3 家庭用水需要
(水道の一人一日使用水量やその範囲、都市村落給水の間での違い、等)
3 水に関する住民意識
3.1 徴収率
(水道料金の徴収率、あるいは水供給に対してお金を払う気持ちや文化があるかどうか、等)
3.2 料金体系
(平均的な水量あたり料金、料金の決め方、等)
3.3 水に対する不満・クレーム
(平均的な水ニーズ、特徴的な水に関する意識、等)
4 水関連の政策・法規制・基準
4.1 政策と計画(policy and plan)
(国の開発計画、水セクターのマスタープラン、等)
4.2 法規制
4.3 水行政機関
(法規制を執行する機関)
5 上下水道事業の実施状況
5.1 上下水道の普及状況
1)台北特別市水道(TWD)と台湾水道公社(TWSC)で構成される。
2)台湾特別市では普及率99.5%,一人一日252L/人日。台湾水道公社では,普及率89%,一人年間86.3m3/年。
5.2 その他パフォーマンス
(漏水率、24時間給水の実現度、その他水供給事業の水準を定量的に把握できる数字)
6 上下水道への援助・民営化
6.1 国内援助
(中央政府から地方事業への援助等)
6.2 その他の援助
(外国からの援助等)
6.3 民営化
(民営化、公民連携の進行状況)
7 水技術
1)畜産排水混入による富栄養化対策として,曝気,粉末活性炭などが導入され,さらにオゾン処理や生物活性炭の導入が検討されている。
出典
最終更新:2010年08月30日 04:39