マレーシア
Malaysia
1 基本情報
1.1 地理・経済情勢
- 人口:2,657万人(2007年統計局) ※4)
- 首都:クアラルンプール
- GDP
(その他、基本情報は後日一覧表から一括で転記)
1.2 年表
(当該国の歴史的経緯と水に関連する主要なイベントの発生時期を記述)
2 水資源と水利用
2.1 水資源
(水資源の豊富さ、雨期と乾期、どのような水源が使われているか、等)
- 水源汚染,水量不足は深刻。需要が倍増しているためダム等による水資源計画の策定を進める。
2.2 水利用
(農業用・工業用・家庭用の配分、廃水の再利用など、水の使われ方の特徴、等)
2.3 家庭用水需要
(水道の一人一日使用水量やその範囲、都市村落給水の間での違い、等)
3 水に関する住民意識
3.1 徴収率
(水道料金の徴収率、あるいは水供給に対してお金を払う気持ちや文化があるかどうか、等)
3.2 料金体系
(平均的な水量あたり料金、料金の決め方、等)
3.3 水に対する不満・クレーム
(平均的な水ニーズ、特徴的な水に関する意識、等)
4 水関連の政策・法規制・基準
4.1 政策と計画(policy and plan)
(国の開発計画、水セクターのマスタープラン、等)
4.2 法規制
4.3 水行政機関
(法規制を執行する機関)
5 上下水道事業の実施状況
5.1 上下水道の普及状況
(上下事業の数、当該国における分布状況、普及率、安全な水アクセス率、等)
水道の普及促進には熱心。2000年段階の普及率は都市部で99%,地方部で94%
マレーシア全体(2007):95% ※5)
(上水道)
- マレーシアでは憲法の規定により、水及び土地に関する事項は州の権限になっているため、13の州が独自の水道を整備、運営している。
- 水道事業の経営形態は、州の公共事業局が行っているもの、州の水道局が行っているもの、州または市の独立法人である水道公社(Water Board)が行っているものなど。
5.2 その他パフォーマンス
(漏水率、24時間給水の実現度、その他水供給事業の水準を定量的に把握できる数字)
6 上下水道への援助・民営化
6.1 国内援助
(中央政府から地方事業への援助等)
6.2 その他の援助
(外国からの援助等)
6.3 民営化
(民営化、公民連携の進行状況)
7 水技術
(どんな技術が使われているか、現場の技術レベルはどうか、技術基準は、その国発祥の技術は、その他おもしろネタ等)
- 無収水量率38%でACPが2000年現在,総延長の65%程度残っている。また水道メーターの精度が低く正確な情報がつかめない。
- マレーシア消費者協会(Federation of Malaysian Consumers Associations、FOMCA)とエネルギー・グリーン技術・水省(Ministry of Energy, Green Technology and Water)が2007~2010年にかけて実施した国内水消費調査(Domestic Water Consumption Study、国内1792世帯が対象)によると、マレーシア人は1日に平均226リットルの水を使用する。これはシンガポールの155リットル、タイの90リットルに比べて非常に多い(東京都は239リットルである(平成19年、水道局HPより))。一方、70%の世帯は今後3年間に水使用量を減らす意思はないと回答している。また、70%の家庭で漏水があるものの、50%はほとんどまたは何の対策も取っていない。※6
水の用途 ※6 |
% |
Toilet |
26 |
Washing machine |
22 |
Showers & Bath |
19 (Showers 17, Bath 2) |
Car washing, gardening, and exterior and interior cleaning |
16 |
Leakage from taps |
15 |
Household cleaning |
2 |
出典
最終更新:2010年10月08日 09:35