238 カーボヴェルデ共和国

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*カーボヴェルデ共和国 *Republic of Cape Verde ---- *1 基本情報 ---- **1.1 地理・経済情勢 -人口:50.6万人(2009年、EIU) ※1 -首都:プライア -主要産業:農業(バナナ、サトウキビ)、漁業(マグロ、ロブスター)※1 -GNI:15.2億ドル(2009年、世銀)※1 -一人当たりGNI:3,010ドル(2009年、世銀)※1 -経済成長率:2.8%(2008年、世銀)※1 -成人識字率(1999~2007年、15歳以上の割合):83.8% ※2 -総就学率(2007年):68.1% ※2 (その他、基本情報は後日一覧表から一括で転記) **1.2 年表 |年台|出来事|備考| |1950年台| | | (当該国の歴史的経緯と水に関連する主要なイベントの発生時期を記述) ---- *2 水資源と水利用 ---- **2.1 水資源 (水資源の豊富さ、雨期と乾期、どのような水源が使われているか、等) 年平均降水量 228mm/年 ※4 一人あたり水資源賦存量 579m3/年/人 ※4 一人あたり水使用量 46.6m3/年/人 ※4 乾季には河川が干上がり、水不足に悩んでいる。※5 **2.2 水利用 (農業用・工業用・家庭用の配分、廃水の再利用など、水の使われ方の特徴、等) 用途別水利用 農業11%、工業68%、家庭用19%  ※4 **2.3 家庭用水需要 (水道の一人一日使用水量やその範囲、都市村落給水の間での違い、等) ---- *3 水に関する住民意識 ---- **3.1 徴収率 (水道料金の徴収率、あるいは水供給に対してお金を払う気持ちや文化があるかどうか、等) **3.2 料金体系 (平均的な水量あたり料金、料金の決め方、等) **3.3 水に対する不満・クレーム (平均的な水ニーズ、特徴的な水に関する意識、等) ---- *4 水関連の政策・法規制・基準 ---- **4.1 政策と計画(policy and plan) (国の開発計画、水セクターのマスタープラン、等) 2007年末に後発開発途上国(LDC)から卒業しているものの、UNDPによる人間開発指標(HDI)では106位(2006年)であり、地方農村部の社会インフラ・サービスの整備は、同国の最重要課題である。※5 1992年にUNDPの支援を得て、「水資源開発マスタープラン1993~2005」を作成し、「安全で安定した飲料水の給水率を2005年までに100%に高めること」を目標としてきた。1990年代後半には水道普及率は65%まで上昇したが、本計画対象地域のサンティアゴ島は、他の8島と比較して島全体の人口が多い一方、小さな村落が点在、分散しているため給水率は38.6%と非常に低いレベルに留まっている。また、1994年にコレラの大発生により死者が出るなど、飲料水が安全と言えない状態にあった。このため、第3次国家開発計画(1991~1995年)、第4次国家開発計画(1996~2000年)、第5次国家開発計画(2001~2005年)においても水セクターに重点的な開発目標を策定し具体的な改善を実施している。※5 **4.2 法規制 (上水下水などの水関連の個別法、基準のうち環境基準や水質基準) **4.3 水行政機関 (法規制を執行する機関) 保健省(Ministry of Health) ---- *5 上下水道事業の実施状況 ---- **5.1 上下水道の普及状況 (上下事業の数、当該国における分布状況、普及率、安全な水アクセス率、等) **5.2 その他パフォーマンス (漏水率、24時間給水の実現度、その他水供給事業の水準を定量的に把握できる数字) ---- *6 上下水道への援助・民営化 ---- **6.1 国内援助 (中央政府から地方事業への援助等) **6.2 その他の援助 (外国からの援助等) 日本は1998~1999年に開発調査「サンティアゴ島地下開発計画調査」を実施し、同調査の中でサンティアゴ島の水供給が大幅に遅れていること、また水源である湧水は村落から遠く、婦女子による日常の水運びは多大な時間と重労働を強いていることから、将来的に安定して利用し得る水資源と飲料水確保に係る詳細調査を行い、地下水開発と湧水の有効利用、そして生活環境改善を骨子とした給水計画を策定した。カーボヴェルデ政府は、調査結果を踏まえ、1999年に「カーボヴェルデ国サンティアゴ島地下水開発計画」として飲料水不足がより深刻である山岳に位置する村落地域を対象に、地下水を水源とした飲料水供給計画を無償資金協力として日本に要請した。同要請に対し、2003年度の詳細設計、2004~05年度に地下水開発調査機材の供与、6郡23村落を対象とする簡易給水施設20カ所の建設、技術支援を内容として無償資金協力「サンティアゴ島地下水・給水計画」が実施されたが、水源施設については完了したものの給配水施設については一部を除き未完成のまま案件が終了した。かかる状況のもとカーボヴェルデ政府からは未完成部分の実施について日本に要請があり、外務省より、新たに無償資金協力を行うべき調査が採択され、2008年度にサンティアゴ島の9郡を対象に簡易給水施設24カ所の建設および給水施設の運営・維持管理指導を行って、新たに約17,000人の住民が安全で安定した飲料水を利用できるようになった。※5 **6.3 民営化 (民営化、公民連携の進行状況) ---- *7 水技術 ---- (どんな技術が使われているか、現場の技術レベルはどうか、技術基準は、その国発祥の技術は、その他おもしろネタ等) ---- *出典 ---- ※1)外務省ホームページhttp://www.mofa.go.jp/mofaj/area/capeverde/data.html ※2)Human Development Report 2009 ※3)Progress On Drinking Water and Sanitation Special Focus on Sanitation, UNICEF and World Health Organization, 2008 ※4) FAO AQUASTAT Database ※5) 水道年鑑 世界の水道事情
*カーボヴェルデ共和国 *Republic of Cape Verde ---- *1 基本情報 ---- **1.1 地理・経済情勢 -人口:50.6万人(2009年、EIU) ※1 -首都:プライア -主要産業:農業(バナナ、サトウキビ)、漁業(マグロ、ロブスター)※1 -GNI:15.2億ドル(2009年、世銀)※1 -一人当たりGNI:3,010ドル(2009年、世銀)※1 -経済成長率:2.8%(2008年、世銀)※1 -成人識字率(1999~2007年、15歳以上の割合):83.8% ※2 -総就学率(2007年):68.1% ※2 (その他、基本情報は後日一覧表から一括で転記) **1.2 年表 |年台|出来事|備考| |1950年台| | | (当該国の歴史的経緯と水に関連する主要なイベントの発生時期を記述) ---- *2 水資源と水利用 ---- **2.1 水資源 (水資源の豊富さ、雨期と乾期、どのような水源が使われているか、等) 年平均降水量 228mm/年 ※4 一人あたり水資源賦存量 579m3/年/人 ※4 一人あたり水使用量 46.6m3/年/人 ※4 乾季には河川が干上がり、水不足に悩んでいる。※5 **2.2 水利用 (農業用・工業用・家庭用の配分、廃水の再利用など、水の使われ方の特徴、等) 用途別水利用 農業11%、工業68%、家庭用19%  ※4 **2.3 家庭用水需要 (水道の一人一日使用水量やその範囲、都市村落給水の間での違い、等) ---- *3 水に関する住民意識 ---- **3.1 徴収率 (水道料金の徴収率、あるいは水供給に対してお金を払う気持ちや文化があるかどうか、等) **3.2 料金体系 (平均的な水量あたり料金、料金の決め方、等) **3.3 水に対する不満・クレーム (平均的な水ニーズ、特徴的な水に関する意識、等) ---- *4 水関連の政策・法規制・基準 ---- **4.1 政策と計画(policy and plan) (国の開発計画、水セクターのマスタープラン、等) 2007年末に後発開発途上国(LDC)から卒業しているものの、UNDPによる人間開発指標(HDI)では106位(2006年)であり、地方農村部の社会インフラ・サービスの整備は、同国の最重要課題である。※5 1992年にUNDPの支援を得て、「水資源開発マスタープラン1993~2005」を作成し、「安全で安定した飲料水の給水率を2005年までに100%に高めること」を目標としてきた。1990年代後半には水道普及率は65%まで上昇したが、本計画対象地域のサンティアゴ島は、他の8島と比較して島全体の人口が多い一方、小さな村落が点在、分散しているため給水率は38.6%と非常に低いレベルに留まっている。また、1994年にコレラの大発生により死者が出るなど、飲料水が安全と言えない状態にあった。このため、第3次国家開発計画(1991~1995年)、第4次国家開発計画(1996~2000年)、第5次国家開発計画(2001~2005年)においても水セクターに重点的な開発目標を策定し具体的な改善を実施している。※5 **4.2 法規制 (上水下水などの水関連の個別法、基準のうち環境基準や水質基準) **4.3 水行政機関 (法規制を執行する機関) -保健省(Ministry of Health) ---- *5 上下水道事業の実施状況 ---- **5.1 上下水道の普及状況 (上下事業の数、当該国における分布状況、普及率、安全な水アクセス率、等) **5.2 その他パフォーマンス (漏水率、24時間給水の実現度、その他水供給事業の水準を定量的に把握できる数字) ---- *6 上下水道への援助・民営化 ---- **6.1 国内援助 (中央政府から地方事業への援助等) **6.2 その他の援助 (外国からの援助等) 日本は1998~1999年に開発調査「サンティアゴ島地下開発計画調査」を実施し、同調査の中でサンティアゴ島の水供給が大幅に遅れていること、また水源である湧水は村落から遠く、婦女子による日常の水運びは多大な時間と重労働を強いていることから、将来的に安定して利用し得る水資源と飲料水確保に係る詳細調査を行い、地下水開発と湧水の有効利用、そして生活環境改善を骨子とした給水計画を策定した。カーボヴェルデ政府は、調査結果を踏まえ、1999年に「カーボヴェルデ国サンティアゴ島地下水開発計画」として飲料水不足がより深刻である山岳に位置する村落地域を対象に、地下水を水源とした飲料水供給計画を無償資金協力として日本に要請した。同要請に対し、2003年度の詳細設計、2004~05年度に地下水開発調査機材の供与、6郡23村落を対象とする簡易給水施設20カ所の建設、技術支援を内容として無償資金協力「サンティアゴ島地下水・給水計画」が実施されたが、水源施設については完了したものの給配水施設については一部を除き未完成のまま案件が終了した。かかる状況のもとカーボヴェルデ政府からは未完成部分の実施について日本に要請があり、外務省より、新たに無償資金協力を行うべき調査が採択され、2008年度にサンティアゴ島の9郡を対象に簡易給水施設24カ所の建設および給水施設の運営・維持管理指導を行って、新たに約17,000人の住民が安全で安定した飲料水を利用できるようになった。※5 **6.3 民営化 (民営化、公民連携の進行状況) ---- *7 水技術 ---- (どんな技術が使われているか、現場の技術レベルはどうか、技術基準は、その国発祥の技術は、その他おもしろネタ等) ---- *出典 ---- ※1)外務省ホームページhttp://www.mofa.go.jp/mofaj/area/capeverde/data.html ※2)Human Development Report 2009 ※3)Progress On Drinking Water and Sanitation Special Focus on Sanitation, UNICEF and World Health Organization, 2008 ※4) FAO AQUASTAT Database ※5) 水道年鑑 世界の水道事情

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