哲学タイム


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定義集

 軍曹の、軍曹による、軍曹のための定義集。軍曹以外にはデタラメである可能性大である。

色恋沙汰にまつわる定義とその応用

 五感(もしくは六感)の全てがいつものようには扱えない。まるで使い物にならない。それほどまでに、恋した相手のことしか頭にない状態。結構、一方的である。
 恋は真理と同じくらいの量で、そこらじゅうありとあらゆるところに転がっている。それに気付いて拾えるかどうかで、実際に恋する数も変わってくる。

 愛する相手になら噛まれても食いちぎられてもオアイコサマ。取っ組み合いの喧嘩までしても、後で「アハハ、うちらバカやな」と笑い罵りあえる。そのくらいの前提があるから、日常、なんか相手に気に食わない点があっても、広い心で受け止められる。愛し合うってのは、ある意味キモい関係。

恋愛

 お互いの化けの皮を剥がしていく作業。お互いを玉葱のようなものと仮定すれば分かりやすい。剥がしていって、相手の嫌な部分が出てきたら、剥がすのをやめて逃げる。これが一般にいう「別れる」という作業である。ちなみに、剥がされても、次の恋愛をするときには、皮はすべて元通りである。恋愛においてベロンベロンと剥がす皮は、相手のことで、すでに分かって、許容できた部分、ということである。このため、新しい相手に剥がしてもらうときは、またゼロからやり直せる。
 玉葱の例えで言うと、いつか全て剥ぎ取って無くなってしまう時が来るのでは、という考え方もあるだろうが、ふつう生きていると「自分」っていうものは絶えず更新されるものなので(といっても、時間が止まったままのような人もたまにいるけれど)、玉葱の芯もいつまでも残っていると考える。 万が一無くなってしまったら、千の風になって、その人と愛し合うステージに突入します。これが死ぬパターンのハッピーエンドです。

Q. 女の子が恋すると可愛くなるのに、男の子が恋するとカッコ悪くなるのは何故?

A. 男女間で「可愛い」のイメージに差があるためである。
 男の子は、恋している女の子を素直に可愛いと思うだろう。実際可愛い。 同じように、女の子だって、恋してもがく男の子を「可愛い」と思ってるはず。しかし、ちょっと種類が違っている。
 軍曹は、恋してる男の子を見た場合、本当に心から可愛いと思ってしまうタチなのだが(それもそれで危ないとよく言われますけど)、一般的に、女の子から男の子に向けられる「可愛い」には、多少、不器用だとかズッコケって感じのニュアンスも含まれている気がする。 その微妙な違いを敏感に察知した男の子は「かわいいんじゃなくてカッコ悪い」と思ってしまうのではないか。

Q. 「恋」と「変」には、文字通り、大した差はないのか?

A. 「変」という大きなまとまりの中に「恋」という一状態があるものと思われる。

Q. 結婚するのは二番目の人がいいとよく言うが、何故?

 二番目がいいと初めに言った言いだしっぺの人をAさん、その嫁をBさんとする。
 多分Aさんは、人生の途中で、一番Bさんが好きだ、愛してる、たまらんもう結婚してまえ、という感じで結婚して、何らかのポイントで失敗したのだろう。結婚に失敗があるとか、あんまり考えたくないが、実際あるので仕方ない。
 でも、その失敗が必ずしも、その、人生一大好きな相手(AさんにとってのBさん)のせいだとは限らないと軍曹は考える。たとえAさんの考えの根底に「恋愛と結婚って実は違ったんだなあ」という後悔があったとしても、世間一般でも恋愛と結婚が違うものだと言われているのだとしても。 きっとAさんはBさんが好きすぎていろいろ無理なことを求めちゃったんじゃないか。それでBさんに拒まれて絶望したんじゃないでしょうか。これだとまるでAさんはカスだ。Bさんも人間なんだから、常にAさんの思い通りじゃいられない。しかしまあ他の人でも、一番の相手には夢みがちなのかも知れない。そしたら、二番目の相手を選んでおくと、自分の中で先に妥協しているから、あんまり求めずにすむかも知れない、という考えに至るのかも。
 軍曹に言わせると「この馬鹿者が! 愚か者が!」って感じである。だいたい、人に順番をつけるのが悪趣味だ。といっても軍曹自身、常に人に順位をつけてばかりである。

Q. 恋愛は恋と愛のどちらにもなりきれないのか?

A. 恋愛は恋でも愛でもないんだから、名前にその字を使っちゃいけない。 恋愛しているうちは愛してはいないのである。紛れもなく、恋と愛と恋愛とは全く違うものである。

Q. 恋愛全般に少し恐怖を感じてしまうのだが、どうすればいいか?

A. 恋してるうちは、相手を傷つけるのが怖いし、自分が傷つくのも怖い。でも、愛するようになると、傷つけあうことに寛容になるんじゃないかなと思う。むしろ傷つけあってもいいという相手が愛せる相手なんじゃないか。
 恋だの愛だの言う前に、人と触れ合うこと自体が、誰にとっても多少はストレスになるもの。それを分かってれば怖くはないはず。

Q. 男女関係なしの「すき」と、男性としての「すき」の、どっちに自分の気持ちがあるのかわからない時があるのだが、どうすればいいか?

A. 両方に同じ言葉を使っちゃってるから混乱するんだろう。
 男性としての「すき」って、柔らかく言ってみたって、結局は、男女関係ないやつより遥かにグロテスクな内容を持っているだろう。だから違う言葉で表現するべきだと思う。「惚れた」とか、そういうので。
 まあ「グロテスク?? そんなおどろおどろしいもんじゃないよ」と思った場合は、もうそれは軍曹にしてみれば恋でも愛でも惚れたんでもないのだが。

【コラム】振る・振られる、について

 振る時は、熟考した結果だからなんの悔いもなくて、だから落ち込まないんだろう。
 振られたら、私なら手に負えないほどの落ち込みぶりを見せるだろう。まあ切り替えが早いので目立たないケースが多いのだが。それで多々勘違いされてるんだが。
 失恋するとなんのやる気も起きなくなってしまう。じゃあ日頃は全てのエネルギーを恋に費やしてんのかというと、そうでもない。恋に費やしてた分のエネルギーが行き場を失って、悪玉菌みたいになるんじゃないだろうか。