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◎世界観

 ガンダムRPGの世界感は
 「 宇宙世紀に酷似したIFの世界観
 となっています。

 地球圏を巻き込んだ大きな戦争(一年戦争っぽいものでイコールではありません)が終結し
 戦後復興がやっと始まったばかりという混沌とした情勢の中で、プレイヤーキャラクターは
 人型機動兵器モビルスーツのパイロットとして、冒険をすることになります。

 宇宙世紀(UC)からコロニー国家、アフターコロニー(AC)、アフターウォー(AW)
 までの世界観が混ざり合った、混沌とした勢力図を描いています。
 実際のガンダムでは関連性のない勢力同士がくっついたりと、独自の世界観となっているので
 純粋なファンの方には納得いかない部分もあるかもしれませんが
 そういうIFの世界観なんだとご容赦下さい。

 プレイヤー達は自分のキャラクターを好きな勢力の専属パイロットとしてもいいですし
 フリーのMS乗りとして各地を転戦したり、街のなんでも屋のような家業にもできます。

 とはいえ、最初はどこかしらの勢力に属していた方が楽に遊べると思います。
 各勢力の情勢が不安定な現在では、勢力圏に他の勢力の部隊が駐留するという事態も珍しくなく
 独立機動部隊の任務という形で、各地を転戦させることもさほど難しくはありません。

◎現在の主な勢力

■地球連邦軍

 連邦議会をトップとする、地球から宇宙を統括する連邦軍の地球方面軍です。
 地球における最大の勢力であり、広大な領域を支配下に置いていますが
 先の大戦によって数多くの拠点や資源基地などが失われ、以前ほどの発言力はありません。
 また優秀な将兵、特に前線指揮官の多くが戦死したため、連邦議会に所属する上級将兵達は
 己の保身ばかりを考えるようになり、戦後の復興活動にも支障をきたしています。
 実質支配しているはずの地球にも、PMCの台頭や各勢力との調停といった
 問題が数多くあり、その地位は決して磐石ではありません。
 支配地域のひとつである豪州地区にはPMCの「サナリィ・エアワークス社」が存在しています。
 勢力本部は南米、ジャブローにある地下要塞の中枢で、その入り口は天然の要害でもあります。
  • 友好勢力:ティターンズ、OZ、連邦軍・北極前線支部
  • 敵対勢力:ザンスカール=ロナ連合、ジオン共和国

■ティターンズ

 先の大戦以降、弱体化した連邦議会は地球から宇宙への支配力を急速に弱めました。
 その結果、宇宙移民者「スペースノイド」達の台頭に危機感を覚えた一部の連邦軍の上級将校が
 宇宙移民者たちのテロ活動の抑止という名目で、連邦軍内の組織として設立しました。
 軍部を中心とした数多くの将校が勢力内におり、連邦軍内での影響力は非常に大きくなっています。
 しかし、時に宇宙移民者達に対しては謂れのない暴力や迫害を行うことから
 宇宙移民者との関係を持つ勢力からは敵対視されています。
 連邦軍内で使用されているものとは大きく形状の異なる独自の兵器群を有していますが、
 それらは木星船団との交渉により、軍事的援助を受けているからだとされています。
 本部はアフリカ南部・キリマンジャロ基地及び、サイド1・グリプスコロニーです。
  • 友好勢力:地球連邦軍
  • 敵対勢力:コロニー国家連合、ジオン共和国、ザンスカール=ロナ連合

■ジオン共和国

 先の大戦にて敗北したジオン公国の上級将校達が、戦争責任を問われない事を交換条件とし
 宇宙移民者の地球への再移住、及び自治権を認められ成立した国家です。
 旧ジオン軍の兵器が数多く存在し、また元宇宙移民者達が数多く暮らしています。
 自治権は持っているものの、地球連邦軍からの影響は未だに強く
 有事の際は連邦軍議会からの要請により、ジオン共和国軍が地球における
 連邦軍の軍事活動の支援活動行う事も頻繁に行われています。
 しかし、国内には数多くの旧ジオン軍残党が居ると言われており
 過激なグループが反連邦軍の名の下に、テロ活動などを行うことも多々あります。
 それに対抗してのジオン残党狩り、軍事介入などの連邦軍による強硬策も相まって
 お世辞にも修好を結んでいるとは言い難く、水面下での諍いは未だに絶えません。
 最近はPMCのひとつ「ジオニック・フロントガード」が存在しているため
 更に連邦軍から、動向を警戒する動きが強くなっています。
  • 友好勢力:なし
  • 敵対勢力:地球連邦軍、ティターンズ、OZ

■コロニー国家連合

 先の大戦以後、情勢の悪化により宇宙移民者への風当たりが強くなる事を危惧した各コロニーで
 コロニー主体の独立国家を新たに興す、という機運が高まりました。
 それに主にコロニーでの活動を中心とする企業体の多くが賛同・支援し一大勢力となり
 ついには連邦政府の管轄下から離れ、軍事面・貿易面での各条約を結んだ上で
 コロニー国家連合としての独立自治権を認められるようになり、設立された国家群です。
 有事の際には、各コロニーは連携して行動を行う取り決めがなされており
 コロニー国家同士の思惑はあるものの、勢力としての総合力はかなり高いものがあります。
 コロニー国家連合の代表は4年交代制となっており、人気満了後に次代の代表を決めるために
 「ガンダムファイト」と呼ばれる各国家の代表による長期に渡る戦いが行われます。
 このファイトはルールに則ったスポーツライクなものではありますが
 地球圏すべてをリングとして行われる、壮絶なMS同士による一騎打ちというもので
 一部には熱烈なファンが存在し、この戦いの様子を中継したり賭けの対象とすることで
 馬鹿にならない経済効果を産み出しているとされています。
 しかし、コロニー単位の国家群という小さな組織の集合体ということで
 匿名性の高さから、テロ行為を行う組織などの隠れ蓑に使われる事も多いという側面があり
 戦後の不安な情勢において、テロ抑止を目的としている連邦軍に与する一部勢力からは
 その存在を快く思われておらず、時には軍事的な介入が行われることもあります。
 本部は中国・香港のほか、各地にコロニー国家の大使が常駐する支部が存在します。
 先の大戦中には北アメリアの国家群と修好条約を結び、庇護下に置くようになっています。
  • 友好勢力:北アメリア
  • 敵対勢力:OZ、ティターンズ

■ザンスカール=ロナ連合
 軍需産業を中心とし、戦後に成長の著しかったブッホ=コンツェルンを母体としたロナ家が
 先の大戦後にコロニー国家連合の設立と時期を同じくして、独立自治権を認められた
 サイド2・ザンスカールに招聘され、新たな勢力として近年急激に力を伸ばしてきました。
 その支配体系は旧世代の中世にも似た、貴族階級を中心とし頂点に王を頂く王政を敷いており
 国王が軍部を含めた国の主権を全て掌握するという、独裁政治に近い形態を執っています。
 招聘されたロナ家も、代々続く貴族の末裔であり、その影響力は非常に強く
 母体となったブッホ=コンツェルンを中心として独自技術を織り込んだ兵器が数多く存在します。
 ザンスカールの地球方面軍「ベスパ」は現在、欧州地域一帯を支配下に置いていますが
 これは大戦後の情勢の混乱に付け込んで、半ば強引に行われたいわば「侵略」であり
 連邦軍の中にはこれをよしとせず、地球圏からのベスパ撤退を打診しています。
 今のところは連邦軍とは互いに不可侵条約を結んでおり、戦端が開かれてはいませんが
 両者の緊張は連邦軍内の戦後復興が進むにつれ、じわじわと高まってきており
 一触即発の状況になるのもそう遠くないという見方が、両者の間でもあるようです。
 本部は東ヨーロッパ・ラゲーンにあるベスパ基地及び、サイド2・ザンスカールです。
 友好勢力:なし
 敵対勢力:地球連邦軍、ティターンズ

■北アメリア
 独自の文化形態を築いてきた、中世ヨーロッパ時代に近い国家
 現在はコロニー国家連合との修好条約を結んでおり、一種の不可侵領域としての扱いを連邦軍からも認められている
 国家として大きな戦力を持たず、先の大戦では連邦軍の庇護下に置かれていましたが
 一年戦争後期に新興の勢力として発足した、月の民ムーンレィスとの交渉が決裂し
 現在は地球と宇宙を大きくまたいで、ムーンレィス達との緊張が高まっているとされている
 コロニー国家連合の後ろ盾があるとはいえ、国家戦力がお世辞にも潤沢とはいえないこの国が
 高度な機動兵器を多数有する、ムーンレィスと互角に渡り合っているのは
 とあるマウンテンサイクルより発掘された、一体のモビルスーツが大きく関与しているといわれている
 本部は北アメリア東部イングレッサ領の都市、ノックス
 友好勢力:コロニー国家連合
 敵対勢力:【ムーンレィス】

■中立地帯
 地球上で唯一、いずれの国家的勢力にも属していない地域の通称
 ただし中立と銘打っているものの、実際のところはPMC(民間軍事産業体)の影響力の強い土地であり
 PMC最大の勢力「アナハイム・ピースキーパー」の地球支部があることから
 実質、ここが地球におけるPMCの本部といっても差し支えない状態となっている
 また、MSを用いて未許可のマウンテンサイクルの盗掘や傭兵行為を行う「バルチャー」と呼ばれる人種や
 それらバルチャーの手に入れた違法な品物を扱うマーケット等が存在していたりと
 現在、各勢力から特に警戒を強められている地域ともいえる
 それでも彼らが国家勢力に屈せずにいられるのは、ひとえに各勢力の兵器開発・供給に大きく貢献している
 アナハイム・エレクトロニクスの影響力が非常に強いものとみられている
 友好勢力:特になし
 敵対勢力:特になし

■OZ
 ティターンズとは別に、一年戦争後に連邦議会の弱体化を睨んだPMCのひとつ「ロームフェラ財団」が
 独自の兵器群の技術供与や軍事行動の支援を行うことを条件に、地球とその衛星軌道において
 テロリストなどへの独自の行動権を認められた特務機関の総称である
 ティターンズと異なる点として、ティターンズは名目上連邦軍内の軍部のひとつで
 地球連邦軍の上級将校達が大きな権限を持っているのに対し
 OZは完全に独自の人員達による派閥で構成されており、ロームフェラ財団より送り込まれた
 財団の上級幹部達がその大半を占めている
 このように、勢力的にはほぼ独立した存在ではあるものの、その活動の多くは連邦議会からの依頼によって行われる
 また、OZに所属する兵士は階級の他に「伯爵」「騎士爵」などの爵位名で呼ばれるという特徴がある
 本部はシベリア基地、南極バークレー基地、地球の衛星軌道に存在する宇宙要塞バルジ等
 友好勢力:地球連邦軍、連邦軍・北極前線支部
 敵対勢力:ザンスカール=ロナ連合、コロニー国家連合、ジオン共和国

■連邦軍・北極前線支部
 連邦軍内において、僻地である北極基地に配属されている軍事勢力のひとつ
 資源的・地理的には全く旨みのない地域ではあるが、その地形的特色を生かし
 多くの研究施設や実験場、打ち上げ基地などが点在している
 また、マウンテンサイクルが数多く存在することでも知られており
 連邦軍内における拠点としての重要度はかなり高いとされている
 しかし、軍部の中にはやはり僻地での任務という感情は捨てきれないためか
 左遷や転属の暗喩として、しばしば冗談のように扱われる事も多い
 本部は連邦軍・北極基地
 有効勢力:地球連邦軍、OZ
 敵対勢力:特になし