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紺野単独 臨海公園「優しい先輩」

○○(あっ、玉緒先輩だ)
○○「玉緒先輩!」
紺野「ん?やぁ、こんなところで会うなんてすごい偶然だな。」
○○「ふふ、そうですね。」
紺野「君は買い物?」
○○「はい。玉緒先輩も?」
紺野「いや、図書館に行く途中なんだ。本を返却しようと思って。」
○○「えっ?でも、図書館て反対方向じゃ……」
紺野「そうなんだ。こんなところまで来る予定じゃなかったんだけど……
 図書館の前の道路で、おばあさんが座り込んでてさ。ちょっと休憩してたみたいで。
 バスで来たって言うから、バス停まで送るつもりで荷物を持ってあげたんだ。
○○「それが、どうしてこんなところまで?」
紺野「その荷物っていうのが、借りた本だったんだけど……恐ろしく重くてさ。」
○○「借りすぎ……ですか?」
紺野「そうなんだ。一部返却を勧めたんだけどどうしても借りるって聞かなくて。
……で、気付いたら家まで送り届けてた。」
○○「た、大変でしたね……。」
紺野「まあね。でも、おばあさんは喜んでくれたし、帰りにたくさんお菓子をくれたよ。
 そうだ、君にもおすそ分け。京都の銘菓らしいよ。」
○○「ふふ、ありがとうございます。」
○○(本当に優しいんだな、玉緒先輩……)

紺野単独 臨海公園(卒業後)「先生は人気者」

女子A「先生、もっと授業の数増やしてよ。週に一回だけじゃなくてさ~。」
女子B「超倍率高いんだよ、先生の授業!」
紺野「今だって精一杯なんだ。僕も大学があるし……」
○○(え? あれって……)
○○「玉緒先輩?」
紺野「あ、やあ。○○さん。」
○○「誰かと思っちゃいました。いつもと雰囲気が違いますね?」
紺野「はは、そうかな。これからバイトなんだ。」
○○「バイト?」
紺野「週一で塾の講師をやっててさ。スーツなんてなかなか着慣れなくて……」
女子A「紺野先生、早くしないと遅刻しちゃうよ!」
紺野「え? まだ授業までずいぶん時間があるだろ。」
女子B「授業前に質問したいことがいっぱいあるんです!」
○○(紺野先生だって……ふふ、人気の先生なんだな)
紺野「みんな、済まない。すぐ追いかけるから、先に行っててくれないか。」
女子B「え~……」
女子A「ねぇ、アレ誰? 知ってる?」
女子B「知らなーい。でも、なんか馴れ馴れしくない?」
女子A「先生もなんか……いつもと違うっていうかぁ。」
○○(うぅ、みんなの視線が痛い……)
紺野「君は買い物?」
○○「えっ? はい、そんなところです。」
○○「あの、行ってあげてください。待ってるみたいですよ。」
紺野「……そうだな。うん、慌しくてごめん。みんな一生懸命でさ、だからこっちも必死なんだ。
どんなに質問が多くても、きちんと全員に対応してあげたいしね。それじゃ、また。」
○○(玉緒先輩らしいな。でも、大変そう……)

紺野・琉夏 繁華街「HERO」

琉夏「そうそう・・・さすがカイチョー、わかってんね。もう一回言って?」
紺野「何度でも。つまり君は――」
○○「紺野先輩と琉夏くん。」
紺野「○○。」
琉夏「あ、○○」
○○「もしかして・・・琉夏くんがまた何か?」
琉夏「えぇー・・・・・・カイチョー、言ってやって。ほら、さっきの。」
紺野「いいよ?今、琉夏くんの暮らしぶりの話を聞いてたんだ。本当に立派だと思うよ」
  「働いて、自活して、学校にも通ってる。・・・まあ、100点じゃないにしてもね。」
○○「そっか・・・」
琉夏「それから?なんだっけ?」
紺野「それから、自由な精神を持ってる。多少、はき違えているにしても。」
  「僕には学校のみんなが、君をヒーロー扱いするのもわかる。」
琉夏「聞いた?」
○○「聞いたよ。ヒーローか、なるほど・・・」
紺野「だから――」
琉夏「いけね、俺、バイトだ。そんじゃね!」
紺野「いやちょっと、話はここから―― 逃げられた。」
○○「先輩?」
紺野「“だから、君ならきっとみんなの模範になれる。そうは思わないか?”そう言いたかったんだ。」
○○「そうだったんですか・・・・・・もう、琉夏くん!」
紺野「また捕まえるさ。毎日声をかけてれば、いつか本当の話が出来るんじゃないかって思ってるから。」
○○「本当の話、ですか?」
紺野「そう。僕にはね、彼が人を脅して乱暴なだけの、いわゆる不良だとは思えない。・・・やっぱり、甘いかな?」

紺野・琉夏 臨海公園「バイク通学禁止令」

○○「(あれ、あそこにいるの……)」
琉夏「○○」
○○「琉夏くん。あ、紺野先輩も!」
紺野「やあ、○○さん」
○○「琉夏くん、なにしたの?」
琉夏「ん? なんにも? ていうかさ……俺ってそんな?」
○○「だって!」
紺野「ハハ、何でもないよ。ちょっとね、バイクを見せてもらってたんだ。いいバイクだね?」
琉夏「でしょ? カイチョーも乗ってみる?」
紺野「残念だけど、僕は免許がないから。よく整備されてるみたいだ……速いんだろうね?」
琉夏「速いよ。コウがいろいろいじってるからね。でも、走んのは俺のが速い」
紺野「なるほど……じゃあ、琥一君も運転するんだね?」
琉夏「そうだよ」
○○「(ん? なんか、雲行きが……)」
紺野「そうか、兄弟でね……これで通学したら、あっという間だろうな。そうだろ?」
琉夏「そう。家からだと大体――」
○○「ね、ねぇ、琉夏くん?」
琉夏「ん? あ……えぇと、たぶん」
紺野「もちろん、バイク通学は校則で禁止されてる。知ってるね?」
琉夏「えぇと、知ってま……」
紺野「"知ってま"?」
琉夏「すん」
紺野「どっち?」
琉夏「知ってます」
紺野「よし。じゃあ、僕はこれで。安全運転でね?」
琉夏「どうも」
琉夏「バレてる?」
○○「たぶん、ね……」

紺野・新名 繁華街「お笑い芸人」

○○(あ、紺野先輩とニーナだ。珍しい組み合わせ……)
紺野「へぇ、詳しいんだな!テレビにはこの前出たばかりなのに。」
新名「ネットだと割と前から人気あったんスよ、あのコンビ。レギュラーも一本持ってるし。オレはそれで。」
紺野「ネットか。僕も気になってるんだけど、そこまでチェックしきれなくて……」
○○「紺野先輩、ニーナ!」
新名「○○。チーッス。」
○○「ふふっ、チーッス。何の話、してたの?」
新名「お笑いの話。玉緒さんがDVD買ったっていうからさ。ね、玉緒さん。」
紺野「ああ、うん、そうなんだ。彼がやたらと詳しくてね。僕より詳しいくらい。
僕の周りでここまで話せるのは新名君くらいのもんだよ。嬉しいなぁ。」
○○「へぇ~……でも、どうしてこんな所でそんな話に?」
新名「それはまあホラ、いいじゃんそのことは! ね!」
○○「?」
紺野「……あっ、そうだ!この前の服装検査で逃げただろ、君。さらに、その前も。」
新名「アハハ……まあ、その前の前もかなー、みたいな?」
紺野「みたいな? って……
それで、偶然見かけたから週明けに直してくるように厳重注意をしようと思って声をかけたんだ。」
○○「なのにいつの間にかお笑いの話に……」
紺野「危うく流されるところだった。じゃあ新名君、本題にーー」
新名「お疲れっした!さいなら!」
紺野「あっ、待て、何度も逃がすか!今日こそは……!」
新名「うまく話題を逸らしたと思ったのに~!」
○○(ごめん、ニーナ……
それにしても……紺野先輩、違反した生徒の履歴をみんな覚えてるのかなぁ)


紺野・設楽 公園通り「待ち合わせ」

紺野「前も言ったろ。ああいうのに応えちゃ駄目なんだって。」
設楽「ああいうのってどういうのだよ。具体的に説明してみろ。」
紺野「だからー……」
○○(紺野先輩と聖司先輩だ。……ケンカしてる?)
○○「あの、こんにちは。何かあったんですか?」
紺野「やあ、こんにちは。それがさ……」
設楽「こいつが遅れて来たから変な奴に捉まってた。」
紺野「僕のせいだけじゃないだろ。」
○○「変な……?」
紺野「キャッチセールスだよ。布団売られそうになってた。」
○○「……なるほど。この辺多いですもんね。」
設楽「ただ話聞いてただけだ。布団は間に合ってるから買ったりしない。」
紺野「間に合ってるとかそういう問題じゃないよ。」
設楽「だから、おまえが遅れて来なけりゃ、あんなのに捉まらなかったんだ。」
紺野「遅れたのは確かに悪かったけど電車が遅れてたんだからしょうがないじゃないか。」
  「連絡取ろうとしたのに携帯電話がつながらないし……」
設楽「持ってきてないからな。」
紺野「はぁ、いつもこれだ……いざという時に困るから、ちゃんと携帯しろって言ったろ。」
設楽「うるさいな、俺のは不携帯電話なんだ。」
紺野「意味がわからないよ。」
○○「あのー……一体何時に待ち合わせてたんですか?」
紺野「……2時。」
○○「えっ!?もう3時になりますけど……」
設楽「ああもう、紺野がごちゃごちゃ言うから1時間損したじゃないか!」
紺野「設楽がいちいち話をまぜ返すからだろ!」
○○「と、とりあえず移動しませんか?喫茶店とか……」
設楽「……行く。こいつのせいで喉が渇いた。」
紺野「設楽が携帯を持ってればこんな無駄な時間は……」
○○「さあ2人とも、どのお店にしますかっ!?」
  (はぁ……)

紺野・設楽 ショッピングモール「模試帰り」

○○(あ、紺野先輩と設楽先輩だ)
紺野「やあ、こんにちは。」
○○「こんにちは。」
設楽「…………」
○○「……どうしたんですか?設楽先輩、疲れてるみたいですけど……」
設楽「実際疲れてるんだよ。全国模試の帰りだ。」
○○「わぁ、お疲れ様です。」
紺野「僕の通う塾で毎月全国模試をやっててさ、塾生じゃなくても参加できるから、誘ったんだ。」
設楽「結果、貴重な休みを潰した。」
紺野「受験生の言葉とは思えないな……」
○○「全国模試、初めてなんですか?」
設楽「悪かったな。塾に行ったことないんだよ。」
紺野「家庭教師がついてるのかと思ったら、それもないんだって。」
○○「なるほど……独学なんですね?」
設楽「……まぁ、そうだ。」
紺野「…………」
設楽「なんだよ。」
紺野「いや、設楽の成績知ってるから。」
設楽「悪くて悪かったな。」
紺野「勉強してないんだから当然だな。ピアノが上手いわけだよ。」
設楽「…………」
紺野「○○。」
○○「は、はいっ?」
紺野「せっかくだから一緒にお茶でもどう?」
○○「……いいんですか?」
設楽「紺野がおごるってさ。」
紺野「えっ、そんなこと言ってないだろ。」
設楽「男に二言はない。」
紺野「設楽が言ったんじゃないか!」
○○(……ちょっとハラハラしちゃった)

紺野・設楽 繁華街「お茶会」

○○「(あ、紺野先輩と設楽先輩だ)」
設楽「あ」
紺野「やあ、こんにちは。買い物?」
○○「そんなところです。紺野先輩たちも?」
設楽「なんで俺が紺野なんかと買い物しなきゃならないんだ」
紺野「なんかはひどいな……実はお茶会の帰りなんだ」
○○「お茶会……2人でですか?」
紺野「はは。いや、設楽の知り合いが毎月開いてて、招待してもらったんだよ」
設楽「おまえが行ってみたいって言うから、俺が守村さんに頼んでやったんだろ」
紺野「うん、もちろん設楽には感謝してるよ」
○○「へぇ……紺野先輩、紅茶に興味があるんですか?」
紺野「前から勉強してみたいと思ってたら、設楽が意外に詳しくてさ」
設楽「意外とはなんだ。おまえに比べたらみんな詳しい」
紺野「そんなことないと思うけど……」
設楽「大いにあるだろ。ダージリンとアッサムの違いがわからないくらいなら、まだいいとして……」
○○「(……なにがあったんだろう?)」
設楽「茶葉を直接ティーカップに入れた奴なんて、初めて見た」
○○「えっ!?」
紺野「………………」
○○「あっ、すみません! つい……」
紺野「いや、いいんだ。ああいう雰囲気は初めてで、少し緊張して……」
設楽「だからってあれはないだろ」
紺野「いや……例え紅茶に詳しかったとしても、僕はティーカップに茶葉を入れたかもしれない」
設楽「大げさだな、ただのお茶会だろ」
紺野「ただのじゃなかったよ……」
○○「(うーん、どんなお茶会だったんだろう……)」

紺野・宇賀神 本屋「占い」

???「蓄積された結果と、新たに収集した情報。あとは星が導いてくれる。」
???「星か……問題はそこなんだよな。」
○○(あれ?あそこにいるのは……)
  「ミヨ!紺野先輩!」
ミヨ「バンビ。」
紺野「○○。」
○○「何話してたんですか?」
紺野「宇賀神さんに、占いについて聞いてたんだ。なかなか興味深い話が聞けたよ。」
○○「へえ……紺野先輩も、星の導きをしんじてるんですか?」
ミヨ「ぜんぜん。頭から疑ってかかってる。占いに科学的な証明を求めるのが、その証拠。」
○○「なるほど……」
紺野「うーん、僕なりに理解しようと思っただけなんだけど。」
ミヨ「頭で理解するんじゃなくて、心で理解しなきゃダメ。」
紺野「心か……」
  「そうだな、僕には難しそうだ。でも、君の話は面白かったよ。これは本当。」
ミヨ「はい。」
紺野「今日は貴重な話をありがとう。不愉快な思いをさせてたら、ごめん。それじゃ。」
ミヨ「…………」
○○「ミヨ?」
ミヨ(1・2年目)「紺野玉緒。やぎ座、O型。はばたき学園生徒会会長。温厚で面倒見のいい優等生。」
  (3年目)「紺野玉緒。やぎ座、O型。元はばたき学園生徒会会長、現在は一流大学在学。温厚で面倒見のいい優等生。」
  「彼の並外れた忍耐力は姉と友人付き合いの賜物。」
○○「えっ?」
  (今のは星の導きによる答えなのかな……)

紺野・花椿 本屋「ファッション」

○○(あ、本屋の前にいるの……紺野先輩とカレン?」
花椿「えっ、ホントに!?それちょっとヤバいですよ。」
紺野「そうかな、必要だと思ったことがないから……」
花椿「ダメです!もったいないですよ!」
○○「カレン、どうしたの?大きな声で……」
花椿「あ、バンビ〜!どしたの?買い物?」
○○「うん、そんなとこ。こんにちは紺野先輩。」
紺野「やあ、○○。」
花椿「そーだ、バンビ。会長のことどう思う?」
○○「えっ!どうって……?」
花椿「無いよね?このカッコは。」
紺野「………………」
○○「えっ……!?」
花椿「制服のときは、ビシッとカッコいいのになー。」
  「ハンサムなんだから、ファッションに気をつければもっとモテちゃいますよ?」
紺野「モテ……いや、僕は別にーー」
花椿「モテましょう!じゃあ今度、うちのお店に来てくださいね?」
紺野「あ、ああ……それじゃあ、またね。……雑貨屋シモン、か。」
○○「は、はい……さようなら。」
花椿「……あれ?」
○○「どうしたの?」
花椿「そこでバッタリ会って、オススメ参考書を教えてもらうはずだったのに……」
  「なんでファッションの話になったんだっけ?」
○○「知らないよ、もう……」
  (カレンにかかると紺野先輩もタジタジだなぁ)

紺野・花椿 森林公園「バレーボール」

???「君も高校生なんだから、もっと冷静でいなくちゃ。そうだろ?」
???「はーい……」
○○「(花椿さんだ。紺野先輩も一緒?)」
○○「花椿さん! 紺野先輩!」
花椿「あ、○○!」
紺野「○○? ああ、君のことか。○○さん」
○○「どうしたんですか? 花椿さんが何か……」
紺野「花椿さん、小学生と一緒にここでボール遊びをしてたんだ」
○○「小学生と?」
花椿「うん、バレーボール。すっごく楽しそうでね? 仲間に入れてもらっちゃった」
紺野「それはいいんだ。子供と同じ目線で物事を楽しめるというのは、素晴らしいことだと思う」
紺野「でも、子供相手に本気になりすぎるのはどうかと思うな」
○○「……花椿さん、何したの?」
花椿「ちょっとね? ほんのすこーし闘争心に火がついたっていうか……」
紺野「すこーしどころじゃないよ。全力でサーブを打ち込むから、みんな怯えてたじゃないか」
○○「えぇっ!?」
花椿「違いますって。あれはサーブじゃなくてスパイク――」
紺野「………………」
花椿「ゴメンナサイ」
紺野「君に悪気があったわけじゃないのはわかる。これからは気をつけるように。いいね?」
花椿「はーい……」
紺野「うん。それじゃ」
花椿「うーん……」
○○「怒られちゃったね?」
花椿「やっぱメガネ取ればガラッと垢抜けるよ、会長は。ね、○○もそう思わない?」
○○「(……花椿さん、全然反省してないね……)」

紺野・大迫 繁華街「兄弟捕獲作戦」

○○「(そろそろ帰ろうかな……)」
???「駄目です、先生。あの庇づたいに、隣のビルに行けます」
???「なるほど! 屋上に出られたら、もうおしまいだなぁ……」
○○「(ん? あの声は……)」
紺野「……はぁ、また逃がしましたね」
大迫「特に琉夏は空中戦が得意だからな?」
○○「どうしたんですか? 血相変えて……」
大迫「こらぁ、挨拶はどうした! こんにちは!」
○○「あっ、こんにちは!」
紺野「やあ、○○さん」
○○「あの、琉夏くんがなにか……」
紺野「ああ、あれはシミュレーションだよ」
大迫「桜井兄弟捕獲作戦だ」
○○「捕獲って……」
紺野「この辺りで騒ぎを起こすことが多いらしいんだ。一度現場を取り押さえて厳重に注意しないとな」
大迫「まぁ、あいつらばかりが悪いわけじゃないけどな。野生児には、生きにくい世の中だ……」
紺野「駄目ですよ、大迫先生。商店街の方も迷惑されているんですから、ここはビシッと言っていただかないと」
大迫「先生の時代は地元の皆さんが温かく見守ってくれてたんだがなぁ……」
○○「(先生の時代ってなんだろう……)」
紺野「問題を起こしている以上、見過ごすわけにはいきません。僕が卒業するまでに一度は捕まえてみせます」
大迫「紺野……熱いぞ! よし、今度は三次元的にシミュレーションだ!」
紺野「はい」
○○「(捕獲作戦……一体どんなシミュレーションをしてるんだろう……)」


紺野・不二山 臨海公園「人体の神秘展」

○○(あ、嵐くんと玉緒先輩だ。珍しい組み合わせだな……)
不二山「行ってないんすか? ふーん……紺野さん、うきうきで通ってるって思ってた。」
紺野「どういうイメージなんだ、それは……」
○○「こんにちは。」
紺野「あ、○○さん。」
不二山「押忍。」
○○「ふふっ、押忍。何の話ですか?」
紺野「ああ、人体解剖標本だよ。」
不二山「そう。骨も血管も、内蔵とかもむき出しですげーの。」
○○「えっ!?ほ、ホラー映画の話とか?」
不二山「違う。人体の神秘展の話。人間の体ん中まるごと大公開ってやつ。」
紺野「そのへんにポスターが貼ってあるんじゃないかな。イベントホールの小展示場で開催中なんだ。」
○○「へぇ……」
不二山「筋肉と、それにつながる神経、張り巡らされた毛細血管――
 あんなんが俺らの中にあって、しかもそれを視覚で認識できるってだけですげーよ。
 だから、紺野さん絶対俺より回数行ってると思ってたんすけど。」
紺野「ハハ……まぁ、僕も機会があれば行ってみるよ。そのうち。」
不二山「押忍。そろそろ時間なんで行くっす。そんじゃ。」
○○「……行っちゃった。」
紺野「不二山君は人体の神秘展、今日で3回目なんだって。」
○○「えっ、3回目!?」
紺野「彼によると、僕はそれに嬉々として通うイメージらしいんだ。それっていいのかな、悪いのかな。どっちなんだろう?」
○○(どっちなんだろう……)

紺野・設楽(卒業後)「サークル」

設楽「……あ。」
紺野「○○。」
○○「あ、紺野先輩、聖司さん。どこ行くんですか?」
紺野「大学だよ。サークル。」
○○「聖司さんも?」
設楽「まぁ、そう。」
○○「?」
紺野「チェスサークルを探すんだってさ。一流大学なら多分あると思うから。」
設楽「うちの音大、ろくなサークルがないんだ。」
○○「でも、他の大学の生徒が入れるんですか?」
紺野「誰でも入れるよ。僕が所属してるテニスサークルもインカレだし。」
○○「……いんかれ?」
紺野「あ、ごめん。いろんな学校の生徒で構成されてるサークルってこと。」
○○「へぇ……」
  「もしわたしが違う大学に進学しても、同じサークルに入れるんですね。」
紺野「うちのテニスサークルなら大歓迎だよ。」
設楽「チェスやれよ。あまりやる奴いないから相手探すの大変なんだ。」
紺野「勧誘するならサークルを見つけてからにしろよ。」
設楽「テニスサークルなんかテニスやるフリして騒いでるだけの、浮かれた集団だぞ。」
紺野「偏見だ。うちはちゃんと練習してる。」
設楽「どうだか。」
○○「えーと……」
  (勧誘合戦が始まっちゃった)

紺野・設楽(卒業後)「お手伝い」

設楽「……あ」
○○「あ、設楽先輩。こんにちは」
設楽「いいところで会った。その様子だと暇だな?」
○○「えっ? 忙しくはないですけど……」
設楽「ならちょっと手伝え」
○○「ええっ!? い、一体どこに……」

紺野「今日は助かったよ、ありがとう!」
設楽「別に。いつも通りピアノ弾くだけだし」
紺野「君にもずいぶん手伝ってもらっちゃって……どうもありがとう」
○○「突然だったからちょっと手間取っちゃいましたけど」
○○「紺野先輩、ボランティアサークルに入ってたんですね」
紺野「テニスサークルと掛け持ちしてるんだ。定期的にチャリティーショーを開いてるんだけど……」
紺野「肝心の中身がなかなか決まらなくて。人は大勢呼びたいけど、プロには頼みづらいし」
設楽「ノーギャラだからな」
○○「チャリティですもんね」
紺野「そうそう、他の出演者の手前大きな声では言えないけど……」
紺野「実は設楽のピアノが終わった後に、ドッと寄付が増えたんだ」
設楽「なんだそれ」
紺野「それだけみんなの心に響いたってことじゃないかな。寄付の金額はお客さん次第だから」
設楽「……ふーん、そんなもんか」
設楽「俺もプロじゃないから金は取れないけど……こういうのならいいかもな」
紺野「ところで……君はどうして急に来ることになったんだ? 助かったけど」
○○「あ、駅前でたまたま設楽先輩に会って……」
設楽「………………」
紺野「ああ、人手が足りないって言ったの気にしててくれたのか」
設楽「そんなんじゃない。ただの道案内だ」
○○「(手伝えって言われたような……)」
紺野「はは、そうか。うん、本当に助かったよ。大学のカフェテリアで悪いけどティーセット御馳走するから」
設楽「……じゃあおまえの分は俺がおごってやる」
○○「やった!」


更新日時: 2015/05/19 12:15:21
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