単独

繁華街

『パワーアップ』

【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
【条件】琉夏のイベント『ICU』を見ていない
〇〇(そろそろ帰ろっかな。あれ、あそこにいるのは……)
〇〇「琥一くん!」
琥一「〇〇。おう、買い物か?」
〇〇「そんなところ。琥一くんも?」
琥一「まあな。ジャンク屋に、探してたバイクのパーツが入ったから、安く譲ってもらった。」
〇〇「へぇ……どんなの?」
琥一「オマエ、聞いてわかんのかよ?」
〇〇「わかるかもしれないよ?」
琥一「ピストンリングとガスケットだ。」
〇〇「???」
琥一「みろ。 ボアアップ――エンジン強くすんだよ。トルクが足らねぇってルカが言ってたからよ。」
〇〇「ふぅん。ねぇ。琉夏くんの運転ってやっぱり琥一くんからみても上手いの?」
琥一「上手いなんてもんじゃねぇよ。動体視力と反射神経が、人間離れしてんだ、アイツは。」
〇〇「そっか。自慢の弟だね?」
琥一「べつに……ちょっと、ビビらせてやろうと思ってよ?」
〇〇(ふふ、琥一くん、照れてる)

森林公園

『買ったはいいけど』

〇〇「琥一くん!」
琥一「〇〇。おう、買いもんか?のほほんとしたツラしやがって。」
〇〇「失礼だな…なんか、琥一くん、今日はご機嫌だね?」
琥一「まあな。すげぇレコード、手に入れたからな。ピクチャー盤だ。」
〇〇「どれどれ?」

〇〇「そっか、そのメガネの人、すごい人なんだね。サラリーマンみたいだけど。」
琥一「オマエ……この人はだな、最後のロックンローラーだ。」
〇〇「ふぅん。じゃあ、早く家に帰って、聴かなきゃね?」
琥一「針なんて落とすか。ピクチャー盤だぞ?飾るんだよ。」
〇〇「へえ、そうなんだ。やっぱり、すごく高いの?」
琥一「そりゃオマエ――ハァ……しばらくホットケーキ食うか。」
〇〇(よっぽど好きなんだね…)

複数

繁華街

『兄弟の言い争い』琉夏・琥一

【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生/三角関係モメ状態ではない
〇〇(さてと、そろそろ家に帰ろうかな! あれ、そこの2人……)
琥一「オマエ……小学生の小遣いじゃねぇんだから……」
琉夏「じゃ、コウはあといくらだよ?」
琥一「俺は、まあ、たまたまデカい買いもんがあって……」
〇〇「琥一くん、琉夏くん! そんなとこにしゃがんでたら、周りの迷惑だよ?」
琥一「ん? なんだオマエか。」
琉夏「〇〇ちゃん、オッス、買い物?」
〇〇「そうだよ。何してるの、2人して。」
琥一「まあ、ちょっとな。今月のやりくりをな。」
琉夏「今月はヤバい。またコウがガラクタ買っちゃったから。」
琥一「ガラクタじゃねぇ。テメェこそ、虫みてぇに甘いもんばっか買ってきやがって。」
琉夏「虫って言うな。いいだろ、俺のはちゃんと食えるんだから。」
琥一「胸やけすんだよ。どうせなら肉とかちっとはマシなもんを――」
〇〇「ね、ねぇ、わたしちょっと貸そうか?」
琥一「!!」
琉夏「!!」
〇〇「あの……ちょっとくらいなら。」
琥一「おいおい……女から借りるほど落ちぶれちゃいねぇよ。」
琉夏「ああ。これは俺たち兄弟の問題だ。行くぞ、コウ。」
琥一「おお。じゃあな。」
〇〇(カッコつけてる……一瞬考えたくせに)

『原因はたい焼き?』琉夏・琥一

【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生/三角関係モメ状態ではない
琉夏「おかしいな…きっちり計算したんだ。なんか買い忘れた?」
琥一「忘れてねぇよ。台所洗剤と、サラダ油だろ?トイレットペーパーと…」
〇〇「琉夏くん、琥一くん!」
琉夏「オッス、買い物?」
〇〇「そうだよ。琉夏くんたちも?」
琉夏「まあね。」
琥一「おい、ヤベェぞ。」
琉夏「なんだよ?」
琥一「シャンプー買い忘れた。」
琉夏「マジで?それはちょっとマズイな…」
〇〇「どうして? スーパーまだ空いてるよ? コンビニもあるし」
琥一「金がねぇ。こいつがたい焼きなんて買うから…」
琉夏「だって、コウが金が余ったって言うからさ」
〇〇「そんなにギリギリなんだ…」
琥一「どうするよ、おい」
琉夏「じゃ、洗剤で洗おう。コウのアタマ、ワックスだらけだから逆にいいかも。」
琥一「なるほど、逆にな?」
琉夏「だろ?」
琥一「笑い事じゃねぇんだよ。」
琉夏「〇〇、たい焼きと何か、交換しない?」
〇〇「交換? どうして?」
琥一「おお、それ続けりゃ、いつかシャンプーになるってことか?」
琉夏「コウ、冴えてるな。」
〇〇(わらしべ長者みたいな話だな…)

『二人の兄』琥一・新名

【条件】2年目4月1日以降
〇〇(あれ? あの二人……)
新名「やっぱ、琥一さんシビィや。ザ・兄貴だ。あ、ジ・兄貴か。」
琥一「なんだそりゃ?」
〇〇「新名くん、琥一くん。」
新名「あ、ちょりっす、〇〇さん。」
〇〇「ちょりっす。何の話?」
新名「弟の罪をかぶったり、親から理不尽な説教を受けたり……兄貴は、苦労するよなって。」
〇〇「そっか。二人ともお兄ちゃんなんだ。」
新名「こないだなんか、弟がガッコで成績落ちたのまで、一瞬だけどオレのせいにされたんだぜ!?」
琥一「まあ、よくある話だ、そりゃ。」
〇〇「どうして新名くんのせいにされちゃったの?」
新名「オレの部屋でよく漫画読んでっからじゃね? 長時間入り浸るんだよなー、オレの部屋に。」
新名「アンタが漫画買うのが悪いって、どんだけヒデェ言いがかりだよ。なあ?」
〇〇「ふふっ、お兄ちゃんは大変だね?」
新名「だろ? あーあ、オレ琥一さんみたいな兄貴が欲しかったなぁ。」
〇〇「琥一くんみたいな?」
新名「なんか琥一さんてさ、実の親でも、一目おきそうな感じじゃん? 関係がイーブンっていうか?」
新名「ウチの親なんてさ、こっちが何言っても端からガキ扱いだもん。」
琥一「ガキなんだからしょうがねぇだろうが。気にいらねぇなら、家出りゃいいんだよ。」
新名「うわ、シビィや……やっぱ琥一さんスゲェ! ウチに来て欲しい!」
琥一「行くか、馬鹿。」
新名「んじゃ弟子入りしたい。」
琥一「なんの弟子だよ……」
新名「兄貴はつれねぇなー。」
琥一「やめろ。メンドクセー弟ならこっちは間に合ってんだよ。」
〇〇(今、二人が兄弟みたいに見えるよ……)

『素直な琥一くん』琥一・大迫

琥一「〇〇。」
大迫「おう、どうした? ショッピングか? もう遅いぞ」
〇〇「あ、はい! いま帰るところです! …琥一くん、なんかしたんですか?」
琥一「ウルセー」
大迫「コラ、琥一! まあ…いつものことだ。補習をサボったと思ったらこんなところで……先生ビックリした。」
琥一「すんません。」
大迫「琥一、もう少し大人になったらどうだ?」
琥一「はぁ。」
大迫「勉強が苦手でもいい。ヤンチャも結構。でもな、約束は守れ。それが男だ。」
琥一「へい。」
〇〇(ふふ…なんだか台詞と見た目があべこべみたい…)
大迫「ん? どうした?」
〇〇「いえ! なんでも!」
大迫「よし! じゃあ、二人ともまっすぐ家に帰れよ?じゃあな!」
琥一「ハァ~…説教がなげぇのなんの…」
〇〇「ふふ、でも琥一くん、大迫先生の言うことは聞くんだね?」
琥一「まぁな。大迫には、出席ごまかしてもらったり、ずいぶん世話になってるからな。」
〇〇(さすがの琥一くんも、大迫先生にはかなわないんだね)

森林公園

『不良に絡まれた?』琥一・設楽

〇〇(あれ? あそこにいるのは……)
琥一「黙ってねぇで、なんとか言え、おい。」
設楽「おまえには、関係ないだろ……」
〇〇(やっぱり、設楽先輩と琥一くん!)
〇〇「どうしたの!?」
琥一「おう、〇〇。」
設楽「見ての通り、不良に絡まれてる。」
琥一「人聞きの悪いこと言うんじゃねぇよ。オマエにはカンケーねぇ。ちっと、世間話だ。」
〇〇「そんな風には見えなかったよ?」
設楽「関係ないのは、琥一だろ。バカ。」
琥一「あぁ? なんか言ったか? セイちゃんよぉ?」
設楽「べつに……」
琥一「チッ……とにかくだ。おふくろさん、泣かせんな。いいな?」
設楽「あの人に担がれたんだ、おまえは。嘘泣きに決まってるだろ?」
琥一「まったく……いつまでヒネたガキなんだか。」
設楽「そういう琥一。おまえは家に戻ったんだろうな?」
琥一「あぁ? そりゃぁ、まあ、ぼちぼちな。」
設楽「ふん、なるほどな。じゃあ、俺はこれで。」
琥一「…………」
設楽「おまえに言われたくないんだよ、馬鹿!」
琥一「やんのか、コラ!」
〇〇(けっこう仲いいのかな、2人……)

『新鮮な姿』琥一・花椿

〇〇(あれ? あそこの2人……)
花椿「へぇ、コーイチ君ってさ、ビンテージとか着るんだ。かなり意外……」
琥一「ウルセーな。着ちゃ悪ぃのかよ?」
花椿「ほめてんだから、いちいち突っかかんないの。うっとーしーな。」
琥一「あぁ?」
〇〇「琥一くん! 花椿さんも、何してんの、こんなとこで?」
花椿「あっ! バンビ~♡」
琥一「なんだ、オマエ、こいつの知り合いか? つーか、バンビって――」
〇〇「えぇと、そうそう! 花椿さん、友達だよ!」
花椿「ねぇねぇ、コーイチ君って学校じゃあんななのにさ、普段は結構、お洒落だね。知ってた?」
〇〇「うん、そうだよ。」
花椿「そっか。夜露死苦とか刺繍した服着てんのかと思った。」
琥一「着ねぇだろ……」
〇〇「琥一くんは、お洒落にこだわってるんだよね?」
琥一「バカ、お洒落じゃねぇ。ポリシーだ。」
花椿「ちょっと……バンビにバカって言った? ぶっ飛ばすよ、バカヤンキー。」
琥一「なんだ、コラ。」
花椿「おっと。アタシ、急いでたんだ。じゃあね、バンビ♡」
〇〇「バイバイ、花椿さん!」
琥一「バンビってよ……オマエ――」
〇〇「変わった友達が多いよね。うん、知ってる……」

臨海地区

『柔道で勝負だ』琥一・不二山

【条件】1年目4月1日~3年目10月23日/主人公が柔道部に所属
琥一「ちょっと待て……話が見えねぇ。」
不二山「何度でも答えてやる。単純な話だ。」
〇〇(……? 琥一くんと不二山くん?)
〇〇「ねぇ、2人とも、どうしたの?」
琥一「〇〇。」
不二山「〇〇。悪ぃ。今、取り込み中だ。」
琥一「もう一度聞く。……俺が勝ったら?」
不二山「柔道部主将を譲る。」
琥一「で、負けたら?」
不二山「お前を柔道部で鍛え直す。」
琥一「じゃ、どっちみち柔道部じゃねーかコラ!」
不二山「柔道やらないでどうすんだ、そんな身体で。」
琥一「どうもしねぇよ、悪ぃのかよ?」
不二山「そうだ、悪い。」
琥一「メンドくせーな、おい……」
不二山「いま答えを出せとは言わない。考えとけ……じゃあな。」
〇〇「うん、じゃあね不二山くん。よし……琥一くん、考えてみよっか?」
琥一「考えねーよっ! 爽やかにしめてんじゃねぇよ!」
〇〇(……だよね、やっぱり)

『モメる二人』琥一・新名

【条件】主人公と新名が柔道部に所属
琥一「さっきからなんなんだ?」
〇〇(? ……琥一くん?)
新名「いや、シビィや……琥一さん。私服もやっぱパネェ、シビィ。」
〇〇(あれ、新名くんも……)
琥一「あぁ? テメェ、ケンカ売ってんのか?」
新名「怖っ、まさか!」
〇〇「ストーップ!!」
琥一「〇〇。」
新名「あ、〇〇さん。」
〇〇「もうっ! なにしてんの、道ばたで!」
琥一「何もしてねぇだろ。このチャラついたボウズが絡んできやがるから――」
新名「やだな、オレはただ、はば学生として、VIPの桜井琥一さんに、挨拶しとかねぇとって。」
琥一「じゃ、用は済んだろ。こっちはこれからバイトで忙しいんだ。」
新名「えぇ、まあ。ただ、嵐さん――あ、ウチの主将なんスけど、どっちが強ぇのかなぁ……」
〇〇「嵐? あぁ……柔道部の不二山か?」
新名「あれ……やっぱ意識しちゃってんだ。どっちが強ぇか、とか?」
琥一「クッ……くだらねぇ。主将だか何だが知らねぇが、所詮スポーツだろーが?」
〇〇「琥一くん!」
新名「アララ、いいんかなぁ……あの人ほら、柔道ラブなんで、今の聞いたらきっとブチギレちゃうなぁ……」
〇〇「新名くんも挑発しないの!」
新名「つーことで、いつでも道場開けて嵐さんと待ってますんで! どもっ!」
〇〇「もう……琥一くん、ケンカはダメだよ?」
琥一「ククッ……柔道上等。」
〇〇(完全にのせられてる……)

全地区

『●●ではない!』琥一・宇賀神

宇賀神「バンビ!」
〇〇「あれ、宇賀神さん?」
宇賀神「助けて」
〇〇「なに、どうしたの?」
〇〇「あ、琥一くん。今日はバイト?」
琥一「おう。」
宇賀神「桜井琥一に襲われる」
〇〇「えぇ!? ちょっと、コウくん!」
琥一「待てって! 俺は迷子のガキだと思って事務所に連れてこうと…なんで俺の名前知ってんだ。」
宇賀神「ガキって言った。」
〇〇「この子は、宇賀神みよさん。はば学で、同い年だよ?」
〇〇「宇賀神さんは、占いにこってるんだよね?」
琥一「同い年だぁ? マジかよ・・・」
宇賀神「桜井琥一、牡牛座。A型。桜井琉夏の兄。性格は極めて粗暴。ガキっていうな、バカ。」
琥一「あぁ?」
宇賀神「バンビ。」
〇〇「もうっ! 怖がってるでしょ!」
琥一「いや、だってそいつが…」
〇〇「宇賀神さん、琥一くんに何か用があったの?」
宇賀神「情報収集してた。」
琥一「なんだそりゃ。」
〇〇「宇賀神さんの占いは当たるって有名なんだよ。ね?」
宇賀神「当たる。星の導きによって。」
琥一「よくわかんねーけど……とにかくチョロチョロすんな。危ねぇだろ。」
宇賀神「……帰る。バイバイ、バンビ。」
〇〇「うん、じゃあね、宇賀神さん。」
宇賀神「チョロチョロって言うな、バカ。」
琥一「なんだぁっ?」
琥一「〇〇、おまえ、変わったダチが多いな……」
〇〇(本当にそう思う、他にも琥一くんとかね…)

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最終更新:2023年04月23日 22:37