追加デート

  • 好きなテレビ番組
〇〇「テレビって、どんなの見てる?」
琥一「無ぇよ。」
〇〇「“ねぇ”って、テレビが?」
琥一「いけねぇのかよ?」
〇〇「いけなくはないけど……不便じゃない?」
琥一「どってことねーよ。あんなもん観てると馬鹿になるだけだ。」
〇〇「また極端な……でも、大事なニュースなんかは?」
琥一「そういう時はよ、電気屋で観んだよ。」
〇〇(なんだか、戦後の話みたい……)

  • 好きな食べ物
〇〇「好きな食べ物ってなに?」
琥一「好きな食いもんって言ったら、牛肉だな。」
〇〇「ステーキとか?」
琥一「レアでな。牛刺しとかレバ刺しもな。」
〇〇「ふぅん……豚はダメ?」
琥一「豚はダメだろ、生じゃ。」
〇〇「……生が好きなんだ?」
琥一「好きだな。牛肉食ってりゃ間違いねぇ。」
〇〇(ワイルドだね……)

  • 好きなスポーツ
〇〇「スポーツって、何かやってる?」
琥一「やらねぇな。」
〇〇「ふぅん……その割には、ガッチリしてるね?」
琥一「まあな。筋トレやってるからな。」
〇〇「そうなんだ。どんなことやってんの?」
琥一「腹筋と、腕立て、懸垂。サンドバッグとミットも。」
〇〇「サンドバッグって……ボクシングとか?」
琥一「空手。俺もルカも、ガキの頃やってたから。」
〇〇「へぇ! ……でも、琥一くんはわかるけど、琉夏くんと空手って、意外かも。」
琥一「アイツ、強ぇぞ? 当たっても痛くねぇらしい。マゾだな、あれは。」
〇〇「そ、そうなんだ……じゃあ、琥一くんよりも、強い?」
琥一「ハァ? 本気で聞いてんのか? ククッ……」
〇〇(二人がケンカしたら恐ろしいことになりそう……)

  • 好きな音楽
〇〇「琥一くんって、音楽とか聴く? 好きな音楽とかある?」
琥一「あるな。」
〇〇「どんなの?」
琥一「あぁ……言っても、知らねぇと思う。」
〇〇「まあまあ、そう言わずに!」
琥一「50年代の、まあ、ロカビリーとかヒルビリーとか。」
〇〇「50年代……半世紀前だね。」
琥一「クッ……」
〇〇「?」
琥一「いや、ルカが同じこと言うから。」
〇〇「そうなんだ。琉夏くんも好きなの?」
琥一「ルカが? いや、アイツが好きなのは、きっと……」
〇〇「きっと?」
琥一「いや、どうだろうな。」
〇〇(……琥一くん?)

  • 学校のことについて
〇〇「ねぇ、琥一くんって中学の頃、どんな風だったの?」
琥一「どうもこうも、今と同じだ。」
〇〇「そう言えば、入学式から噂になっちゃってたね。」
琥一「まあな。つまり、そんな感じだ。」
〇〇「眉が細~い感じ?」
琥一「ケンカ売ってんのか? でも……そうだ、髪。」
〇〇「髪型?」
琥一「高校に上がるちょっと前まで、丁度、ルカみたいな感じで……染めちゃいなかったけど。」
〇〇「へぇ……どうして切っちゃったの?」
琥一「そりゃ、いい歳して兄弟同じ頭ってのは、ダセぇだろ。で、髪切って家に帰ったら……」
〇〇「うん。」
琥一「ルカの頭は真っ金々だ。同じこと考えてたらしい。あの時は、ついにイカレたかと思ったけどな。」
〇〇(なんだかんだ言っても気が合うみたい……)

  • 趣味について
〇〇「ねぇ、琥一くんは何か趣味持ってる?」
琥一「ガキの頃から、俺ら……」
〇〇「俺ら?」
琥一「いや、俺はビンテージのシャツとか、革ジャンとか、集めてる。」
〇〇「オシャレなんだね?」
琥一「そんなんじゃねぇよ。服ってのは、ポリシーだ。」
〇〇「ポリシーか……そう言えば、琉夏くんもときどきそういうの着てるね?」
琥一「そこだ、問題は。」
〇〇「問題?」
琥一「アイツ、見境なく俺のコレクションを……見つけたら教えろよ?」
〇〇「いいけど、教えたらどうするの?」
琥一「ぶん殴る。」
〇〇(黙ってよう……)

  • 将来の夢について
〇〇「琥一くんの将来の夢って、なに?」
琥一「ねぇよ、そんなもん。」
〇〇「そう……じゃあ、子供の頃の夢は?」
琥一「ガキの頃は、俺は……」
〇〇「うん、なに?」
琥一「べつに……ねぇよ。」
〇〇「でも、今――」
琥一「うるせぇよ、ねぇ、つってんだろ。」
〇〇「ゴメン……」
〇〇(触れられたくない話なのかな……)

  • 異性の好み
〇〇「あのね……好きな女の子のタイプって、どんな感じ?」
琥一「ハァ!?」
〇〇「ほら、一応ね、聞いておこうかなって。」
琥一「なんでそんなこと答えなきゃなんねぇンだよ……」
〇〇「いいでしょ? わたしだけの秘密にするから!」
琥一「オマエにだけは教えねぇ!」
〇〇「どうして?」
琥一「どうしてもだ。」
〇〇「じゃあ、琉夏くんに聞こうっと。」
琥一「ダメだ。くだらねぇこと喋ったら殺すって、ルカのバカに言っとけ。」
〇〇(う~ん、気になる……)

  • 恋愛について
〇〇「ねぇ、怒らないで聞いてくれる?」
琥一「怒られそうならやめとけ。」
〇〇「じゃあ、いいよ……」
琥一「あぁ……なんだよ?」
〇〇「あのね、琥一くんは恋愛ってどういう風に考えてる?」
琥一「ハァ? 考えねぇよ、そんなこと……男だぞ?」
〇〇「そうかなぁ、男の子でも、考えるものじゃないの?」
琥一「知るかよ。ルカにでも聞けよ。」
〇〇「そっか……うん、そうしよう。」
琥一「……なにがだ。」
〇〇「え? だから、恋愛ってどういう風に考えるか。」
琥一「やっぱり、やめとけ。」
〇〇(なんなのよ……)

告白未遂イベント

※「恋愛について」を聞いた次の回のデート後に起きる会話イベント
琥一「なんで、あんなこと聞いた?」
〇〇「あんなことって?」
琥一「恋愛がどうのって、そういう話だ。」
〇〇「それは……琥一くんがどういう風に考えてるかって――」
琥一「どうもこうもねぇ。そんなもん、俺にはカンケーねぇ。」
〇〇「うん、わかった……」
琥一「わかるワケねぇだろ、オマエに……」
〇〇「……?」
琥一「オマエがこの街に帰ってきてから、いろいろ変わっちまった。」
〇〇「わたし、そんな――」
琥一「責めてるんじゃねぇ。大抵はいい方に変わったんだ。でも、これだけは……」
琥一「この気持ちだけは……俺は……どうすりゃいい……」
〇〇「琥一くん……」

〇〇「琥一くん、わたし……」
琥一「やめろ……言うな。それが一番マシなやり方だ。」
〇〇「……」
琥一「今日のことは忘れろ。俺は、もう忘れた……」
琥一「じゃあな。」
〇〇(琥一くん……)

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最終更新:2023年04月23日 22:34