花屋アンネリー

  • 普通以下
琥一「よう。」
〇〇「あ、琥一くん!?」
琥一「働いてんじゃねぇか。」
〇〇「まあね。琉夏くんなら、配達に行ってるよ?」
琥一「あ? おぉ、そうかよ。」

琥一「じゃ、そろそろ行くわ。」
〇〇「あれ、琉夏くんに用じゃなかったの?」
琥一「いや? じゃあよ。」
〇〇(もしかして、応援に来てくれたのかな?)
  • 友好
琥一「よう。やってんな。」
〇〇「あ、いらっしゃい。琉夏くんなら奥でブーケ作ってるよ?」
琥一「そうか。」
〇〇「呼んでこようか?」
琥一「あ? いや、ほっとけ。」
〇〇「そう?」
琥一「花ねぇ……そんなにおもしれぇのか?」
〇〇「うん、大変だけど、楽しいよ? 育ててみれば?」
琥一「俺がか? やなこった、メンドクセー。」
〇〇「そっか。」

琥一「じゃ、行くわ。」
〇〇(琥一くん、もしかして、お花に興味があるのかな?)
  • 好き以上
琥一「…………」
〇〇「あ、琥一くん、いらっしゃい! 琉夏くん呼ぶ?」
琥一「馬鹿、呼ぶな。」
〇〇「……どうかした?」
琥一「どうもしねぇ。俺が花屋に来ちゃいけねぇのかよ?」
〇〇「そんなことないけど……お花、買うの?」
琥一「あ? いや俺は……」
〇〇「?」
琥一「それ、よこせ。一番、安いやつ。」

〇〇「ありがとうございました!」
琥一「おい……ルカには、黙ってろ?」
〇〇「うん、いいけど。」
琥一「じゃあよ。」
〇〇(琥一くん、照れてるのかな?)

スタリオン石油

バイト開始

  • 普通以下
琥一「あ? なにやってんだオマエ。」
〇〇「あれ、琥一くん!? 琥一くんもここでバイト?」
琥一「”も”って、じゃ、新人てのは……」
〇〇「うん、わたしだよ。よろしくね?」
琥一「てっきり活きのいいヤローが来るもんかと――ハァ……」
〇〇「……なに? 女だって力仕事もやるよ?」
琥一「へぇへぇ……せいぜい頼むわ。」
〇〇「はい!」
  • 友好
琥一「よう。店長がオマエの面倒みろってよ。」
〇〇「あ、琥一くん! 同じシフトだったんだね。よろしくね!」
琥一「ま、そう力むな。テキトーに行こうぜ。」
〇〇「むっ……一生懸命やります!」
琥一「メンドクセーなオイ……そんじゃ、まず給油ノズルの使い方だ。来い。」
〇〇「はい!」
  • 好き以上
〇〇「あ、琥一くん! 今日からよろしくね。」
琥一「よろしくってオマエ……マジでやんのか? キツイぞ、ここ。」
〇〇「……やっぱり?」
琥一「まあ、余所に比べりゃ、いろいろ危ねぇ。水仕事も力仕事も多いしよ。……大丈夫か?」
〇〇「う、うん……がんばる。」
琥一「よし。じゃあ、がんばれ。」
琥一「いろいろ教えてやる。とりあえず、上で着替えて来い。」
〇〇「はい!」

琥一「……」
〇〇「お待たせ!制服着ると、やっぱり身が引き締まるね?」
琥一「おぅ……」
〇〇「……似合わない?」
琥一「いや、悪かねぇぞ……」

バイト先会話1回目

失敗

  • 友好以下
〇〇「オーライ、オーライ! はぁい、ストップです!」
〇〇「レギュラー満タンでよろしいですか?」
運転手「お姉ちゃん、これディーゼルだよ?」
〇〇「あっ!」
琥一「スンマセン! 軽油こっちです。オーライ!」
〇〇(失敗しちゃった……)
  • 好き以上
〇〇「ありがとうございました!」
〇〇(ハァ……今日は忙しいな……)
運転手「こっちまだ?」
〇〇「あっ、すいません!」
琥一「代わるぞ。疲れてんなら、上行ってろ。」
〇〇「ゴメン……」
琥一「はい、オーライ!」
〇〇(失敗しちゃった……)

成功

  • 友好以下
〇〇「はい、こちらお釣りになります。ありがとうございましたぁ!」
琥一「おぅ、レジ打ちも慣れたみてぇだな。」
〇〇「うん、まだちょっとまごまごしちゃうけど。もっと慣れなきゃね?」
琥一「よし。俺の番も譲ってやる。慣れろ。」
〇〇「…………」
〇〇(よし、この調子でがんばろう!)
  • 好き以上
〇〇「灯油20リットル……よし、ピッタリ。」
〇〇「おっ!? 重いっ……」
琥一「オイオイ危ねぇな。一旦そこ置け。」
〇〇「琥一くん。」
琥一「オマエが働きモンなのはわかってるけどな? アブねぇもんはアブねぇ。貸せ。」
〇〇「ありがとう、琥一くん。」
琥一「おう。」
〇〇(琥一くんに助けてもらっちゃった)

大成功

  • 友好以下
〇〇「会員カードとおつりのお返しです! ありがとうございました!」
運転手「いつも笑顔でいいね! がんばって!」
〇〇(ほめられちゃった!)
???「へぇ……」
〇〇「あ、琥一くん!」
琥一「どんな笑顔だ、やってみろ。」
〇〇「こんな感じ!」
琥一「なるほどな? 俺も見習うか。」
〇〇(えっ!? ……でも、よし! これからもがんばろう!)
  • 好き以上
〇〇「会員カードとおつりのお返しです! ありがとうございました!」
運転手「いつも笑顔でいいね! がんばって!」
〇〇(ほめられちゃった!)
???「笑顔ねぇ。」
〇〇「あ、琥一くん!
琥一「どんな笑顔だ、やってみろ。」
〇〇「こんな感じ!」
琥一「…………」
〇〇「ほら、どんな感じ?」
琥一「あ? あぁ……悪かねぇんじゃねぇか?」
〇〇(よし! これからもがんばろう!)

バイト先会話2回目

失敗

  • 友好以下
〇〇「ありがとうございましたぁ!」
〇〇(ふう……なんとか無事に誘導できた。緊張したぁ……)
琥一「おい!」
琥一「行っちまった。」
〇〇「どうしたの、琥一くん?」
琥一「オマエな……今の客、会員カード返し忘れてんだろ。」
〇〇「あっ!! やっちゃった……」
琥一「慣れねぇことはいいからよ、奥、頼むぜ。」
〇〇(失敗しちゃった……次から気をつけないと)
  • 好き以上
〇〇「ありがとうございましたぁ!」
〇〇(ふう……なんとか無事に誘導できた。緊張したぁ……)
琥一「待て、おい!」
〇〇「えっ、なに!?」
琥一「行っちまったか。今の客、会員カード返してねぇだろ。」
〇〇「あっ!! どうしよう……」
琥一「いいか? カードにIDがあるから、まずそれで電話調べろ。あとで連絡だ。」
〇〇「うん、わかった。」
琥一「よし。凹むなコラ。」
〇〇(失敗しちゃった……次から気をつけないと)

成功

  • 友好以下
〇〇「洗車とワックス終わりました! チェックお願いします!」
琥一「…………よし、オッケー。」
〇〇「本当に? よかった……」
琥一「ドア裏の水もキッチリ切れてるし、窓もムラなく磨けてる。オッケーだ。」
〇〇「やった!」
琥一「あとはスピードだ。まだまだ、俺には及ばねぇな?」
〇〇(よーし。次はもっと早く丁寧にやろうっと!)
  • 好き以上
運転手「別にいいだろ? 細けぇこと言うなよ、ネェちゃんよぉ!」
〇〇「すみません、でも、法律で決まってますので――」」
???「どした?」
〇〇「あ、琥一くん。こちらのお客様がガソリンをポリタンクに入れてくれって……」
琥一「ワリィけどさ、ウチはそういうのやってねぇんだ。」
運転手「な、なんだよ……こっちは、客だぞ?」
琥一「だからこうやって下手に出てんだろうが、あ?」
運転手「サ、サービスがなってないなぁ!」
琥一「よし……よく断ったな。」
〇〇「ありがとう、どうなるかと思ったよ……」
琥一「女のバイト狙って、無茶言うバカがいんだよ。そういう時はすぐ呼べ? いいな?」
〇〇(琥一くんに助けてもらっちゃった。ちょっと嬉しいな)

大成功

  • 友好以下
〇〇「いらっしゃいませ! こちらのお車、ディーゼルですね?」
運転手「お、よく知ってるね。じゃ、満タンで。」
〇〇「かしこまりました! 軽油満タン入ります!」

琥一「よく知ってたな。あの車種でディーゼル、逆輸入だけだろ?」
〇〇「うん、前に来店した時、軽油入れてたの憶えてたから。」
琥一「おぉ、なるほどな。たいしたんもんだ。」
〇〇(琥一くんにほめられちゃった。勉強した甲斐あった!)
  • 好き以上
〇〇「オイル交換、終わりました!」
琥一「ボルト閉めたか?」
〇〇「オッケーです! ワッシャーも新品に交換しました!」
琥一「すっかり一人前じゃねぇか。」
〇〇「そうかな? やった!」
琥一「あとはやっとく。」
〇〇「大丈夫、最後までやるよ。」
琥一「鼻のアタマ、オイルついてんぞ。顔洗って来い。一応、女なんだからよ。」
〇〇「!! じゃあ、ちょっと行って来る……」
琥一「まあ、そういうのもオマエらしくて悪かねぇけどな。」
〇〇(琥一くんにほめられちゃった……嬉しいな)

バイト先会話3回目

失敗

  • 友好以下
運転手「そんなワケないって! ちゃんと調べてよ。」
〇〇「はい、でも……」
???「どした?」
〇〇「あ、琥一くん。お客さんが給油量がおかしいって……」
琥一「前の客に給油した時、ゼロリセット忘れてねぇか?」
〇〇「あ!? そうだったかも……」
琥一「伝票で前の給油量確認してくる。オマエは客に謝っとけ。」

琥一「スンマセンでした!」
〇〇「ゴメン……」
琥一「アタマ下げる相手が違うだろうが。しっかりしろ。」
〇〇(ハァ……失敗しちゃった……)
  • 好き以上
〇〇(ハァ……失敗しちゃった)
琥一「コラ。なに、しおれてやがんだ。」
〇〇「琥一くん……10リッター分って言われたのに、満タンで給油しちゃって……」
琥一「たまにミスんのはしかたねぇ。人間なんだからよ。」
〇〇「でも、お店の損になっちゃったし……」
琥一「だったらよ、なおさらニコニコしてろ。」
琥一「知らねぇのか? オマエの顔見たくて来る常連、多いんだぞ?」
〇〇(琥一くん、なぐさめてくれる……しっかりしないと!)

成功

  • 友好以下
〇〇「琥一くん、点検お疲れさま。蒸しタオルどう?」
琥一「おう、悪ぃ。」
琥一「そういや……蒸しタオルのサービス、オマエが提案したんだってな。」
〇〇「うん。お客様がほっとするサービス、できないかなって。」
琥一「悪かねぇな。眠気覚ましにもなる。」
琥一「ウチはガサツなヤローばっかだ。オマエじゃなきゃ、思いつかねぇな。」
〇〇(琥一くんにほめられちゃった。嬉しいな)
  • 好き以上
運転手「ありがとう! また来るよ♡」
〇〇「ありがとうございました! またのお越しをお待ちしております!!」
琥一「すっかりうちの店の看板だな。」
〇〇「そんなことないよ。」
琥一「ケンソンすんな。店長もオマエのことベタ褒めしてたぞ。」
琥一「オマエのシフトの日は売上も良いってな。」
琥一「俺も最近、オマエの声聞かねぇと仕事してる気しねぇしな。」
〇〇(琥一くんにほめられちゃった……これからもがんばろう!)

大成功

  • 友好
〇〇「いらっしゃいませ! 窓お拭きします!」
〇〇「お客様、そろそろ車検が切れるようですが、ご予約はお済みですか?」

琥一「よく見てたな。車検ステッカーまで。」
〇〇「今期、厳しいみたいだし。ノルマ達成に貢献しなきゃ!」
琥一「社員みてぇだぞ? 店長に聞かせたら、泣いちまうな。」
琥一「さて、店が潰れねぇように、俺もちったぁ、オマエを見習わねぇとな?」
〇〇(これからもがんばっていこう!!)
  • 好き以上
〇〇「オーライ、オーライ! はい、結構です! レギュラー満タンですね?」
〇〇「あっ、お客様! 念のため空気圧計らせていただいてよろしいでしょうか!?」

琥一「オツカレ。よく気付いたな、〇〇。」
〇〇「だいぶタイヤがへこんでたから……言ってみてよかった。」
琥一「タイヤのコード切れも始まってた。あのまま走ってたらヤバかったかもな。」
〇〇「うん、事故にならなくて本当によかった……」
琥一「オマエが防いだんだ。胸張っていいぜ。」
〇〇「普通に仕事しただけだよ。」
琥一「おう。ホントにそうだな……キツイ仕事でも、キッチリやると、面白くなってくる。」
〇〇「うん、本当にそうだね……」
琥一「俺は、オマエから教わったんだ。」
〇〇(よーし! これからもがんばっていこう!!)

はばたきプール

  • 普通以下
〇〇「ん? あ、琥一くん!」
琥一「おぉ、やっぱりオマエか。なにやってんだ?」
〇〇「バイトの帰りだよ。ここのプールの監視員。琥一くんもバイト帰り?」
琥一「まあな。こっちは汚れ仕事だ。水着でチャラチャラってワケにはいかねーけどな。」
〇〇「水着でチャラチャラ…あのね、監視員って、大変なんだよ?」
琥一「そんなもんか? そんじゃよ。」
〇〇(あの態度……)
  • 友好
〇〇(ハァ~疲れた……今日もよく働いたな)
〇〇「あの音は……あ、琥一くん!」
琥一「チンタラ歩いてやがんな、バイト帰りか?」
〇〇「そうだよ。琥一くんもバイト帰り?」
琥一「まあ、そんなとこだ。」
〇〇「あれ? ヘルメットがもう1つ……琉夏くんのお迎え?」
琥一「これか? いや、これはオマエ……たまたまだ。」
〇〇「……?」
琥一「せっかくだからよ……乗ってけ。」
〇〇(もしかして琥一くん、迎えに来てくれた?)
  • 好き以上
〇〇「はい、そこのキミ!! 走らないでください!!」
琥一「やってんな。」
〇〇「あ、琥一くん。泳ぎに来たの?」
琥一「まあ、そんなとこだ……」
〇〇「1人で?」
琥一「……なんだ、悪ぃのか?」
〇〇「ううん、そうじゃないけど……」
琥一「ところで、オマエよ。いつもその格好か。その、水着か?」
〇〇「うん。そうだよ?」
琥一「そんなんでオマエ、妙なヤローにちょっかい出されたりしねぇか?」
〇〇「まあ……ときどきはね。」
琥一「なんだと? いや――」
琥一「ほら、あそこだ。あそこのベンチで寝てるからよ。いざって時は、呼べ。」
〇〇「ありがとう。でも、大丈夫だよ?」
琥一「万が一ってことがあんだよ。監視員だってよ、万一のためだろうが。」
〇〇「それは、まあそうだけど……」
琥一「よし。なんかあったら、呼べ。」
〇〇(琥一くんって、すごく心配性?)

コンビニエンスハロゲン

  • 普通以下
〇〇「お待たせしました、次の方どうぞ……あ、琥一くん!」
琥一「おう、バイトか。ご苦労。」
〇〇「いらっしゃいませ! コンビーフ、ビーフジャーキーに……わ、おつまみばっかり!」
琥一「夕飯だ。」
〇〇「えぇ!? 栄養偏っちゃうよ?」
琥一「いいんだ、これで。ほら、丁度だ。じゃあよ。」
〇〇「ありがとうございましたー!」
〇〇(どんな食生活だろ……)
  • 友好
〇〇「ありがとうございましたー! 次の方どうぞ……」
琥一「おぅ、バイト。」
〇〇「あ、琥一くん! いらっしゃいませ!」
琥一「働いてんな?」
〇〇「まあね。お買いもの?」
琥一「ちょっと聞くけどよ、”ガッチリビシッと超ホールド力”ってヘアグロスねぇか?」
〇〇「あぁ、それは只今品切れ中です。」
琥一「チッ、なんだよ。」
〇〇「”バッチリ長持ちスーパーセット力”じゃダメ?」
琥一「ダメだ。”ガッチリビシッと”じゃねぇと。」
〇〇「”バッチリ長持ち”も人気だよ?」
琥一「気合いの入り方が違うんだよ。しょうがねぇ、また来るか。」
〇〇「じゃあ、注文票に入れとくね? えぇと……」
琥一「”ガッチリビシッと”だ。忘れんな?」
〇〇「はい!ありがとうございましたー!」
〇〇(ポリシーだね、きっと……)
  • 好き以上
〇〇(ハァ……ピンチヒッターで遅番引き受けちゃった……)
〇〇「お待たせしましたー! 次の方、あ、琥一くん!」
琥一「〇〇。こんな時間までバイトか?」
〇〇「うん、今日はちょっとね?」
琥一「そうか。あと、どれくらいだ?」
〇〇「もう1時間であがるよ。はい、丁度お預かりします。ありがとうございました!」
琥一「おう、がんばれ。」

〇〇「お疲れ様でした! お先にあがります!」
〇〇(すっかり遅くなっちゃった……)
琥一「〇〇。」
〇〇「あれ、琥一くん……」
琥一「あぁ……バイクでたまたま、近く通ったからよ……乗れ、送ってく。」
〇〇(琥一くん、ありがとう……)

洋菓子アナスタシア

  • 普通以下
〇〇「いらっしゃいませ! あ、琥一くん?」
琥一「おう。……なんだ、俺が来ちゃ悪ぃか?」
〇〇「そんなことないけど……なにを差し上げましょう?」
琥一「いらね。外からオマエ、見えたから、からかいに寄っただけだ。」
〇〇「もう! 冷やかしは帰った帰った!」
琥一「ククッ、じゃあよ。」
〇〇(なにしに来たんだろ?)
  • 友好
〇〇「いらっしゃいませ……あ、琥一くん!?」
琥一「おう、来たぞ。」
〇〇「めずらしいね?」
琥一「近く通ったからよ。脳天気な服着て働いてんな?」
〇〇「大きなお世話です。何になさいますか?」
琥一「あぁ……じゃぁ、なるべく甘くなくて、安いの一個だ。」
〇〇「えぇと……じゃあ、こちらのコーヒーゼリーはいかがですか?」
琥一「それだ。友達割引で。」
〇〇「そういうサービスはありません!」

琥一「そろそろ行くわ。じゃぁよ。」
〇〇「はい、ありがとうございました!」
〇〇(琥一くん、様子見に来てくれたんだ……)
  • 好き以上
〇〇「あ、琥一くん。いらっしゃいませ! 今日は何をお求めですか?」
琥一「あぁ……いや、まあ、たまには何か買ってやろうと、よ。なんか、くれ。」
〇〇「ありがとうございます。どんなのにする? 甘くない方がいい?」
琥一「おう、あ、いや。オマエやルカが食って、こりゃウマいってのくれ。」
〇〇「そうだな……このイチジクのタルトは? コーヒーにも合うし、すっごく美味しいよ?」
琥一「おぉ……おう? また甘そうだなオイ……」
〇〇「じゃあ、他のにしようか……」
琥一「いや、それでいい。一個くれ。」
〇〇「かしこまりました。少々お待ち下さい。」
〇〇「はい、ちょうどいただきます。それにしてもコウくん、どういう風の吹きまわし?」
琥一「まあ、俺もよ、ちったぁこういうモンが分かるようになっとこうかと。」
〇〇「そっか。琉夏くんとも話が合うようになるね?」
琥一「はぁ? いや、そうじゃねぇだろ……」
〇〇「?」
琥一「なんでもねぇ。帰るわ。」
〇〇(……琥一くん?)

雑貨屋シモン

  • 普通以下
〇〇「いらっしゃいませー!」
琥一「おい、バイト。」
〇〇「あれ、琥一くん!? どうしたの?」
琥一「……なに屋だ、ここ?」
〇〇「雑貨屋だよ?」
琥一「なんだか、女モンばっかに見えるぞ。」
〇〇「女性用のファッション雑貨が中心だから。」
琥一「ファッション雑貨? はぁ……そんなもんか。じゃあよ。」
〇〇(なにしに来たんだろ……?)
  • 友好
〇〇「いらっしゃいませー!」
琥一「おう、働いてるか?」
〇〇「あ、琥一くん!? どうしたの?」
琥一「近所に寄ったからよ、ちっと冷やかしだ。」
〇〇「いいけど、他のお客さんの邪魔にならないようにね?」
琥一「わかってんだよ、そんなことは。」

琥一「帰るわ。」
〇〇「あれ、もういいの?」
琥一「視線が痛ぇつーか、営業妨害になりそうだからよ……」
〇〇(たしかに、ちょっと場違いかも……)
  • 好き以上
琥一「よう。」
〇〇「あ、琥一くん。いらっしゃい! なにかお買い物?」
琥一「いや、近くに寄ったからよ。」
〇〇「そっか。ねぇ……なんでヒソヒソ話すの?」
琥一「そりゃオマエ……こんなんがツレだと思われたらクビになるだろうが?」
〇〇「まさか、大丈夫だよ?」
琥一「そう言うけどよ、さっきから女客の視線が冷てぇのなんの……」
〇〇「ふふっ……それで、今日はなにか探しもの?」
琥一「あ? いや、べつに。」
〇〇「そう?」
琥一「まあ……どうしてるかってよ。様子見に寄っただけだ。じゃあよ。」
〇〇(琥一くん、わざわざ会いに来てくれたんだ……)

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最終更新:2023年04月23日 22:37