〇〇「ううん、楽しかったよ。
琥一「オマエ、寒そうだな……そうか、着るもん貸してやりゃよかった。」
〇〇「ありがとう、平気だよ?」
〇〇「じゃあ……」
琥一「待てよ。」
〇〇「あ……」
琥一「平気じゃねぇよ。」
(画面タッチ)
琥一「そのまま……じっとしてろ……」
〇〇「琥一くん……」
琥一「平気じゃねぇよ、俺は……いつもオマエが、無理してんじゃねぇかって。」
琥一「だから、何でも言え。サンタみたいに、オマエの望みが分かりゃいいけど……」
琥一「俺には、分かんねぇから。だから。」
〇〇(琥一くん……)
画面タッチ
〇〇(あったかい……)