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2ショット

○○(……?)
男子生徒「なぁなぁ!ちょっと、いい?」
○○「わたし?なに?」
男子生徒「記念に一枚、写真撮らせて欲しいんだよね。」
○○「写真って、わたしの?どうして?」
男子生徒「またまた謙遜しちゃって!男子の間で評判だぞ?超カワイイって!な、2ショットでさ!」
○○「えぇっ?でも――」
男子生徒「いいじゃん、いいじゃん!絶対、カワイク撮るって!ほら、くっつかないと入んないから!」
○○「ちょ、ちょっと――」
???「俺も撮ってもらいてーな。」
○○「あ、琉夏くん。」
男子生徒「さ、桜井琉夏……」
琉夏「女子の間でケッコー評判。カワイク撮って?」
男子生徒「いや、えぇと……俺は2ショットを……」
???「しょうがねぇな、協力してやるか。」
○○「あ、琥一くんも。」
男子生徒「げっ、琥一……」
琉夏「ほら、これで2ショットだ。」
琥一「一枚だけだぞ?」
男子生徒「えぇと……」
○○「よ、よかったね!」

○○(二人ともなんて顔してんの……)

男子生徒「撮れました……」
琥一「よし。じゃあ、行け。」
男子生徒「な、なんだよ~!」
琉夏「写真、出来たら見せろよ!」
○○「ハァ……ありがとう。でも、ちょっと、可哀そうだった気も――」
琉夏「いいんだ、あれで。」
琥一「悪い虫がつかねーようにしねぇとな。」
琉夏「そういうこと。……今日はまだ虫がつくかも。3人で回るか?」
琥一「だな。」
○○(もしかして、もう2匹ついてたりして……)

学園演劇

○○(あともう少しで始まっちゃうんだ……)
???「おい。」
○○「あ、琥一くん。衣装、似合ってるね?」
琥一「ウルセー。ルカの馬鹿どうした。」
○○「琉夏くん? さっきまで、その辺にいたけど……」
琥一「気をつけろ。ルカのヤロー、今日はやけにテンション高ぇ。なんか企んでる証拠だ。」
○○「そうだね……うん、気をつけ――痛っ!」
琥一「イテッ!」
琉夏「ミネウチだ、安心しろ。」
琥一「コロスぞテメェ!」
○○「危ないでしょ!?」
琉夏「2人でこそこそ悪口言うからだ。」
○○「琉夏くん。……わかってるよね?」
琉夏「なにが?」
○○「もう……主役なんだからね? 今日のお芝居は、わたし達次第なんだから。」
琉夏「わかってるわかってる。」
琥一「ホントかよ……」
琉夏「ホント。俺ら次第だもんな、俺ら次第……あ。」
○○「なに?」
琉夏「なんでもない。」
琥一「おい……なんだ言え。」
琉夏「舞台の上で会おう!」
琥一「待てコラ!」
○○「なんか、嫌な予感が……」

「これより、はばたき学園、学園演劇を開演いたします。」

マキューシオ「ティボルト、決闘だっ!」
琥一「誰に口きいてんだサンピンが。返り討ちにしてやるぜ!」
琉夏「やめろ!!」

琥一「オォッ!?」
琉夏「ロミオ参上!」
琥一「危ねぇだろ、コラ! どっから飛び降りてんだよ!」
○○(こんなの、台本にないよ!!)
琉夏「ちょっと足がジンジンするぜ! 二人とも、剣を引くんだっ!」
琥一「テメェがだ! 止めに入るんじゃねーのかよ!?」
琉夏「そうだった! いいから、抜けっ!」
琥一「あぁ!?」

琉夏「コウ、ガキの頃思い出すな?」
琥一「まあな……それより、芝居はどうすん、だっ!」
琉夏「おっと……」
琉夏「ティボルト! キャピュレットを潰すつもりか?」
琥一「テメェの知ったことか! ロミオ!」
琉夏「可愛いジュリエットのことも考えてやれ!」
琥一「アイツの名は出すな! 戦う気が失せんだ、よっ!」
琉夏「ケンカすると怒られるからな? でもこれは、決闘だぜ?」
琥一「テメェは……いい加減、心配かけんじゃねぇよ!」
琉夏「カッコつけんなよ、お兄ちゃん!」
琥一「テメェに、アイツのこと心配する権利があんのかっ!」
○○(なんの話をしてるんだろう?)
琉夏「アイツって誰だよ?」
琥一「ウルセー! テメェには渡さねぇ!」
琉夏「いいぞ、コウ! ここからは正々堂々だ!」
琥一「ルカ……」
マキューシオ「お、おい! ティボルト、倒れろ! ロミオもとどめを!」
琉夏「…………」
琥一「…………」
マキューシオ「か、かくなる上は……助太刀だっ!」

マキューシオ「はい、ティボルト死にました!」

琉夏「…………」
琥一「…………」
○○「…………」
琉夏「コウが倒れないからだろ?」
琥一「あぁ!? テメェがワケわかんねぇこと――」
○○「もうっ!!」
琉夏「……ゴメン。」
琥一「……悪ぃ。」
○○(ハァ……めちゃくちゃになっちゃった……)


更新日時 : 2015/03/29 17:47:14
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