隠し事

(先生の用事片付けてたら遅くなっちゃった!)
「これじゃダメ……はぁ。
(あれ、あそこにいるの……)
「ミヨ!
「きゃっ!
「ゴメンね、驚かせちゃった?
「バ、バンビ……
「こんなところで何してたの?……それ、メモ帳?
「み、見ないで。
「う、うん。
「もう行かなくちゃ。じゃあね。
(チラッと見えたんだけどあれはイラスト?)
(あ、ミヨ。また何かしてる……)
「ミヨ。
「はっ!? バンビ。
「あ、それは……
「…………
「ごめん。見えちゃった……
「……いい。
「イラスト描いてたの?ねえ、その女の子って、もしかしてミヨ?
「うん……
「へぇ……すごくカワイイ!それ、何かに使うの?
「まだ内緒。じゃあね……
(行っちゃった。ずいぶんメルヘンなイラストだったな……)
(いい天気だし、今日は屋上でお昼ごはん食べようっと!)
(……あれ?向こうの端っこにいるの、ミヨかな)
「ミヨ!
「バンビ。
「あ……もしかしてまた絵描いてた?邪魔しちゃったかな。
「ううん。…………
「どうかした?
「イラストじゃなくて……絵本を作ってるの。これはそのためのスケッチ。
「そうだったんだ。でも、どうして隠してるの?
「だって、恥ずかしいから……子どもっぽいし。誰にも言わないでくれる?
「う、うん。わかった。でも、すごくステキな絵本ができると思うな、わたし。がんばってね!
「……バンビ。絵本が出来上がったら一番最初に見てくれる?
「……いいの? ありがとう!
(ミヨの手作り絵本か……本当に楽しみだな♪)

大迫先生

宇賀神「バンビ、お昼食べよ。
○○「ミヨ。うん、そうしよっか。
???「オッス!
宇賀神「!!
○○「あ、大迫先生。オッス!
大迫「どうしたぁ、宇賀神?オォッス!
宇賀神「…………失礼します。
○○「え、ミヨ? 待って!先生、失礼します!
大迫「おう、廊下走んなよ!
○○(ミヨ、どうしたんだろう?)
大迫「オッス! 宇賀神!
宇賀神「!!
○○「あっ。大迫先生、ミヨ。
大迫「おっ、おまえか。オッス!
○○「オッス!……ミヨ?
宇賀神「何でもない。じゃあね。
○○「あっ、ミヨ!?えっと、すみません。……ミヨ!
大迫「気にすんなあ! ほらぁ、追っかけろ!

○○「ミヨ、どうしたの?大迫先生と何かあった?
宇賀神「ううん、違う。……ごめん、わたし行かないと。
○○(うーん。悩みでもあるのかな……)
大迫「宇賀神! オッス!
宇賀神「!!
○○(あ、ミヨと大迫先生……)
大迫「…………
宇賀神「…………
大迫「オッス。
宇賀神「……おっす。
大迫「よーし! やっと返ってきたぁ!あんまりしつこくしたから先生、嫌われたのかと思った。
宇賀神「……違います。先生、声大きいから、怖くて……
大迫「そうか、スマン!大学のときはラグビー部で、声の大きさ一番だぁ!
 ……と、スマンスマン。こればっかりはどうしてもなぁ。
宇賀神「クスッ。もう大丈夫です。
 それに、大迫先生が大声じゃなくなったら、”ダイハクリョク”じゃなくなっちゃいますから。
大迫「おぉ、言ってくれるな?こう見えても先生なぁ――
○○(よかった……誤解はとけたみたいね!)



更新日時: 2013/02/17 18:50:38
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