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臨海地区

臨海公園

琉夏「ま、のんびり行こっか。」
琥一「だな。」
琥一「おい、ルカ。こうして見るとよ、いいワインディングだぞ、ここ。」
琉夏「ホントだ。結構、気持ちいいかも。あ、でもここ入れたっけ?」
〇〇「??? なにが?」
琥一「なにって、単車だろうがよ。」
〇〇「!! なに言ってんの! ゼッタイダメだよ!?」
琉夏「ちょっとだけでも?」
〇〇「ダメ!!」
琥一「冗談だ冗談、な、ルカ?」
琉夏「そうそう。」
〇〇「もう……」
琉夏「あ、俺わかった。」
〇〇「なに?」
琉夏「レンガ道ってさ、ビミョーに足のツボ押されるじゃん。健康にいいんだ、きっと。」
〇〇「えぇ、本当かなぁ……」
琥一「バーカ、なわけねぇだろ。」
琉夏「じゃなんで、わざわざレンガにすんだよ?」
琥一「そりゃオマエ、ロマンチックだからじゃねぇか。」
琉夏「ゴメン、ロマンチックじゃなくて。コウはロマンチックだな?」
〇〇「だね?」
琥一「なんだ、文句あんのか?」
〇〇「見て、あそこのお爺さんとお婆さん。仲よくジョギングかな?」
琉夏「ホントだ。元気だね、また……」
〇〇「2人ももうちょっと健康に気をつけたら?」
琥一「ウルセー。俺らはな、太く短く生きんのよ。」
琉夏「そういうこと。それにさ、人生サイオーがアレだよ、アレ……な?」
琥一「おう、アレだな?」
〇〇「せめて言えるようになってから言ってよ……」

水族館

琉夏「それじゃさ、どこから観る?」
琥一「デケェのなら何でもいい。」
〇〇「見て、あのサメ! やっぱり怖い顔してるね……」
琉夏「うん。コウに似てる。」
琥一「はぁ? どこがだよ。」
琉夏「眉毛無いとこ。」
琥一「バカ、魚はみんな眉毛ねーんだよ。」
琉夏「じゃ、コウは魚に似てる。」
〇〇「そんな! いくらなんでも――」
琥一「待てコラ。じゃ、ルカはなぁ……アレだ、ほらイカだ。ざまぁみろ!」
〇〇(……小学生?)
〇〇「アザラシの赤ちゃん兄弟、名前募集だって。『ルカ』と『コウ』で応募してみようか?」
琥一「グレるぞ。」
琉夏「兄の方が。」
琥一「両方だ両方。」
〇〇「よし……やめよっか?」
〇〇「わ、岩かと思ったら、大きな魚……」
琥一「オオカミウオだってよ。……喰えんのか?」
〇〇「どうだろう、すごい顔してるよ?」
琉夏「スゲェ顔でもさ、アンコウは美味いじゃん。」
琥一「確かにな、アンキモはヤベェ。」
琉夏「よし。じゃあ、コウ、ほら。行っとけ。」
琥一「テメェが行け。」
〇〇「ふふ!」

海(夏)

琥一「んじゃさっさと着替えてくんべ。」
琉夏「〇〇ちゃん、期待してる、水着ショー。」
〇〇「お待たせ!」
琉夏「…………」
琥一「…………」
〇〇「えっと……水着、変?」
琉夏「ぜんぜん。海って素晴らしい……」
琥一「おう、やっぱ海だろ……」
〇〇「もう……ほら、行こう?」
〇〇「お昼も食べたし……そろそろまた海に入る?」
琉夏「いいよ。次は潜り行こう。」
琥一「おう、あそこか、岩場の。」
琉夏「そう。久々だろ?」
〇〇「2人とも、潜るの得意なんだっけ?」
琥一「得意なんてもんじゃねぇよ。な?」
琉夏「今晩はサザエとトコブシ。」
琥一「ククッ。」
〇〇「あれ? 獲っちゃダメなんだよね?」
琥一「あ? 獲らねぇ獲らねぇ。な?」
琉夏「え? あぁ、獲らねぇ。」
〇〇「……本当?」
琥一「行くぞ、ルカ!」
琉夏「あいよ!」
〇〇「あ、待って!」
琥一「ルカ、拾ったぞ。ほら。」
琉夏「おっ……うん、いい色だ。」
〇〇「なになに? あっ、きれい! ガラス?」
琉夏「そう。丸くなったヤツ。」
〇〇「集めてるの?」
琥一「あ? いや……そういうワケでもねぇけどな。なんでだ、ルカ?」
琉夏「なんでだろ。ガキの頃からいつも、海に来ると拾うな? 帰るには埋めてくんだけど。」
琥一「クセみてぇなもんだな。」
〇〇「へぇ、なんかいいね、そういうの。わたしも拾っていい?」
琉夏「ああ、いいよ。」
琥一「おう。」

海辺の散歩

琉夏「……寒い。死ぬ。」
琥一「〇〇、歩くぞ。ルカが凍る、ここで。」
琉夏「海鳴りがすごい……」
琥一「あぁ……」
〇〇「2人とも、なんだか無口だね?」
琥一「あ? まあ、寒ぃからな? ほらルカ、叫べ。」
琉夏「なんて?」
琥一「海っつったら、あんだろ、ほら、バカヤローとかよ。」
琉夏「コウのバカヤロー!!」
琥一「そこは"海"だろーが!」
〇〇「見て見て、砂浜に3人の足跡がずっと続いてる……」
琥一「そりゃオマエ、2人分だったら恐ぇだろうが。」
琉夏「んじゃ、こうやって……はい、2人分。」
〇〇「あっ、琥一くんの足って琉夏くんより大きいんだ。」
琉夏「ほら、後ろ後ろ。オマエも入れば3人なのに1人分。」
〇〇「よし!」
琥一「こんなとこで行進してどうすんだ。ガキか……」
〇〇「風、強くなってきたね?」
琉夏「寒ぃ……」
琥一「そもそもよ、誰だ、海なんて言い出したのは。」
琉夏「寒ぃ……ホットケーキ……」
琥一「ルカがそろそろ限界だ。West Beach行くぞ。」
〇〇「うん! 琉夏くん、ホットケーキ作ろっか?」
琉夏「うん、ココアもね。」

花火大会

琥一「いいな?無駄遣いすんじゃねぇぞ?」
琉夏「しねぇって――あ、あのお面は……」
  • 2年目
〇〇「あ、ほら、射的があるよ。」
琉夏「やるか?」
琥一「久々にな?」
〇〇「あ、もしかして、2人ともこういうの得意?」
琉夏「まあね。」
琥一「来い、ルカ。店のオヤジ泣かすぞ。」
琉夏「あいよ。」
〇〇「ちょ、ちょっと! ……なんか物騒だよ?」
琥一「どうせ当たっても倒れやしねぇんだ。ガキの頃はいいように持ってかれたからな。」
琉夏「もうそうはいかない。当ててからどうゴネるかだ。」
琥一「交渉って言え。行くぞ?」
〇〇「もう! 普通にやろうよ、普通に!」

〇〇「花火って、いろんな種類があるね。2人はどんなのが好き?」
琉夏「俺はね、しだれ柳みたいなやつ。ドンって咲いたあと、すぐ消えないでバラバラ落ちんのがいい。」
〇〇「きれいだよね! 琥一くんは?」
琥一「俺はやっぱ尺玉だ。デケェのがいい。音も景気いいしな!」
〇〇「そっか。音もだいじだよね!」
琉夏「オマエは?」
〇〇「わたし? そうだなぁ……」
琥一「あのヘンなハート型みてぇなの。アレにしとけ。女はあれだ。」
〇〇「なにそれ! 男女差別?」
琉夏「いいじゃん。カワイイよ?」
  • 3年目
〇〇「あ、リンゴ飴だ!」
琉夏「俺、喰う。あ、3本だと安いって。コウも喰えよ。」
琥一「いらね。」
琉夏「喰えよ!」
琥一「いらねーよ! 歯がベタベタすんだよ。」
琉夏「じゃ俺が2本喰うよ。コウ、カネちょうだい。」
琥一「もう使っちまったのかよ!?」
〇〇「ふふ!」

〇〇「わぁ……きれいだね……」
琉夏「うん、きれいだ……」
琥一「夏はこうじゃねぇとな……」
〇〇「高校生活最後の夏なんだね……」
琉夏「最後の夏か……」
琥一「…………」
〇〇(3人で、ずっとこうしていられたらいいのにな……)
  • 3年目特別イベント
※2年目に三人デートで花火大会に行っていないことが条件
〇〇(?メールが……)
〇〇(えぇと……“今日の花火見物は中止 ゴメン ルカ”)
〇〇「ええっ!?」
〇〇(あ、またメール……コウくんだ)
〇〇(“バイトで花火中止 悪い”)
〇〇(…………)
〇〇(仕方ない。独りで行こうかな……)

〇〇(わぁ、賑わってるな……晴れてよかった)
女性客A「ねぇねぇ!あのラムネ屋さん、カッコいいよね!」
女性客B「ホント!得しちゃった感じ♡」
???「ラムネー。ラムネ買ってー。」
〇〇(あれ?あの声……)
〇〇「琉夏くん!」
琉夏「まいど。……あれ?〇〇ちゃん。」
〇〇「なんだ、バイトって、お祭りの夜店だったんだ!」
琉夏「そう。コウがさ、スタンドのお得意さんに頼まれちゃって。断れなかったんだ。」
〇〇「じゃあ、琥一くんも?」
琉夏「ああ、あっちでイカ焼いて――」
???「アチィー!おいルカ、もうやめだ。さっぱり売れねーぞ。」
〇〇「琥一くん!」
琥一「おぅ、来てたのかよ?〇〇。」
〇〇「ふふ、いま来たところだよ。」
琉夏「コウ、またおっかねー顔して売ってたんだろ?こっちは、もうほとんど売り切れだ。」
〇〇「女性客に人気だったもんね?」
琥一「チッ、どいつもこいつも女ってのは……」
琉夏「焼くならイカ焼けよ。」
琥一「上手くねェンだよ。ハァ……ちっと休憩するか?」
〇〇「大丈夫なの?」
琉夏「平気。せっかくだから花火、観よう。」

〇〇「すごーい……ここからだとほとんど真上に見えるね?」
琥一「おう。ここの花火は、やっぱ浜から見ねぇとな。」
琉夏「そういうこと。夏だねぇ……」
〇〇「そういえば、三人で花火見るの、初めてじゃない?」
琉夏「そうだな……来年も観れるといいな、三人で。」
(タッチ会話)
〇〇「二人とも、楽しそう。」
琥一「クッ……ガラかよ?」
〇〇「ふふ!でも来年は、みんな高校生じゃないんだね……」
琥一「まあな……来年のことなんて、遠すぎて想像できねーよ。」
琉夏「コウはまだ高校生かもよ?」
琥一「なんだと、コラ?」
〇〇「もう、ケンカしないの!」
琉夏「……俺、相変わらず“もう!”って言われてるのは想像できる。」
琥一「違ぇねー。」
〇〇「?わたし、そんなに“もう”って言う?」
琉夏「!!」
琥一「!!」
琉夏「言う!」
琥一「言う!」
琉夏「ハハハッ!」
琥一「ハハハッ!」
〇〇「もう……あれ?ホントだ……」

プラネタリウム

琉夏「巨大なタイムカプセルだ。ここ。」
琥一「オマエ……寝るつもりだな?」
琉夏「俺、閃いた。」
〇〇「なに?」
琥一「暇だから聞いてやる。」
琉夏「もしも、10光年離れた星に宇宙人が住んでて、そいつらがスゲェ望遠鏡で今、地球を見たら……」
〇〇「……うん。」
琉夏「10年前の地球を見てるってことだろ?」
琥一「あぁ? なんでだよ?」
〇〇「うん……なるね! 不思議……」
琉夏「だろ?」
琥一「だからなんでだよ!」
琉夏「パンフ、もらって来た。」
〇〇「ありがとう、琉夏くん。」
琥一「どした? 星に目覚めたか?」
琉夏「べつに? たださ、なんも無しで帰るってのはね。ほら、今日の記念。」
琥一「記念な……じゃあ、俺もとっとくか。」
〇〇「うん……3人の記念品だね。」
〇〇「キレイだったね……」
琉夏「そうだね。」
琥一「テメェは寝てただろーが。」
琉夏「コウもな?」
琥一「ま、寝るわな?」
琉夏「だよな?」
〇〇(ハァ……居眠り兄弟め)

イベントホール

琉夏「〇〇ちゃん、隣同士で座ろう。」
琥一「席は決まってんだよ。つか、コイツ間に挟みゃいいだろ。」

〇〇「今日のイベント、どうだった?」
※各自イベントの好み毎の反応が返ってくる
  • ◎判定
琉夏「ヤベェ、俺、感動したかも……」
琥一「おい、今日のは悪かねぇぞ? なぁ?」
  • ○判定
琉夏「オモロかった。来て得したな?」
琥一「まあ、悪かねぇか?」
  • △判定
琉夏「こんなもんでしょ?」
琥一「ま、これはこれでな?」
  • ×判定
琉夏「えぇと、要するにさ。……ビミョー?」
琥一「なんだかわかんねぇ。メンドクセー。」
  • ××判定
琥一「ハァ~ア……飯でも喰やよかったな?」

ショッピングモール

琥一「で? なに見るか決まってんのか?」
琉夏「俺たちはいいんだ。どうする? 〇〇ちゃん。」
※「ショッピング系共通会話」からランダムに選択

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最終更新:2023年04月24日 02:32