初詣に誘う

  • 普通以下
琉夏「もしもし。」
〇〇「もしもし、琉夏くん?」
琉夏「おはよう。」
〇〇「あけましておめでとう、だよ。」
琉夏「そっか……おめでと。」
〇〇「ね、一緒に初詣に行かない?」
  • 友好
琉夏「もしもーし……」
〇〇「あ、琉夏くん。あけましておめでとう。」
琉夏「オマエか……おめでと。」
〇〇「眠そうだね?」
琉夏「まあね。つーか、いま寝たとこ……」
〇〇「そっか……初詣、一緒に行こうと思ったんだけど。」
  • 好き以上
〇〇(電話中か……)
〇〇(あれ?)
琉夏「明けましておめでとう。」
〇〇「あ、琉夏くん。あけましておめでとう! 今、そっちにかけたんだよ?」
琉夏「ホント? じゃあ、俺の方がちょっと早かった。」
〇〇「ふふっ。ね、一緒に初詣に行かない?」

OK

  • 普通以下
琉夏「マジ? ……まあ、いいけど。寒いよ、死ぬほど?」
〇〇「ホント? それじゃ、待ち合わせは……」
琉夏「準備したら、そっち行く。」
〇〇「うん、じゃあ待ってるね。」
琉夏「行かなかったらゴメン。」
〇〇(やった!)
  • 友好
琉夏「行くよ。」
〇〇「ホント? 眠そうだけど、大丈夫?」
琉夏「大丈夫じゃないけど大丈夫。」
〇〇「……寝ぼけてる?」
琉夏「寝ぼけてない……そっち行く。」
〇〇「じゃあ、支度して待ってるね?」
琉夏「寝ぼけてない……」
〇〇(大丈夫かな……)
  • 好き以上
琉夏「あ、俺が言おうと思ったのに。晴れ着着てくれる?」
〇〇「晴れ着か、どうしよう……」
琉夏「じゃあ、会ってからのお楽しみ。そっち、迎えに行くから。」
〇〇「うん、分かった。」
  • 親友
琉夏「アイツとなんかあった? いいよ。デート初めの相手が俺でいいならね。」
〇〇「ホント? 眠そうだけど、大丈夫?」
琉夏「大丈夫じゃないけど大丈夫。」
〇〇「……寝ぼけてる?」
琉夏「寝ぼけてない……そっち行く。」
〇〇「じゃあ、支度して待ってるね?」
琉夏「寝ぼけてない……」
〇〇(大丈夫かな……)

NG

  • 普通以下
琉夏「わかんない……意味がわかんない……」
〇〇「え? ほら、お正月だから初詣に……」
琉夏「死ぬ……絶対死ぬ……寒くて死ぬ。」
〇〇(仕方ない……一人で行こう)
  • 友好
  • 好き以上

初詣に誘われる

  • 友好
〇〇(あ、電話だ。誰だろう?)
琉夏「ハッピーニューイヤー。」
〇〇「あ、琉夏くん! あけましておめでとう。」
琉夏「なぁ、初詣行こう? 正月だし。」
  • 好き以上
〇〇(あ、電話だ。誰だろう?)
琉夏「ハッピーニューイヤー!」
〇〇「あ、琉夏くん。 あけましておめでとう! お正月から元気だね?」
琉夏「まあね。起きる自信無かったから、徹夜。なんでか?」
〇〇「どうして?」
琉夏「初詣に誘うため。一緒に行こう?」

OK

  • 友好
〇〇「うん、行く!」
琉夏「これから単車飛ばしてそっち行く。それから神社へ急ぐんだ。」
〇〇「気をつけて。そんなに慌てなくても、神社は逃げないよ?」
琉夏「オッケー。じゃ、気をつけて飛ばす。」
〇〇(全然聞いてない……)
  • 好き以上
琉夏「よし。じゃ、すぐ迎えに行く。あ……」
〇〇「?」
琉夏「やっぱ、ゆっくり迎えに行く。支度とか、あるでしょ?」
〇〇「うん、ありがとう。」
琉夏「うん。 スゲェあるよな、支度。正月だもんな、うん。そんじゃ、後で!」
〇〇(期待されてる気がする……)

NG

  • 友好
〇〇「ごめん、ちょっと……」
琉夏「そっか……いいアイディアだと思ったんだけど。」
〇〇「ごめんね。」
琉夏「仕方ない。コウでも叩き起すか。そんじゃ。」
〇〇(せっかく誘ってくれたのに、悪いことしちゃったかな……)
  • 好き以上
〇〇「ごめん、ちょっと……」
琉夏「そっか……」
〇〇「うん……ごめんね。」
琉夏「ハァ……正月から計算が狂った。」
〇〇「計算?」
琉夏「こっちのこと。仕方ないからコウでも叩き起そう。晴れ着と偉い違いだけど……」
〇〇(せっかく誘ってくれたのに、悪いことしちゃったかな……)

迎え

晴れ着

  • 普通以下
琉夏「あけましておめでとう!!」
〇〇「あけましておめでとうございます。」
琉夏「……振り袖だ。」
〇〇「うん、ちょっと頑張ってみた。」
琉夏「なるほど……」
〇〇「……どうかな?」
琉夏「ビックリした。」
〇〇「えぇと……それだけ?」
琉夏「似合うよ。カワイイ!」
〇〇(良かった、喜んでくれてるみたい)
琉夏「ほら、行こう。」
  • 友好
琉夏「〇〇ちゃん、あけおめ!!」
〇〇「あけましておめでとう! 琉夏くん!」
琉夏「おお……」
〇〇「うん……振り袖、着てみたんだけど、どう?」
琉夏「スゲェ。なんて言うか、こう……スゲェ。触っていい?」
〇〇「えっ? でも、ほら、そろそろ行かないと!」
琉夏「ケチ。」
〇〇(良かった、喜んでくれてるみたい)
琉夏「じゃ行こうか。神様に新年のあいさつだ。」
  • 好き以上
琉夏「あけおめ! 待たせた?」
〇〇「ううん。ちょうど良かったよ。あけましておめでとう。」
琉夏「………」
〇〇「琉夏くん?」
琉夏「スゲェ、いい……」
〇〇「本当? 良かった。」
琉夏「あのさ、こう……手を前で揃えて、首をちょっとこう、傾げて?」
〇〇「えぇと……こんな感じ?」
琉夏「それだ……ヤバい、ギュッてしたい。」
〇〇「もう……初詣行かないの?」
琉夏「忘れてた。」
〇〇(良かった、喜んでくれてるみたい)
琉夏「よし、じゃあ行こう。神様にハッピーニューイヤーだ。」

普段着

  • 普通以下
琉夏「あけましておめでとう!!」
〇〇「あけましておめでとうございます。」
琉夏「ほら、行こう。」
  • 友好
琉夏「〇〇ちゃん、あけおめ!!」
〇〇「あけましておめでとう! 琉夏くん!」
琉夏「じゃ行こうか。神様に新年のあいさつだ。」
  • 好き以上
琉夏「あけおめ! 待たせた?」
〇〇「ううん。ちょうど良かったよ。あけましておめでとう。」
琉夏「よし、じゃあ行こう。神様にハッピーニューイヤーだ。」

神社前

  • 普通以下
琉夏「なんか、盛り上がってる。」
〇〇「うん、すごい人。」
琉夏「そんで、たこ焼きのにおいがする。」
〇〇「お参りが済んだらね?」
琉夏「わかってる……あ、焼きイカのにおい。」
〇〇「もう……」
  • 友好
琉夏「スゲェ人……」
〇〇「うん。ちょっと並ばないとダメかも。」
琉夏「たこ焼き食いながら並んでいい?」
〇〇「バチ当たりだよ?」
琉夏「そっか。そんじゃ、甘酒だ。甘酒はいいんだよ? 違った?」
〇〇「もう……」
  • 好き以上
琉夏「スゲェ人。」
〇〇「うん、すごいね……」
琉夏「〇〇、迷子になるよ?」
〇〇「うん、気をつけなきゃね。」
琉夏「ダメ。ぜんぜんダメ、それじゃ。」
〇〇「?」
琉夏「手、繋ごう?」
〇〇「そっか……うん、そうだね?」
琉夏「やっぱり、腕も組んだ方がいい。」
〇〇「うん、そ、そうかも……」
琉夏「いや、いっそのこと抱っこしちゃった方がいい。」
〇〇「うん――ん!?」
琉夏「惜しかった。はい、腕まわして?」
〇〇(ちょっと、恥ずかしいかも……)

おみくじ

  • 普通以下
〇〇「ふぅ……すごい人だったね?」
琉夏「ヤバかった……じゃあ、この後はたこ――」
〇〇「あ、おみくじだ!」
  • 友好
〇〇「ふぅ……すごい人だったね?」
琉夏「もうたこ焼き食っていい? 甘酒も。」
〇〇「ふふ、いいよ。あ、おみくじ……」
  • 好き以上
〇〇「ふぅ……お賽銭の前、すごかったね?」
琉夏「すごかった。オマエ、あんまり大胆にくっつくんだもん……焦っちゃった。」
〇〇「それは、人に押されたから!!」
琉夏「また人のせいにして。」
〇〇「違うってば!」
琉夏「ん? あ、おみくじ。」

引く

  • 普通以下
琉夏「おみくじか……」
〇〇「あれ、いや?」
琉夏「べつに?」
  • 友好
琉夏「たこ焼きの前に?」
〇〇「うん。」
琉夏「甘酒は?」
〇〇「おみくじ引いたら。」
琉夏「すぐ引こうか。」
  • 好き以上
琉夏「いいよ。で、その後、たこ焼き食って甘酒飲む」
〇〇「琉夏くんの目的はそっちだもんね?」
琉夏「まあね。ほら、引いて」

引かない

  • 普通以下
琉夏「よし、じゃあたこ焼き食おう。」
  • 友好
琉夏「うん、そうだ。それがいい。そこ座ってな。たこ焼き買ってきてやる。」
〇〇「うん。」
  • 好き以上
琉夏「あれ? 引けばいいのに。また人混みだから、くっつくチャンスだよ?」
〇〇「もう!」
琉夏「怒っちゃった。……乙女ゴコロ?」

おみくじの結果

  • 大吉
〇〇「琉夏くんは何だった?」
琉夏「わーお。」
〇〇「?」
琉夏「へへっ、大吉。」
〇〇「すごい!! よかったね!」
琉夏「そんなに? じゃあ、あげよっか?」
〇〇「ふふっ、ありがとう。でも、それは琉夏くんの占いだから。」
琉夏「そっか。じゃあ、大事にしよ。」
  • 大凶
〇〇「琉夏くんは何だった?」
琉夏「ちょっと待って、えぇと……わーお。」
〇〇「?」
琉夏「大凶……」
〇〇「大凶!? ……本当に?」
琉夏「ホント。神様、ひでぇよ……」
〇〇「あんまり気にしない方がいいよ?」
琉夏「気にする。超気にする……神様、憶えてろ。」

参詣後

1年目

  • 普通以下
琉夏「さてと……あと、どうすればいいの? 初詣って。」
〇〇「うん。だいたいこれでお終いだよ?」
琉夏「そっか。じゃあ、帰って寝る。寒っ!」
〇〇「じゃあね!」
〇〇(今年はどんな年になるんだろうな……)
  • 友好
琉夏「なぁ、初詣ってさ、これでお終い?」
〇〇「そうだね、大体こんな感じだよ。どうして?」
琉夏「そっか……もっとこう、さ、神様的な人が出てきたりすんのかと思ってた。」
〇〇「ふふっ、残念だったね?」
琉夏「まあね。寒いから行こう、送ってく。」

〇〇「ありがとう。琉夏くん、今日はどうするの?」
琉夏「寝ます、もちろん。今年もよろしく!」
〇〇「こちらこそ!」
〇〇(今年も一年、良い年でありますように……)
  • 好き以上
琉夏「ふぅ……詣でた詣でた。初詣ってさ、これでお終い?」
〇〇「うん、そうだよ。だいたいこんな感じ。」
琉夏「そっか、なるほどね。」
〇〇「ご感想は?」
琉夏「そうだな、まず……寒い。」
〇〇「ふふっ、寒がりだもんね。それから?」
琉夏「それから、たこ焼きの味がした。」
琉夏「帰ろ、送ってく。」

〇〇「ありがとう。寒いの嫌いなのに、ごめんね?」
琉夏「ぜんぜん? 寒いけどうれしかった。寒うれしかった。」
〇〇「……?」
琉夏「デート初めじゃん。だから。」
〇〇「うん……じゃあ良かった。』
琉夏「俺も。今年も一年、お世話になります。」
〇〇「こちらこそ。じゃあね。」
琉夏「うん……バイバイ。」
琉夏「寒っ!」
〇〇(今年も一年、良い年でありますように……)

2年目

  • 普通以下
琉夏「よし、たこ焼きも食ったし。今年も無事に初詣た。」
〇〇「うん、お疲れ様。」
琉夏「そんじゃ、今年もよろしく。」
〇〇(今年も一年、良い年でありますように……)
  • 友好
琉夏「よし、初詣は 大体こんなもんだ。」
〇〇「こんなもんだね。お祈りし忘れたことは?」
琉夏「ない。食べ忘れたものは?」
〇〇「ないよ。」
琉夏「……寒っ! ほら、行こ!」

〇〇「ありがと、送ってくれて。」
琉夏「なんの。やっぱ正月はさ、初詣しないと。……ところでさ?」
〇〇「うん?」
琉夏「〇〇ちゃん。もしかして、これからお雑煮食う?」
〇〇「うん、食べるよ? あ、琉夏くんも食べてく?」
琉夏「うん、食べてく。お邪魔します。」
〇〇(今年もいい一年になりそう!)
  • 好き以上
琉夏「よし、甘酒も飲んだし、たこ焼きも食ったし……こんなもんかな。」
〇〇「琉夏くんの初詣は、食べ物とセットなんだね……ちゃんとお祈りもした?」
琉夏「したよ。お賽銭ちょっとだから、ちょっとだけど。」
〇〇「そんなの関係ないんだよ?」
琉夏「そうなの? 太っ腹だな神様……寒っ! 送ってく、行こう。」

琉夏「到着。」
〇〇「うん、送ってくれてありがとう。」
琉夏「なんの。今年もデート初めしちゃったしね。」
〇〇「うん、しちゃったね。」
琉夏「来年もしよっか?」
〇〇「もう、来年の話?」
琉夏「ダメ?」
〇〇「ダメじゃないけど。」
琉夏「じゃあ、今年もずっと一緒にいよう。それならいい?」
〇〇「琉夏くん……うん。」
琉夏「よかった。今年もお世話になります。そんじゃ、ね。」
〇〇(今年もいい年になりそう……)

3年目

  • 普通以下
琉夏「さて、今年も無事終了。もうすっかり初詣マスターだ。」
〇〇「ふふっ、しっかり神様にお願い出来た?」
琉夏「まあね。去年のお礼も言っといた。」
〇〇「お礼?」
琉夏「ありがとう、たのしかったです、って。」
〇〇「そっか……うん、お礼もしなきゃね。」
琉夏「オマエにも。3年間、いろいろありがとう。卒業までよろしくね。」
〇〇(卒業まであと少し……精一杯がんばろう)
  • 友好
〇〇「はぁ、もう高校生活も終わっちゃうんだね……」
琉夏「あれ? なんかやり残した?」
〇〇「どうかな……そんな気もする。琉夏くんは?」
琉夏「俺? 俺は幸せだったから。」
琉夏「3年間、好きな人たちに囲まれて、幸せだった。もう、何もいらない。神様に感謝しなきゃ。」
〇〇(琉夏くん……)

琉夏「〇〇ちゃん。やっぱり一つ、不幸せなこと思い出した。」
〇〇「え?」
琉夏「……お腹すいた。」
〇〇「そう言えば、今年は何にも食べてなかったね?」
琉夏「お賽銭はずんじゃったから。神様にお礼で……」
〇〇「そっか。じゃあお雑煮、食べてく?」
琉夏「食べてく。スゲェ食べてく。すまないねぇ……」
〇〇「それは言わない約束だよ?」
琉夏「よかった。俺の高校生活、これで悔いなしだ。」
〇〇(もうすぐ卒業か……わたしも悔いの無いようにしなきゃ!)
  • 好き以上
〇〇「もう高校生活も終わっちゃうんだね……」
琉夏「あれ、どした?」
〇〇「ちょっと寂しいなって……琉夏くんは?」
琉夏「俺は幸せだったよ。」
〇〇「ずいぶん、はっきりしてるんだね? どうして?」
琉夏「ずっとオマエが居てくれた。世界一幸せな高校生活と替えてやるって言われても取り替えない。」
〇〇(琉夏くん……)

琉夏「到着。」
〇〇「うん。送ってくれてありがとう。」
琉夏「〇〇。」
〇〇「なに?」
琉夏「俺、オマエの側にいて、良かったのかな?」
〇〇「……どうして?」
琉夏「わからない。いつも、不安なんだ。誰かが不幸せなのは、俺のせいじゃないかって。」
〇〇「そんなこと無い。琉夏くんのせいじゃない。わたしも不幸せじゃないよ?」
琉夏「……ありがとう。ゴメン、ちょっとメソメソした。お腹減ってるからだな。」
〇〇「じゃあ、お雑煮食べていきなよ?」
琉夏「やった。今年もお世話になります。」

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最終更新:2023年04月23日 22:30