下校

普通以下

  • 誘う/下校
「琉夏くん。」
「○○ちゃん。」
「よかったら、一緒に帰らない?」
※OK
「俺と? そうだな……うん、オッケー。」
「それじゃ、行こう!」
※NG
「無理。」
「そう、残念。」
「うん、残念。 バイバイ。」
(……仕方ない、ひとりで帰ろう……)
  • 誘う/喫茶店
「琉夏くん。ねえ、お茶して帰らない?」
※OK
「いいよ。 俺、なんか食おう。」
「ふふ、じゃ、行こう。」
※NG
「あぁ……そういうのは無理。ゴメン。」
(……仕方ない、ひとりで帰ろう)

友好

  • 誘う/下校
「琉夏くん。」
「○○ちゃん。いま帰るとこ?」
「うん。琉夏くん、一緒に帰らない?」
※OK
「オッケー。じゃあ、行こう。」
「うん、行こう!」
※NG
  • 誘う/喫茶店
「琉夏くん。ねえ、お茶して帰らない?」
※OK
「それだ。俺、なんか甘いの食う。オマエは?」
「わたし? わたしはね……」
「ほら、早く行こう!」
※NG
「あぁ、そっか。えぇと……」
「?」
「ゴメン。今日はちょっと、財布がピンチで。」
「そっか。自活してるんだもんね?」
「まあね。じゃあ、また。」
(……仕方ない、ひとりで帰ろっかな)

  • 誘われる
琉夏「○○ちゃん、見っけ。」
○○「あ、琉夏くん。」
琉夏「一緒に帰んない?」
『うん。一緒に帰ろう』
琉夏「よし。じゃあ、行こうぜ。」
『じゃあ、お茶して帰ろうよ』
「それだ。ちょうど、腹減ってた。」
『ごめんね、今日は用事があるから』
「そっか、残念。じゃあ。」
(せっかく待っててくれたのに悪いことしちゃったかな……)

好き以上

  • 誘う/下校
「ルカ。」
「あれ……オマエ、まだ帰ってなかったのか。」
「うん、今帰るところ。途中まで一緒に帰らない?」
※OK
「いいよ。そのままドライブだ。単車で。」
「それは、遠慮しよっかな。」
「ちぇっ。 それじゃ、のんびり歩いてこう?」
※NG
「ホントはオマエの方がいいんだけどね。」
「?」
「今日はコウと2ケツだ。野暮用。ゴメン。」
「そっか、安全運転でね?」
「了解。じゃあ、ゴメンな?」
(仕方ない。ひとりで帰ろう……)
  • 誘う/喫茶店
「ルカ。ねえ、お茶して帰らない?」
※OK
「それそれ。いま言おうと思った。」
「よかった!」
「なんか、甘いの食おう。でさ、半分こしよう。」
「ふふっ、いいよ?」
※NG
「あぁ……それは、ちょっと無理。」
「そう、残念。」
「ゴメン。そんな顔すんな。悲しくなるだろ?」
「じゃあな。」
(仕方ない。ひとりで帰ろう……)

  • 誘われる
「○○。」
「あ、ルカ。いまから帰るところ?」
「オマエがそうなら。」
「あ、もしかして、待っててくれたの?」
「ちょっとね? ほら、行こうぜ?」

『うん。一緒に帰ろう』
琉夏「いいな、こういうの。」
○○「こういうの?」
琉夏「青春って感じ?」
○○「ふふ、そうだね。」

『じゃあ、お茶して帰ろうよ』
「それだ。昼飯抜いたから、腹ペコでさ。」

『ごめん、今日は・・・』
「えぇ……腹ペコを我慢して昼飯代浮かせたのに……」
「そうなの!? ゴメン……」
「冗談だ。 また今度、な?」
(せっかく待っててくれたのに悪いことしちゃったかな……)

NGな呼び方

普通以下

「ケンカ売ってる?」
(この呼び方じゃダメだったみたい……)

友好

「今、なんて?」
「××……この呼び方、ダメ?」
「そうだな……ぜんぜんダメ。ごく控えめに言って。」
(この呼び方じゃダメだったみたい……)

好き以上

「××。いまから帰るところ?」
「…………」
「あの……××って呼ぶの、イヤだった?」
「オマエに言われんのは、やだ。」
(この呼び方じゃダメだったみたい……)


下校会話

体育祭前

「もうすぐ体育祭だね?」
「そうそう。」
「・・・・・・・・・」
「ん?」
「ホントにわかってる?」
「わかってる。体育祭だろ?」
「うん・・・・・・じゃあ、琉夏くん、どんな競技に出るの?」
「え、俺?」
「うん。」
「俺は・・・・・・あれ。ほら、棒の・・・・・・」
「棒倒しなんて無いよ?」
「じゃない方の・・・ほら、飛ぶ感じの。」
「棒高跳びもないよ?」
「じゃあ、突いちゃえ。エイ、とか言って。」
「もう!ちゃんと参加しなきゃダメだよ!?」
「はぁい。」
「(大丈夫かな・・・)」

文化祭前(学園演劇以外)

「文化祭まであとちょっとだね?」
「まあね。」
「琉夏くん達のクラス、なんかやるの?」
「うち?うちはスゴイよ?」
「なになに?」
「評論家。」
「???」
「いろんなクラスを回って、出展に点数をつける。」
「それが出展なの?」
「そう。それで、星三つとか、シールを貼ってく。」
「あ、じゃあ星が多いと何かもらえるとか?」
「名誉がもらえる。星三つ、偉い!そんな感じ。」
「なんか納得いかないけど・・・・・・じゃあ、琉夏くんも評論家なんだ?」
「俺はやんないよ?ただの発案者。」
「(みんなまんまと琉夏くんに騙されたんだ・・・・・・)」

文化祭前(学園演劇)

「もうすぐ文化祭か……今年も学園演劇、あるみたいだね?主役の投票が始まったって。」
「あぁ、それか……」
「なに?」
「クラスの子に、一票入れたって言われた。」
「琉夏くん、モテモテだもんね?」
「外側はカッコいいからね。」
「ふふっ、主役に選ばれるといいね?」
「ヤダ。」
「えぇっ!?なんで?」
「チューとかさせられるだろ?きっと。」
「ふりだけだと思うよ?でも、琉夏くん、そういうの平気かと思った。」
「あれ、俺ってそんな?」
「だって、よく平気で、ほら……」
「平気じゃないよ?」
「……本当かなぁ?」
「○○。オマエは、主役やりたい?」
「まさか、選ばれないよ!でも……もし選ばれたら、やっぱり、いい思い出になるし……」
「そっか……じゃあ、俺も考え直さなきゃ。」
(……?)

修学旅行前

「もうすぐ修学旅行だね?」
「俺、修学旅行はサボんないよ?」
「当たり前でしょ・・・・・・でも、北海道か!どこか行きたいところある?」
「行きたいところ・・・・・・」
「?」
「うん・・・・・・やっぱ行かなきゃな。」
「・・・・・・琉夏くん、行かなきゃって?」
「え?あぁ、カニのこと。」
「カニ?」
「カニ食いに行かなきゃ。なにしろ北海道だから。」
「ふふっ、ヘンなの!」

琉夏誕生日前

「そういえば琉夏くんの誕生日、もうすぐだっけ?」
「あれ?そうか……もう夏だもんな。」
「あ、琉夏くん、忘れてたでしょ?」
「まあね。」
「もう……」
「誕生日、覚えてるといいことある?」
「いいこと?そうだな……」
「誕生日、覚えてても、いいことないよ。」
「そうかな?どうして?」
「例えば……まあ、いいや。」
「あ、ずるい!教えて?」
「誕生日って、一緒に居てくれた人のこと、思い出すだろ?」
「うん、そうかも。」
「普通の日は何でもないのに、その人が側にいないことが、急に悲しくなる。
 だから、いつの間にか終わってた方がいい。」
(琉夏くん……)

春休み前

「琉夏くん、春休みはどうする予定?あ、バイト以外で、っていう意味だけど。」
「バイト以外?」
「そう。」
「…………」
(まさか、何もない、とか……)
「ちょっと、野暮用。」
「野暮用って?」
「野暮用は野暮用。」
「教えてくれないの?」
「まあね。」
「ふぅん……そっか。」
「あれ?」
「…………」
「ねぇってば。」
「…………」
「いや、テラスのペンキ塗りと、キッチンの配線工事を……言わない方がミステリアスだったのに。」
(ゴメン……)

夏休み前

「もうすぐ夏休みだね……ルカはどうするの?」
「花屋のバイト。」
「そっか。じゃあ、バイト以外の日は?」
「バイト入れた。生活に夏休みは無いからね。」
「なんだか世知辛いね……もっとこう、楽しいことは?せっかくの夏休みなのに。」
「楽しいか……あ、そうだ、あれ。」
「なに?」
「雨どいの掃除。」
「……楽しい?」
「それがさ、超楽しい。嘘だと思ったら、手伝ってみる?」
(絶対ウソだと思う……)

冬休み前

「ルカって、冬休みはどうしてるの?」
「花屋のバイト。」
「そっかそっか。年末年始は忙しいもんね。……えぇと、ところでーー」
「実家に帰るか?」
「……うん。お正月くらいは、帰った方がいいよ。」
「大丈夫、帰るよ。ていうか、コウに連行される。」
「ルカ、やっぱりまだ家に戻らないの?」
「戻らない。……べつに、仲が悪いとか、そういうんじゃない。」
「でも、戻らないんだ。どうして?」
「どうしてだろう。よく、わかんない。ただ……」
「?」
「その方がいい、きっとね。コウ達にとっても、俺にとっても。」
「‪”コウ達‬‪”‬って……家族なのにそんな言い方、おかしいよ。」
「……〇〇。」
「なに?」
「……いや。なんでも?」
「でも、今ーー」
「呼んでみただけ!なんちて。」
(ルカ、本当は何か悩んでるんだよね……)

期末試験前

「もうすぐ期末テストだね?」
「そうだね。」
「なんか余裕っぽい……すごいなぁ!」
「まぁね。」
「ルカって、普段、ぜんぜん勉強しないでしょ?どうしてそんなに頭がいいの?」
「アタマいい?イカレてるって言われるけど。……まあ、勉強は得意か。」
「得意っていうのは、やっぱり秘訣がある……とか?」
「そんなとこ。」
「教えて!」
「ぜんぜんダメ。もっとカワユク、こう、首をかしげて。」
「…………」
「どうぞ。」
「……教えてv」
「いい……もう一回。」
「もう!」
「しょうがない。授業中って大抵ひまだろ?その時に教科書を全部読んじゃうんだ。」
「全部?」
「そう。先に全部覚えちゃう。そうすると、大体いい点取れるよ?」
「まあ、それが出来る人は、そうだろうね……じゃあ、数学は?」
「数学? あぁ、あれは……なんとなく出来ちゃう。」
「今のところ、ぜんぜん秘訣じゃないよ……じゃあ、現国は?暗記してもダメでしょ?」
「そう。だから、いつも赤点。」
(ちゃんと勉強しよう……)

卒業前

「あれ?なんか、浮かない顔してる?」
「もうすぐ卒業なんだなって。ハァ……寂しいな。」
「どうして?」
「だって、それは……ルカは寂しくないの?」
「寂しい。だから、なんでだろうって考えてた。」
「?」
「俺、中学を卒業する時はさ、何も感じなかったんだ。高校も、メンドクセーとしか思わなかった。」
「そうだったんだ……」
「でも、入学式の前の日、オマエを見つけて……あの日から色んなことが変わり始めた。」
「そう。どんなふうに?」
「少しずつ、いい方に……ちょうど今、毎日少しずつ春になってくみたいに。俺さ、高校生、楽しかったよ。」
「ルカ……」
「きっと、寂しいってことは、確かに自分が幸せだった証拠だ。」
「……そうだね、きっと。」
「だから、笑おう。」
「うん!」
(わたしの三年間、あともう少し。大切にしなきゃ……)

教会の伝説①

「ねぇ、学校の教会に伝説があるって、知ってる?」
「伝説? ああ……」
「……?」
「知ってる……ような?どんなの?」
「ステンドグラスがあるでしょ?あそこに描かれてる絵が、伝説のヒントなんだって。」
「そっちか。」
「???」
「王子様が迎えに来るってヤツだろ?」
「そう! それで、本当に結ばれたカップルがいるんだって。」
「らしいね。」
「でも、あそこのドア、ずっと閉まったままだよね?」
「鍵が必要なんだ。」
「それはそうだけど、鍵なんてどこにも――」
「あるよ。誰でも一生に一度だけ使えるカギ。」
「ルカ、もしかして入ったことあるの?」
「どうだっけな……忘れた。」
(ルカ、なんか知ってるのかな……)

教会の伝説②

「そうだ、教会の新伝説、聞いてきた。」
「新伝説!?……どんなの?」
「秘密結社編。」
「……編?」
「ステンドグラスがあるだろ?あれが実は秘密のコードになってる。」
「コードって、暗号とか?」
「そういうこと。それを秘密結社が守ってる。」
「ずいぶん、秘密が多いんだね……」
「そりゃそうだ。バレたら全米が震撼するからね。」
「映画の宣伝みたいな話になってきた……」
「映画?……ありだな。」
「ないと思う。」
「夢がないなぁ……せっかく考えたのに。」
(ルカが考えたんだ……)

教会の伝説③

「ねぇ、教会の伝説聞いた?」
「王子様とお姫様のヤツ?」
「そうなんだけど、色いろ伝説があって、もう何が何やら……」
「あっ、閃いた……」
「なに?」
「葉月珪っているじゃん、モデルでさ、ウチの卒業生の人。」
「うん、有名だよね。」
「王子って呼ばれてたらしい。」
「あ、じゃあ、葉月珪が王子様ってこと?お姫さまは、その恋人?」
「それだ。案外、最近の話だな。」
「でも、あの教会、ずいぶん古いよね?そんな最近の話、伝説になるかな……」
「そんな伝説忘れて、自分の伝説を作りゃいい……そうだろ?」
「う~ん……カッコよく言われてもなぁ……」
「あれ?」
(……と、いうようなことを話しながら下校した)

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最終更新:2024年01月21日 00:11