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「桜井 琉夏 外出会話」(2023/04/23 (日) 22:30:53) の最新版変更点
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#contents
*単独
**繁華街
***『ただ今買い出し中』
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「琉夏くん!」
琉夏「〇〇。オッス、買い物?」
〇〇「うん、そんなとこ。あ、琉夏くんは買い出し?」
琉夏「そう。一週間分の食料。今週俺の当番だから。」
〇〇「気のせいか、お菓子ばっかりに見えるけど…」
琉夏「まあね。飴ちゃん食う?」
:
〇〇「飴にチョコにポテチにホットケーキミックスと・……二人でそんなものばかり食べてるの?」
琉夏「まさか。肉と魚も食うよ。コウが当番の時に買ってくる。」
〇〇「なんか、すごく偏ってる気がする。じゃあ、野菜は?」
琉夏「野菜?野菜か……あ、大丈夫。食ってるよ。」
琉夏「昼にさ、購買のサンドイッチ食べるから、あれにレタス入ってる。大丈夫。」
〇〇(あんまり、大丈夫じゃない気がする…)}}
**森林公園
***『とっておきレシピ』
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
#blockquote(){#divclass(hide){
琉夏「〇〇。オッス、買い物?」
〇〇「うん、これから夕飯の買い物して、帰るところ。琉夏くんは?」
琉夏「バイト帰り。店長に臨時で駆り出された。」
〇〇「お休みなのに? 大変だね…」
琉夏「まあね、生活厳しいから。そうだ! カレー作れる? 牛肉のやつ。」
〇〇「ビーフカレー? 作れるよ?」
琉夏「難しい?」
〇〇「大丈夫、簡単だよ。琉夏くんが作るの?」
琉夏「バイト代入ったからさ、作ろうかと思って。コウのやつ、好きだから。」
〇〇「そっか……優しいんだね?」
琉夏「え? あぁ…まぁ、たまには。世話かけてるしな。」
〇〇「よし、じゃあとっておきのレシピを教えてあげよう!」
琉夏「大体でいいんだ。どうせ味なんてわかんないんだ、アイツ。」
〇〇(ふふ、照れてる。なんだかんだ言って、お兄ちゃん思いなんだ。)}}
*複数
**繁華街
***『兄弟の言い争い』琉夏・琥一
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生/三角関係モメ状態ではない
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇(さてと、そろそろ家に帰ろうかな! あれ、そこの2人……)
琥一「オマエ……小学生の小遣いじゃねぇんだから……」
琉夏「じゃ、コウはあといくらだよ?」
琥一「俺は、まあ、たまたまデカい買いもんがあって……」
〇〇「琥一くん、琉夏くん! そんなとこにしゃがんでたら、周りの迷惑だよ?」
琥一「ん? なんだオマエか。」
琉夏「〇〇ちゃん、オッス、買い物?」
〇〇「そうだよ。何してるの、2人して。」
琥一「まあ、ちょっとな。今月のやりくりをな。」
琉夏「今月はヤバい。またコウがガラクタ買っちゃったから。」
琥一「ガラクタじゃねぇ。テメェこそ、虫みてぇに甘いもんばっか買ってきやがって。」
琉夏「虫って言うな。いいだろ、俺のはちゃんと食えるんだから。」
琥一「胸やけすんだよ。どうせなら肉とかちっとはマシなもんを――」
〇〇「ね、ねぇ、わたしちょっと貸そうか?」
琥一「!!」
琉夏「!!」
〇〇「あの……ちょっとくらいなら。」
琥一「おいおい……女から借りるほど落ちぶれちゃいねぇよ。」
琉夏「ああ。これは俺たち兄弟の問題だ。行くぞ、コウ。」
琥一「おお。じゃあな。」
〇〇(カッコつけてる……一瞬考えたくせに)}}
***『原因はたい焼き?』琉夏・琥一
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生/三角関係モメ状態ではない
#blockquote(){#divclass(hide){
琉夏「おかしいな…きっちり計算したんだ。なんか買い忘れた?」
琥一「忘れてねぇよ。台所洗剤と、サラダ油だろ? トイレットペーパーと…」
〇〇「琉夏くん、琥一くん!」
琉夏「オッス、買い物?」
〇〇「そうだよ。琉夏くんたちも?」
琉夏「まあね。」
琥一「おい、ヤベェぞ。」
琉夏「なんだよ?」
琥一「シャンプー買い忘れた。」
琉夏「マジで? それはちょっとマズイな…」
〇〇「どうして? スーパーまだ空いてるよ? コンビニもあるし」
琥一「金がねぇ。こいつがたい焼きなんて買うから…」
琉夏「だって、コウが金が余ったって言うからさ」
〇〇「そんなにギリギリなんだ…」
琥一「どうするよ、おい」
琉夏「じゃ、洗剤で洗おう。コウのアタマ、ワックスだらけだから逆にいいかも。」
琥一「なるほど、逆にな?」
琉夏「だろ?」
琥一「笑い事じゃねぇんだよ。」
琉夏「〇〇、たい焼きと何か、交換しない?」
〇〇「交換? どうして?」
琥一「おお、それ続けりゃ、いつかシャンプーになるってことか?」
琉夏「コウ、冴えてるな。」
〇〇(わらしべ長者みたいな話だな…)}}
***『勧誘』琉夏・不二山
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇(そろそろ帰ろう……)
???「フッ!」
〇〇「!! 今の音は……」
???「……痛ぅ。今のは効いた」
???「だろ? でも今のは呼吸と腰の回転だけ」
〇〇(あの二人は……まさか、ケンカ!?)
不二山「マジかよ? よし……次は本気で来い」
琉夏「大丈夫? ……痛いよ?」
〇〇「待って!!」
不二山「ん? ああ、おまえか」
琉夏「〇〇ちゃん。どしたの?」
〇〇「どうしたのって……今、ケンカしてなかった? バシッてすごい音がしたし!」
琉夏「ケンカ?」
不二山「あー、今のか。違う」
不二山「こいつ昔、空手やってたっていうから、正拳突きってのをもらってたんだ」
〇〇「せいけん?」
琉夏「パンチのこと」
不二山「柔道に打撃技はねーから、掌で技を受けてた。で、あの音」
〇〇「そうだったんだ。びっくりした……」
不二山「うん、やっぱもったいねぇ。無駄なケンカなんかしてねーで柔道部に来い。大歓迎だ」
琉夏「いいよ、俺が柔道部主将ならね?」
不二山「かまわねーよ。実力のあるやつが上に行くのは当然のことだ」
琉夏「やっぱ、ゴメン。俺、汗かくの苦手。コウがさ、柔道好きって言ってなかったっけ?」
不二山「桜井琥一が? そうか……」
不二山「伝えとけ。腕試しさせろって」
琉夏「腕試しね? オッケー。そんじゃ」
不二山「ホント、もったいねぇ。柔道じゃなくても、兄弟でなんかやりゃあいいのに」
〇〇「柔道じゃなくても? でもさっき、スカウトするって……」
不二山「来る気があるんだったら即答すんだろ。わかんねーけど」
不二山「少しでもやる気見せたらムリにでも入れるけどな。そんときは容赦しねーよ」
〇〇(この表情……不二山くん、本気だ……)}}
***『琉夏くんと紺野先輩』琉夏・紺野
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
#blockquote(){#divclass(hide){
琉夏「そうそう…さすがカイチョー、わかってんね。もう一回言って?」
紺野「何度でも。つまり君は――」
〇〇「紺野先輩と琉夏くん。」
紺野「〇〇さん。」
琉夏「あ、〇〇ちゃん」
〇〇「もしかして…琉夏くんがまた何か?」
琉夏「えぇー……カイチョー、言ってやって。ほら、さっきの。」
紺野「いいよ? 今、琉夏くんの暮らしぶりの話を聞いてたんだ。本当に立派だと思うよ」
紺野「働いて、自活して、学校にも通ってる。…まあ、100点じゃないにしてもね。」
〇〇「そっか…」
琉夏「それから? なんだっけ?」
紺野「それから、自由な精神を持ってる。多少、はき違えているにしても。」
紺野「僕には学校のみんなが、君をヒーロー扱いするのもわかる。」
琉夏「聞いた?」
〇〇「聞いたよ。ヒーローか、なるほど…」
紺野「だから――」
琉夏「いけね、俺、バイトだ。そんじゃね!」
紺野「いやちょっと、話はここから―― 逃げられた。」
〇〇「先輩?」
紺野「“だから、君ならきっとみんなの模範になれる。そうは思わないか?”そう言いたかったんだ。」
〇〇「そうだったんですか……もう、琉夏くん!」
紺野「また捕まえるさ。毎日声をかけてれば、いつか本当の話が出来るんじゃないかって思ってるから。」
〇〇「本当の話、ですか?」
紺野「そう。僕にはね、彼が人を脅して乱暴なだけの、いわゆる不良だとは思えない。…やっぱり、甘いかな?」}}
***『どこに行った?』琉夏・設楽
【条件】『実は幼なじみ』発生後
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「琉夏くん、設楽先輩!」
設楽「〇〇。」
琉夏「あ、〇〇。」
〇〇「どうしたんですか、2人仲良く。」
設楽「仲良くってなんだ。普通だ。」
琉夏「怒んなよ、セイちゃん。」
琉夏「買い物してたらさ、迷子になったから、ここで運転手さん待ってんだって。」
設楽「俺じゃない。彼がはぐれたんだ。」
〇〇「設楽先輩、セイちゃんって呼ばれてるんですね?」
設楽「あぁ! もう、あっち行けよ、琉夏もおまえも!」
琉夏「ほら、お迎えだ。」
運転手「坊ちゃま! お待たせしました!」
設楽「じゃあ、俺は帰る。琉夏、おまえも家に帰れよ?」
:
設楽「遅い! 不良に絡まれた。」
運転手「えぇっ!? お怪我は?」
:
琉夏「相変わらずだな、セイちゃんは。」
〇〇「ふふっ、セイちゃんか……幼馴染っていいね?」
琉夏「俺たちも幼馴染だろ?」
〇〇「そっか……うん、そうだよね。」
〇〇(やっぱりちょっと羨ましいかも)}}
***『二人の立ち話』琉夏・大迫
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇(のんびりしてたら遅くなっちゃった……)
???「先生、ケンカするなとか、そういうきれい事は言わない。先生も、昔ちょっと荒れてた時期があってな。」
???「大迫ちゃんが? ウソだぁ。」
大迫「ウソなもんか。」
〇〇(あれ、あそこにるの……)
〇〇「琉夏くん、大迫先生!」
琉夏「〇〇。」
大迫「おう! どうしたぁ、女子がこんな時間に? 早く家に帰れ。」
〇〇「すみません!」
大迫「なぁ、琉夏。 なんでもいい、先生に話したいことがあるか?」
琉夏「ないよ?」
大迫「本当だな?」
琉夏「うん、本当。」
大迫「そうか……うん、まあよし! でもな、なんかあったら、すぐ先生に言え。全力でぶつかってこい。先生は絶対逃げない。」
琉夏「オッケー、そうする。 でも先生、俺が全力でぶつかったら、倒れちゃうよ?」
大迫「バッカヤロー、お前なんかにつぶされるか! こう見えても大学時代は、ラグビー部のNo.8だぁ!」
琉夏「そっか。なんか、スゲェ。」
大迫「フフン! わかりゃ、いい。じゃあ、二人とも早く帰れよ?」
:
〇〇「琉夏くん、何かしたの?」
琉夏「なんにも?」
〇〇「じゃあ、どうして大迫先生に――」
琉夏「大迫ちゃんはさ、俺のこと見つけるといつもなんだかんだ話しかけてくれる。」
〇〇「そうなんだ。」
琉夏「いい先生だよ、大迫ちゃん。ちょっと、ちっちゃいけど。」
〇〇(ふふ、でも……そうだね、いい先生だね)}}
**森林公園
***『これがオススメ』琉夏・新名
【条件】2年目4月1日以降/琉夏のイベント『ICU』未発生
#blockquote(){#divclass(hide){
???「えっ、マジで!? ダメっスよ、そんなんじゃ!」
〇〇(あれ? 新名くんの声が……)
???「マジで。ダメ?」
〇〇「あ……新名くん、琉夏くん!」
新名「〇〇さん、ちょりっす!」
琉夏「〇〇ちゃん、ちょりっす。」
〇〇「ふふ。新名くん、琉夏くんに何のダメ出し?」
新名「琉夏さん、ド金髪じゃん? なのに、全っ然手入れしてねぇんだって。」
新名「脱色すると、すっげ髪傷んで切れたりバクハツしたり、維持が大変なのにさ。」
琉夏「大変って、俺のこと?べつに大変じゃないよ? 」
〇〇「うーん、それは……」
新名「髪をそんだけ傷傷めつけてるんだから、ケアはしっかりしないと!」
新名「琉夏さん、すでにロン毛だろ? そっからまた伸びるほど目立つようになるぜ?」
琉夏「いいじゃん、目立つならさ。」
新名「あーもー……そんなピュアな顔、しないで欲しい……」
琉夏「俺の髪はさ、丈夫だよ。鍛えてるからね。」
〇〇「たしかに、琉夏くんの髪ってあんまり傷んでないように見えるね?」
新名「待て待て! ……余計なこと言うなって。いいッスか? 琉夏さんの髪にはこれ!」
新名「MAXエクストラダメージ用“マックス・リッチカメリア”シャンプー&コンディショナーがとにかくお勧めッス!」
琉夏「それさ、体も洗える?」
新名「体? なんで、体なんすか?」
琉夏「うちさ、ビンボーだから、ボディソープとシャンプー一緒なんだよ。」
新名「どんな生活してんすか……」
琉夏「いけね。俺、バイトだ。ハァ、働けど働けど……」
新名「ここ、日本だよな?」
〇〇「ふふっ、人それぞれなんじゃない?」
〇〇「ね、そんなにお勧めなの? “マックス・リッチカメリア”シャンプー&コンディショナーって。」
新名「うん、めちゃくちゃオススメ!」
新名「あ、でもさ、アンタの髪は琉夏さんほどじゃないから、潤いと艶をアップさせる感じのヤツがいいと思うぜ?」
新名「例えばこないだ出たばっかの“つやつやうるる”シリーズ、あれマジで評判がいい。それか、そうだなー……」
〇〇(……オススメ商品話、再燃スイッチを押しちゃったかな?)}}
**臨海地区
***『バイク通学禁止令』琉夏・紺野
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇(あれ、あそこにいるの……)
琉夏「〇〇ちゃん。」
〇〇「琉夏くん。あ、紺野先輩も!」
紺野「やあ、〇〇さん」
〇〇「琉夏くん、なにしたの?」
琉夏「ん? なんにも? ていうかさ……俺ってそんな?」
〇〇「だって!」
紺野「ハハ、何でもないよ。ちょっとね、バイクを見せてもらってたんだ。いいバイクだね?」
琉夏「でしょ? カイチョーも乗ってみる?」
紺野「残念だけど、僕は免許がないから。よく整備されてるみたいだ……速いんだろうね?」
琉夏「速いよ。コウがいろいろいじってるからね。でも、走んのは俺のが速い」
紺野「なるほど……じゃあ、琥一君も運転するんだね?」
琉夏「そうだよ」
〇〇(ん? なんか、雲行きが……)
紺野「そうか、兄弟でね……これで通学したら、あっという間だろうな。そうだろ?」
琉夏「そう。家からだと大体――」
〇〇「ね、ねぇ、琉夏くん?」
琉夏「ん? あ……えぇと、たぶん」
紺野「もちろん、バイク通学は校則で禁止されてる。知ってるね?」
琉夏「えぇと、知ってま……」
紺野「“知ってま”?」
琉夏「すん」
紺野「どっち?」
琉夏「知ってます」
紺野「よし。じゃあ、僕はこれで。安全運転でね?」
琉夏「どうも」
琉夏「バレてる?」
〇〇「たぶん、ね……」}}
**全地区
***『実は幼なじみ』琉夏・設楽
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
#blockquote(){#divclass(hide){
設楽「家には帰らないのか? おばさん、心配してたぞ。」
琉夏「そっか、うん、まぁその内ね。」
〇〇(あれ、あそこにいるの…)
〇〇「琉夏くん、設楽先輩!」
琉夏「ん?」
設楽「〇〇。なんだ、こんなとこで。」
〇〇「設楽先輩は、お買い物ですか?」
設楽「あぁ、運転手が母の使いで…それより、おまえたち知り合いか?」
〇〇「はい。琉夏くんたちも?」
琉夏「うん、実家が近所だから。」
〇〇「そうだったんだ?」
設楽「しかし……おまえちょっと見ない内にずいぶん変わったな。なんだそのアタマ?」
琉夏「カッコいい?」
設楽「“なんだ”っていうのは、どういうつもりだってことだ。つまり、理解できないってことだ。」
琉夏「怒られちゃった。」
運転手「あの、坊ちゃま、そろそろ参りませんと、ご予定が…」
設楽「うん。じゃあな。琉夏、おばさんに連絡しろよ?」
琉夏「わかった。コウにも伝えとく。」
設楽「琥一!? ……あ、あぁ、そうだな。」
〇〇「?」
設楽「じゃあ!」
〇〇「はい! そっか、2人は幼馴染みなんだね?じゃあ、コウくんも?」
琉夏「そう。小学校の頃は、3人で一緒に登校してた。」
〇〇「へえ! でもなんか、ちょっと想像できないかも。」
琉夏「昔からあんな感じだよ? それで、よくコウに泣かされてた。」
〇〇(だからコウくんの名前が出たら慌てたのか…)}}
***『からかう琉夏くん』琉夏・宇賀神
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
#blockquote(){#divclass(hide){
宇賀神「バンビ」
〇〇「あれ、宇賀神さん?」
琉夏「〇〇ちゃん、まいど」
〇〇「あ、琉夏くん。お休みなのにバイト?」
琉夏「そう、生活苦だから。この子、知り合い?」
〇〇「うん、宇賀神みよさんだよ。宇賀神さん、お花買いに来たの?」
宇賀神「買わない。データの更新だけよ」
琉夏「データって?」
〇〇「宇賀神さんは星占いに凝ってるんだよ。良く当たるんだよ? ね?」
宇賀神「桜井琉夏。かに座、O型。桜井琥一の弟。美貌のプリンスとして女子から大人気。しかしその正体は――」
琉夏「宇賀神さん。みよちゃん……うん、みよちゃんだ」
宇賀神「ちゃんって、呼ばないで」
琉夏「ヤダ、呼ぶ。いい名前じゃん。可愛くて、すごく似合ってる。みよちゃん」
宇賀神「……“ちゃん”じゃない」
琉夏「みーよちゃん」
宇賀神「…………」
〇〇「宇賀神さん?」
宇賀神「帰る。バンビ、バイバイ」
〇〇「う、うん、バイバイ。気をつけて」
琉夏「まいど」
宇賀神「騙されない!」
琉夏「あらら……俺、怒らせちゃった?」
〇〇(宇賀神さんが照れちゃった……)}}
***『バンビって……』琉夏・花椿
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「あれ、あそこにいるの……」
花椿「あ、バンビ! ぐうぜーん!」
〇〇「花椿さん、お花買いに来たの?」
花椿「そ、お店のね」
琉夏「まいど。……あれ、〇〇ちゃん」
〇〇「琉夏くん、がんばってる?」
琉夏「まあね」
花椿「ねぇねぇ……ルカ君てさ、やっぱ、美しいよね?」
〇〇「そうだね、ファンの女の子も多いしね?」
琉夏「花椿さんもウツクシーよ?」
花椿「テヘ! いや、そういうんじゃなくて、なんかさ、伝説上の生き物みたいな?」
〇〇「伝説上の?」
花椿「そう。例えば……ユニコーンとか、ドラゴンみたいな感じ」
〇〇「あっ、なんかわかるかも」
琉夏「ドラゴン琉夏、なんちて」
花椿「兄の方はどっちかてーと野獣みたいなのにね、虎とかさ」
琉夏「いいね、スカジャンみたい」
花椿「そうそう、タイガー&ドラゴン。いい感じじゃん。ね、バンビ?」
琉夏「〇〇ちゃん、バンビって呼ばれてんの?」
〇〇「え? えぇと、なんかね……」
花椿「んもう、バンビはバンビでいいの! カワイイんだから! ね、カワイイよね?」
琉夏「うん、かわいい」
〇〇「もう……」
花椿「ちょっと、ドラゴン……アンタまさか、バンビのこと狙ってないでしょーね?」
琉夏「俺? 俺はいいドラゴンだよ?」
花椿「どうだか……バンビ気をつけて? 食べられちゃうよ?」
〇〇「食べるって、そんな――」
琉夏「うまそう……」
〇〇「えっ!?」
花椿「ちょっと! バンビに手出したらコロスよ? 行こ!」
琉夏「まいど。バイバイ、バンビ」
〇〇(はぁ……変なあだ名が広まってく……)}}
更新日時:&update(format=Y/m/d H:i:s)
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#contents
*単独
**繁華街
***『ただ今買い出し中』
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
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〇〇「琉夏くん!」
琉夏「〇〇。オッス、買い物?」
〇〇「うん、そんなとこ。あ、琉夏くんは買い出し?」
琉夏「そう。一週間分の食料。今週俺の当番だから。」
〇〇「気のせいか、お菓子ばっかりに見えるけど…」
琉夏「まあね。飴ちゃん食う?」
:
〇〇「飴にチョコにポテチにホットケーキミックスと・……二人でそんなものばかり食べてるの?」
琉夏「まさか。肉と魚も食うよ。コウが当番の時に買ってくる。」
〇〇「なんか、すごく偏ってる気がする。じゃあ、野菜は?」
琉夏「野菜?野菜か……あ、大丈夫。食ってるよ。」
琉夏「昼にさ、購買のサンドイッチ食べるから、あれにレタス入ってる。大丈夫。」
〇〇(あんまり、大丈夫じゃない気がする…)}}
**森林公園
***『とっておきレシピ』
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
#blockquote(){#divclass(hide){
琉夏「〇〇。オッス、買い物?」
〇〇「うん、これから夕飯の買い物して、帰るところ。琉夏くんは?」
琉夏「バイト帰り。店長に臨時で駆り出された。」
〇〇「お休みなのに? 大変だね…」
琉夏「まあね、生活厳しいから。そうだ! カレー作れる? 牛肉のやつ。」
〇〇「ビーフカレー? 作れるよ?」
琉夏「難しい?」
〇〇「大丈夫、簡単だよ。琉夏くんが作るの?」
琉夏「バイト代入ったからさ、作ろうかと思って。コウのやつ、好きだから。」
〇〇「そっか……優しいんだね?」
琉夏「え? あぁ…まぁ、たまには。世話かけてるしな。」
〇〇「よし、じゃあとっておきのレシピを教えてあげよう!」
琉夏「大体でいいんだ。どうせ味なんてわかんないんだ、アイツ。」
〇〇(ふふ、照れてる。なんだかんだ言って、お兄ちゃん思いなんだ。)}}
*複数
**繁華街
***『兄弟の言い争い』琉夏・琥一
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生/三角関係モメ状態ではない
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇(さてと、そろそろ家に帰ろうかな! あれ、そこの2人……)
琥一「オマエ……小学生の小遣いじゃねぇんだから……」
琉夏「じゃ、コウはあといくらだよ?」
琥一「俺は、まあ、たまたまデカい買いもんがあって……」
〇〇「琥一くん、琉夏くん! そんなとこにしゃがんでたら、周りの迷惑だよ?」
琥一「ん? なんだオマエか。」
琉夏「〇〇ちゃん、オッス、買い物?」
〇〇「そうだよ。何してるの、2人して。」
琥一「まあ、ちょっとな。今月のやりくりをな。」
琉夏「今月はヤバい。またコウがガラクタ買っちゃったから。」
琥一「ガラクタじゃねぇ。テメェこそ、虫みてぇに甘いもんばっか買ってきやがって。」
琉夏「虫って言うな。いいだろ、俺のはちゃんと食えるんだから。」
琥一「胸やけすんだよ。どうせなら肉とかちっとはマシなもんを――」
〇〇「ね、ねぇ、わたしちょっと貸そうか?」
琥一「!!」
琉夏「!!」
〇〇「あの……ちょっとくらいなら。」
琥一「おいおい……女から借りるほど落ちぶれちゃいねぇよ。」
琉夏「ああ。これは俺たち兄弟の問題だ。行くぞ、コウ。」
琥一「おお。じゃあな。」
〇〇(カッコつけてる……一瞬考えたくせに)}}
***『原因はたい焼き?』琉夏・琥一
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生/三角関係モメ状態ではない
#blockquote(){#divclass(hide){
琉夏「おかしいな…きっちり計算したんだ。なんか買い忘れた?」
琥一「忘れてねぇよ。台所洗剤と、サラダ油だろ? トイレットペーパーと…」
〇〇「琉夏くん、琥一くん!」
琉夏「オッス、買い物?」
〇〇「そうだよ。琉夏くんたちも?」
琉夏「まあね。」
琥一「おい、ヤベェぞ。」
琉夏「なんだよ?」
琥一「シャンプー買い忘れた。」
琉夏「マジで? それはちょっとマズイな…」
〇〇「どうして? スーパーまだ空いてるよ? コンビニもあるし」
琥一「金がねぇ。こいつがたい焼きなんて買うから…」
琉夏「だって、コウが金が余ったって言うからさ」
〇〇「そんなにギリギリなんだ…」
琥一「どうするよ、おい」
琉夏「じゃ、洗剤で洗おう。コウのアタマ、ワックスだらけだから逆にいいかも。」
琥一「なるほど、逆にな?」
琉夏「だろ?」
琥一「笑い事じゃねぇんだよ。」
琉夏「〇〇、たい焼きと何か、交換しない?」
〇〇「交換? どうして?」
琥一「おお、それ続けりゃ、いつかシャンプーになるってことか?」
琉夏「コウ、冴えてるな。」
〇〇(わらしべ長者みたいな話だな…)}}
***『勧誘』琉夏・不二山
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
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〇〇(そろそろ帰ろう……)
???「フッ!」
〇〇「!! 今の音は……」
???「……痛ぅ。今のは効いた」
???「だろ? でも今のは呼吸と腰の回転だけ」
〇〇(あの二人は……まさか、ケンカ!?)
不二山「マジかよ? よし……次は本気で来い」
琉夏「大丈夫? ……痛いよ?」
〇〇「待って!!」
不二山「ん? ああ、おまえか」
琉夏「〇〇ちゃん。どしたの?」
〇〇「どうしたのって……今、ケンカしてなかった? バシッてすごい音がしたし!」
琉夏「ケンカ?」
不二山「あー、今のか。違う」
不二山「こいつ昔、空手やってたっていうから、正拳突きってのをもらってたんだ」
〇〇「せいけん?」
琉夏「パンチのこと」
不二山「柔道に打撃技はねーから、掌で技を受けてた。で、あの音」
〇〇「そうだったんだ。びっくりした……」
不二山「うん、やっぱもったいねぇ。無駄なケンカなんかしてねーで柔道部に来い。大歓迎だ」
琉夏「いいよ、俺が柔道部主将ならね?」
不二山「かまわねーよ。実力のあるやつが上に行くのは当然のことだ」
琉夏「やっぱ、ゴメン。俺、汗かくの苦手。コウがさ、柔道好きって言ってなかったっけ?」
不二山「桜井琥一が? そうか……」
不二山「伝えとけ。腕試しさせろって」
琉夏「腕試しね? オッケー。そんじゃ」
不二山「ホント、もったいねぇ。柔道じゃなくても、兄弟でなんかやりゃあいいのに」
〇〇「柔道じゃなくても? でもさっき、スカウトするって……」
不二山「来る気があるんだったら即答すんだろ。わかんねーけど」
不二山「少しでもやる気見せたらムリにでも入れるけどな。そんときは容赦しねーよ」
〇〇(この表情……不二山くん、本気だ……)}}
***『琉夏くんと紺野先輩』琉夏・紺野
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
#blockquote(){#divclass(hide){
琉夏「そうそう…さすがカイチョー、わかってんね。もう一回言って?」
紺野「何度でも。つまり君は――」
〇〇「紺野先輩と琉夏くん。」
紺野「〇〇さん。」
琉夏「あ、〇〇ちゃん」
〇〇「もしかして…琉夏くんがまた何か?」
琉夏「えぇー……カイチョー、言ってやって。ほら、さっきの。」
紺野「いいよ? 今、琉夏くんの暮らしぶりの話を聞いてたんだ。本当に立派だと思うよ」
紺野「働いて、自活して、学校にも通ってる。…まあ、100点じゃないにしてもね。」
〇〇「そっか…」
琉夏「それから? なんだっけ?」
紺野「それから、自由な精神を持ってる。多少、はき違えているにしても。」
紺野「僕には学校のみんなが、君をヒーロー扱いするのもわかる。」
琉夏「聞いた?」
〇〇「聞いたよ。ヒーローか、なるほど…」
紺野「だから――」
琉夏「いけね、俺、バイトだ。そんじゃね!」
紺野「いやちょっと、話はここから―― 逃げられた。」
〇〇「先輩?」
紺野「“だから、君ならきっとみんなの模範になれる。そうは思わないか?”そう言いたかったんだ。」
〇〇「そうだったんですか……もう、琉夏くん!」
紺野「また捕まえるさ。毎日声をかけてれば、いつか本当の話が出来るんじゃないかって思ってるから。」
〇〇「本当の話、ですか?」
紺野「そう。僕にはね、彼が人を脅して乱暴なだけの、いわゆる不良だとは思えない。…やっぱり、甘いかな?」}}
***『どこに行った?』琉夏・設楽
【条件】『実は幼なじみ』発生後
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「琉夏くん、設楽先輩!」
設楽「〇〇。」
琉夏「あ、〇〇。」
〇〇「どうしたんですか、2人仲良く。」
設楽「仲良くってなんだ。普通だ。」
琉夏「怒んなよ、セイちゃん。」
琉夏「買い物してたらさ、迷子になったから、ここで運転手さん待ってんだって。」
設楽「俺じゃない。彼がはぐれたんだ。」
〇〇「設楽先輩、セイちゃんって呼ばれてるんですね?」
設楽「あぁ! もう、あっち行けよ、琉夏もおまえも!」
琉夏「ほら、お迎えだ。」
運転手「坊ちゃま! お待たせしました!」
設楽「じゃあ、俺は帰る。琉夏、おまえも家に帰れよ?」
:
設楽「遅い! 不良に絡まれた。」
運転手「えぇっ!? お怪我は?」
:
琉夏「相変わらずだな、セイちゃんは。」
〇〇「ふふっ、セイちゃんか……幼馴染っていいね?」
琉夏「俺たちも幼馴染だろ?」
〇〇「そっか……うん、そうだよね。」
〇〇(やっぱりちょっと羨ましいかも)}}
***『二人の立ち話』琉夏・大迫
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇(のんびりしてたら遅くなっちゃった……)
???「先生、ケンカするなとか、そういうきれい事は言わない。先生も、昔ちょっと荒れてた時期があってな。」
???「大迫ちゃんが? ウソだぁ。」
大迫「ウソなもんか。」
〇〇(あれ、あそこにるの……)
〇〇「琉夏くん、大迫先生!」
琉夏「〇〇。」
大迫「おう! どうしたぁ、女子がこんな時間に? 早く家に帰れ。」
〇〇「すみません!」
大迫「なぁ、琉夏。 なんでもいい、先生に話したいことがあるか?」
琉夏「ないよ?」
大迫「本当だな?」
琉夏「うん、本当。」
大迫「そうか……うん、まあよし! でもな、なんかあったら、すぐ先生に言え。全力でぶつかってこい。先生は絶対逃げない。」
琉夏「オッケー、そうする。 でも先生、俺が全力でぶつかったら、倒れちゃうよ?」
大迫「バッカヤロー、お前なんかにつぶされるか! こう見えても大学時代は、ラグビー部のNo.8だぁ!」
琉夏「そっか。なんか、スゲェ。」
大迫「フフン! わかりゃ、いい。じゃあ、二人とも早く帰れよ?」
:
〇〇「琉夏くん、何かしたの?」
琉夏「なんにも?」
〇〇「じゃあ、どうして大迫先生に――」
琉夏「大迫ちゃんはさ、俺のこと見つけるといつもなんだかんだ話しかけてくれる。」
〇〇「そうなんだ。」
琉夏「いい先生だよ、大迫ちゃん。ちょっと、ちっちゃいけど。」
〇〇(ふふ、でも……そうだね、いい先生だね)}}
**森林公園
***『これがオススメ』琉夏・新名
【条件】2年目4月1日以降/琉夏のイベント『ICU』未発生
#blockquote(){#divclass(hide){
???「えっ、マジで!? ダメっスよ、そんなんじゃ!」
〇〇(あれ? 新名くんの声が……)
???「マジで。ダメ?」
〇〇「あ……新名くん、琉夏くん!」
新名「〇〇さん、ちょりっす!」
琉夏「〇〇ちゃん、ちょりっす。」
〇〇「ふふ。新名くん、琉夏くんに何のダメ出し?」
新名「琉夏さん、ド金髪じゃん? なのに、全っ然手入れしてねぇんだって。」
新名「脱色すると、すっげ髪傷んで切れたりバクハツしたり、維持が大変なのにさ。」
琉夏「大変って、俺のこと?べつに大変じゃないよ? 」
〇〇「うーん、それは……」
新名「髪をそんだけ傷傷めつけてるんだから、ケアはしっかりしないと!」
新名「琉夏さん、すでにロン毛だろ? そっからまた伸びるほど目立つようになるぜ?」
琉夏「いいじゃん、目立つならさ。」
新名「あーもー……そんなピュアな顔、しないで欲しい……」
琉夏「俺の髪はさ、丈夫だよ。鍛えてるからね。」
〇〇「たしかに、琉夏くんの髪ってあんまり傷んでないように見えるね?」
新名「待て待て! ……余計なこと言うなって。いいッスか? 琉夏さんの髪にはこれ!」
新名「MAXエクストラダメージ用“マックス・リッチカメリア”シャンプー&コンディショナーがとにかくお勧めッス!」
琉夏「それさ、体も洗える?」
新名「体? なんで、体なんすか?」
琉夏「うちさ、ビンボーだから、ボディソープとシャンプー一緒なんだよ。」
新名「どんな生活してんすか……」
琉夏「いけね。俺、バイトだ。ハァ、働けど働けど……」
新名「ここ、日本だよな?」
〇〇「ふふっ、人それぞれなんじゃない?」
〇〇「ね、そんなにお勧めなの? “マックス・リッチカメリア”シャンプー&コンディショナーって。」
新名「うん、めちゃくちゃオススメ!」
新名「あ、でもさ、アンタの髪は琉夏さんほどじゃないから、潤いと艶をアップさせる感じのヤツがいいと思うぜ?」
新名「例えばこないだ出たばっかの“つやつやうるる”シリーズ、あれマジで評判がいい。それか、そうだなー……」
〇〇(……オススメ商品話、再燃スイッチを押しちゃったかな?)}}
**臨海地区
***『バイク通学禁止令』琉夏・紺野
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇(あれ、あそこにいるの……)
琉夏「〇〇ちゃん。」
〇〇「琉夏くん。あ、紺野先輩も!」
紺野「やあ、〇〇さん」
〇〇「琉夏くん、なにしたの?」
琉夏「ん? なんにも? ていうかさ……俺ってそんな?」
〇〇「だって!」
紺野「ハハ、何でもないよ。ちょっとね、バイクを見せてもらってたんだ。いいバイクだね?」
琉夏「でしょ? カイチョーも乗ってみる?」
紺野「残念だけど、僕は免許がないから。よく整備されてるみたいだ……速いんだろうね?」
琉夏「速いよ。コウがいろいろいじってるからね。でも、走んのは俺のが速い」
紺野「なるほど……じゃあ、琥一君も運転するんだね?」
琉夏「そうだよ」
〇〇(ん? なんか、雲行きが……)
紺野「そうか、兄弟でね……これで通学したら、あっという間だろうな。そうだろ?」
琉夏「そう。家からだと大体――」
〇〇「ね、ねぇ、琉夏くん?」
琉夏「ん? あ……えぇと、たぶん」
紺野「もちろん、バイク通学は校則で禁止されてる。知ってるね?」
琉夏「えぇと、知ってま……」
紺野「“知ってま”?」
琉夏「すん」
紺野「どっち?」
琉夏「知ってます」
紺野「よし。じゃあ、僕はこれで。安全運転でね?」
琉夏「どうも」
琉夏「バレてる?」
〇〇「たぶん、ね……」}}
**全地区
***『実は幼なじみ』琉夏・設楽
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
#blockquote(){#divclass(hide){
設楽「家には帰らないのか? おばさん、心配してたぞ。」
琉夏「そっか、うん、まぁその内ね。」
〇〇(あれ、あそこにいるの…)
〇〇「琉夏くん、設楽先輩!」
琉夏「ん?」
設楽「〇〇。なんだ、こんなとこで。」
〇〇「設楽先輩は、お買い物ですか?」
設楽「あぁ、運転手が母の使いで…それより、おまえたち知り合いか?」
〇〇「はい。琉夏くんたちも?」
琉夏「うん、実家が近所だから。」
〇〇「そうだったんだ?」
設楽「しかし……おまえちょっと見ない内にずいぶん変わったな。なんだそのアタマ?」
琉夏「カッコいい?」
設楽「“なんだ”っていうのは、どういうつもりだってことだ。つまり、理解できないってことだ。」
琉夏「怒られちゃった。」
運転手「あの、坊ちゃま、そろそろ参りませんと、ご予定が…」
設楽「うん。じゃあな。琉夏、おばさんに連絡しろよ?」
琉夏「わかった。コウにも伝えとく。」
設楽「琥一!? ……あ、あぁ、そうだな。」
〇〇「?」
設楽「じゃあ!」
〇〇「はい! そっか、2人は幼馴染みなんだね?じゃあ、コウくんも?」
琉夏「そう。小学校の頃は、3人で一緒に登校してた。」
〇〇「へえ! でもなんか、ちょっと想像できないかも。」
琉夏「昔からあんな感じだよ? それで、よくコウに泣かされてた。」
〇〇(だからコウくんの名前が出たら慌てたのか…)}}
***『からかう琉夏くん』琉夏・宇賀神
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
#blockquote(){#divclass(hide){
宇賀神「バンビ」
〇〇「あれ、宇賀神さん?」
琉夏「〇〇ちゃん、まいど」
〇〇「あ、琉夏くん。お休みなのにバイト?」
琉夏「そう、生活苦だから。この子、知り合い?」
〇〇「うん、宇賀神みよさんだよ。宇賀神さん、お花買いに来たの?」
宇賀神「買わない。データの更新だけよ」
琉夏「データって?」
〇〇「宇賀神さんは星占いに凝ってるんだよ。良く当たるんだよ? ね?」
宇賀神「桜井琉夏。かに座、O型。桜井琥一の弟。美貌のプリンスとして女子から大人気。しかしその正体は――」
琉夏「宇賀神さん。みよちゃん……うん、みよちゃんだ」
宇賀神「ちゃんって、呼ばないで」
琉夏「ヤダ、呼ぶ。いい名前じゃん。可愛くて、すごく似合ってる。みよちゃん」
宇賀神「……“ちゃん”じゃない」
琉夏「みーよちゃん」
宇賀神「…………」
〇〇「宇賀神さん?」
宇賀神「帰る。バンビ、バイバイ」
〇〇「う、うん、バイバイ。気をつけて」
琉夏「まいど」
宇賀神「騙されない!」
琉夏「あらら……俺、怒らせちゃった?」
〇〇(宇賀神さんが照れちゃった……)}}
***『バンビって……』琉夏・花椿
【条件】琉夏のイベント『ICU』未発生
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「あれ、あそこにいるの……」
花椿「あ、バンビ! ぐうぜーん!」
〇〇「花椿さん、お花買いに来たの?」
花椿「そ、お店のね」
琉夏「まいど。……あれ、〇〇ちゃん」
〇〇「琉夏くん、がんばってる?」
琉夏「まあね」
花椿「ねぇねぇ……ルカ君てさ、やっぱ、美しいよね?」
〇〇「そうだね、ファンの女の子も多いしね?」
琉夏「花椿さんもウツクシーよ?」
花椿「テヘ! いや、そういうんじゃなくて、なんかさ、伝説上の生き物みたいな?」
〇〇「伝説上の?」
花椿「そう。例えば……ユニコーンとか、ドラゴンみたいな感じ」
〇〇「あっ、なんかわかるかも」
琉夏「ドラゴン琉夏、なんちて」
花椿「兄の方はどっちかてーと野獣みたいなのにね、虎とかさ」
琉夏「いいね、スカジャンみたい」
花椿「そうそう、タイガー&ドラゴン。いい感じじゃん。ね、バンビ?」
琉夏「〇〇ちゃん、バンビって呼ばれてんの?」
〇〇「え? えぇと、なんかね……」
花椿「んもう、バンビはバンビでいいの! カワイイんだから! ね、カワイイよね?」
琉夏「うん、かわいい」
〇〇「もう……」
花椿「ちょっと、ドラゴン……アンタまさか、バンビのこと狙ってないでしょーね?」
琉夏「俺? 俺はいいドラゴンだよ?」
花椿「どうだか……バンビ気をつけて? 食べられちゃうよ?」
〇〇「食べるって、そんな――」
琉夏「うまそう……」
〇〇「えっ!?」
花椿「ちょっと! バンビに手出したらコロスよ? 行こ!」
琉夏「まいど。バイバイ、バンビ」
〇〇(はぁ……変なあだ名が広まってく……)}}