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不二山 嵐 校内会話」(2022/01/08 (土) 23:57:46) の最新版変更点

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#contents *単独 ***『お願い』 ・1回目 #blockquote(){#divclass(hide){ ???「そういうわけだから。悪ぃな。」 〇〇(あ、不二山くんだ。……ん?) 男子生徒「オッス……でも、諦めないっす!」 : 不二山「〇〇。」 〇〇「どうしたの? いま、男子がすごい勢いで走っていったけど……」 不二山「兄貴になってくれって言われた。」 〇〇「ええ!?」 不二山「断った。」 〇〇「そ、それはそうだよね。」 不二山「弟子を取るような立場じゃねぇし。今の俺じゃ、ムリだ。」 〇〇(そういう問題でもないような……)}} ・2回目 #blockquote(){#divclass(hide){ ???「そういうわけだから。悪ぃな。」 〇〇(……ん? 今の会話、聞き覚えが……) 男子生徒「オッス……でも、まだまだ諦めないっす!」 : 不二山「〇〇。」 〇〇「ね、不二山くん。いま走っていったのってもしかして……」 不二山「そう。兄貴になってくれって言いに来たやつ。」 不二山「誤解があったら嫌だから訂正した上で、もう一度お願いしますってさ。」 不二山「兄貴じゃなくて、盃を交わして舎弟にしてくれって言われた。」 〇〇「盃……舎弟!??」 不二山「でも断った。そっち系の作法なんかわかんねーし。絶対ムリ。」 不二山「つーか誤解ってなんだ?おまえわかる?」 〇〇(うーん……これはもう1回くらい来るかな?)}} ・3回目 #blockquote(){#divclass(hide){ ???「そういうことならかまわねーよ。思う存分、やればいい。」 〇〇(……ん? 今の声は……) 男子生徒「オッス! がんばるっす!」 : 不二山「〇〇。」 〇〇「今のは……」 不二山「そう、あいつ。」 不二山「試合とか練習見て、俺の舎弟になりてぇっていう同志が増えたらしい。」 不二山「で、そいつらで私設応援団を作ったって報告に来た。」 〇〇「私設?」 不二山「チアはあるけどないだろ? 応援団。」 〇〇「あ、そっか……」 不二山「いずれは部にするのが目標だってさ。」 〇〇「ふぅん……嵐くんみたいだね?」 不二山「まあな。ひとっ走り行ってくる。じゃあな。」 〇〇(嵐くん、うれしいんだろうなぁ)}} *複数 ***『昼食』不二山・新名 ・1回目 #blockquote(){#divclass(hide){ 新名「え、嵐さん昼そんだけ?」 〇〇(ん? あの声は……) 〇〇「不二山くん、新名くん。」 不二山「〇〇。」 新名「あ。なあ、どう思う? 〇〇さん。」 〇〇「ん?」 新名「嵐さん、昼がソーセージロールと牛乳だけなんてありえなくね?」 新名「少ねぇし、栄養だってさ――」 不二山「これ、三食目。」 新名「ああ、それじゃあ……三食目!?」 不二山「うん。昼休み前に弁当2個食った。」 新名「それは食いすぎ……」 不二山「全然足んねーよ。部活までにまた食うかも。たぶん食う。」 新名「マジっすか……嵐さんマジパネェ……」 〇〇(ほんと、マジパネェだ……)}} ・2回目 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(ん? あそこにいるのは……) 〇〇「不二山くん! 新名くん!」 不二山「よ。」 〇〇「あ、お弁当?」 新名「マジすっげーの、嵐さんの弁当!」 新名「なんか素朴ってかさ、見た目は地味なんだけど栄養ばっちりオフクロの味、みたいな?」 不二山「おまえの弁当のほうがよっぽどウマそうだけど。」 新名「オレのなんて全ッ然! あ~……さっき貰った卵焼きなんて出汁の味がきいててもう……」 〇〇「そんなに美味しかったんだ?」 新名「うん。ウチの母親、料理苦手だからさ。オフクロの味ってマジ憧れ。」 新名「いいなー……もっと食いてぇなー……」 不二山「じゃあ、こんど交換するか?」 新名「マジで!? じゃあじゃあ、お願いします!」 不二山「わかった。」 〇〇(!? 今の笑みは……何か企んでる?)}} ・3回目 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(あっ、いたいた……) 〇〇「不二山くん! 新名くん!」 新名「〇〇ちゃん、ちょりーっす。」 〇〇「ふふっ、ちょりっす。あ、そのお弁当箱……」 新名「そ、交換してもらった! ハァ、マジうまかった……んー、ごちそうさま! んじゃ嵐さん、またよろしくッス。あ、レシピの件も! アンタもまたね。」 〇〇「新名くんのお弁当、どうだった?」 不二山「うまかった。大成功だ。」 〇〇「大成功?」 不二山「洋風弁当、食ってみたかったんだ。ずっと。だからあいつが交換話に乗ってくれて助かった。これでしばらくは弁当で楽しめるな。」 不二山「和風に飢えてた新名も満足、洋風の弁当が食いたかった俺も満足。大団円。な?」 〇〇(不二山くんの一人勝ちのような気がするのはどうしてだろう……)}} ***『脱走』不二山・新名 ※柔道部所属限定? ・1回目 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(ん? あそこにいるのは……) 〇〇「新名くん!」 新名「いっ!! あっ……アンタか……焦った~……」 〇〇「どうしたの?」 新名「……考えてみたらアンタも敵だな。」 〇〇「敵?」 不二山「見つけた。」 新名「出た! さいなら!」 : 不二山「逃げ足の速いやつ……」 〇〇「不二山くん。どうしたの?」 不二山「乱取りしてる最中に逃げられた。どうすりゃやる気になるんだ? 対策、練んなきゃな。」 〇〇(うーん、難しそうだなぁ)}} ・2回目 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(あ、不二山くん) 不二山「〇〇。新名、見てねぇ?」 〇〇「新名くん? ううん、見てないけど……」 不二山「そっか。まだ校内にはいるんだな」 〇〇「ひょっとして、また?」 不二山「……見かけたら部室で待ってるって伝えてくれ。じゃあな」 新名「…………ハァ。助かった。あんがと!」 〇〇「不二山くんの顔、見た?」 新名「見たけど?」 〇〇「行かなくていいの?」 新名「……押忍。行く。アンタも早く来てね」 〇〇(やれやれ……)}} ・3回目 #blockquote(){#divclass(hide){ 不二山「〇〇。行くか、部活」 〇〇「うん」 新名「嵐さん!」 〇〇「新名くん」 不二山「どした?」 新名「そろそろ行くころかなーって。部活」 不二山「3人仲良くってか?」 新名「早く行こうぜ父ちゃん。なあ、母ちゃん」 不二山「おまえみたいな息子願い下げだ」 新名「冷てぇ! あ、ホラ行こうぜ、オレらも」 〇〇「ふふっ、うん!」}} ***『ピアノと瞑想』設楽と不二山(階段前) ・1回目 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(ん? あそこにいるのは……) }} ・2回目 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「さてと……あ。不二山くん!」 不二山「ああ。何?」 〇〇「設楽先輩のピアノ聴いてたの?」 不二山「うん。やっぱすげーな、この人の弾くピアノ。」 〇〇「すごい?」 設楽「うるさい。」 〇〇「あ、設楽先輩。」 不二山「押忍。」 設楽「押忍じゃない。そこにいられると気が散る。どっか行ってろ。」 不二山「押忍、すみません。失礼します。」 設楽「……いや、待て。」 不二山「はい?」 設楽「俺のピアノがどうしたって?」 不二山「ああ……俺、練習前に瞑想するんすけど……」 設楽「……瞑想?」 不二山「ときどき設楽さんのピアノが聞こえて、そのまま音を追ってると……急にいろんな感覚が研ぎ澄まされるようなことがあって。ギリギリの試合で稀に掴める、あの感じと同じ。そういうときって俺、ほぼ負けてないんすよ。それを音色で引き出せるのがすげーなって。」 設楽「……おまえ、話が長いんだよ。でもまあ、そういうことか……」 設楽「……とにかく! 聴いててもいいけど、俺の邪魔をするな。わかったか?」 不二山「……押忍!」 〇〇「え? でもさっきはどっか行けって……」 設楽「なんだよ。」 〇〇「……いえ、なんでも。」 設楽「ふん。じゃあな。」 〇〇(あんまり悪い気はしてないのかな?)}} ・3回目 #blockquote(){#divclass(hide){〇〇「さてと……あ。」 〇〇「設楽先輩、もうお帰りですか?」 設楽「帰っちゃ悪いか? 家の用事があるんだよ。」 〇〇「じゃあ、今日はピアノ聴けないんですね……」 設楽「まあな……あ。あいつに会ったらおまえから言っとけ。今日は来ても無駄だって。」 〇〇「あいつ……? あ、不二山くんですか?」 設楽「俺のピアノを毎日聴きに来る物好きなんて、おまえ以外じゃあいつくらいだ。」 〇〇「う……でも、そんなに気にするなんて珍しいですね。」 設楽「……べつに気にしてない。後で文句言われたりしたら面倒くさいってだけだ。」 〇〇「…………」 設楽「……なにがおかしいんだ。ちゃんと言っとけよ? そろそろ来る時間だから。」 〇〇「ふふっ、わかりました!」 設楽「ふん……じゃあな。」 〇〇(なんたかんだで、不二山くんのこと認めてるよね、設楽先輩……) }} 更新日時:&update(format=Y/m/d H:i:s) &link_toppage(wikiトップ)|&link_up(▲ページ TOP) ---- **メモ欄 -枠内に書き込み、投稿ボタンを押すとここに表示されます。 - #comment(noname,title_msg=メモ,vsize=2) ---- &link_toppage(wikiトップ)|&link_up(▲ページ TOP) ----
#contents *単独 ***『お願い』 ・1回目 #blockquote(){#divclass(hide){ ???「そういうわけだから。悪ぃな。」 〇〇(あ、不二山くんだ。……ん?) 男子生徒「オッス……でも、諦めないっす!」 : 不二山「〇〇。」 〇〇「どうしたの? いま、男子がすごい勢いで走っていったけど……」 不二山「兄貴になってくれって言われた。」 〇〇「ええ!?」 不二山「断った。」 〇〇「そ、それはそうだよね。」 不二山「弟子を取るような立場じゃねぇし。今の俺じゃ、ムリだ。」 〇〇(そういう問題でもないような……)}} ・2回目 #blockquote(){#divclass(hide){ ???「そういうわけだから。悪ぃな。」 〇〇(……ん? 今の会話、聞き覚えが……) 男子生徒「オッス……でも、まだまだ諦めないっす!」 : 不二山「〇〇。」 〇〇「ね、不二山くん。いま走っていったのってもしかして……」 不二山「そう。兄貴になってくれって言いに来たやつ。」 不二山「誤解があったら嫌だから訂正した上で、もう一度お願いしますってさ。」 不二山「兄貴じゃなくて、盃を交わして舎弟にしてくれって言われた。」 〇〇「盃……舎弟!??」 不二山「でも断った。そっち系の作法なんかわかんねーし。絶対ムリ。」 不二山「つーか誤解ってなんだ?おまえわかる?」 〇〇(うーん……これはもう1回くらい来るかな?)}} ・3回目 #blockquote(){#divclass(hide){ ???「そういうことならかまわねーよ。思う存分、やればいい。」 〇〇(……ん? 今の声は……) 男子生徒「オッス! がんばるっす!」 : 不二山「〇〇。」 〇〇「今のは……」 不二山「そう、あいつ。」 不二山「試合とか練習見て、俺の舎弟になりてぇっていう同志が増えたらしい。」 不二山「で、そいつらで私設応援団を作ったって報告に来た。」 〇〇「私設?」 不二山「チアはあるけどないだろ? 応援団。」 〇〇「あ、そっか……」 不二山「いずれは部にするのが目標だってさ。」 〇〇「ふぅん……嵐くんみたいだね?」 不二山「まあな。ひとっ走り行ってくる。じゃあな。」 〇〇(嵐くん、うれしいんだろうなぁ)}} *複数 ***『昼食』不二山・新名 ・1回目 #blockquote(){#divclass(hide){ 新名「え、嵐さん昼そんだけ?」 〇〇(ん? あの声は……) 〇〇「不二山くん、新名くん。」 不二山「〇〇。」 新名「あ。なあ、どう思う? 〇〇さん。」 〇〇「ん?」 新名「嵐さん、昼がソーセージロールと牛乳だけなんてありえなくね?」 新名「少ねぇし、栄養だってさ――」 不二山「これ、三食目。」 新名「ああ、それじゃあ……三食目!?」 不二山「うん。昼休み前に弁当2個食った。」 新名「それは食いすぎ……」 不二山「全然足んねーよ。部活までにまた食うかも。たぶん食う。」 新名「マジっすか……嵐さんマジパネェ……」 〇〇(ほんと、マジパネェだ……)}} ・2回目 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(ん? あそこにいるのは……) 〇〇「不二山くん! 新名くん!」 不二山「よ。」 〇〇「あ、お弁当?」 新名「マジすっげーの、嵐さんの弁当!」 新名「なんか素朴ってかさ、見た目は地味なんだけど栄養ばっちりオフクロの味、みたいな?」 不二山「おまえの弁当のほうがよっぽどウマそうだけど。」 新名「オレのなんて全ッ然! あ~……さっき貰った卵焼きなんて出汁の味がきいててもう……」 〇〇「そんなに美味しかったんだ?」 新名「うん。ウチの母親、料理苦手だからさ。オフクロの味ってマジ憧れ。」 新名「いいなー……もっと食いてぇなー……」 不二山「じゃあ、こんど交換するか?」 新名「マジで!? じゃあじゃあ、お願いします!」 不二山「わかった。」 〇〇(!? 今の笑みは……何か企んでる?)}} ・3回目 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(あっ、いたいた……) 〇〇「不二山くん! 新名くん!」 新名「〇〇ちゃん、ちょりーっす。」 〇〇「ふふっ、ちょりっす。あ、そのお弁当箱……」 新名「そ、交換してもらった! ハァ、マジうまかった……んー、ごちそうさま! んじゃ嵐さん、またよろしくッス。あ、レシピの件も! アンタもまたね。」 〇〇「新名くんのお弁当、どうだった?」 不二山「うまかった。大成功だ。」 〇〇「大成功?」 不二山「洋風弁当、食ってみたかったんだ。ずっと。だからあいつが交換話に乗ってくれて助かった。これでしばらくは弁当で楽しめるな。」 不二山「和風に飢えてた新名も満足、洋風の弁当が食いたかった俺も満足。大団円。な?」 〇〇(不二山くんの一人勝ちのような気がするのはどうしてだろう……)}} ***『脱走』不二山・新名 ※柔道部所属限定? ・1回目 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(ん? あそこにいるのは……) 〇〇「新名くん!」 新名「いっ!! あっ……アンタか……焦った~……」 〇〇「どうしたの?」 新名「……考えてみたらアンタも敵だな。」 〇〇「敵?」 不二山「見つけた。」 新名「出た! さいなら!」 : 不二山「逃げ足の速いやつ……」 〇〇「不二山くん。どうしたの?」 不二山「乱取りしてる最中に逃げられた。どうすりゃやる気になるんだ? 対策、練んなきゃな。」 〇〇(うーん、難しそうだなぁ)}} ・2回目 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(あ、不二山くん) 不二山「〇〇。新名、見てねぇ?」 〇〇「新名くん? ううん、見てないけど……」 不二山「そっか。まだ校内にはいるんだな」 〇〇「ひょっとして、また?」 不二山「……見かけたら部室で待ってるって伝えてくれ。じゃあな」 新名「…………ハァ。助かった。あんがと!」 〇〇「不二山くんの顔、見た?」 新名「見たけど?」 〇〇「行かなくていいの?」 新名「……押忍。行く。アンタも早く来てね」 〇〇(やれやれ……)}} ・3回目 #blockquote(){#divclass(hide){ 不二山「〇〇。行くか、部活」 〇〇「うん」 新名「嵐さん!」 〇〇「新名くん」 不二山「どした?」 新名「そろそろ行くころかなーって。部活」 不二山「3人仲良くってか?」 新名「早く行こうぜ父ちゃん。なあ、母ちゃん」 不二山「おまえみたいな息子願い下げだ」 新名「冷てぇ! あ、ホラ行こうぜ、オレらも」 〇〇「ふふっ、うん!」}} ***『ピアノと瞑想』設楽と不二山(階段前) ・1回目 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇(ん? あそこにいるのは……) 不二山「……押忍。失礼します。」 設楽「ハァ……」 〇〇「設楽先輩!」 設楽「ああ、おまえか……」 〇〇「どうしたんですか?」 設楽「どうしたもこうしたも。」 設楽「ピアノ弾いてたら、なんか視線を感じたから廊下見たらいたんだよ。……あいつが。」 〇〇「え……ピアノ聴いてたんですか、不二山くんが?」 設楽「聴いてたんだが、考えごとしてたんだか……目を閉じてじっとしてた。」 設楽「これからもよろしくお願いしますとか言ってたけど――」 設楽「ん? おまえ、知り合いか?あいつと。」 〇〇「あ、はい。同級生です。」 設楽「じゃあ言っておけ。どういうつもりだってな。」 〇〇「えっ!? わたしが?」 設楽「別にいいだろ。ここに居合わせたのもおまえの運命だ。」 設楽「とにかく、ちゃんと言っとけよ? じゃあな。」 〇〇(うう、そんなこと言われても……) }} ・2回目 #blockquote(){#divclass(hide){ 〇〇「さてと……あ。不二山くん!」 不二山「ああ。何?」 〇〇「設楽先輩のピアノ聴いてたの?」 不二山「うん。やっぱすげーな、この人の弾くピアノ。」 〇〇「すごい?」 設楽「うるさい。」 〇〇「あ、設楽先輩。」 不二山「押忍。」 設楽「押忍じゃない。そこにいられると気が散る。どっか行ってろ。」 不二山「押忍、すみません。失礼します。」 設楽「……いや、待て。」 不二山「はい?」 設楽「俺のピアノがどうしたって?」 不二山「ああ……俺、練習前に瞑想するんすけど……」 設楽「……瞑想?」 不二山「ときどき設楽さんのピアノが聞こえて、そのまま音を追ってると……急にいろんな感覚が研ぎ澄まされるようなことがあって。ギリギリの試合で稀に掴める、あの感じと同じ。そういうときって俺、ほぼ負けてないんすよ。それを音色で引き出せるのがすげーなって。」 設楽「……おまえ、話が長いんだよ。でもまあ、そういうことか……」 設楽「……とにかく! 聴いててもいいけど、俺の邪魔をするな。わかったか?」 不二山「……押忍!」 〇〇「え? でもさっきはどっか行けって……」 設楽「なんだよ。」 〇〇「……いえ、なんでも。」 設楽「ふん。じゃあな。」 〇〇(あんまり悪い気はしてないのかな?)}} ・3回目 #blockquote(){#divclass(hide){〇〇「さてと……あ。」 〇〇「設楽先輩、もうお帰りですか?」 設楽「帰っちゃ悪いか? 家の用事があるんだよ。」 〇〇「じゃあ、今日はピアノ聴けないんですね……」 設楽「まあな……あ。あいつに会ったらおまえから言っとけ。今日は来ても無駄だって。」 〇〇「あいつ……? あ、不二山くんですか?」 設楽「俺のピアノを毎日聴きに来る物好きなんて、おまえ以外じゃあいつくらいだ。」 〇〇「う……でも、そんなに気にするなんて珍しいですね。」 設楽「……べつに気にしてない。後で文句言われたりしたら面倒くさいってだけだ。」 〇〇「…………」 設楽「……なにがおかしいんだ。ちゃんと言っとけよ? そろそろ来る時間だから。」 〇〇「ふふっ、わかりました!」 設楽「ふん……じゃあな。」 〇〇(なんたかんだで、不二山くんのこと認めてるよね、設楽先輩……) }} 更新日時:&update(format=Y/m/d H:i:s) &link_toppage(wikiトップ)|&link_up(▲ページ TOP) ---- **メモ欄 -枠内に書き込み、投稿ボタンを押すとここに表示されます。 - #comment(noname,title_msg=メモ,vsize=2) ---- &link_toppage(wikiトップ)|&link_up(▲ページ TOP) ----

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