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「不二山 嵐 大接近」(2022/05/23 (月) 21:49:58) の最新版変更点
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#contents
**1回目
#blockquote(){#divclass(hide){「それ」
「? それって?」
「人との距離を縮めるためには有効らしいな。スキンシップって」
「うん。それがどうかした?」
「…………そんなに遠いか? 俺らの距離って」
「えっ……」
「だってそうだろ? 毎回毎回、どっかしら触ってくるってことは」
「ん? だとしたら、俺からもしたほうがいいのか?」
「ええっ」
「…………俺からはダメなんか。難しいな」
「あの……迷惑だった?」
「そう思ったら言う。…………」
「嵐くん?」
「俺は、あんまり気の利いたこと言ってやれねーけど」
「おまから触られるの、悪ぃ気はしてない。だから迷惑とか考えんな」
「じゃあな」
(嵐くん……)}}
**2回目
#blockquote(){#divclass(hide){「今日は激しいな」
「あ! ご、ごめん、わたしまた……」
「…………」
「?」
「おまえにそうされるとさ。なんだろうな。ヘンな気分になる」
「ヘンな気分?」
「うん。もっと近づきたいような、でも離れてなきゃダメなような」
「こう、さ。手首とか掴んで――」
「…………」
「嵐くん?」
「なんだ今の」
「え?」
「…………ダメだ。頭回んねぇ」
「今日はもう帰る。じゃあな」
「あっ、嵐くん!」
(行っちゃった……)}}
**3回目
#blockquote(){#divclass(hide){「…………」
「どうかしたの?」
「おまえ、受け身を覚えろ」
「え!? 受け身?」
「前に行ったろ。ヘンな気分になるって」
「う、うん」
「背中がゾクッとして、ヤバイって警報が頭ん中でガンガン……」
「で、体が反応しそうになる、勝手に」
「なるべく抑えるけど、こればっかりは保障できねぇと思う」
「……うん」
「独学が無理なようなら、俺が教えてやる。つきっきりで」
「だから――」
「…………」
「嵐くん?」
「やっぱダメだ。教えてやれねぇや」
「えっ、どうして?」
「もっとヤバイ気がする。わかんねーけど」
「ハァ……なんだこれ。モヤモヤして気持ち悪ぃ」
「とにかく気をつけろ。俺に押し倒されたりしないように」
「えっ!」
「ん?」
「う、ううん」
「? じゃあな」
(さらりと凄いことを言われたような……)}}
**4回目
#blockquote(){#divclass(hide){「やめ!」
「はっ、はい!」
「ハァ……おまえ、受け身覚えてきた?」
「えっ!」
「だよな。一人でできるワケねーか」
「教えてやりたいけどムリだし……」
「あの……ごめんね?」
「いい。それより……」
「こういうこと、まさか他のヤツ、に……」
「…………」
「嵐くん?」
「ちょっと待て……」
「嵐くん、大丈夫?」
「!!!」
「……わかった。なんとなく。モヤモヤがなんなのか」
「え?」
「おまえはいい。わかんなくて」
「???」
「帰る……またな……」
(大丈夫かな、嵐くん……)}}
**5回目
#blockquote(){#divclass(hide){「やめ!」
「はっ、はい!」
「ハァ……」
「迷惑じゃねぇって前に言ったけど。もう今日は触んな」
「あ……ごめん……」
「…………」
「…………」
「…………」
「あの……送ってくれてありがとう。わたし、ここで……」
「待て」
「えっ?」
「もうちょい、いろ。少しでいい」
「……うん」
「触んなっつったり、いろっつったり……バカなこと言ってんな、俺」
「おまえもバカだ。俺の言うこと聞いたりして」
「バカだ……ホント」
(嵐くん……)}}
**6回目
#blockquote(){#divclass(hide){「ハァ……」
「うん?」
「おまえが受け身覚えたくらいじゃどうしようもねーや。これ」
「えっ?」
「…………」
「俺が本気でおまえを抑えにかかったら、どんだけ暴れようと逃げらんねぇってこと」
「言ってる意味、わかるか? つーか、わかれ」
「じゃねーと、もうおまえとはこんな風には帰れねぇ」
「嵐くん……」
「わかったって言え。……ウソでもいい」
「…………」
「○○」
「……うん。わかった」
「……よし」
「じゃあ、またな」
(嵐くん……)}}
**寸止め会話
・「やっぱ女だな……手、小っちぇえ」
「ふふっ、そうだね」
&color(#aaaaaa){「その手で触れられるとさ、ギュッて握りたくなる」}
「嵐くんが大きいんだよ」
&color(#aaaaaa){「そりゃそうだ。おまえのがでかかったらちょっとビックリ」}
・「悪ぃ。俺、近づきすぎたか?」
「ちょっと……」
&color(#aaaaaa){「おまえがよく触るからさ、近い方がいいんかと思った」}
「そんなことないよ」
&color(#aaaaaa){「そっか。俺も嫌じゃねーけど、あんまり近づきすぎるとヘンな気持ち」}
・「恋愛って、メンドクセェのかもな……」
「そうなのかもね……」
&color(#aaaaaa){「苦しまねぇと幸せになれねーとか? 柔道の修行と一緒だな……」}
「そうかな?」
&color(#aaaaaa){「おまえ見てると、真面目に言った俺が情けねぇ気がする。……でも、助かるな」}
・「なにか聞きたいことでもあるのか? 俺に」
「今の気持ち……」
&color(#aaaaaa){「言ってもいいのか? ……なんてな。まだ言いたくねぇ」}
「べつにないけど……」
&color(#aaaaaa){「なら、おとなしくしてろ。俺が困る」}
・「あんまりジッと見るなって。困る、なんか」
「苦手なんだ?」
&color(#aaaaaa){「そうじゃねーよ。見つめんなら理由を言え。そしたらたぶん平気」}
「だって……」
&color(#aaaaaa){「いいんだけどさ。……俺もそうするぞ。いいか?」}
・「! 今のはちょっとくすぐったかった……」
「じゃあ、もう一回……」
&color(#aaaaaa){「同じ手は食らわねーよ」}
「弱点、見っけv」
&color(#aaaaaa){「いいよ、おまえになら知られても。……あんまりやるなよ?」」}
・「さっきからゴソゴソと……何してぇの?」
「くすぐり!」
&color(#aaaaaa){「俺は強いぞ? なら、おまえにも……しちゃマズイな。うん」}
「イヤだった?」
&color(#aaaaaa){「イヤっていうか、おまえが何してぇのか知りたいだけ。なに?」}
・「そんなに気になるか? 俺の身体」
「うん!」
&color(#aaaaaa){「腕、硬ぇだろ? ガキの頃とは比べものになんねーくらい育った」}
「べつに?」
&color(#aaaaaa){「そっか。……なら、なんでそんなに触るんだ?」}
・「夜の空気って澄んでる気がしねぇ?」
「そんな気がする」
&color(#aaaaaa){「気のせいかもだけどな? 俺の頭ン中もスッキリさせてくんねーかな……」}
「昼とかわらないよ」
&color(#aaaaaa){「そっか。……ちょっとはそう思わねぇ?」}
・「俺、今ヘンな感じだ……」
「わたしも……」
&color(#aaaaaa){「そっか。でも、嫌な感じじゃねぇよ? ……おまえは?」}
「熱でもあるの?」
&color(#aaaaaa){「ねえよ。……もしかして、あるのか?」}
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**1回目
#blockquote(){#divclass(hide){「それ」
「? それって?」
「人との距離を縮めるためには有効らしいな。スキンシップって」
「うん。それがどうかした?」
「…………そんなに遠いか? 俺らの距離って」
「えっ……」
「だってそうだろ? 毎回毎回、どっかしら触ってくるってことは」
「ん? だとしたら、俺からもしたほうがいいのか?」
「ええっ」
「…………俺からはダメなんか。難しいな」
「あの……迷惑だった?」
「そう思ったら言う。…………」
「嵐くん?」
「俺は、あんまり気の利いたこと言ってやれねーけど」
「おまえから触られるの、悪ぃ気はしてない。だから迷惑とか考えんな」
「じゃあな」
(嵐くん……)}}
**2回目
#blockquote(){#divclass(hide){「今日は激しいな」
「あ! ご、ごめん、わたしまた……」
「…………」
「?」
「おまえにそうされるとさ。なんだろうな。ヘンな気分になる」
「ヘンな気分?」
「うん。もっと近づきたいような、でも離れてなきゃダメなような」
「こう、さ。手首とか掴んで――」
「…………」
「嵐くん?」
「なんだ今の」
「え?」
「…………ダメだ。頭回んねぇ」
「今日はもう帰る。じゃあな」
「あっ、嵐くん!」
(行っちゃった……)}}
**3回目
#blockquote(){#divclass(hide){「…………」
「どうかしたの?」
「おまえ、受け身を覚えろ」
「え!? 受け身?」
「前に行ったろ。ヘンな気分になるって」
「う、うん」
「背中がゾクッとして、ヤバイって警報が頭ん中でガンガン……」
「で、体が反応しそうになる、勝手に」
「なるべく抑えるけど、こればっかりは保障できねぇと思う」
「……うん」
「独学が無理なようなら、俺が教えてやる。つきっきりで」
「だから――」
「…………」
「嵐くん?」
「やっぱダメだ。教えてやれねぇや」
「えっ、どうして?」
「もっとヤバイ気がする。わかんねーけど」
「ハァ……なんだこれ。モヤモヤして気持ち悪ぃ」
「とにかく気をつけろ。俺に押し倒されたりしないように」
「えっ!」
「ん?」
「う、ううん」
「? じゃあな」
(さらりと凄いことを言われたような……)}}
**4回目
#blockquote(){#divclass(hide){「やめ!」
「はっ、はい!」
「ハァ……おまえ、受け身覚えてきた?」
「えっ!」
「だよな。一人でできるワケねーか」
「教えてやりたいけどムリだし……」
「あの……ごめんね?」
「いい。それより……」
「こういうこと、まさか他のヤツ、に……」
「…………」
「嵐くん?」
「ちょっと待て……」
「嵐くん、大丈夫?」
「!!!」
「……わかった。なんとなく。モヤモヤがなんなのか」
「え?」
「おまえはいい。わかんなくて」
「???」
「帰る……またな……」
(大丈夫かな、嵐くん……)}}
**5回目
#blockquote(){#divclass(hide){「やめ!」
「はっ、はい!」
「ハァ……」
「迷惑じゃねぇって前に言ったけど。もう今日は触んな」
「あ……ごめん……」
「…………」
「…………」
「…………」
「あの……送ってくれてありがとう。わたし、ここで……」
「待て」
「えっ?」
「もうちょい、いろ。少しでいい」
「……うん」
「触んなっつったり、いろっつったり……バカなこと言ってんな、俺」
「おまえもバカだ。俺の言うこと聞いたりして」
「バカだ……ホント」
(嵐くん……)}}
**6回目
#blockquote(){#divclass(hide){「ハァ……」
「うん?」
「おまえが受け身覚えたくらいじゃどうしようもねーや。これ」
「えっ?」
「…………」
「俺が本気でおまえを抑えにかかったら、どんだけ暴れようと逃げらんねぇってこと」
「言ってる意味、わかるか? つーか、わかれ」
「じゃねーと、もうおまえとはこんな風には帰れねぇ」
「嵐くん……」
「わかったって言え。……ウソでもいい」
「…………」
「○○」
「……うん。わかった」
「……よし」
「じゃあ、またな」
(嵐くん……)}}
**寸止め会話
・「やっぱ女だな……手、小っちぇえ」
「ふふっ、そうだね」
&color(#aaaaaa){「その手で触れられるとさ、ギュッて握りたくなる」}
「嵐くんが大きいんだよ」
&color(#aaaaaa){「そりゃそうだ。おまえのがでかかったらちょっとビックリ」}
・「悪ぃ。俺、近づきすぎたか?」
「ちょっと……」
&color(#aaaaaa){「おまえがよく触るからさ、近い方がいいんかと思った」}
「そんなことないよ」
&color(#aaaaaa){「そっか。俺も嫌じゃねーけど、あんまり近づきすぎるとヘンな気持ち」}
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「そうなのかもね……」
&color(#aaaaaa){「苦しまねぇと幸せになれねーとか? 柔道の修行と一緒だな……」}
「そうかな?」
&color(#aaaaaa){「おまえ見てると、真面目に言った俺が情けねぇ気がする。……でも、助かるな」}
・「なにか聞きたいことでもあるのか? 俺に」
「今の気持ち……」
&color(#aaaaaa){「言ってもいいのか? ……なんてな。まだ言いたくねぇ」}
「べつにないけど……」
&color(#aaaaaa){「なら、おとなしくしてろ。俺が困る」}
・「あんまりジッと見るなって。困る、なんか」
「苦手なんだ?」
&color(#aaaaaa){「そうじゃねーよ。見つめんなら理由を言え。そしたらたぶん平気」}
「だって……」
&color(#aaaaaa){「いいんだけどさ。……俺もそうするぞ。いいか?」}
・「! 今のはちょっとくすぐったかった……」
「じゃあ、もう一回……」
&color(#aaaaaa){「同じ手は食らわねーよ」}
「弱点、見っけv」
&color(#aaaaaa){「いいよ、おまえになら知られても。……あんまりやるなよ?」」}
・「さっきからゴソゴソと……何してぇの?」
「くすぐり!」
&color(#aaaaaa){「俺は強いぞ? なら、おまえにも……しちゃマズイな。うん」}
「イヤだった?」
&color(#aaaaaa){「イヤっていうか、おまえが何してぇのか知りたいだけ。なに?」}
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「うん!」
&color(#aaaaaa){「腕、硬ぇだろ? ガキの頃とは比べものになんねーくらい育った」}
「べつに?」
&color(#aaaaaa){「そっか。……なら、なんでそんなに触るんだ?」}
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「そんな気がする」
&color(#aaaaaa){「気のせいかもだけどな? 俺の頭ン中もスッキリさせてくんねーかな……」}
「昼とかわらないよ」
&color(#aaaaaa){「そっか。……ちょっとはそう思わねぇ?」}
・「俺、今ヘンな感じだ……」
「わたしも……」
&color(#aaaaaa){「そっか。でも、嫌な感じじゃねぇよ? ……おまえは?」}
「熱でもあるの?」
&color(#aaaaaa){「ねえよ。……もしかして、あるのか?」}
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