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「兄弟△ 喫茶店会話」(2023/04/23 (日) 22:22:52) の最新版変更点
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#contents
**喫茶店会話(友情)
***好きな食べ物
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「2人は、好きな食べ物違うよね?」
琉夏「コウは肉食獣だから。」
琥一「“獣”ってなんだ。テメェなんか虫みてぇに甘いもんばっかじゃねぇか。」
琉夏「魚も喰うね。」
琥一「威張んな、バカ。」
〇〇「まあまあ。ねぇ、じゃあいつも夕ご飯はどうしてるの?」
琉夏「夕ご飯って言うか、なぁ?」
琥一「まぁ、腹が減った時、な。」
〇〇「じゃあ、好きな時間に、好きなものばっかり?」
琉夏「それは……なぁ?」
琥一「まぁ……大体、な。」
〇〇「そんなこと続けてたら、いつか病気になっちゃうよ!?」
琉夏「それは大丈夫。身体だけは丈夫だもんな?」
琥一「まあな? 鍛え方が違うからよ。」
〇〇(いつか後悔すると思う……)}}
***好きなスポーツ
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「ねぇ、2人でスポーツとか、一緒にやらないの?」
琥一「はぁ? やんねーよ、気味悪ぃ。」
琉夏「コウが俺と一緒にスポーツ……無い、絵的に無い。」
〇〇「でも、2人ともいろいろ得意だから、同じスポーツすることもあるでしょ?」
琥一「まあ、空手くらいか? 中坊まではな。」
琉夏「組み手はよくやったな? つーか、道場で組まされたから。」
〇〇「そっか……空手ね。他には?」
琥一「あぁ……あれはどうだ。ボウリング。」
琉夏「あぁ、通ったな。やっぱ中坊の頃、学校の帰りに。」
〇〇「今は一緒にやらないの?」
琥一「まぁ、バイトで生活に追われてるしよ。」
琉夏「そういうこと。コウ、負けっぱなしだしね。」
琥一「はぁ? 誰がだコラ、泣かすぞ。」
琉夏「上等だコラ。」
〇〇「はいはい、ケンカしない!」
〇〇(やっぱりこの2人、仲がいいんだな……)}}
***学校のことについて
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「ねぇ、2人とも学校は、どう?」
琥一「はぁ? 生活指導かよ。」
琉夏「まあまあ。そうだな……楽しいよ。思ってたよりね。」
〇〇「そっか。良かった。」
琥一「まあ、そうだな……中学の頃と比べりゃ、平和なもんだ。」
〇〇「中学は、公立だっけ?」
琉夏「そう。ちょっとゴタゴタあって、毎日ピリピリしてたから。」
琥一「メンドクセーからずらかることにした。で、はば学だ。」
〇〇「そうだったんだ……でも、もう今は大丈夫だよね?」
琉夏「……だよね?」
琥一「こんなウルセーのが始終くっついてたら、そうそうバカできねぇだろ。」
琉夏「そうだな。」
〇〇「……ん? わたしのこと?」
琥一「さあな?」
琉夏「褒めたんだよ、コウは。“ありがとう”ってさ。」
〇〇「うん……じゃあ、よし。」}}
***お互いについて
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「一度聞きたかったんだけど、男兄弟って、お互いのことどういう風に考えてるの?」
琉夏「どうって言われても……どう?」
琥一「あぁ? どうもこうも……兄弟だろーが。」
〇〇「そうじゃなくて、ライバル関係とか、友達関係とか。」
琉夏「あぁ、そういうアレか。そうだな……主従関係?」
〇〇「主従関係!? じゃあ、主はどっち?」
琉夏「俺。コウの物は俺の物、俺の物も俺の物だから。な?」
琥一「ぶん殴るぞ?」
琉夏「じゃあ、ボケとツッコミ。俺、ツッコミ。」
琥一「どう見てもボケだ、テメェは。」
琉夏「なんでやねーん!」
琥一「ウルセー、他の客に迷惑だろーが。」
〇〇(本当に仲がいいんだな……)}}
***異性の好みについて
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「やっぱり、2人で好きな女の子の話とか、する?」
琥一「はぁ? しねーよ、女じゃあるまいしよ。」
琉夏「ないない。」
〇〇「そっか……じゃあ、お互いの好きなタイプとか、分からないんだ?」
琥一「…………」
琉夏「…………」
〇〇「あれ?」
琉夏「さて、と……そろそろ行こうか?」
琥一「そうだな、それがいいな?」
〇〇(……あれ?)}}
***女の子らしさについて
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「ねぇ、2人は、女の子らしさって、何だと思う?」
琥一「メンドクセーな……」
琉夏「どしたの?」
〇〇「いつも一緒にいるんだから、そういう価値観、似てるんじゃないかなって。」
琉夏「そんなこと言ったら、いつも一緒の女の子が……なぁ?」
琥一「あ? おう、そうか。いたいた、女らしいのが。」
〇〇「……なに?」
琉夏「いや、女らしいなって。」
琥一「おう。三歩下がってついて来るしな?」
琉夏「そうそう。言葉づかいも丁寧だし、すぐ怒んないしな?」
〇〇(ううっ……ヤブヘビだったか)}}
***男の子同士の友情って
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「ねぇねぇ、兄弟の間でも、男の友情って感じるもの?」
琉夏「あぁ、友情ね……えぇと、コウにパス。」
琥一「あ? なんだ、友情だ? そんなもんオマエ……ねーよ。」
〇〇「無いの!?」
琉夏「まあ、一緒に育ってるから、あんまりそういう風にはなぁ?」
琥一「おぅ、つーかオマエ、気持ち悪ぃ質問すんな。」
〇〇「でもさ、2人はすごく仲がいいでしょ?」
琉夏「そんなことないだろ。なぁ、コウ?」
琥一「そうだぞ? 何ならコイツ、ぶん殴って見せるか?」
〇〇(2人とも、なんか照れてるみたい……)}}
***男女の友情って
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「ねぇ、男女の友情って、あるのかな?」
琉夏「あるのかな、コウ?」
琥一「メンドクセーからパス。」
〇〇「じゃあ、2人ともいつか結婚したら、相手のお嫁さんとは、友達になりたい?」
琉夏「あぁ、そういうこと。そういうことなら、な、コウ。」
琥一「メンドクセーからパス。」
〇〇「もう……よくわかんないなぁ。」
琉夏「わかんない方がいいこともあるんだ。な、コウ?」
琥一「メンドクセーからパス。」
琉夏「じゃあ俺もパス。」
〇〇(なんか、はぐらかされちゃった……)}}
***恋してる?
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「ちょっと聞きたいんだけど、いい?」
琥一「ダメでも聞くんだろーが?」
〇〇「そうなんだけど……兄弟の間で相手が恋してたら、わかっちゃうもの?」
琉夏「俺、わかる。」
琥一「ウソつけ。」
琉夏「わかるね。コウは恋してる。」
〇〇「そうなの!?」
琥一「はぁ!? バカか、テメェは?」
琉夏「やっぱな。図星だと、コウは声が裏返る。ラブラブだ。」
琥一「ラブ――バカ、たまたまだ!」
琉夏「ほら、まただ。」
琥一「テメェな……自分のこと棚に上げんのも大概にしとけ?」
〇〇「琉夏くんも……」
琉夏「えっ? いや、俺はほら、恋に恋するタイプだから。」
琥一「ヘッ、苦しいな、おい?」
琉夏「コウもな?」
〇〇「……?」
琉夏「ここは一旦、ドローってことで。」
琥一「飲んだ。」
〇〇(??? なんなのよ……)}}
**喫茶店会話(愛情)
***男の人って
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「男の人って、いつもどんなこと考えてるの?」
琉夏「やらしいこと。」
〇〇「もう! じゃあ、琥一くんは?」
琥一「さあな? オマエはどうなんだよ?」
〇〇「わたし? わたしは……」
琉夏「今、誰のこと考えてる?」
〇〇「え、誰って……」
琥一「“えっ”じゃねぇんだよ。」
琉夏「コウ、いじめんなよ。」
琥一「オマエがな?」
〇〇(ビックリした……)}}
***異性の好みについて
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「ときどきは、2人で好きな女の子の話とか、する?」
琥一「しねーな」
〇〇「そっか」
琉夏「してみる?」
琥一「するまでもねーだろ。テメェの場合は」
琉夏「コウもな?」
〇〇「えっと……」
琉夏「罪、重いよ?」
〇〇(……罪?)}}
***女の子らしさについて
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「2人は、女の子らしさって、どういう時に感じる?」
琥一「ルカ、オマエこいつに余計なこと言ったのか?」
琉夏「言わねぇよ。コウだろ、いつもつまんねぇこと言うのは?」
〇〇「そ、そうじゃなくて! 兄弟だと考え方も似てくるのかなって」
琥一「くだらねぇ……そういうことかよ」
琉夏「でも、そうかもしんないぜ? 2人で同じ女の子、見てたんだからさ」
〇〇(女の子って、もしかして……)}}
***ドキドキする時って
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「2人が女の子にドキドキするのって、どういう時?」
琉夏「えぇと……エッチ系の話?」
琥一「バカ。」
〇〇「ちがう! そうじゃなくて、もうちょっと精神的な。」
琉夏「そうだな……コウは?」
琥一「あぁ? 俺にふるなって……」
琉夏「今だったりして。な、コウ?」
琥一「ウルセー、黙ってろ。」
琉夏「恐ぇんだよ、スゴむなよ。」
〇〇「もう、ケンカしないで!」
琥一「誰がさせてんだよ。」
〇〇「え?」
琉夏「気にすんな、八つ当たりだよ。」
〇〇(わたしのせい、なのかな……)}}
***男の子同士の友情って
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「男の子同士の友情って、強いんだよね?」
琉夏「らしいね。でも、なんで?」
琥一「俺らにケンカすんなって言いてぇんだろ」
琉夏「あれ、ケンカしてたんだっけ?」
琥一「さあな? オマエがしてぇなら、してねぇんだろ」
琉夏「つっかかんなよ」
琥一「オマエがな?」
琥一「今日は気分が悪ぃ。そろそろ引き上げねぇか?」
〇〇(ハァ……どうしてこうなっちゃうんだろう……)}}
***男女の友情って
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「ねぇ、男女の友情って、あるよね?」
琉夏「無いね」
琥一「即答かよ」
琉夏「コウは“ある”派?」
琥一「いけねーのかよ?」
琉夏「いや? 珍しくイイ子ぶるからさ」
琥一「言いてぇことがあんなら言えよ」
琉夏「そのうちな」
〇〇「ゴメン、2人ともやめて?」
琉夏「こっちこそゴメン……やんなっちゃうな、俺らガキで」
〇〇(琉夏くん……)}}
***恋してる?
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「恋愛って、難しいね……」
琥一「なんだ、急に。」
〇〇「うん……」
琥一「ルカ、何とかしろ。」
琉夏「この空気を?」
〇〇「ゴメン、さっきの忘れて?」
琉夏「いいんだ。難しいのは、最初から分かってた。ただ、気づかないふりしてたんだ。そうだろ?」
琥一「知らねーよ。」
〇〇(わたし、2人を傷つけてるのかな……)}}
***キスについて
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「えぇっと……怒らないで聞いて欲しいんだけど……」
琉夏「聞いたか、コウ?」
琥一「いちいち俺の顔色うかがうんじゃねぇよ。」
琉夏「それで、なに?」
〇〇「2人とも……キスって、大事なことだと思う?」
琥一「はぁ?」
琉夏「コウ。」
琥一「怒ってねぇだろ。」
〇〇「うん、男の子は違うのかなって、少し気になって……」
琉夏「そういう話はさ、3人じゃない時にしよう。」
〇〇「そうだね……ゴメン。」
琥一「謝んな。バカは俺らだ。」
〇〇(えっと、困ったな……)}}
***スキンシップについて
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「2人はスキンシップって、どう思う?」
琉夏「コウは?」
琥一「なんで俺にふんだよ。」
琉夏「苦手そうじゃん。スキンシップ。」
琥一「フツーはそうなんだよ。」
〇〇「そういうもの?」
琉夏「人によるだろ?」
琥一「オマエは得意そうだな?」
琉夏「まあな。そうだよね?」
〇〇「えっ?」
琥一「おい。テメェまさか……」
琉夏「バカ、冗談だよ。」
琥一「チッ。」
〇〇(嫌な感じだな……)}}
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#contents
**喫茶店会話(友情)
***好きな食べ物
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「2人は、好きな食べ物違うよね?」
琉夏「コウは肉食獣だから。」
琥一「“獣”ってなんだ。テメェなんか虫みてぇに甘いもんばっかじゃねぇか。」
琉夏「魚も喰うね。」
琥一「威張んな、バカ。」
〇〇「まあまあ。ねぇ、じゃあいつも夕ご飯はどうしてるの?」
琉夏「夕ご飯って言うか、なぁ?」
琥一「まぁ、腹が減った時、な。」
〇〇「じゃあ、好きな時間に、好きなものばっかり?」
琉夏「それは……なぁ?」
琥一「まぁ……大体、な。」
〇〇「そんなこと続けてたら、いつか病気になっちゃうよ!?」
琉夏「それは大丈夫。身体だけは丈夫だもんな?」
琥一「まあな? 鍛え方が違うからよ。」
〇〇(いつか後悔すると思う……)}}
***好きなスポーツ
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「ねぇ、2人でスポーツとか、一緒にやらないの?」
琥一「はぁ? やんねーよ、気味悪ぃ。」
琉夏「コウが俺と一緒にスポーツ……無い、絵的に無い。」
〇〇「でも、2人ともいろいろ得意だから、同じスポーツすることもあるでしょ?」
琥一「まあ、空手くらいか? 中坊まではな。」
琉夏「組み手はよくやったな? つーか、道場で組まされたから。」
〇〇「そっか……空手ね。他には?」
琥一「あぁ……あれはどうだ。ボウリング。」
琉夏「あぁ、通ったな。やっぱ中坊の頃、学校の帰りに。」
〇〇「今は一緒にやらないの?」
琥一「まぁ、バイトで生活に追われてるしよ。」
琉夏「そういうこと。コウ、負けっぱなしだしね。」
琥一「はぁ? 誰がだコラ、泣かすぞ。」
琉夏「上等だコラ。」
〇〇「はいはい、ケンカしない!」
〇〇(やっぱりこの2人、仲がいいんだな……)}}
***学校のことについて
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「ねぇ、2人とも学校は、どう?」
琥一「はぁ? 生活指導かよ。」
琉夏「まあまあ。そうだな……楽しいよ。思ってたよりね。」
〇〇「そっか。良かった。」
琥一「まあ、そうだな……中学の頃と比べりゃ、平和なもんだ。」
〇〇「中学は、公立だっけ?」
琉夏「そう。ちょっとゴタゴタあって、毎日ピリピリしてたから。」
琥一「メンドクセーからずらかることにした。で、はば学だ。」
〇〇「そうだったんだ……でも、もう今は大丈夫だよね?」
琉夏「……だよね?」
琥一「こんなウルセーのが始終くっついてたら、そうそうバカできねぇだろ。」
琉夏「そうだな。」
〇〇「……ん? わたしのこと?」
琥一「さあな?」
琉夏「褒めたんだよ、コウは。“ありがとう”ってさ。」
〇〇「うん……じゃあ、よし。」}}
***お互いについて
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「一度聞きたかったんだけど、男兄弟って、お互いのことどういう風に考えてるの?」
琉夏「どうって言われても……どう?」
琥一「あぁ? どうもこうも……兄弟だろーが。」
〇〇「そうじゃなくて、ライバル関係とか、友達関係とか。」
琉夏「あぁ、そういうアレか。そうだな……主従関係?」
〇〇「主従関係!? じゃあ、主はどっち?」
琉夏「俺。コウの物は俺の物、俺の物も俺の物だから。な?」
琥一「ぶん殴るぞ?」
琉夏「じゃあ、ボケとツッコミ。俺、ツッコミ。」
琥一「どう見てもボケだ、テメェは。」
琉夏「なんでやねーん!」
琥一「ウルセー、他の客に迷惑だろーが。」
〇〇(本当に仲がいいんだな……)}}
***異性の好みについて
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「やっぱり、2人で好きな女の子の話とか、する?」
琥一「はぁ? しねーよ、女じゃあるまいしよ。」
琉夏「ないない。」
〇〇「そっか……じゃあ、お互いの好きなタイプとか、分からないんだ?」
琥一「…………」
琉夏「…………」
〇〇「あれ?」
琉夏「さて、と……そろそろ行こうか?」
琥一「そうだな、それがいいな?」
〇〇(……あれ?)}}
***女の子らしさについて
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「ねぇ、2人は、女の子らしさって、何だと思う?」
琥一「メンドクセーな……」
琉夏「どしたの?」
〇〇「いつも一緒にいるんだから、そういう価値観、似てるんじゃないかなって。」
琉夏「そんなこと言ったら、いつも一緒の女の子が……なぁ?」
琥一「あ? おう、そうか。いたいた、女らしいのが。」
〇〇「……なに?」
琉夏「いや、女らしいなって。」
琥一「おう。三歩下がってついて来るしな?」
琉夏「そうそう。言葉づかいも丁寧だし、すぐ怒んないしな?」
〇〇(ううっ……ヤブヘビだったか)}}
***男の子同士の友情って
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「ねぇねぇ、兄弟の間でも、男の友情って感じるもの?」
琉夏「あぁ、友情ね……えぇと、コウにパス。」
琥一「あ? なんだ、友情だ? そんなもんオマエ……ねーよ。」
〇〇「無いの!?」
琉夏「まあ、一緒に育ってるから、あんまりそういう風にはなぁ?」
琥一「おぅ、つーかオマエ、気持ち悪ぃ質問すんな。」
〇〇「でもさ、2人はすごく仲がいいでしょ?」
琉夏「そんなことないだろ。なぁ、コウ?」
琥一「そうだぞ? 何ならコイツ、ぶん殴って見せるか?」
〇〇(2人とも、なんか照れてるみたい……)}}
***男女の友情って
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「ねぇ、男女の友情って、あるのかな?」
琉夏「あるのかな、コウ?」
琥一「メンドクセーからパス。」
〇〇「じゃあ、2人ともいつか結婚したら、相手のお嫁さんとは、友達になりたい?」
琉夏「あぁ、そういうこと。そういうことなら、な、コウ。」
琥一「メンドクセーからパス。」
〇〇「もう……よくわかんないなぁ。」
琉夏「わかんない方がいいこともあるんだ。な、コウ?」
琥一「メンドクセーからパス。」
琉夏「じゃあ俺もパス。」
〇〇(なんか、はぐらかされちゃった……)}}
***恋してる?
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「ちょっと聞きたいんだけど、いい?」
琥一「ダメでも聞くんだろーが?」
〇〇「そうなんだけど……兄弟の間で相手が恋してたら、わかっちゃうもの?」
琉夏「俺、わかる。」
琥一「ウソつけ。」
琉夏「わかるね。コウは恋してる。」
〇〇「そうなの!?」
琥一「はぁ!? バカか、テメェは?」
琉夏「やっぱな。図星だと、コウは声が裏返る。ラブラブだ。」
琥一「ラブ――バカ、たまたまだ!」
琉夏「ほら、まただ。」
琥一「テメェな……自分のこと棚に上げんのも大概にしとけ?」
〇〇「琉夏くんも……」
琉夏「えっ? いや、俺はほら、恋に恋するタイプだから。」
琥一「ヘッ、苦しいな、おい?」
琉夏「コウもな?」
〇〇「……?」
琉夏「ここは一旦、ドローってことで。」
琥一「飲んだ。」
〇〇(??? なんなのよ……)}}
**喫茶店会話(愛情)
***男の人って
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「男の人って、いつもどんなこと考えてるの?」
琉夏「やらしいこと。」
〇〇「もう! じゃあ、琥一くんは?」
琥一「さあな? オマエはどうなんだよ?」
〇〇「わたし? わたしは……」
琉夏「今、誰のこと考えてる?」
〇〇「え、誰って……」
琥一「“えっ”じゃねぇんだよ。」
琉夏「コウ、いじめんなよ。」
琥一「オマエがな?」
〇〇(ビックリした……)}}
***異性の好みについて
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〇〇「ときどきは、2人で好きな女の子の話とか、する?」
琥一「しねーな」
〇〇「そっか」
琉夏「してみる?」
琥一「するまでもねーだろ。テメェの場合は」
琉夏「コウもな?」
〇〇「えっと……」
琉夏「罪、重いよ?」
〇〇(……罪?)}}
***女の子らしさについて
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〇〇「2人は、女の子らしさって、どういう時に感じる?」
琥一「ルカ、オマエこいつに余計なこと言ったのか?」
琉夏「言わねぇよ。コウだろ、いつもつまんねぇこと言うのは?」
〇〇「そ、そうじゃなくて! 兄弟だと考え方も似てくるのかなって」
琥一「くだらねぇ……そういうことかよ」
琉夏「でも、そうかもしんないぜ? 2人で同じ女の子、見てたんだからさ」
〇〇(女の子って、もしかして……)}}
***ドキドキする時って
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〇〇「2人が女の子にドキドキするのって、どういう時?」
琉夏「えぇと……エッチ系の話?」
琥一「バカ。」
〇〇「ちがう! そうじゃなくて、もうちょっと精神的な。」
琉夏「そうだな……コウは?」
琥一「あぁ? 俺にふるなって……」
琉夏「今だったりして。な、コウ?」
琥一「ウルセー、黙ってろ。」
琉夏「恐ぇんだよ、スゴむなよ。」
〇〇「もう、ケンカしないで!」
琥一「誰がさせてんだよ。」
〇〇「え?」
琉夏「気にすんな、八つ当たりだよ。」
〇〇(わたしのせい、なのかな……)}}
***男の子同士の友情って
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〇〇「男の子同士の友情って、強いんだよね?」
琉夏「らしいね。でも、なんで?」
琥一「俺らにケンカすんなって言いてぇんだろ」
琉夏「あれ、ケンカしてたんだっけ?」
琥一「さあな? オマエがしてぇなら、してねぇんだろ」
琉夏「つっかかんなよ」
琥一「オマエがな?」
琥一「今日は気分が悪ぃ。そろそろ引き上げねぇか?」
〇〇(ハァ……どうしてこうなっちゃうんだろう……)}}
***男女の友情って
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「ねぇ、男女の友情って、あるよね?」
琉夏「無いね」
琥一「即答かよ」
琉夏「コウは“ある”派?」
琥一「いけねーのかよ?」
琉夏「いや? 珍しくイイ子ぶるからさ」
琥一「言いてぇことがあんなら言えよ」
琉夏「そのうちな」
〇〇「ゴメン、2人ともやめて?」
琉夏「こっちこそゴメン……やんなっちゃうな、俺らガキで」
〇〇(琉夏くん……)}}
***恋してる?
#blockquote(){#divclass(hide){
〇〇「恋愛って、難しいね……」
琥一「なんだ、急に。」
〇〇「うん……」
琥一「ルカ、何とかしろ。」
琉夏「この空気を?」
〇〇「ゴメン、さっきの忘れて?」
琉夏「いいんだ。難しいのは、最初から分かってた。ただ、気づかないふりしてたんだ。そうだろ?」
琥一「知らねーよ。」
〇〇(わたし、2人を傷つけてるのかな……)}}
***キスについて
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〇〇「えぇっと……怒らないで聞いて欲しいんだけど……」
琉夏「聞いたか、コウ?」
琥一「いちいち俺の顔色うかがうんじゃねぇよ。」
琉夏「それで、なに?」
〇〇「2人とも……キスって、大事なことだと思う?」
琥一「はぁ?」
琉夏「コウ。」
琥一「怒ってねぇだろ。」
〇〇「うん、男の子は違うのかなって、少し気になって……」
琉夏「そういう話はさ、3人じゃない時にしよう。」
〇〇「そうだね……ゴメン。」
琥一「謝んな。バカは俺らだ。」
〇〇(えっと、困ったな……)}}
***スキンシップについて
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〇〇「2人はスキンシップって、どう思う?」
琉夏「コウは?」
琥一「なんで俺にふんだよ。」
琉夏「苦手そうじゃん。スキンシップ。」
琥一「フツーはそうなんだよ。」
〇〇「そういうもの?」
琉夏「人によるだろ?」
琥一「オマエは得意そうだな?」
琉夏「まあな。そうだよね?」
〇〇「えっ?」
琥一「おい。テメェまさか……」
琉夏「バカ、冗談だよ。」
琥一「チッ。」
〇〇(嫌な感じだな……)}}