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丼5

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「じゃあ、そこに手をつけて」
「こ、こうですか?」
 麻衣の言ったとおりに真砂子は、腹部までお湯につかっている体を立ち上がらせ、近くにある大きな丸い岩に手を突いた。上体を少し折って、お尻を後方へ突き出した格好になっている。
「これならお湯が入ることはないよね」
「だから、そう言うことはいわないでください」
 麻衣は真砂子の後ろへ立ち、桃のようなお尻を触った。浴槽の水位は、体が小さい麻衣たちでも、立っていれば股まで届かない高さだ。
 胸だけでなく、滅多に他人には見せないところもじっくり見られ、きっと真砂子の胸中は恥かしさでいっぱいだろう。
「真砂子、さわって大丈夫だよね?」
 麻衣は真砂子の真後ろの位置で座り、顔を上げて目の前に映るものをみて許しを請う。
「……駄目だったらこんな格好はしませんよ。……もう、バカなんだから」
 少し時間を置いて真砂子は、か細い声で答えた。
「絶対傷つけないし、痛くもしないから心配しないでね。……うーん。いやあ、色はきれいだけど、やっぱり複雑な形だなあ」
 麻衣がまじまじと観察しているのは、鮮やかなピンク色の小さな花びらが付いている、細長い楕円形の花のようなもの。これが彼女が求める真砂子の神秘。
 麻衣は感激しているが、その形同様に複雑な思いに浸っている。自宅のお風呂で自分のを手鏡でよく見ているが、他人のとなると変な気持ちになる。
「とりあえず、何からすればいいんだろう?」
 男性経験があれば自分がされたことを参考に出来るのだが、多分麻衣は処女だ。多分。
「友達から『別冊少女コミック』借りて読んでおけばよかった」
 意外とうぶなところがある麻衣は、漫画本でさえエロティックなものを敬遠する。
「あ、あの、麻衣さん。無理をなさらなくてもいいのですよ。やっぱり女同士では……」
 真砂子は少し上体を捩って後ろを振り向く。
「ごめん、ごめん、ちょっと待っててね」
 今の麻衣には、同性と肌を重ねることに抵抗感はない。むしろ自分の下半身にムラムラとくるものを感じている。
「まずは入り口付近からかな?」
 麻衣は人差し指と中指を口に含ませ、唾液でじっとりと湿らせた。
「ひゃうっ!」
 麻衣は二本指の腹部分で真砂子の花びらをさすると、彼女は小さな悲鳴をだした。
「ほんのちょっと触っただけなのに、真砂子ったら敏感。いい声が出るんだね」
 彼女の声をかわいいと思った麻衣はもっといじめたくなる。花びらと花びらの間に二本指を置き円を描くようにすると、真砂子のそこはお湯から上がって乾き始めているはずなのに、しっとりと濡れてきた。
「真砂子のここもやっぱりこうなるのか」
 麻衣はお風呂、ベットや教室で一人になったとき、自分の花びらを指でいじったり、机の角に当て押しつけたりしたことがあった。刺激させている部分がジンジンうずいて体が火照り、更に続けると気持ちよくなってその行為が止められなくなっていく。
 そして最後に、体中から波のようなものが頭の中へ押し寄せてきて、意識が吹っ飛ばされそうなほど強い快感を得た。その後は力尽きたように全身がぐったりして頭がぼーっとなり、真っ赤な顔で息を切らしていた。
 イライラしたときや夜眠れないときによくやっていて、その最中に今の真砂子みたいに、さすってるところから透明な液体が出てきて、ショーツをびっしょりと濡らしていた。
「真砂子、温泉が湧き出てる」
「お願いですから、あなたはもうしゃべらないで下さい!……ひっ!」
 真砂子に怒られながら、麻衣は円を描いた指を、液体が湧き出る入り口へ中指だけ滑り込ませた。
 すると、真砂子は急に体の中に異物が入ってきてびっくりしたようで、突き刺すような短い悲鳴をあげる。
「うん、わかった。もう私、変なこと言わないね。真砂子のことを変にするから」
「だ、だから、そういう台詞がオヤジっぽいんです! 将来、滝川さんみたいになりますよ……あ……! うっ…… ん……」
 麻衣は指を真砂子の中で折り曲げ、伸ばすのを繰り返し彼女を刺激すると、ますます内部に液体があふれ指の動きが滑らかになっていく。
「んっ、麻衣! そこよ、そこ! んっ……お、お上手ね……」
 強い刺激が頻繁に込み上げて来るようで、声がひっくり返ったり、詰まったりして上手く出せないでいる。
 真砂子は今、麻衣が一人で耽っていた時のと、おそらく同じような快楽を得ているだろう。麻衣が自分の体験に基づいて、刺激を感じるポイントを突いているから。
 きっと真砂子も一人でしたことがあるはず、同じ女の子だもの。あとで根掘り葉掘り聞こう、と麻衣は心に決めた。特に週に何回かを。
 自分の指で気持ちよくなっている真砂子を見ていてうれしく感じ、もっと気持ちよくさせたいと思った。
 麻衣は、さっき真砂子の乳房を赤ん坊みたいに吸い付いたのを思いだし、ひらめいた。
「ここを舐めるのって変かな、真砂子のすっごく美味しそうなんだけど」
「もう私はあなたの言うことには答えません!」
 恥かしい台詞禁止だった。
「そうだったね。じゃあ口は話すのに使わないよ」
 麻衣は中指を抜き、両手の親指で真砂子の花びらをぐいっと引っ張り、その間からとろとろとあふれ出る液体を舐めとるように、舌先を出しながら口をつけた。
「そ、そんなに……か、かき回さないで。わ、私、本当に変になっちゃうぅ」
 麻衣の舌が真砂子の中で暴れまわる。奥へ侵入したり、広げるようにぐるぐる回したり。麻衣は舌に受ける内壁の感触が面白くて病み付きになっている。
「すっごい。麻衣……こんな気持ちよくなったの、は、初めてよ。……もう私、どうかしちゃう……」
 快楽にまみれた真砂子は、悲鳴に近い歓喜の声を上げている。彼女は麻衣に舌を入れられている部分の入り口付近についている、濃いピンク色の小さな突起物を、親指と人差し指でつまんだ。
「……もうっ……だ、だめ……私、もう耐えられない……麻衣、私を、私を変にしてーー!」
 真砂子は目から涙がこぼれている。震える体で、その雫は粒になって振りまかれた。
「あんたのほうがよっぽど恥かしいこと言ってるよ」
 舐めながら麻衣はそう思った。彼女の舌の動きはもっともっと慌しくなる。真砂子に天にも昇るような最高の快感を味わえさせたかった。
「逝っちゃうぅ……逝っちゃう……麻衣、私……もう逝っちゃう!……逝っちゃうぅぅぅぅ!……!」
 どこに逝くんだろうと疑問に思いながらも、麻衣は舌を奥までねじ込み、必死になって真砂子の中をかき回した。
「逝っくうぅぅぅ…………!」
 真砂子はつまんでいる突起物をぎゅっと強くひねると、伏せていた顔を背中と一緒に跳ね上げ、金切り声を絞り出した。
「う、うぇっ!?」
 その叫び声を聞くと同時に、真砂子の中に入っている自分の舌が、ねじ切られる感覚になって麻衣は驚いた。まるで真砂子に喰いちぎられ、飲み込まれるようだった。
 麻衣は彼女の体に入れた舌を引っこ抜き、自分も体を折って後ろからそっと抱きついた。彼女の体に重みをかけないように気をつけながら。
「真砂子、すっごくいい声だったよ。滅茶苦茶感じちゃったんだね。最後、抜けないように私の舌を絡めとろうとしちゃって。よっぽど良かったんだね、私の舌」
 真砂子は乱れた呼吸整えるのに精一杯で、麻衣が無邪気に言い放った感想に、返す気力は無いようだ。
 そんな彼女を麻衣は、左手で彼女の乳房をマッサージするようにやさしくさすり、背中にほっぺたをつけ舌を這わせた。
「ま、麻衣」
 背筋を伸ばし真砂子は振り返る。顔は頬が紅潮し涙で目がはれ、口元からよだれを垂らしている。
 気力が吹っ飛ばされ、うつろな表情の弱々しい彼女を見て、麻衣は無性に抱きしめたくなった。
「んっ……!」
 二人はお互いの腕を背中に絡ませ密着させ、キスをする。今の麻衣のキスは、唇を触れるだけでやさしかった。
 麻衣は、真砂子とずっとこうしていたい、彼女を放したくないと切望していた。

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