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第四話

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理性が焼き切れる程に焦らされて、麻衣の両手が滝川の肩を甘えるようにキュッと掴む。
「…おねがい…………もう…………」
喘ぎに乾いた唇が、浅ましく懇願のかたちに動いていくのを、麻衣はどうしても止めることが出来ない。

「…限界?」
麻衣の閉じた白い脚が、スカートの中でもじもじと擦り寄るように動くのを視界の端で見やりながら、
滝川がさらに煽り焦らすように、優しく意地悪い声で尋ねる。
彼女の下着の少女らしい手ざわりと、薄い布の下で淡く茂る幼い恥毛のやわらかな感触を、指の腹で
心地よく愉しみながら、ゆるゆると指先で土手の上を撫で回すと、
「…んっ………あぁ………も…、限界……っ」
欲しい場所に望む刺激を与えてもらえず、焦れた麻衣が半泣きで滝川にせがむ。
「…ぼーさぁん………早く………もう我慢、………できないよぉ…………」

自分を求めて希う麻衣の甘えた声に、至福と愉悦を強く感じながら、滝川は彼女をあやすように笑う。
「ごめんなー、麻衣が可愛くてつい。あんまり虐めるのも可哀相だし、そろそろ正直になったご褒美に
いっぱい気持ちよくしてやるからな」
滝川は胸の先を悪戯にベロリと舐めてから、下着の上で戯ぶ指を麻衣が求める方へとするりと滑らせた。
「…んっ……あぁ………そこ、…いっぱい………さわっ…て……」
焦りと期待で麻衣の胸が震える。
「ん。……じゃ、遠慮無く」
床に横座りしていた麻衣の、閉じた脚の狭い隙間に少し強引に手を差し入れる。
「…もう少し脚、開けるか?」
「うん……」
蹂躙を待ち望む麻衣が膝を少しずつ開く。
「そう、上手。これでもっと麻衣に…触れる」
自分を受け入れるために緩み開いていく彼女の脚の動きに合わせて、滝川はゆっくりと優しくも不埒な指を
さらに奥へと滑り込ませた。

「…はぁ…………」
ゆっくりと這うように下の方まで撫でられて、薄く開いた麻衣の唇から、思わず歓喜の吐息が洩れる。
触れて欲しかったところにようやく手が届き、麻衣の身体全部に痺れるように幸福が満ちた。
焦れた疼きを宥めるように優しく撫でるその感触に、麻衣はうっとりと目を閉じる。

けれどそのひたすらに優しく宥める感触は、何故か裏腹に彼女をさらに焦らして煽った。
触れられた瞬間満たされた筈の疼きも、彼の指が離れた途端、すぐに甦ってしまう。
しかも優しく撫でられるたびに、それは更にじわじわと強く増していってしまい、麻衣は困惑する。
(どうして………でも)
待ち望んだ場所を触れられている筈なのに、どうしても満たされない。疼いて痺れて、もっと切ない。
すでに濡れた感触のする自分の裡から、さらにじわりと沁み出るものを感じる。
「………あぁ………もっとちゃんと、さわっ、てぇ………」
そのもどかしさに、麻衣は知らぬうちに腰を揺らしていた。

「ちゃんと触ってるけど?」
麻衣の胸から顔を上げ、滝川が彼女の潤む瞳を覗き込んで笑う。
「……足りない?」
「たり、ない……」
全てを見透かすような瞳で笑う滝川の視線が、麻衣を痺れさせて煽る。
化膿した傷のようにジクジクと熱く疼く場所がさらにトロリと濡れて、麻衣は泣きたくなった。
恥ずかしくて悔しくて、けれどどうしてもこの切ない餓えを満たして欲しくて、優しく触れる指に
そこをきゅっと押しつける。
「……もっと、ちゃんと……中、まで…………おねがい……いじわる、しないで………」
こんなにもあからさまに、卑猥なおねだりをするのは生まれて初めてで、麻衣は思わず涙を零した。

哀願と羞恥の色を湛えて自分を見つめる麻衣の瞳がさらに潤み、そこからじわりと滲むように涙が
溢れ出すのを、滝川は陶然と見つめる。
透明な雫がはらはらと頬の上を零れ落ちていくのが、見蕩れるほどに美しい。
懇願の言葉を紡ぐ薄桃色の唇も、肩を掴む細い指に込もる儚い力も、指に触れるやわらかな感触も、
その全てが狂ってしまえと唆すようにとても甘美だ。
自分の愛撫を乞うて、その身をさらに愛らしく淫らに変えていく麻衣に、滝川は胸焦がされる。
ーーもっと甘やかして蕩かしたい。もっと虐めて泣かせたい。
矛盾する筈の裏腹な感情は、けれども滝川の中では同じ色で存在し、彼を突き動かし駆り立てる。
与えたくて、奪いたくて。
滝川は彼女の切なる希求を叶える。

「……了解」
「んぅ…っ!」
手の上に押しつけられたやわらかい肉の膨らみをきゅっと揉むように、指にぐっと力を込めると、
求めていた強い刺激を与えられて麻衣が思わず呻く。
「この中も…いっぱい触ってやるから……」
麻衣の頬に口づけて、伝う涙を唇で拭いながら、滝川は指先で秘裂の位置を確かめるように柔肉を撫で、
薄布の下に探り当てた肉の狭間に指を沈み込ませた。
「もう泣くな、……な?」
「ああぁ…ッ」
ようやく欲しかった場所を満たされて、麻衣は歓喜に震えながらはしたなく喘いだ。
滝川の指の下で、麻衣の体温と蜜ですでに湿り気を帯びていた薄布が、その下で溢れんばかりに
湛えられていた甘い水をさらに吸ってじわり、と濡れる。
「……麻衣はこっちも泣き虫だなー、…………ここ、もう濡れてる」
「そん、なの………あ、あぁ…」
「ほら、染みてるの………わかるか?」
「言わない、で……っ、やっ、あ、それ…っ」
「気持ちいい、だろ?」
「あぁ……」
敏感な場所を濡れた布越しに擦られる感触に麻衣が戦慄く。
「これ、麻衣のでもっといっぱい濡らしちゃおっか」
割れ目に沿って中指で下から上に何度も撫で上げてやると、麻衣は切なく喘ぎと蜜を溢れさせ、
それは彼女の清楚な下着を瞬く間に穢していった。
「…はぁ……やだ……濡れて…よごれ、ちゃう……あぁ…」
「もっと汚せばいいんだよ」
「……ダメ………困る…よぉ……あぁ、……穿いて…帰れ、な……」
「今日は帰さないからいいの」
「…そん、な…ぁ……」
「じゃあ麻衣、1.このビチャビチャに濡れたパンツ穿いて帰る、2.ノーパンで帰る、
 3.明日うちで洗って乾かしてから穿いて帰る、…………ほら、どれがいい?」
「え…ええぇ……!?」
「あ、言っとくけど、俺がこれから買ってくるって選択肢はないから」
「…ぅ……うぅ………ぼーさんの、いじ…わる……」
「はい時間切れ。3番で決定な。だから今晩は」
滝川は、困り果てて赤い顔で自分を睨み付ける麻衣に、にっこりと満面の笑顔で言う。
「俺んちに泊まってって下さい」
「……んもぅ……ぼーさぁん…………あ、あぁっ、ん、も、や、だぁ……っ」
「ほらほら、いっぱいおもてなししてやるから」
濡れた布の下で刺激に尖り始めた麻衣の敏感な肉芽を指の腹で捏ねながら、声のトーンを低く落として
麻衣の耳元に唇を寄せて囁く。
「悪いけど、もう帰さない」
「…………ッ!!」
「だから覚悟して」
「…あぁ……」
指の下で麻衣がヒクリと震え、薄布がさらに濡れるのを愉しみながら、滝川は麻衣の耳朶を甘く噛んだ。

「じゃあそろそろ」
「…ひゃ…ッ!」
刹那、滝川の指が下着の横から滑り込み、麻衣は驚いて声を上げた。
何をされるかはもうわかっていたし、自分も心のどこかでそれを望んでいる気もしていたが、それでも
生まれて初めて自分の恥ずかしいところを直接触れられる感触にはどうしても驚き戦いてしまう。

「………本当に、すっごい……ヌルヌル……」
すでに潤んでいる秘裂を指先で撫でて、心底感嘆するように、けれど麻衣を揶揄する響きを声に含ませ
ながら滝川が呟く。
「あぁ…っ」
ぬるりと容易く滑る滝川の指の感触に、自分の身体の正直な反応を自覚させられて麻衣は羞恥する。
けれど恥ずかしいと思えば思う程、それは彼女の快感を煽り掻き立てるのだ。
もっと触れて欲しいと強請るように、自分の中からトロリと蜜が溢れてさらに滝川の指を濡らすのを、
麻衣は彼の指の感触と淫らな水音でまざまざと知らしめられる。
滝川が秘裂で蜜に塗れた指を滑らせるたびに、クチュクチュと耳を塞ぎたくなるような恥ずかしい音が
自分の下から聴こえてきて、麻衣は塞げない耳の代わりに目を強く瞑った。

けれど滝川はそんな麻衣を容赦せず、さらに辱めを与える。
「なぁ麻衣、目、開けて?」
その言葉に麻衣が素直に従い、ゆるゆると瞼を開くと
「見て…………これ、麻衣の」
滝川は下着の隙間から麻衣の粘液で濡れた指を引き抜いて、その指を美味しそうにペロリ、と舐めた。
そのまま見せつけるように指を咥え、麻衣の目を見つめて艶然と笑ってみせる。
「……麻衣の味がする」
「…っ!…もうなんで、そういうこと言うの…っ……」
「麻衣のそういう顔が見たいから。……俺、麻衣が可愛すぎてちょっと頭おかしくなってるかも」
恥ずかしがって動揺する麻衣の額に口づけながら、滝川は苦笑する。
「まあ仕方ないか。俺麻衣にメロメロだし。麻衣がこんなにエッチで可愛すぎるのがいけないんだよなー」
「…っ!ちょっ!違う!あたしのせいじゃないもん!…あ、あたしがこんな…なっちゃったの、全部、
 ぼーさんがえっちなことばっかりするからじゃん!ぼーさんがえっちで変態なせいであたし…」
「ハハ、そうだな。全部俺のせい。エロオヤジでごめんな。……でもさ」
麻衣の身体をそっと包むように抱き寄せて、瞼に口づける。
「麻衣が俺のせいでそんなふうに可愛くなっていってくれるの、すごく嬉しいんだ。俺だけが麻衣にさわれて、
 俺だけが麻衣をそんなふうに変えられるんだって思ったら、俺もう死ぬ程幸せ。だから」
そのまま唇を滑らせて頬にキスをする。
「俺、もっと麻衣の可愛い顔が見たいなー。麻衣がいっぱい感じてもっといやらしくなるのを見たい。
 すごく見たいんだ。ダメか?」

甘えてねだる滝川の声音に、麻衣の胸が甘く疼く。懇願するその瞳が、麻衣の心と理性を惑わす。
「……そんな訊き方、ずるいよ……なんか、かわいくて断れな……ってあたし何言ってんの……」
自分の口から出た言葉に自分で驚き、麻衣は思わず絶句する。
(ぼーさんがかわいいって、何それ……あたし、ちょっとおかしくなってる……)
ふと、麻衣が自分のことを好きなんだと言い続けて、そう思い込ませたいと言った滝川の言葉を思い出す。
ーーそれがすでに現実になりつつあることを、麻衣は淡く自覚し始めていた。

「あれ、麻衣……もしかして俺に惚れちゃった?」
「……っ!」
「俺、カワイイ? 俺のこと、もう結構好きになってきた?」
ニヤニヤと笑う滝川の顔には明らかに揶揄の色が浮かんでいて、それが恥ずかしく悔しくて麻衣は
揺れた心と甘い胸の疼きを自分の気のせいだということにした。
「バッカじゃないの!……あぁもうぼーさんなんか知らない!エロオヤジ!変態!」
「素直じゃないなー。エッチなことしてトロトロになってる麻衣はすっごく素直で正直で可愛いのになー。
 ……まだまだ足りないみたいだし、やっぱりもっといやらしいことして麻衣を俺にメロメロにさせよっかな」
ニヤリと笑いながら、滝川は再び下着の中に指を忍び込ませた。
「…っ、やっ、やだぁ…っ」
「でもさっき俺にもっとちゃんと触ってって可愛い声でおねだりしたのは誰だったっけ?ん?」
「……いじわる……………っ、あ、あ、や…ぁ……」
秘裂に指を滑らせ、溢れた蜜を指に絡めて肉芽を捏ねるように揉みながら、滝川は揶揄の響きで問う。
「嫌じゃないだろ?………本当はもっとしてって思ってる」
「ちが……、あぁ、ん、ン、あ……」
「麻衣がもっと素直になったら、もっと気持ちよくなれるぞー。ここもいっぱい撫でてやるし」
ぬめる粘液の力を借りて、指を狭い秘裂の襞の奥へと潜り込ませ、まだ誰にも穢されたことのない
幼い入口を指の腹でぬるり、と撫でる。
「……さっきよりも、もっと、中も……」
「んぁ…っ!…あぁ、あ……っ」
「………なあ、もっとここ、気持ちよくなりたくないか?」
「あぁ……」
中途半端な愛撫で身体の奥底で燻っていた快感に一気に火を着けられ、麻衣の矜持は崩れた。
「なり、たい……、そこ、……ぁ……いい……」
入口が初めての侵入者を歓迎するように、ひくり、と震えて蜜を零し、その淫らすぎる感触に負けて
麻衣は滝川が望む言葉を唇から零した。
「して…、もっと……もっと、いっぱい……あたしに、きもちいい、こと、して……」

「………………堪んないな…………麻衣、それ……可愛すぎてやばい……今すぐ押し倒して襲いたくなる」
麻衣の卑猥で愛らしいおねだりに本能を直接揺さぶられ、滝川は愛撫の手を止めて呻くように呟いた。
「…………ぁ………それ…って………」
「いや、いきなりそれはまずいことは、ちゃんとわかってるから安心しろって………初めてでいきなり無理矢理
 入れたら痛いに決まってるもんな。俺も麻衣には出来るだけ痛い思いして欲しくないし、無理強いじゃなくて
 麻衣には自分から俺を欲しいと思ってもらいたいと思ってるから。………もちろん、今すぐやりたくないって
 言ったらそれは嘘だけどな、……それでも俺がしたいのは強姦じゃなくて愛の交歓なの」
その意思を示すように麻衣を愛撫から解放し、下着に差し入れていた指を引き抜く。
「……ぁ………ぼーさん……」
ふと、麻衣は夢の中で感じた破瓜の痛みを思い出した。
「…夢のときは……ちょっとしか……痛く、なかった………」
「それはまあ、どう頑張っても夢は夢だからな。どんなにリアルに感じても、やっぱり現実には敵わないだろう。
 ……それにあれは俺の妄想の世界だったからさ、多分、俺が、麻衣にはあんまり痛がって欲しくないな、とか
 気持ちよがって欲しいな、って思いながら夢見てたからだと思うぞ」
「……そう、なの……かな……」
「多分、な。まあ実際、慌てて突っ込んでも麻衣も痛いだけし俺も幸せになれないから。……だからまずは、
 麻衣が俺と早くやりたくてたまんないって状態にしようか。な?……麻衣ももうおあずけは苦しいだろうし」
「…ぁ……」
「まずは、リクエストにお応えしてたくさん気持ちよくして差し上げましょう」
わざと恭しい口調で戯けて艶然と笑いながら、麻衣の濡れた下着の上に再び指を這わせて、誘うように囁く。
「じゃ、もっとよく触れるように…腰、浮かそうか……俺に掴まって」
「うん……」
麻衣が滝川の首に腕を回して縋るように抱きつくと、滝川は横座りしていた彼女の腰を抱えて身体を起こし、
一旦正座の状態で座らせた。
「…そのまま、膝で立てる?……俺が支えてるから……」
「ん……出来、る…………………ん、…と、………………これで、いい?」
滝川に縋り付いていた腕で彼の肩を掴み、麻衣が膝立ちしてみせる。
「上手上手。何かこの格好、麻衣の胸が目の前にあって幸せだなー。なあこれ、もっと食べていい?」
腰を抱いたまま、膝立ちさせた麻衣のやわらかな胸にフーッと息を吹きかけて、麻衣の顔を見上げて問う。
「…んっ、………いい、よ……」
「……周りはふよふよにやわらかいのに、ここだけ硬くて、可愛いなあ……」
薄桃色の乳輪にねっとりと舌を這わせた後、尖った頂を舌先でつつき、音が立つほど強く吸い付くと
麻衣が堪らず甘い声を洩らした。
「…ああぁ………」
「まあ、麻衣はどこもかしこも可愛いんだけどな……」
抱いていた腰を解放し、スカートを捲りながらその手を太腿の裏側に這わせていく。
「ひゃ……ぅ……くすぐった、い……」
「脚のかたちも俺好みだし……」
そのまま上まで這わせた手で、やわらかく滑らかな双丘を下着越しに撫で回し、やんわりと揉んだ。
「…おしりもプルプル……」
「んぅ……それも……へんな、感じ……」
「じゃあ、そろそろこれ脱がそうな」
下着に指を掛けて、そのまま手を脚に滑らせながら、滝川は少しずつ薄布を引き下ろしていった。

瞬く間にするすると下着を下ろされて下半身を露出させられてしまい、麻衣は小さく震えた。
薄く小さな布とはいえ、これまで守っていたものが無くなってしまってどうにも落ち着かない。
誰かの前でこんなに無防備になるのは勿論生まれて初めてで、何とも不思議な心持ちがした。
完全には脱がされず、太腿の途中で引っ掛かっている下着の違和感に、少し恥ずかしさを感じる。
下着の中に籠もっていた熱と、濡れた場所が空気に晒されて、麻衣は微かに肌寒さも覚えた。
「……すーすー、する……」
「大丈夫、すぐ熱くなるから」
秘裂に指を滑らせて、溢れていた蜜を絡めながら滝川が笑う。
「寒いとか、言う暇ないと思うぞ」
「ああぁ…っ!」
滝川の言う通り、麻衣はもう寒さを感じることは出来なかった。
ぬめる指で敏感な粘膜全体を摩擦されて、じわじわと熱と蜜が湧き出し麻衣の身体を瞬く間に温める。
指の腹が往復するたびに、肉芽が押し潰されるように擦られるのが痺れる程に気持ち良く、時折入口の
傍を掠めていくのが疼く程にもどかしく、切ない。
「ここ、こうやって縦に擦ると…な?」
「…うん…っ、熱…い、じんじん、する…っ」
「中の方、ヒクヒクしてきてるの、わかる?」
「………ん、……なんか、中が…うずく……感じ……」
求めているのだ、と麻衣はうっすらとわかりはじめていた。
「そこに指入れたら、気持ちよさそうだと…思うか?……想像、してみて」
「…ぁ…あぁ………それ………」
とても、いい。きっと、いい。入れてもらえばきっと、この疼きが満たされる気がする。
「この中、擦られてみたい?」
滝川の指に入口の傍をそろり、と優しく撫でられて、麻衣は飢えていた場所をはっきりと知覚する。
そう、ここだ。この、中。思わず声にならない溜息を、切なく洩らす。
「…………、………こすられて、……みたい……」
「ここの中に、欲しくなってきた?」
指の腹が、入口の襞をやんわりと押す。そのまま強引に入ってきてくれればいい、と心の裡で麻衣は
願うが、滝川の指先は優しく紳士的なままで、決して彼からは侵入させてこない。
もどかしさに焦れて、麻衣は自分から扉の鍵を開けた。
「…ん……ほし…い……中に……指…入れて、ほしい……」

「じゃあ一本だけ指、入れてみようか」
麻衣の懇願に応えて、滝川の中指の爪先が麻衣の泥濘に僅かに沈み始めた。

「んン…ッ」
滝川が指先を第一関節まで沈めると、麻衣が甘えたように鼻を鳴らした。
そのまま優しく、潤んだ入口の襞を探るように僅かに出し入れすると、そこはくちゅっと小さく水音を
立てながら、ヒクヒクと指を咥えた。
「……どんな感じだ?」
「あぁ…そこ、きもち、いい…」
麻衣が陶然と呟くと、入口からじわり、と蜜が滲んで滝川の指先をさらに濡らした。
「まだ指先だけだからな………もう少し中は…?」
「…ん…うん……入れて、みたい……中も……もうちょっと、だけ…」
「じゃあ、多分少し痛いと思うけど、大丈夫だから力抜いてろよ、な?」
滝川は様子を見るように優しく、麻衣の反応を確かめながら、じわりじわりと指を奥へと進ませる。
「…ん…わかっ、た…………んン…っ、あ、……つ……っ」
中の節まで指を沈めた辺りで、麻衣が眉を顰めて微かに息を呑んだ。
指が通過する時に、何かが切れるような、引き攣るような、ピリピリした痛みが麻衣の中を一緒に
通り抜けていく。
「痛いか?」
「…少、し……っ、ピリッ…て、して……ちょっと熱い、感じ……」
「そこ、締まっちゃうとまだ擦れて痛いはずだから、慣れるまであんまり中、締めないようにしよう」
「……っ、……そんなの、どうやったら…いいか、わかん、ない……」
痛みと困惑で、麻衣は思わず縋るように滝川の肩を掴んで彼を見つめる。
「大丈夫、このまま動かさないから、この指入れてるのに慣れるまで、ゆっくり…力抜いて……」
麻衣をリラックスさせるように小さく笑ってからその腰を抱き締め、背中をゆっくりと撫でてやりながら
彼女の胸の中で言い聞かせるように優しく囁く。
「…そう……息吸って……吐いて……大丈夫、麻衣の中ヌルヌルだから、すぐに痛くなくなる……
 大丈夫だから……すぐに慣れるから……」

胸の中で滝川が囁く低く甘やかな声が、麻衣を少しずつ解いていく。
その声で繰り返し囁き続けられるとまるで催眠術のようにそう思えてきて、麻衣は陶然とした。
裸の胸に触れる、滝川の暖かい頬や長い前髪の感触が、とても心地よくて何故か愛おしい。
麻衣は、胸の中の滝川の頭をそっと抱き締めた。
そうしていると、全てのことが大丈夫だ、と麻衣には思える気がした。

少しの間そうしていると、身体が解れたせいか最初の痛みは薄れ、じわりと痺れを感じ始めた。
「な?慣れてきた……だろ?」
「…うん……なんか、もうあんまり痛くない……ぼーさんの声、魔法の呪文みたいで気持ちいい……」
「別に真言唱えたりしてるわけじゃないけどな。……まあ、これが愛の力ってやつかな」
自分を解かすために冗談で紛らせてくれているのを感じて、麻衣は笑った。
「…ふふっ……何言ってんの…もう……」
「で、どうだ?俺の魔法の呪文は効いたか?」
「…うん……今は痛くないよ………でも、なんか……じわじわして……むずむずする……」
「中で粘膜が傷付いてるんだから当然。傷って治りかけってちょっと痒くて、掻きたくなったりするだろ?」
「うん……そっか……」
「あとは中に指入ってるから、それでちょっと気持ちよくなってきたんだろうな………で、傷の痛さよりも
 そっちの方が辛くて我慢出来なくなったら、ちょっと掻いてみる」
「…ん…っ」
滝川がほんの少しだけ指を奥に進ませてみると、麻衣が小さく呻く。
「どうだ?」
「…すこし痛…、……けど、なんか、いい……」
「痛いのより、擦られる方がいい感じがするか?」
「…す…る……なんか…熱い……もっと……こすって…ほし…い……」
ヒリヒリと沁みるような疼きを持て余して麻衣は訴えた。
「じゃあ動かしてみるか……………痛かったらちゃんと言ってくれよ」
「……ん、………っ、………ぅ………ぁ……あ、あぁ………いい……それ、熱……あぁ……」
滝川がゆっくりと指を出し入れするうちに、麻衣の身体は快感にゆるりと解かれ、その唇から零れるのは
苦痛の呻きではなく艶めかしい色の喘ぎに変わっていった。

滝川の緩やかで穏やかな指戯が、瞬く間に麻衣の中に悦楽の焔を灯し、彼女の胸の裡と身体を焦がしていく。
「…あぁ……それ……いいの……もっと……して……」
彼女から溢れる蜜は、すでに挿入した指だけではなく滝川の手の甲を伝って手首を濡らす程になっていて、
彼女自身の脚も、その伝う雫で濡れていた。
すでに知ってはいたが、麻衣は本当に随分と濡れやすく感じやすい身体のようだった。
滝川は麻衣の淫らな愛らしさに陶然としながら、彼女が求め強請るままに、彼女に快楽を与えていく。

「もっと?………もっと、って…奥?……それとも、速く…?」
「…ん…ぁ、はぁ……どっち、も……」
わずかな痛みと共に与えられる蕩けるような快楽は、麻衣の裡の焔を煽り昂揚させていった。
「あ、あ、…あぁ……は、はぁ……や、それ、きもち、いい…っ」
「……だいぶ麻衣の中蕩けてきた……ほら、指が楽に動く……」
麻衣が溢れさせた蜜のぬめりで、指は中の粘膜を傷つけることなく滑らかに彼女を犯していく。
「ひ…っ、あぁ、奥…っ、気持ちいい……そこ、ぬるぬる、する…っ」
「奥もここも、いっぱい擦ってやるから」
「ああぁ…っ、…ぼーさん……きもち…いいの……っ、もう……苦し、い……よぉ……っ」
「苦しい? どうしたいんだ?」
「……わかん、ない……っ、でも……もう……無、理……っ」
「どうして? 好きなだけ気持ちよくなっていいんだぞ?」
「んぅ……もう……すごく、きもちいい…っ、…あぁ…ダメになり、そ……だけど…つらい…の……」
「…いいんだ…そのままもっと気持ちよくなって、イッていいんだ……」
「イキ…、たい……っ、よぉ……もうどうにか…ぁ……なっちゃいそ、なの、に……っ、あぁ……
 ………どう、して……っ」

夢の中で仮初めの快感を与えられ、麻衣はその身の奥底で幼い官能を目覚めさせられていたが、
現実の彼女の身体は、本当はまだ何も知らないままだった。幼く無垢なその身体では、初めて
与えられる快感に溺れるばかりで、その頂を極める術をどうしても得られない。
溢れんばかりの快楽に翻弄されて、悶える麻衣は滝川に救いを求める。
「……あぁ…っ、……ぼーさん………」
このままでは、もうおかしくなってしまう。
「…おねがい…、……だから……っ」
どうか、この手で。とどめを。
「……あたしを……助けて………」

「………イキたいのに、イケない……?」
「うん…っ、きもちい…、のに…っ、どうしたら、いいの……っ?」

いくら夢で交わって滝川からその知識を得たとしても、所詮は仮初め。
本当の麻衣の身体は、まだ快楽を覚え始めたばかりなのだ。
しばし思案して、滝川は身悶える麻衣に尋ねる。

「なあ、麻衣は、今までひとりでしたこと、あるか?」
「……んぅ……ぁ……ひと、り……?」
滝川の意図を掴めずぼんやりとする麻衣に、思わず苦笑する。
麻衣は彼に開かれるまで、本当に幼く無垢だったのだ。仕方なく、質問の仕方を変える。

「自分で自分の身体を触って、気持ち良くなったことがあるか?って訊いたんだ」

今度は流石に何を尋ねられているのか解り、麻衣は紅潮した頬をさらに赤くさせる。
「…な…っ、何…きいてんの、よぉ……っ!ばかっ、えっちっ、最っ、低………」
「イキ方が解んないんだろう?大事なことだから訊いてるんだよ……で?…どうなんだ?」
「……っ、………………………………………あるわけ、……ないじゃない……」

本当は訊く前からおおよそわかっていたことではあったが、それでも敢えて訊くのは
滝川のどうしようもない業だった。

「そっかそっか。そっちも初めてか、……ん、よしわかった。じゃあこれからひとりでやる方…」
「…やだっ!…絶対やだっ!!……それだけは…やだからね…っ!!」
その笑顔と口調に、滝川が何をさせたいかを悟って、麻衣は全身全霊で力一杯拒絶する。

「仕方ないなぁ…………じゃあ、そっちはまた今度にしてやるか」
これもわかっていて敢えて言った言葉だったから、毛を逆立てた猫のような麻衣の剣幕に
クスクスと笑いながら、滝川は麻衣に救いの手を差し伸べた。

「じゃあ今は、俺がイかせてあげようかな」

これまでとは違う場所を違う角度で触れるように、麻衣の中で指をくっと曲げる。
「ひゃう…っ……それ、なんか、へん…っ」
「俺は男だから、女の子のカラダのことなんてそんなに詳しくは知らないし、麻衣のカラダの
 ことも、今少しずつ知っていってる最中だから、俺も手探りだし、ちゃんと上手く出来るか
 どうかはわからないけどな。でも、麻衣にはちゃんと最後まで気持ち良くなってほしいから
 麻衣の体にイクってこと覚えてもらえるように俺も頑張ってみるよ」
そのまま指の腹で麻衣のざらりとした内壁をあやすように撫でると、それを悦ぶように内奥の
粘膜全体がやんわりと滝川の指を締め付けた。
「あぅ…っ、そこ…っ」
「うん、違うとこ触るとそれも気持ちいいみたいだな。麻衣の中、少し締まったの…わかるか?」
「……ん……わかる……」
「中が締まると、俺の指が硬くてごつごつしてるのも……わかる?」
「……ぁ…ぅ……わか、る……よ……」
「じゃあそのまま、俺の指のかたちを意識して……中で確かめて……」
麻衣に自分の指を認識させるために、ゆっくりと中を掻き混ぜるように指を回す。
「…んぁ…っ、ゆび……が……中……」
「そう、俺の指………これが今から麻衣をイかせるんだ」
「…あ、あぁ……ぼーさんの……ゆび……」
麻衣がその存在を強く認識したことを示すように、内襞が滝川の指をキュウと締める。
「そう、そのまま……俺の指意識して……俺の指を味わって……」
麻衣の脚の付け根に力が込もったことを確認してから、麻衣に中を意識して締めさせたまま
再び指を出し入れさせる。
「…あっ、あぁ、…あぁん、さっき、より、こす、…れて、ぁ、いい…っ」
「中の粘膜が傷ついてるから、あんまり痛めないようにさっきまでは体の力を抜かせてたけど、
 それじゃ刺激も足りないし波も掴みにくいからな。どうだ?指締めると気持ちいいか?」
「…あぁ…きも、ち…いい…っ」
「じゃあそのままもっといっぱい味わってみようか」
滝川は抽送の速度を上げて、さらに奥まで突き入れた。
「んぅ…っ、あぁ、いい、奥…っ」
指を奥に進ませると潤んだ内襞がもっと欲しいと言うようにキュッと指を締め付け、指を引き抜こうと
すると、まだ出て行かないで欲しいとせがむようにねっとりと指に粘膜を絡ませる。
麻衣の中の淫らな感触を指で愉しみながら、滝川は麻衣を煽る。
「涎れいっぱいで一生懸命咥えて……麻衣の中、俺の指…美味しいって言って食べてるみたいだ」
「…あぁ…んっ、……や、だ……ぁ………ぼーさんのっ、……ばかぁ……っ」
裸の胸を喘がせながら、蕩けた瞳で快楽を貪る麻衣が滝川の思惑通りに羞恥に震える。
けれどもその羞恥すら密かな快感に変えていることを、滝川は麻衣の正直すぎる反応で知っている。
「いいよ……麻衣、そのまま食べて……好きなだけ食べさせてやるから……」

「……ああぁ……ぼーさん……いい、よぉ……」
惚けてうっすらと開いたままの麻衣の唇から熱く乱れた吐息と共に吐き出されるのは、甘い喘ぎ声と
快感を訴えて求める言葉ばかりになった。
「可愛いな……麻衣……もっと俺のことだけ考えて……俺を呼んで……」
「…う…ん…っ、あっ、あぁ…ぼーさん………」
滝川の言葉に従って、今自分を支配している彼の存在だけを思い浮かべ、彼を呼び求めると、身体の中が
さらに熱くなるのが麻衣にもわかった。もっと支配されたくて、うっとりと蕩けた瞳で滝川を見つめる。
「……はぁ……ぼー、さん……」
「なあ麻衣、俺のこと、名前で呼べる?」
滝川の囁きに、麻衣は夢の中で味わった蕩けそうな快楽を脳裏に甦らせる。
自然と、その名が口をついた。
「……法…生……っ」
「そう、そう呼んで。麻衣がイク時は、俺のことだけ想って、俺の名前呼んで」
「…ん…っ、わか…っ、た……、法生て…っ、よぶ……っ、法生…あ、あぁ…っ」
麻衣は滝川の言葉に素直に従う。滝川の名を呼ぶと、それだけもっと深く彼に支配されている気がして、
麻衣はさらに恍惚となった。
「これからもずーっと。麻衣は必ず俺を呼んでイくんだ。約束できる?」
「…あぁ………やく、そく、……する……っ」
「言っとくけど、ひとりでするときもだぞ」
「…ぁ…ひと…り…って……」
「そう、オナニーの時も。ちゃんと俺のこと考えて、俺の名前呼びながらイくんだ」
「……っ、お、おな…っ、…ぁ……もぉ…なんで、そ、…いう…恥ずかし…ことばっか……いうのぉ……?」
卑猥な単語の響きに麻衣が狼狽えるのを愉しみながら、滝川はさらに麻衣を揶揄する。
「麻衣が可愛いから……それに麻衣、恥ずかしいの本当は好きだろう?」
「…っ!……ゃ、……違…っ、そん…な……あぁ……こと……な……」
そんなことはないと思いたいのに、何故か痛いことを言われた気がして麻衣は激しく狼狽えた。
その動揺が麻衣の真実を何よりも雄弁に語り、そしてさらに羞恥と快感を煽っていることに、
麻衣は自らを欺いてまだ気付かないふりをする。
「違わない。……ほら、ここ、またキュッって締まった」
「……んぅ……違…う、も………あぁ……」
麻衣の嘘を咎めるように、麻衣の内奥が滝川の指を締め付ける。
「こっちの口の方が正直だ」
「……も、……そう……いう…の……言っ、…ちゃ……だめ……っ」
羞恥と被虐の快感に、麻衣の入口がヒクリと震えて蜜をトロリと溢す。
「恥ずかしがりだなぁ…でも麻衣は今、俺ともっと恥ずかしいことしようとしてるの、わかってる?」
麻衣にそれを知らしめるように、滝川は彼女の内襞を指の腹で撫でる。
「麻衣は、俺とこれからセックス、するんだ」

「………っ!」
さらに露骨で卑猥な単語に、麻衣は息を呑む。
「わかる?セックス。麻衣の恥ずかしいところと、俺の恥ずかしいところをくっつけて擦り合うの」
「………っ」
あまりにあからさまで生々しい滝川の言葉に、麻衣は何も言えずただひたすらに羞恥に震える。
「…この指みたいに……俺のがここに、麻衣の中に入るんだ」
麻衣にそれを確認させるために、滝川はさらに彼女の内壁をざらり、と撫でる。
「…あぁ…、…………あたし…の、………中、に…………」
「そう……ここ、に……」
滝川は一度麻衣の中から指を抜き、指を二本に増やして入口で蜜を絡める。
「こう、やって……俺のを…入れて……」
つぷり、と音をさせて、滝川の二本の指が麻衣の中に挿入される。
「…んあぁ…ッ、あ、ああぁ……っ」
麻衣の入口はすでに蜜に潤み緩み始めていたが、それでもその負荷に軋んで悲鳴を上げた。
いきなり倍に増えたその質量に、麻衣は身体をビクリと大きく揺らし、高く声を上げる。
「……ッ、い、たぁ……っ、……あぁ……っ」
滝川の二本の指は、そのまま麻衣の中の粘膜を捲り上げるようにじわじわと侵入し、
彼女の内奥へと進んでいく。麻衣は体内でヒリヒリと灼けるような痛みと熱を感じた。
「…んぅ…っ、………いた、い、よぉ…っ」
「本番はこんなもんじゃないと思うけどな。……でも、痛いだけじゃないだろ?」
滝川が挿入した指で、内襞をくすぐるように撫でると、麻衣の中にさらに熱が生まれた。
「………んぅ………っ、や、あつ……っ」
麻衣の中で潤んだ粘膜がヒクヒクと震えて滝川の指に絡み、その熱を快感と捉えていることを示す。
「な、気持ちいいだろ?……本番もこうやって……この指みたいに……俺のを出し入れして……」
麻衣にその動きを想像させるように、指をゆっくりと沈め、それからゆっくりと引き出す。
「……っ、は…っ、あぁ…………ッ」
「俺ので麻衣の中を擦って、麻衣を気持ち良くするんだ。………どう?」
中の粘膜の摩擦を増やすため、少しずつ抽送を深めて、速度を上げる。
「…ひゃ…っ、あ、あぁっ、や、あっ、あぁ」
「気持ちいい?」
「…ンはぁ…っ、あぁ、こすれ、て…っ、あ、や、だめっ、きもち、いいッ」
麻衣の昂まりを示すように、内奥の潤みがさらに増し、粘膜がキュッと締まって絡む。
「俺のはもっと麻衣の中でいっぱいになるから、もっと擦れると思うけどな」
「…あぁ、あたしの……なか……っ、……もっと……あ、はぁ…っ、ああぁ……っ」
滝川の言葉に、それを想像して麻衣は陶然と痺れる。
「そう、もっといっぱい。………麻衣のここ、めちゃくちゃ気持ちよくしてやるから」
「……あた、し……を…っ………あぁ……法生っ、……もっと…っ」
さらに熱く深く自らを犯される期待に戦慄きながら、麻衣は滝川の頭を強く抱き締めた。
「うん、もっと…な?」
「…ンぅ…っ、…奥…っ、だめぇ…ッ、あ、や、だ、なんか…き、そう……っ」
「いいよ、いっちゃえ」
麻衣の入口の襞がヒクヒクと震え始めたのを指に感じて、滝川はさらに麻衣の奥を深く穿つ。
「あぁっ、あ、こわ、いっ、……ああぁっ、もう、だめ、なのっ、おかし、くっ、なる…ッ」
麻衣の腕がさらに強く滝川の頭を掻き抱き、身体をビクリと大きく震わせる。
「大丈夫、俺がここに居るから……おかしくなっちまえ」
「…んンッ、ああぁ、法生、法生ッ、も、あぁッ、やッ、キちゃ、うっ、ダメッ」
「ほら、麻衣、いこう、な?」
「あああぁ…ッ!…ほうッ、しょお……ッ、……イ、く……ッ!!」

蜜に塗れた粘膜が滝川の指を喰い千切ろうとするかのように強く収縮し、
麻衣の脳裏で夢と同じ白さの、目映い閃光が弾け散った。

滝川の名を呼び、指を強く締め付けながら麻衣はその頂を極めた。


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