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変態がいっぱい!? 丼2」(2007/06/14 (木) 23:10:54) の最新版変更点

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*丼2 *[[目次へ>変態がいっぱい!?]] *[[前へ(丼1)>変態がいっぱい!? 丼1]]   [[次へ(丼3)>変態がいっぱい!? 丼3]] ---- 「あ~あ、なんで混浴じゃないんだ」  男湯では坊さんが頭に濡れタオルを置き体を肩まで湯に沈めて、ぼやいている。 「まあ、ええやないですか、滝川はん。温泉につかるだけでも、疲れが取れてええ気分やっさかいに」  青い水泳帽子をかぶったジョンは、カラフルなドーナッツ状の浮き輪を着け、広い浴槽をばしゃばしゃと音を立てながら泳いでいて楽しそうだ。 「麻衣と原さんの声が聞こえてこないが、二人はいるだろうか」  ムスッとした顔のナルもお湯につかりながら、いくつもの長い竹をイカダ状に組んだ柵で隔たれた、隣の女湯を気にかけている。  するとそこへ 「ナル、小型のビデオカメラを用意しました。もちろん生活防水です」  脱衣所への出入り口で閉まっているガラス戸が、軽い音を響かせながら開かれた。リンさんが全裸で片手にHDDハンディカムを持って参上。 「ご苦労、リン。では早速撮影の準備に入る」 「この柵は結構高いな。どうするよ、ナル」  坊さんは湯から上がり女湯方向を向き、そびえ立つ障害物を眺める。 「この桶を並べて土台にするんだ」  ナルは浴槽からあがり、かけ湯に使った木製の丸い桶を掲げる。  男湯の四人の勇者たちは、浴場の中に数多く用意されている風呂桶を柵の近くへもって行き、それらを逆さに置いて、てきぱきとピラミッド状に積み上げた。 「しっかしよお、ナル坊。必死こいて覗いたら綾子しかいないってのが、某伝説的音楽グループの元前座コントの定番だろ? 大丈夫かよ」  坊さんはうら若き乙女の、麻衣と真砂子の裸を拝めないことを危惧する。 「その点は大丈夫です。松崎さんが売店で買い物をしているのを見ました。しばらくは谷山さんたち二人しかいません!」  ここへ来る途中、綾子とすれ違ったリンさんが、そのお決まりのオチはまず無いと太鼓判を押す。 ---- *[[目次へ>変態がいっぱい!?]] *[[前へ(丼1)>変態がいっぱい!? 丼1]]   [[次へ(丼3)>変態がいっぱい!? 丼3]]

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