名前:邪教総帥 レセフ=アノン
所属:黒 召喚:4 神性:邪神 速度:2 攻撃:8 防衛:4
効果
自身が召喚された時、自軍封印に存在する神性:邪神を持つユニット3種類を冥府に送る事で発動可能。
敵軍前衛にアクティブで存在するユニット1体の指揮権をリーブフェイズ開始時まで自分が得る。
自身の効果で指揮権を得ているユニットは攻撃を行う事ができない。
フレーバーテキスト
「それはただ1柱からなる数万の隣人。善人も悪人もヒトもケモノも対等となる、死者の軍勢、その本質」
解説
ジェネシス・ガーデン公式大会にて配布されている限定カード。非売品。公式大会ではスタッフが自重せずに使ってくる。
指揮権とは「そのカードを扱う権利」である。普段は自分が持ち主のカードの指揮権は自分が有している。
しかしこのカードはそれを奪い取る。指揮権を奪われると奪った側、このカードの指揮官の戦域に再配置される。
別のカードゲームではこの効果群を「コントロール奪取」と呼んでいる。総じて禁止カード化しやすい効果である。
邪神3種類を封印せねばいけないし、奪っても攻撃させられないので防御させるしかない。
これだけのデメリットがあるものの、相手にとっては攻撃手を奪われ防御に回され破壊さえるという大損させられる効果である。
なお指揮権はゲームが終了すると持ち主に戻るので、盗んだりしないように。
分類的には赤のアタッカーなので防御力は無い。速度3以上で攻撃すればあっさり倒せる。
このカードの真価は専用カテゴリである「邪教」と合わせる事で発揮される。詳しくはそれらがカード化してから!
設定
●ステータス
筋力:E 耐久:E 知識:E 精神:S 敏捷:E 魅力:A 体格:E
●スキル
このキャラクターはウイルス性の病気を操作する事ができる。
このキャラクターの行動判定毎に他のキャラクターは病気判定を行い、失敗すると病気となる。
このキャラクターは他のキャラクターを意のままに操る事ができる。
スキル発動時に魅了判定を行い、失敗したキャラクターはこのキャラクターの所有者が操作できる。
このキャラクターの攻撃によって死亡したキャラクターの魂をこのキャラクターの「友達」にする。
このキャラクターの所有者はこのキャラクターの「友達」を蘇生させ操作できる。
戦争とは4つの原因で発生する。
「宗教」 他宗教を滅ぼすための”聖戦”
「領地」 大地を奪い取るための”征服”
「資源」 食料・水・希少資源を求める”侵略”
「威信」 社会的地位を高め維持するための”殲滅”
聖域にはその4つを「災厄」と呼び、その象徴たる存在を忌み嫌っている。
邪教とはその1つ「宗教」を司る、たった1柱の少女からなる無数の軍勢の総称である。
レセフ=アノンの血統は龍王姫ルイーシアを基とし、名も知られていない魔族の子と混血の儀より生まれたとされている。
しかし生まれてすぐに母は死に、赤子も飢えて死にかけていた。
それを助けた青年がいる。世に絶望し、自害せんと森に迷い込んだ男。名をロス。
せめて赤子を助けんとしたロスは、しかし森に嫌われ迷い苦しみ、気が狂って死を迎えたという。
赤子は死の瀬戸際にてロスの血肉を喰らい、その魂を取り込んで成長し、10歳ほどの少女となった。
少女はロスを冥府より呼び戻すと、自らの存在を問う。何ゆえ生まれてきたのかと。何を成す存在なのかと。
気狂いした青年はこう答えた。
「その生はより多くの者を死へと誘うためのもの。その存在は全ての隣人を我らと同等たるモノにするためのものだ」
ロスは少女にレセフ=アノンという名を与え、レセフ=アノンはロスを従者として行動を始める。
彼らの行動原理はただ1つ。より多くの隣人を、彼女の「友達」とする事。
こうして”虐殺カルト”、「邪教」は誕生した。
最終更新:2014年03月06日 14:49